ポリス・ストーリー2/九龍の眼(ジャッキー・チェン)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』とは、1988年に公開された、ジャッキー・チェン主演のポリスアクション作品である。犯罪組織のボスであるチュウ一味を逮捕したチェン刑事だが、彼等逮捕する際に器物破壊等の行為で多大な損害を出してしまう。これにより制服警官への降格、交通係への勤務を命じられる。地道に働くチェンだったが、その背後で爆弾事件が発生する。人気シリーズ第2弾であり、派手な格闘、爆破シーンが話題となった。

CV:広瀬正志 、相沢まさき
チュウの側近であり、交通係として外で働くチェンのもとを車で訪れ、車の窓からチュウと共に顔から顔を出す。チェンや隣にいたメイを脅す言葉を告げ、その場を去って行く。
その後、チェンやメイ達を執拗につけ回す。メイが叔母と買い物をしていたところにも現れ、襲撃しようとするも、逆にメイにより眼鏡を叩き割られた。その際に、メイの叔母は、転倒し腰を痛める。手下達と共にレストランにいたところ、チェンがやって来てメイに手を出すなと話す。その言葉に聞く耳を持たないでいたところ、チェンが激情し、その場で格闘中を繰り広げる。その際に眼鏡をかち割られる。
警察署に連行された際、自分に暴行を加えたチェンに抗議すると大声を張り上げていた。そこへ、署長室から出て来たチェンと遭遇する。文句があるなら、また殴ってみろと挑発。すると、ちょうど同僚達が運んできたホワイトボードを巧みに動かしたチェンにより、再び殴られその場の机に転倒。チェンが殴った姿はホワイトボードにより、近くの部屋にいた署長やチョウ達には見えなかった。
その後も懲りもせず、ある夜、チェンとメイの前に現れる。二人の前で拳銃を構えるが、銃先から飛び出してきたのはただの水だった。水が飛び出てきた際、チェンが直ぐによけた為、彼の背後にいたメイに命中した。ジョンはチェンやメイをからかう様にその場から立ち去り、チェンは必死においかける。その先でチェンは、公園や路地でジョンの部下数人と格闘する。チェンが、部下達らを追いつめた際、ジョンは慌てて逃げようとする。しかし、その振り向き様に柱にぶち当たりまたも眼鏡を割ってしまう。顔を押さえ痛がりながら、ボスはチュウから命令されて仕方なくやったと言い、部下達を連れてチェンのもとを去る。
以降は、爆破事件について捜査を進めていくチェンら香港警察だったが、その矢先にメイが何者かにより拉致される。チェンはメイをさらったのがチュウ一味だと思い、チュウの屋敷を訪れる。その頃のチュウは大病でかなり弱っており、看護師が付き添うなかでベッドに横たわっていた。その状態のなかでもチェンは、メイはどこだと問い詰めるが、自分は関係ないと答える。一方でジョンは、チュウへ遺産相続のサインを求めていた。そして、心無い言動を発した事に対し、チェンが顔面へ鉄拳を振るってきた事で、眼鏡を割られる。チュウはその様子を見て、拍手を送っていた。

ジョン・コー役を演じたチャーリー・チョウは、香港の大手映画会社ショーブラザーズに入社後、悪役を中心としたキャラクターでキャリアを重ねる。主な出演作に『男たちのバッカ野郎』 (1987)や『ハイリスク』(1995年)等。

爆弾テロリスト

ラム(ラム・コクバン)

出典: img01.sogoucdn.com

ラム(写真右)

犯人グループの一人であり、ショッピングモールの爆破を実行し、同ビルのフォン社長へ犯行予告及び身代金をする。
チェンや警察で結成された捜査班のもと爆破事件の捜査を進める。捜査を進めるうちに、場所が特定される。その場所の近くに警官を設置する。その警官が遭遇したラムを不審に思い、声を掛けるが、ラムは突然警官を殴りつけたうえ、彼が銃を奪って逃走。
チェンや香港警察の捜査チームメンバーが捜査を進めるなか、行動は過激化していく。遠隔操作を用いての警察署入口での爆破、フォン社長の会社にて秘書に花束を送り爆発させる等、テロ行為は日に日にエスカレートする。
そして、メイ、捜査を進めていたチェンの拘束まで行う。アジトにて、メイやチェンを椅子に縛った状態のなか、チェンの持ち物を探る。その中にメイがチェンに渡していた手紙があり、もう一人の仲間が手紙の内容を読み上げる。それは、メイからの別れの手紙であり、内容を聞かされたチェンとメイは、思わず涙する。間もなく、チェンに対し自分達の言う事を聞けと拷問を行い、それはメイにも行う。メイへの拷問に耐えかねたチェンは、彼等の要求を聞く事にする。チェンはフォン社長の会社へ向かい、身代金である金を鞄に入れ持って行こうとする。そのチェンの行動を止めようとした署長達だったが、チェンは上着をまくりあげ、自ら着用された時限爆弾を見せる。そのうえで周囲を巻き、その場を後にする。
チェンが乗り込み出発した車を追跡するが、チェンの車がトンネルの中へ入った事により、通信が途絶える。チェンは敢えてトンネルの中へ入り、通信が途絶えさせていた。そして他の車やドライバー達を非難させ、爆弾の解除を試みた後、成功する。アジトへやって来て、チェンは自首して更生する事を訴える。チェンの言葉に聞く耳を持たず、彼と戦う事となった。工場内にあったトラクターでチェンを襲撃するも、即座にかわす。ライも加担し、チェンと激しい格闘を繰り広げる。しかしその弾みで、工場の窓からガラスを突き破り、外へ投げ出された。

ラムを演じたラム・コクバンは、ジャッキー・チェンのスタントチームとして活躍後、俳優として活動を開始する。チャウ・シンチー共演『最強の出前人』(1994年)やドニー・イエン主演『ドラゴン危機一発'97』(1997年)等に出演、その存在感のあるキャラクターを観る者に強く印象づけた。

ライ(演:ベニー・ライ)

出典: stat.ameba.jp

CV:津久井教生
爆弾犯のグループのメンバーであり、チェンとキムが向かった、爆弾犯人のアジトに一人でいた。耳が不自由で口がきけず、「アパアパ」という言葉を口にする。チェンやキムが、ジェスチャーで他の者がここに住んでいるか等とジェスチャーで伝えるも、全然伝わらない様子である。困っている二人に対し、ラジコンカーを取り出し操作し始める。その走行したラジコンカーが突然爆発した。唖然とするチェン達に対し、キレのある足技で攻撃してくる。チェン達が倒れているスキを見て、逃走する。
犯行グループの行動はエスカレートし、捜査を進めていたチェンや彼の恋人メイの拘束を行うまでになる。アジトでメイやチェンが縛られているなか、犯行グループの他の仲間がチェンの持ち物を探る。その中にメイがチェンに渡していた手紙もあり、探していた仲間が手紙の内容を読み上げる。メイからの別れの手紙である内容を聞かされたチェンとメイは、思わず涙する。チェンは言う事を聞けと拷問を受け、メイも同じ事を受ける。チェンはメイへの拷問に耐えられず、要求を聞く事にする。
フォン社長の会社にて身代金の金を鞄に入れ持って行こうとし、署長達が止めるなか、自ら着用された時限爆弾を見せる。周囲を巻き、その場を後にする。チェンが乗車する車をラム達が追跡するも、チェンの車がトンネルの中へ入り、通信が途絶える。チェンはトンネルの中で、車やドライバー達を非難させ、爆弾の解除を試みて成功する。
物語終盤、アジトに乗り込んだチェンと対決する。他のメンバーがチェンにより一人ずつ倒されていくなか、しぶとく残る。「アパアパ」という言葉を発しながら、空中連続蹴りを放つ等、高度な技でチェンを追い詰める。また、アジトである工場内にあった火炎弾を投げつけ、チェンの体に火がついたりした。圧倒的に不利な立場のチェンだったが、近くにあった火炎弾を投げライの体が燃え出した事で立場が逆転する。チェンは、ライの口癖「アパアパ」を真似しながら、容赦なく火炎弾を投げつけた。しかし体が燃え盛り、命乞いをした事により、チェンが消火器で火を消した。すると、その親切を無駄にする如く、チェンの足に飛びつき攻撃しようとする。チェンにより体を持ち上げられ、真下の大量のタルへと投げ落とされた。

爆弾犯人の一人ライを演じたベニー・ライは、ジャッキーの専属スタントチーム「成家班」のスタント・コーディネーターでもあり、テコンドー等の格闘技に長ける。『プロジェクトA2』(1987年)や『デッドヒート』(1995年)等のジャッキー・チェン映画で活躍する他、日本映画『無問題2』(2002年)では主演の岡村隆史のスタントマンを務めた。

ショッピングモール会社関係

フォン社長(演:クワン・シャン)

CV:島香裕、藤本譲
ショッピングモールの社長である。ショッピングモールにて、爆破予告があった際、警官達が警備にあたる一方で、悪質なイタズラだと思い相手にしなかった。しかし実際にショッピングモール内で爆発が起こり、犯人らしき者から会社へ電話が来て、それに受け答えする。次の爆破予告を告げられ、止めて欲しければ、1000万香港ドルを用意しろと指示される。結局、今回の事件は警察に委ねる事にした。
香港警察が捜査を進める一方、フォンが警察へ捜査を願い出た事が、犯行グループ逆鱗に触れた状態で現れ始める。フォンの会社にて、花束が送られて来る。彼女が何も知らずに受け取るが、花束が突然爆発する。更にはチェンが、犯行グループにより拉致される。そして、チェンが会社へ血相を変えた状態でやって来て、犯行グループに要求された金をバッグに入れて持って行こうとする。その場に出くわした署長が、拳銃を出して、チェンの行動を止めようとする。チェンは犯行グループにより着用させられた時限爆弾を見せて、周りに危険である事を伝え、その場を去る。警察やフォン社長、社員達はチェンの行動を止める事はできなかった。

フォン社長を演じたクワン・シャンは、 1960~1980年代にかけて香港や台湾で活躍した俳優である。女優のロザムンド・クワンの父親としても知られている。2012年10月に死去。

秘書(演:イザベラ・ウォン)

フォン社長の会社の秘書である。チェンやチュウ達が捜査の為に、フォン社長の会社に向かった際に遭遇する。社内へ入ったチェン達に対しては、何くわぬ顔で接していた。物語後半、何者かから会社へ花束が送られてくる。それを何も知らず受け取る。それは爆破グループからのものであり、手にした花束が爆発、犯人による犠牲者となる。その後、命に別状が無い事が分かった。

秘書を演じたイザベラ・ウォンは、ジャッキー・チェン主演『プロジェクトA』シリーズ(1983・1987年)等に出演。1993年に芸能界を引退後、香港バプテスト大学の助教授を務めるといった活動を行う。

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』の用語

眼鏡

チェンにより眼鏡をかち割られるジョン

犯罪組織はボスである、チュウの側近ジョンがかけている眼鏡をさす。レストラン、公園、警察署等で眼鏡が割られ、チェンやメイらによりかち割られる。このジョンのキャラクターと眼鏡は、観る者に強い印象を残した。

逆探知

爆弾事件、及び犯行予告があった際、チェンや捜査隊が行った行動。通信等を受信した時、逆に回線を辿り発信元をつきとめる事である。

バス

バスの屋根上で看板を避けるチェン

犯行グループからの拘束を逃れたチェンが、メイの救出に向かう。その途中で、チェンは道路を走行中のバスの屋根に飛び乗る。バス上では次々とビルの看板を避け、バス上からビルの窓へ突っ込むといった行動を行う。この場面の撮影でジャッキー・チェンは、撮影用の飴細工による窓ではなく、本物のガラス窓に突っ込んでしまう。頭皮にガラスの破片が刺さり、まるで針鼠になった気分だったとの事。

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@1e0909uy

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