チャーリーズ・エンジェル(2019年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『チャーリーズ・エンジェル』とは、2019年に公開されたアクション映画。『チャーリーズ・エンジェル』、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の続編である。彼女たちは国際機密企業チャーリー・タウンゼント社に所属しており、さまざまな特殊訓練を積み、男性顔負けの大活躍を見せるエリートエージェント。硬い結束力でどんな敵にも頭脳と行動力で立ち向かう。前作のエンジェルたち(キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)の登場シーンがあり、前作のファンにも楽しめる内容。
ロサンゼルスに本拠地を置く調査機関である。その支局は世界中にある。
”カリスト”
ハンブルクの巨大テクノロジー企業でエレーナたちが開発した「新エネルギー源」。「電磁パルス」という殺人兵器にもなり得る欠陥が発見された。
ボスレー
1人の人物の名前ではなく、組織に複数存在している「管理部長」という肩書と同等の管理職である。
タウンゼント社の隠れ家
エンジェルたちが苦境に陥った時に使用する 「秘密のアジト」である。世界中に用意されている。
ボウルカット
エレーナの会社に”カリスト”を盗むために侵入する際にサビーナ・ジェーン・エレーナが変装用として被るボブカットのウイッグ。
『チャーリーズ・エンジェル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
撮影秘話
出演者はアクションシーンの為に事前に厳しい訓練をしていた
本当に戦っていると観客に伝わるように、出演者たちは撮影開始の4~6週間前から訓練を始め、ボクシング・キックボクシングなどを習い、かなりの時間と労力を費やした。
ホテルの爆発で負傷してジェーンに抱えられたクリステンが笑ってNGとなる
気を失ったサビーナをジェーンが抱き抱えて歩くシーンではサビーナ役のクリステンが笑い出して撮り直しになった。シリアスな場面だけに周囲もつられて大笑いになる
エラ・バリンスカの銃さばきとアクションスキルが凄い
エラはアクションを学んでいたから、武器についても詳しく、武器の訓練中に銃の名前をスラスラ言えた。彼女は既に完成されていた。特に車のドアから体を乗り出して、銃を撃つシーンには驚かされる。
エンジェルたちのスタイリングへのこだわり
映画製作では服は大事な要素となる。この映画には楽しくて象徴的で2019年のエンジェルに望むものが詰まっている。それは現代の女性らしさと強さと美しさ。撮影班は、最先端の美しい服を着せるべきだと思った。衣装とヘアメイクは特に重要となる。それぞれの個性を際立たせてくれるからである。女性にとっては、夜の顔と昼のプロの顔を装いひとつで使い分けられる。サビーナにはその変装能力を発揮するチャンスが与えられている。侵入するシーンでクリステンは多くて8回くらい変装していた。ウィッグをかぶり、清掃員やバイク乗りに扮し、ジムに潜入した時のエアロビクス風の衣装はレトロだった。ブランド物の靴やバッグも登場する。
ジェーン役:エラ・バリンスカ
規則を重んじるジェーンはスーツをよく着る。ジェーンは現実的で自分の仕事を分かっている。メンズ仕立ての服を好み、重視するのは動きやすさとどんな芸当ができるかだ。
エレーナ役:ナオミ・スコット
エレーナは作中で最も変化し、大きく成長する。最初はかわいらしくて、ガーリーな雰囲気だが、次第に視野が広がるにつれ、成熟していく。作中で人として成長し、エンジェルになる過程で着る服も大きく変わる。
サビーナ役:クリステン・スチュワート
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目次 - Contents
- 『チャーリーズ・エンジェル』の概要
- 『チャーリーズ・エンジェル』のあらすじ・ストーリー
- エレーナの暗殺指令
- 盗まれた“カリスト”奪還作戦
- エレーナを襲わせた黒幕の正体
- 『チャーリーズ・エンジェル』の登場人物・キャラクター
- サビーナ(演:クリステン・スチュワート)
- ジェーン(演:エラ・バリンスカ)
- エレーナ(演:ナオミ・スコット)
- レベッカ/元エンジェル/ボスレー(演:エリザベス・バンクス)
- ジョン・ボスレー(演:パトリック・スチュワート)
- エドガー・ボスレー(演:ジャイモン・フンスー)
- アレクサンダー・ブロック(演:サム・クラフリン)
- ホダック/暗殺者(演:ジョナサン・タッカー)
- ピーター・フレミング(演:ナット・ファクソン)
- ジョニー・スミス(演:クリス・パン)
- 聖人(演:ルイス・ヘラルド・メンデス)
- ラングストン(演:ノア・センティネオ)
- 『チャーリーズ・エンジェル』の用語
- タウンゼント社
- ”カリスト”
- ボスレー
- タウンゼント社の隠れ家
- ボウルカット
- 『チャーリーズ・エンジェル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 撮影秘話
- 出演者はアクションシーンの為に事前に厳しい訓練をしていた
- ホテルの爆発で負傷してジェーンに抱えられたクリステンが笑ってNGとなる
- エラ・バリンスカの銃さばきとアクションスキルが凄い
- エンジェルたちのスタイリングへのこだわり
- ジェーン役:エラ・バリンスカ
- エレーナ役:ナオミ・スコット
- サビーナ役:クリステン・スチュワート
- 『チャーリーズ・エンジェル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 『チャーリーズエンジェル』の名言・名セリフ
- ザビーナ「私の仕事は女であることがプラスになる。美人なら相手が油断するし、ブサイクならほっといてもらえる」
- エレーナ「♪スピーチがリサイタル。♪これが俺のバイタル。♪タイミングよくライミングして…」
- ラングストン「口でちぎった。人の口には200億の細菌が」
- 聖人「差し入れだ。自家製の『コンブチャ』」
- ジョニー「ただのビジネスさ」
- レベッカ「これからいい話をしようと…」
- レベッカ「どこ行くの?機を着陸させて。地上で会いましょ。後でね!」
- 『チャーリーズ・エンジェル』の名シーン・名場面
- 猿ダンスを披露するサビーナ
- Cafeでは窓ガラスが割れ、店内はカオス状態に
- ジェーンのガンプレイが炸裂
- これがジェーンの必殺技
- 『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:アリアナ・グランデ『Don‘t Call Me Angel』
- チャーリーズ・エンジェル(Charlie's Angels)のサウンドトラック・リスト