私がクマにキレた理由（The Nanny Diaries）のネタバレ解説・考察まとめ
『私がクマにキレた理由』とは、ベストセラー小説である『ティファニーで子育てを』を原作とした2007年のアメリカ映画。小説版では続編もある。人気ハリウッド俳優のスカーレット・ヨハンソンが主役を務める。就職活動がうまくいかず、なりゆきで上流階級家族のナニー（子守）になってしまったアニーはその家族に振り回される。自分のなりたいものも分からなかったアニーは、子守を通して目標を考えていく。
ハーバード・ホッティ（演：クリス・エバンス）
ハーバード大学に通うイケメン。アニーやミセスX一家の住むコンドミニアムの12階に住んでいる。幼いころに母親は死に、父親からは放置されていたため乳母に育てられた。年齢が上がると全寮制の学校に通っていたため、ほとんど両親と接していない。選民意識の強い友達がおり、この友達の「ナニーってすごくポルノっぽい」などの乳母の仕事を軽視するようなセリフでアニーを怒らせた。本名はヘイデン。
ジュディ・ブラドック（演：ドナ・マーフィー）
アニーの母親。看護師をしており、アニーにはきちんとした仕事について幸せになってほしいと願っている。この母親の期待を裏切らないために、アニーは乳母になったことをしばらく内緒にしていた。
『私がクマにキレた理由』の用語
アッパーイーストサイド
アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク市のマンハッタン区にあるイーストサイド・マンハッタンにある地区のひとつ。高級住宅街として有名な地区。
ナニー
乳母の英語名。主にイギリスで使われる呼称。母親に代わり子育てをする女性のことで、ベビーシッターとは違う。ベビーシッターは身の回りの世話だけなのに対し、ナニーは身の回りの世話はもちろんしつけや勉強なども全般的にケアをする。
ハーバード大学
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン近郊に位置する総合私立大学。各種大学ランキングでいつも上位にランクインするアメリカ屈指の名門校である。
クラウン
化師の一種で、サーカスや劇の合間に出てきて観客を笑わせる役割をしている。涙のようなメイクが無く、ひたすら楽しそうな雰囲気を作り出すのがクラウン。ちなみに、涙メイクがあるのがピエロ。
『私がクマにキレた理由』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
Who is Annie Bradoc?（アニー・ブラドックとはどんな人物ですか？）
アニーが就職活動の面接で尋ねられ、答えられなかった質問。このセリフをきっかけに、アニーの自分探しは始まった。アニーは母親の期待通り勉強し、自分なりに自信をつけて社会に出たつもりではあったが自分が何をやりたいのか本当には分かっていなかったことに気づき愕然とする。
I love you.（大好きだよ）
グレイヤーがアニーに懐いてきて言った言葉。最初はアニーに全然懐いていなかったグレイヤーが、アニーの献身的な乳母ぶりによりアニーを信頼していることが分かるセリフ。この時ミセスXとミスターXは、ミスターXの浮気疑惑によってギクシャクしており、グレイヤーにとっては険悪な空気の中安心できるのはアニーの側だけだった。
I can’t leave Grayer.（グレイヤーを見捨てられないわ）
アニーのこき使われぶりを見たハーバードのイケメンが、「そんな仕事は辞めるべきだ」と言った時にアニーが返した言葉。公私混同も甚だしい乳母の仕事はキツイが、グレイヤーの不遇を思うとアニーは今辞めるわけにはいかなかったのだ。アニーがグレイヤーを大切に想っていることが分かるセリフ。
Grayer is not accessory.（グレイヤーはアクセサリーじゃないのよ）
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目次 - Contents
- 『私がクマにキレた理由』の概要
- 『私がクマにキレた理由』のあらすじ・ストーリー
- 『私がクマにキレた理由』の登場人物・キャラクター
- アニー・ブラドック（演：スカーレット・ヨハンソン）
- ミセスX（演：ローラ・リニー）
- ミスターX（演：ポール・ジアマッティ）
- グレイヤー（演：ニコラス・アート）
- リネット（演：アリシア・キーズ）
- ハーバード・ホッティ（演：クリス・エバンス）
- ジュディ・ブラドック（演：ドナ・マーフィー）
- 『私がクマにキレた理由』の用語
- アッパーイーストサイド
- ナニー
- ハーバード大学
- クラウン
- 『私がクマにキレた理由』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- Who is Annie Bradoc?（アニー・ブラドックとはどんな人物ですか？）
- I love you.（大好きだよ）
- I can’t leave Grayer.（グレイヤーを見捨てられないわ）
- Grayer is not accessory.（グレイヤーはアクセサリーじゃないのよ）
- 『私がクマにキレた理由』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 出演俳優が豪華
- メリーポピンズのオマージュがある
- 『私がクマにキレた理由』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：Laura Izibor『Shine』