装甲騎兵ボトムズ(VOTOMS)のネタバレ解説・考察まとめ
装甲騎兵ボトムズ(Armored Trooper VOTOMS)とは、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメである。テレビシリーズが1983年4月1日から、1984年3月23日までテレビ東京系で放送された。テレビシリーズは全52話である。
テレビシリーズの後日談や、サブエピソードを描いた小説、漫画、OVA作品が制作、発表され続けている。
アーマードトルーパー(通称AT)と呼ばれる、大量生産の安価なロボット兵器が、主役機、敵機、関係なく次々と撃破されていく姿は、圧巻である。
湿地でのATの運用
クメン篇。大地はその大半を湿地帯で覆われている。
そのためATを効果的に利用するには、渡河作戦への対応。及び沼地での機動性の確保を目的とした改修が必須となる。
また、アッセンブルEXー10の主力AT、ダイビングビートルなど、湿地戦用として開発された機体も存在する。
鉄の騎兵、アーマードトルーパーはその戦場を選ばず、いかなる場所でも戦いに投じられる。
笑うキリコ
クメン編第二十三話。自分の心の隙間を埋めてくれるフィアナとようやく再会し、誰にも束縛されず彼女と語り合うキリコ。キリコは本話までに、何度か笑みを浮かべた事はあったものの、本当の意味で笑ったのはこのシーンがはじめてである。キリコの声優、郷田ほづみ氏は当時のインタビューで、「物心ついてから、(キリコが)笑ったことはなかったと思います。」と語っている。
PSの力技
クメン編第二十四話での戦闘シーン、フィアナはPSの本領を発揮する。ビーラーゲリラのATスタンディング・タートルが落とした銃(形式番号HRAT-23)を使い、敵ATを攻撃しこれを撃破、苦境に立たされたキリコの援助に回る。ATの銃を生身の人間が力で扱える訳がなく、彼女がPSである事を印象づけるシーンだ。
終盤では、ビーラーのスタンディング・タートルを奪い大暴れし、敵方の砦をキリコ達と共に掌握している。
イプシロンの思い
クメン編第二十六話、本エピソードでイプシロンはキリコと対決し、彼を圧倒する。イプシロンはキリコにとどめを刺さんとするが、二人の闘いを見守っていたフィアナが、イプシロン目掛けてATの銃で攻撃する。彼女の放った弾はイプシロンの額に当たり、彼を負傷させる。イプシロンは同じPSであるフィアナに撃たれた事実よりも、自身の彼女に対する思い、愛が届かなかった事に愕然とする。フィアナはキリコを選び、共にカンジェルマン宮殿を去る。
イプシロンは後までこの時負った額の銃創を治さずにいた。それはキリコにフィアナを奪われた己自身への戒め、彼に対する憎悪の表れである。
『装甲騎兵ボトムズ』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):TETSU『炎のさだめ』
ED(エンディング):TETSU『いつもあなたが』
挿入歌:川浪葉子『たのまれグッバイ』
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目次 - Contents
- 『装甲騎兵ボトムズ』の概要
- 『装甲騎兵ボトムズ』のあらすじ・ストーリー
- ウド篇
- クメン編
- サンサ編
- クエント編
- 『装甲騎兵ボトムズ』の登場人物・キャラクター
- キリコ・キュービィー
- ブールーズ・ゴウト
- バニラ・バートラー
- ココナ
- フィアナ
- ロッチナ大尉
- フーセン軍医
- ラペ
- ガスト・レマルガス
- ギルアーム・イスクイ
- ラルク・レガス・ブーン
- ボモー
- コニン中尉
- セルジュ・ボロー
- オリヤ大尉
- バッテンタイン
- アルベルト・キリイ
- カン・ユー
- ゴン・ヌー
- ブリ・キデーラ
- ポル・ポタリア
- ル・シャッコ
- イプシロン
- ヒロラム・カンジェルマン
- モニカ
- オボラ
- 軍医
- ラモー寺院祭司長
- アロンとグラン
- 『装甲騎兵ボトムズ』の登場兵器・アーマードトルーパー(AT)
- スコープドッグ
- スコープドッグ・レッドショルダーカスタム
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- ストロングバックス
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