黒ひげ／マーシャル・ D・ティーチ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

それから2年の間に、黒ひげは白ひげが縄張りとしていたエリアを荒らし、勢力を拡大した。そしてマルコ率いる白ひげ海賊団残党との戦争を巻き起こす。この戦争は「落とし前戦争」と呼ばれ、両者援軍を含む大きな戦いとなった。その結果、黒ひげは白ひげ海賊団残党に勝利した。この後から黒ひげは四皇の1人に数えられるようになった。

その後黒ひげは、10人の仲間それぞれに一隻の船を任せ、自身は黒ひげ海賊団の「提督」という地位に立つ（仲間は9人しか登場しておらず、最後の1人が明らかになっていない）。詳細は分かっていないが、元海軍大将である青キジと繋がりがあるらしい。
黒ひげは悪魔の実の能力者を殺害して能力を奪う『能力者狩り』に奮起するようになる。王下七武海の1人であるドンキホーテ・ドフラミンゴがエースが所持していたメラメラの実を景品に剣闘会を開いた時には黒ひげ海賊団一番船船長のバージェスを送り込んだ。バージェスは革命軍の革命軍参謀総長であり、ルフィの義兄であるサボに敗北するも、革命軍の船に忍び込み、革命軍の総本部『バルティゴ』の場所を突き止める。黒ひげ海賊団はバルティゴへ向かい、バルティゴを壊滅させた（革命軍は『カマバッカ王国』に移動している）。
黒ひげは「海賊島 ハチノス」を拠点にしており、そこに元王下七武海のゲッコー・モリアが部下のアブサロムを助けに乗り込んでくる。アブロサムは能力者狩りの被害を受けており、黒ひげの仲間であるシリュウがアブロサムが所持していたスケスケの実の力を得ていた。黒ひげはモリアを仲間に勧誘する。

王下七武海の廃止

その後世界は大きな変革の時を迎え、海軍は子飼いにしていた王下七武海という海賊たちを切り捨て、これに討伐隊を差し向ける。
黒ひげはこれを好機と捉え、元王下七武海の海賊たちを傘下に加えようと、まずその1人である他人を石化する悪魔の実の能力者ボア・ハンコックの下を訪れる。折しもハンコックは海軍大佐コビーの率いる部隊と交戦中で、黒ひげもここに乱入。三つ巴の戦いの末、黒ひげは部下の大半をハンコックの能力で石化させられつつも、ついに彼女を追い詰める。

石化の解除はハンコックにしかできなかったが、黒ひげは「ハンコックがその気になれば、自分たちも一瞬で石化させられるのだから交渉は無意味」として彼女を殺そうとする。しかしここにハンコックの知己で元海賊王ゴール・D・ロジャーの副官だったシルバーズ・レイリーという人物が現れ、三者に退くよう提案。部下のためにこれを受け入れてハンコックを取り逃がすも、同じく部下の大半を倒されていたコビーを捕らえ、そのままいずこかへと立ち去って行った。

勝利島（ウィナーとう）での戦い

コビーを連れ去って自身の拠点である海賊島ハチノスに帰還した後、黒ひげはジーザス・バージェス、ヴァン・オーガー、ドクQらを連れて再び海に出た。そしてワノ国から記録指針（ログポース）を辿ってやってきた最悪の世代の一人トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団を襲撃する。狙いは、ロー達が持っているラフテルの場所を示すと言われるロードポーネグリフの写しだ。勝利島（ウィナーとう）という近場の島に上陸し、黒ひげ海賊団はハートの海賊団と戦う。そして激戦の末、勝利したのは黒ひげだった。黒ひげは身動きも取れないほどの重症を負ったローを見て、悪魔の見の能力を奪うか、ローの悪魔の実「オペオペの実」の能力者が命と引き換えに行うことができる施術「不老不死の術」を自分に施させるかを悩んでいた。その一瞬の隙をついて、ハートの海賊団の戦闘員ベポがローを救出。結局、ローには逃げられてしまうのだった。

黒ひげ（マーシャル・ D・ティーチ）の関連人物・キャラクター

ジーザス・バージェス

異名：チャンピオン
年齢：27歳 → 29歳
身長：355cm
懸賞金：2000万ベリー（頂上戦争時）
所属：黒ひげ海賊団一番船船長兼操舵手
所属船：サーベル オブ ジーベック号
覇気：武装色、見聞色
出身地：偉大なる航路
誕生日：12月25日（クリスマス → イエスキリスト → ジーザス）
血液型：F型
好物：プロテイン

黒ひげ海賊団初期からの船員。現在は黒ひげ海賊団一番船船長を務めている。黒ひげ海賊団の中では操舵手を担当している。
『チャンピオン』を自称しており、覆面マスクとチャンピオンベルトを着用している。筋骨隆々で、見事な逆三角形の肉体をしている。右腕のみに防具を装着している。
戦闘を好み、ジャヤでは街頭で喧嘩して暴れまわっていた。
自慢の肉体を駆使して肉弾戦を行う。その一撃は強力で、『ドレスローザ編』の戦いでは離れた観客席に大穴を開けた。

ドフラミンゴがメラメラの実を景品に剣闘会を開いた時には、黒ひげの命令で剣闘会に参加した。バージェスは決勝まで勝ち進むが、最終的にはサボがメラメラの実を手にする事となる。その後、バージェスは本格的な麦わらの一味達とドンキホーテファミリーの戦いを静観していた。そしてルフィがギア4を発動して疲れ切っている瞬間を狙って攻撃を仕掛ける。しかし、サボに阻まれてルフィの殺害に失敗する。その後、サボのメラメラの実を狙って戦いをしかけるが、サボに敗北した。
ドレスローザの戦いが終結した時、革命軍の船に潜み、これまで誰も突き止めることができなかった革命軍の本部の場所を知る。そして黒ひげ海賊団に革命軍本部の場所を教えて襲撃させ、革命軍に壊滅的な被害を与えた。

ジーザス・バージェス（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ジーザス・バージェスとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物で、黒ひげ海賊団に所属するレスラー風の男。
ドレスローザ編では、闘技大会の優勝商品である「メラメラの実」や、ルフィの持つ「ゴムゴムの実」を奪おうと暴れまわるが、ルフィお義兄で革命軍No,2のサボにどちらも阻止された。その後革命軍の船に忍び込み、その本拠地を突き止めることに成功する。ワノ国編終了は、悪魔の実「リキリキの実」の能力者になっていたことが明かされた。

ラフィット

異名：鬼保安官
年齢：39歳 → 41歳
身長：340cm
懸賞金：4220万ベリー（頂上戦争時）
肩書き：元西の海の保安官
所属：黒ひげ海賊団五番船船長兼航海士
所属船：サーベル オブ ジーベック号
出身地：西の海
誕生日：3月13日
血液型：X型
好物：ロリポップキャンディ

黒ひげ海賊団初期からの船員。現在は黒ひげ海賊団五番船船長を務めている。黒ひげ海賊団の航海士である。
シルクハットにステッキ、シャツにベストという紳士的な格好をしている。口調も紳士的だが、その内容には「ブチ殺しますよ。」といった海賊らしい発言が含まれている。
元は西の海の警察官だった。しかし、度を超える暴力行為で国を追われることになった。
悪魔の実の能力者であるようで、背中から翼を生やしている。また、超能力をかけることが可能。しかし、何の実を食べているのかは明らかになっていない。

クロコダイルがルフィに倒されて王下七武海の地位を剥奪された時、海軍本部に突如現れ、黒ひげを王下七武海に推薦した。
『マリンフォード頂上戦争』の時は、『正義の門（海軍本部（マリンフォード）、エニエス・ロビー、インペルダウンに設置されている巨大な門）』の動力室の海兵に催眠をかけ、門を開かせた。それにより黒ひげ達は、インペルダウンや、戦争の舞台であるマリンフォードへの移動が可能となった（ルフィ達がマリンフォードへ行くことができたのもこの催眠のおかげである）。
『新世界編』では、黒ひげ海賊団五番船船長になっていた。ドレスローザにバージェスを迎えに行った時、革命軍の船に潜んでいたバージェスの連絡を受けた。

ラフィット（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ラフィットとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、黒ひげを七武海の地位に推薦した男。異名は「鬼保安官」といい、「西の海（ウエストブルー）」で名の知れた元保安官だ。過度な暴力で国を追われたことで悪名が知れ渡った。四皇となった黒ひげ海賊団では五番船船長の地位にある。人に催眠をかけて操る能力と、翼の生える悪魔の実の能力を持っている。

ドクQ

異名：死神
年齢：26歳 → 28歳
身長：342cm
懸賞金：7200万ベリー（頂上戦争時）
所属：黒ひげ海賊団九番船船長兼船医
所属船：サーベル オブ ジーベック号
出身地：北の海
誕生日：10月18日
血液型：S型
好物：爆弾の入っていないリンゴ

黒ひげ海賊団初期からの船員。現在は黒ひげ海賊団九番船船長を務めている。黒ひげ海賊団の船医である。
黒いコートに黒い帽子を被った長身の男。生まれつき体が弱いらしく、よく吐血する。その為、移動は愛馬・ストロンガーに乗って行う。しかし、その愛馬も体が弱く吐血している。
ジャヤでは爆弾入りのりんごを配って歩き、無関係な人間を爆破させていた。ルフィにもそのりんごを食べさせたが、運良くルフィのりんごには爆弾が入っていなかった。

ドクQ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ドクQとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する黒ひげ海賊団の一員で船医。非常に体が弱く、いつも吐血している。移動中は主人同様虚弱体質の愛馬の「ストロンガー」に乗っている。人の「生き残る運の強さ」をはかることが好きで、道行く人に爆発物を仕込んだリンゴを配っては、「ハズレ」を引くかどうか見ている。黒ひげが四皇になった後、黒ひげ海賊団の九番船船長兼船医を務める。ワノ国編終了後は、悪魔の実「シクシクの実」の能力を得たことが明らかになった。

ヴァン・オーガー

異名：音越
年齢：25歳 → 27歳
身長：340cm
懸賞金：6400万ベリー（頂上戦争時）
所属：黒ひげ海賊団三番船船長兼狙撃手
所属船：サーベル オブ ジーベック号
出身地：東の海
誕生日：10月5日
血液型：X型
好物：運任せの闇鍋
武器：愛銃「千陸」

黒ひげ海賊団初期からの船員。現在は黒ひげ海賊団九番船船長を務めている。黒ひげ海賊団の狙撃手である。
並外れた狙撃の腕前を持っており、通常ならば視認さえもできない距離のかもめを複数羽撃ち落とした。エースと会った時には、エースの会話途中に銃撃を行うなど、好戦的な一面を見せた。
運命論者であり「運命」「巡り合わせ」といった言葉をよく使う。

ヴァン・オーガー（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ヴァン・オーガーとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する黒ひげの配下で、銃声も響かない遥か遠くからカモメを撃ち落とすことができる凄腕の狙撃手。「巡り合わせ」や「日々の行いの賜物」などをたびたび口にする運命論者だ。長い銃身を持つ銃を愛用しており、名前は「千陸」。四皇となった黒ひげの海賊団では三番船船長兼狙撃手の肩書を持っている。異名は「音越（おとごえ）」。悪魔の実「ワプワプの実」を食べ、瞬間移動することができるようになっている。

シリュウ