トリニティ・ブラッド(トリブラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『トリニティ・ブラッド』とは、著者・吉田直/キャラクター原案・THORES柴本による長編ダークファンタジー小説、及びそれを原作としたドラマCD、コミックス、アニメ作品である。
舞台は、中世のヨーロッパの啓蒙時代を彷彿とさせる世界観の遠未来。突如現れたヴァンパイアと人間は、互いの生存権をかけて戦いを続けていた。そんな中、ある神父がイシュトバーンと呼ばれる地に訪れ、レジスタンスとして活動するシスター見習いに出会う事から物語は大きく動き始める。

CV:鈴村健一(アニメ版)/結城比呂(ドラマCD)

イシュトヴァーンではエステルと共にレジスタンス活動を行っていたが、正体は薔薇十字騎士団の幹部/人形使い。
クラッキングやロストテクノロジーの復元に長けた天才電脳調律師。
その性格は作品中もっとも残忍かつ冷酷である。

ヘルガ・フォン・フォーゲルワイデ

旧オストマルク公国の伯爵夫人/氷の魔女。
魔女の塔という成層圏プラットフォームを拠点とし、塔の発掘作業を指揮していた女性研究者であった。
母国壊滅後も、騎士団の援助を受け塔を発掘し自らの居城とした。
無慈悲な野心家として描かれている。
彼女の容姿は20代のように描かれるが、実際は50代をすぎている。

バルタザール・フォン・ノイマン

毒龍の王。ノイマン3兄弟の長子。
物腰の柔らかな長生種の青年。
策略を講じるのを得意とする指揮官タイプである。
手から石化毒を分泌することができるため、毒竜王の異名を持つ。

メルキオール・フォン・ノイマン

ノイマン三兄弟の次男/傀儡の王。
オタク気質の屈折した性格。
自作のメイド型自動人形を操ることから傀儡の王と呼ばれている。

カスパール・フォン・ノイマン

ノイマン3兄弟の三男/百貌の王。
見た目の想像どうり、オネェ言葉をしゃべるゲイである。
外見を他人にそっくりに変化させることができる能力を持つ。

グデーリアン

牙の眷属。
ケンプファーが、運転手兼ボディーガードとして同行させていた人物。
狼に似た巨大な獣へ変身や野犬を操る能力がある。

シュザンヌ・フォン・スコルツェニー

赤の男爵。
全翼機のような外見の外観をした、地面効果翼機としての機能を併せ持つ潜水艦ローテバロンの艦長。
ケイトの操るアイアンメイデンと交戦するが、一瞬の隙を突かれ敗走する。

アルビオン王国

ブリジットⅡ世

エステルとメアリの祖母でアルビオン女王。
半世紀にわたりアルビオンを統治した。
情よりも実利を優先し同情を抱くような人柄ではなかったようだが、盟約には忠実で強かなまでに賢明であった。
重い病の床に付いていたが、騒動の最中崩御する。
メアリのことを表立って庇うことは、しなかったが本心では心配していたようだ。

メアリ・スペンサー

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