トリニティ・ブラッド(トリブラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トリニティ・ブラッド』とは、著者・吉田直/キャラクター原案・THORES柴本による長編ダークファンタジー小説、及びそれを原作としたドラマCD、コミックス、アニメ作品である。
舞台は、中世のヨーロッパの啓蒙時代を彷彿とさせる世界観の遠未来。突如現れたヴァンパイアと人間は、互いの生存権をかけて戦いを続けていた。そんな中、ある神父がイシュトバーンと呼ばれる地に訪れ、レジスタンスとして活動するシスター見習いに出会う事から物語は大きく動き始める。

バビロン伯爵。愛称はシェラ。
叔父であるティグリス公の起こした反乱に、知らぬうちに手を貸してしまい、帝国を士民と共に追放される。
大司教の策略にはまり、エステルを攫うことになる。
エステルと行動を共にし、彼女はエステルのことを我が親友と呼び、信頼を寄せるようになる。
しかし、最後には、エステルを守るため自らの命を彼女に差し出す。

エンドレ・クーザ

CV:千葉進歩(アニメ版)
ザグレブ伯爵。顔は若く見えるが、実年齢は300歳超えているという老人である。
残忍かつ残酷な性格で、教皇庁と帝国とで戦争を引き起こそうとするが、阻止され処分される。

フェロン・リン

ダマスカス侯爵。枢密司第三席を勤める。
彼女自身、冷静かつ慎重な性格であり議会内の穏健派である。

レヤード

マケドニア公爵。
最年少枢密司。
決定した事項に異議を唱えたスレイマンに怒りを向ける。

ヴァシュマール

ナヴァリノ侯爵。
ミルカ、スレイマンに次ぐ高齢で、分に秀でた家柄出身である。

ナズィム

ガザ伯爵。
愛児達の島で発生した爆破事件後、貴族達に状況の説明を行った。
詳しい描写はないが、体格は巨漢である。

アガメムノン

ミケーネ伯爵。
責任感の強い高潔な人物であったが、ディートリッヒの姦計により乗組員全員と共に命を落とす。

薔薇十字騎士団/ローゼンクロイツ・オルデン

カイン・ナイトロード

CV:諏訪部順一 /少年時代 野島裕史(アニメ版)/一条和矢(ドラマCD版)

ナイトロード3兄妹の長子。薔薇十字騎士団の首魁である。
アベルの双子の兄であり、ナノマシン・クルースニク01を宿している。
他の兄妹と違い、100%クルースニクと融合している。
過去にアベルとセスによって、生身で大気圏から落とされたが数百年かけて再生した。
しかし、まだ完全な再生ではなく長時間活動すると人の形を保てない。
それゆえに、アベルの肉体を乗っ取ろうとしてみるが失敗する。
温厚で人当たりの良い物腰の柔らかさがあるが、その奥には狂気が見え隠れしている。

イザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー

CV:藤原啓治(アニメ版)/速水奨(ドラマCD版)

魔術師と呼ばれる、謎の多い人物。
ある時にはカリオストロと呼ばれ、またある時はサンジェルマン伯爵など、遡れば1000年以上前存在していた。
しかし、本編、短編共に過去についての詳しい描写はされていない。
カインの執事の役割も果たす一方、オーバーバイオテクノロジーを魔法のように扱うことができる。

ディートリッヒ・フォン・ローエングリューン

sekitori
sekitori
@sekitori

目次 - Contents