僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の必殺技まとめ

『僕のヒーローアカデミア』とは、『週刊少年ジャンプ』で連載されている、堀越耕平による漫画作品。
世界総人口の約8割が何らかの特異体質、「個性」を持つ社会。No.1ヒーロー・オールマイトが笑顔で人々を助ける姿に憧れた主人公・緑谷出久は、ヒーロー養成の名門・雄英高校で「最高のヒーロー」を目指す。
主人公やクラスメイトだけではなく、同学年の他クラス、先輩、他校生、プロヒーロー、そして敵となるヴィランたちなど、多くのキャラクターが登場し、多彩な必殺技を披露する。

ワン・フォー・オール フルカウル 100%

このときの出久はワン・フォー・オール100%の力はまだ扱えない。人間の状態を「巻き戻す」個性を持つエリがいてこそ使えた手段だ。

オーバーホールからエリを奪還した出久。取り返そうとするオーバーホールからエリを守ろうとして蹴りを放つと、意図せず上空へ飛び上がってしまう。ワン・フォー・オールのコントロールがぶれて100%の出力になってしまったのだ。
しかし、出久の足は折れていなかった。個性の止め方がわからないエリを抱えたままワン・フォー・オールを使ったため、大怪我すると同時に巻き戻されたのだ。
出久はエリを背負ったまま、オーバーホールに挑む。「巻き戻し続ける」かつ「大怪我し続ける」状態を作り出すことで、ワン・フォー・オール100%の力を発揮し、オーバーホールに勝利したのだ。

デラウェアスマッシュ エアフォース

風圧で遠距離攻撃。

中指を弾いて打ち出す空気砲。市街地などの戦闘において被害を広げないために出久が考案した。風圧に指向性を持たせて攻撃とするため、技術科の同級生である発目明に依頼して専用の補助グローブを作ってもらった。
雄英高校文化祭当日の朝、備品の買い出しに出かけた出久は、動画サイトに犯罪動画を投稿するヴィラン「ジェントル・クリミナル」に偶然鉢合わせる。
校内に侵入されれば文化祭そのものが中止になってしまう。つらい思いをしてきたエリに笑顔になってもらおうと練習に励んできた出久にとって、ジェントルの企みは許しがたいことだった。
個性「弾性」で出久を翻弄し、校内へ侵入しようとするジェントル。出久は発目に作ってもらったばかりのグローブで「デラウェアスマッシュ エアフォース」を放って応戦する。

シュートスタイル セントルイススマッシュ

これまでの戦いの中では最も出久の有利に進んだジェントル戦。その反面、出久にとって最も戦いずらい相手だった。

ジェントル・クリミナルは元々、出久と同じヒーロー志望。落ちこぼれて落伍者となり、犯罪動画投稿者となるが、いつしか自分を唯一慕ってくれる「ラブラバ」のために動画撮影に打ち込むようになった。
エリを元気づけたい出久とラブラバの想いに応えたいジェントル。両者の一歩も譲れない気持ちがぶつかりあい、激しい戦いとなるが、出久の「シュートスタイル セントルイススマッシュ」で決着となる。
ジェントルは自首し、ラブラバもそれに従った。
無個性でヒーローに憧れた出久が、ひとつ間違えばこうなっていたかもしれない。出久にとって最も戦いずらい相手だった。

黒鞭

敵の捕縛や空中移動など、使い道の多い能力だ。

ワン・フォー・オールは8人の人間の手を渡ってきた。その中で、ワン・フォー・オール以外の個性を所持していた人物が複数いる。彼らの個性因子はワン・フォー・オールの核に混ざり、ワン・フォー・オールと共に継承されてきた。
ワン・フォー・オールそのものの成長が進み、出久の手に渡った今になってそれらが発現しつつある。
黒鞭は2学期のA組B組合同戦闘訓練中に発現した、黒いひも状のエネルギー。初めは出久の怒りの感情に引っ張られて暴走してしまったが、お茶子の尽力と心操の「洗脳」によって収まった。
元はワン・フォー・オール5代目継承者ラリアットの個性だった。ワン・フォー・オールの力が上乗せされ、彼が持っていた頃より大幅にパワーアップしている。
冬休み中、爆豪、轟と共にエンデヴァーのもとでインターン活動を行い、数秒程度なら自由に扱えるようになった。

セントルイススマッシュ エアフォース

死柄木の起こす大崩壊を蹴りの風圧で押し止め、避難の時間を稼ぐ。

蹴りの風圧を利用した遠距離技。
3月下旬、社会を脅かすほどの大組織になってしまった敵連合あらため超常解放戦線を一網打尽にするべく、本拠地を制圧する作戦が決行された。プロヒーローたちの尽力で作戦は順調に進むが、不運にも死柄木がオール・フォー・ワンの継承者として目覚めてしまう。
出久たちは前線から離れた場所で周辺区域の住民の避難誘導を行っていたが、目覚めた死柄木が起こした大崩壊が町を襲った。
出久はとっさに「セントルイススマッシュ エアフォース」を放って時間を稼ぎ、住民の避難に尽力した。
このときの出久はフルカウル状態でワン・フォー・オール30%、攻撃の瞬間だけなら45%まで無傷で出力できるようになっている。

100%ワイオミングスマッシュ

ドラゴンに変身したリューキュウの腕を突き破って個性消失弾を撃とうとする死柄木に、背後から一撃。

死柄木はグラントリノを降し、自分の個性を消しているイレイザー・ヘッドを始末するべく突っ込んでいく。そこへ駆けつけたリューキュウがドラゴンの巨大な掌で死柄木を掴み、止めようとするが、死柄木は腕の力だけでリューキュウの掌を突き破り、かつてオーバーホールから奪った個性消失弾をイレイザー・ヘッドに撃ち込もうとする。
自分の掌を突き破った指先に個性消失弾が挟まれているのを見たリューキュウが、「消失弾を」と叫ぶ。
出久は死柄木を黒鞭で拘束し、腕が壊れることを承知で「100%ワイオミングスマッシュ」を打ち込んだ。リューキュウの言葉に反応した爆豪が個性消失弾を破壊した。
死柄木は振り下ろされた出久の腕に噛みつき、耐える。「今ならどんな困難にも立ち向かえる気がする」「この胸に夢と原点が在る限り」。ヒーローに憧れていた幼い頃、祖母、志村菜奈がヒーローだったと知った日の言葉を胸中で繰り返す死柄木。
個性消失弾は2つあった。死柄木の指先に弾かれ、打ち出された弾は、イレイザー・ヘッドの右足に着弾する。
しかしイレイザー・ヘッドは、リューキュウの言葉を聞いて既に備えていた。すかさず刃物を引き抜き、着弾した右足を切り落としたのだった。イレイザー・ヘッドは意識を失う直前まで死柄木を見続け、個性を「抹消」し続けた。

浮遊

オールマイトの師匠、志村菜奈の「浮遊」の力を覚醒させた出久(右)。

ワン・フォー・オール7代目継承者で、オールマイトの師匠でもある志村菜奈の個性だ。オール・フォー・ワンの継承者として目覚めた死柄木との戦いの中で出久に覚醒した。
死柄木の手が地面に触れてしまえば、その場の全員が地面を伝って崩壊させられてしまう。みんなを守りながら死柄木に対抗するため、出久の中に眠っていた浮遊の力が目覚めた。

テキサススマッシュ

上空の出久のパンチの衝撃波が地面にも及んでいる。

個性消失弾を無効化するために足を切り落としたイレイザー・ヘッドは意識不明となり、怒り狂う出久。
「抹消」から解放された死柄木が動こうとしたとき、その体がばっくりと裂けた。個性を消されていない死柄木の体には「再生」が働いているにも関わらず、内側からダメージが発生した。ミルコとプレゼント・マイクがドクター・殻木の研究室で死柄木の眠るカプセルを破壊したとき、機材の画面には「定着率75%」の文字が表示されていた。オール・フォー・ワンを移植し、無数の個性を体に宿しても耐えられる肉体に改造中だった死柄木は、未完成のまま目覚めた。出久がワン・フォー・オールの力に耐えられずに体を壊し続けてきたように、死柄木の肉体もオール・フォー・ワンの力に耐えきれないのだ。
自身の限界を悟った死柄木は地面に触れて「崩壊」を起こし、出久たちを一手で殺そうとするが、その瞬間、死柄木の体が宙に浮いた。
ワン・フォー・オールの七代目継承者、志村菜奈の個性「浮遊」が出久の体に目覚めたのだ。出久は浮遊したまま黒鞭で死柄木を捕らえ、戦いのフィールドを空へと移した。
出久の両腕は雄英高校入学から繰り返し大ダメージを負い、林間合宿の後には「腕にこれ以上大怪我をすれば、日常生活が送れなくなる」と言われている。自分の体がどうなろうとも、今ここで死柄木を倒すため、出久はワン・フォー・オール100%の「デトロイトスマッシュ」「ワイオミングスマッシュ」「セントルイススマッシュ」そして「テキサススマッシュ」と、次々に必殺技を叩き込む。
しかし、体を破壊しながら全力をぶつける出久に対して、死柄木は防戦一方だが「再生」の個性を発動している。
このままでは出久が負けると確信した爆豪は、エンデヴァーの最高火力で死柄木を仕留めるため、「爆破」で飛んで上空へとエンデヴァーを運ぶ。
死柄木に組み付いたエンデヴァーは最高火力の「プロミネンスバーン」で死柄木を焼き尽くした。
勝利と思われたそのとき、死柄木の中でオール・フォー・ワンの声がする。「体を貸してごらん、弔」。
ほとんど炭となった死柄木の体から黒く細長いエネルギーが迸った。それはエンデヴァーを刺し貫き、そして出久に迫る。
そのとき、爆豪が動いた。中学生の頃、無個性のまま爆豪を助けようと飛び出した出久のように、体が勝手に動いていた。爆豪は出久を庇い、オール・フォー・ワンに貫かれた。

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インゲニウム/飯田天哉(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

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インゲニウム/飯田天哉とは、主人公(緑谷出久)が在籍する雄英高校ヒーロー科1年A組の学級委員長である。彼の個性は、「エンジン」。ふくらはぎに爆速を可能とするエンジンが付いており、驚異的なスピードを出すことができる。兄であるプロヒーロー飯田天晴に憧れ、雄英高校に進学した。のちに、兄のヒーロー名「インゲニウム」の名前を受け継ぐ。個性豊かな1年A組をまとめる委員長にふさわしく、規律を重んじ、誠実な性格の持ち主である。それにより、クラスメイトからの信頼も厚い。

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クリエティ/八百万百(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

クリエティ/八百万百(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

クリエティ/八百万百(やおよろず もも)とは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物で、雄英高校ヒーロー科1年A組に在籍する生徒である。「創造」と呼ばれる個性を持ち、自身の体内から様々な無生物を創り出すことができる。雄英高校に推薦入試で合格した実績を持つ優等生。クラスでは副委員長を務め、クラスメイトから「ヤオモモ」という愛称で慕われている。ナイスバディー、お嬢様のような口調が特徴的である。性格は上品で落ち着いているが、負けず嫌いで打たれ弱い一面もある。「クリエティ」は彼女のヒーロー名である。

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ネジレチャン/波動ねじれ(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ネジレチャン/波動ねじれ(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ネジレチャン/波動ねじれ(はどう ねじれ)とは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物で、雄英高校ヒーロー科3年A組に在籍する生徒である。「波動」と呼ばれる個性を持ち、ねじれた衝撃波を放つことができる。プロヒーローに劣らない実力の持ち主で、雄英高校ではトップに君臨する「ビッグ3」に入っている。また、美貌も兼ね備えており、雄英高校文化祭のミスコンでは毎年上位を獲得している。話すことが大好きであり、好奇心旺盛な性格をしているため、質問攻めやマシンガントークを繰り広げることが多々ある。

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ルール/小大唯(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ルール/小大唯(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ルール/小大唯(こだいゆい)とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する雄英高校ヒーロー科1年B組に所属するヒーロー志望の高校生で、個性は触れた物の大きさを変える「サイズ」。ほとんど口をきかず、何事にも動じない。肝が据わっているのか、単にあらゆる物事に無関心なのかは不明だ。中学生の頃から男子生徒に絶大な人気を誇る美少女だが、本人は一切関心がなく、ファンクラブが結成されていたことにすら気付かずに卒業した。

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