春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

第一の試験は筆記試験であるため、忍者アカデミーの3階の教室で行われる。そんな教室に第七班が来てみると、試験が行われる教室の前で騒ぎが起きていた。中忍選抜試験(以下、中忍試験と略す)を3期連続(年二回行われている)で合格を逃している連中が初めて受けに来たロック・リーへ殴るなどの暴力をふるっていたのだ。ロック・リーは忍術が使えず体術のみを極めている人物だ。サスケはここを通して3階へ通せとその連中へ言う。周りは、ここが3階だろ、と動揺するが、サスケはサクラへ「お前なら一番に気づいてるはずだ…」と問いかける。実は、ここは幻術という幻を見せる術で3階へ見せかけた別の階だった。さらに「お前の分析力と幻術のノウハウは…オレ達の班で一番伸びてるからな」と言われ、サクラは失っていた自信を取り戻す。幻術がばれたため暴力を振っていた連中はサスケを襲い掛かるが、ロック・リーが止めに入る。ロック・リーは周りから目を付けられないように力を隠していたのだ。リーは止めに入ると、真っ先にサクラに自己紹介をし、「ボクとお付き合いしましょう!!」と告白をした。しかし、キャラや顔が濃い、という理由でサクラは断ったのだった。以降、リーはサクラにウインクや投げキッスなどの求愛行動のようなことをするが、サクラは必死で逃れるのだった。

試験が始まると、サクラはあることに気づく。それは異様な筆記試験の難しさである。実は試験の本来の意図は、周りの試験官の目をかいくぐりカンニングを行うことが可能な能力、つまり情報収集力を問う試験だったのだ。しかし、サクラはアカデミー時代からの優秀な頭脳で、解き進めることが可能だった。サクラにとって問題だったのは、ナルトとサスケの三人一組の合計点を競う試験という点だった。サスケはうちは一族に伝わる写輪眼で人の動きをコピーすることが可能だが、ナルトは頭も悪くさらにはカンニング能力は備わっていなかったからだ。ナルトは結局テストを白紙にしていた。試験官が最終問題は口頭で発表するといい、ナルトはそれにかけていた。問題を発表する時間になり、その問題を発表する前に最終問題を回答するかしないか選べと言った。回答するのであれば、もしその答えが間違っていたら永遠に一生下忍のままにすると言い放ったのだ。まわりの人たちが諦めて教室を去っていく中、サクラはナルトの火影の夢をつぶさせないために自ら手を上げようとする。そんなとき、ナルトが机をたたき「なめんじゃねー!!! オレは逃げねーぞ!!」と大きく声を張り上げた。サクラはそんなナルトを見てナルトらしいと感じ、最終問題に挑む決意を固める。まわりの残っていた人たちも顔から不安が消え、覚悟が固まっていた。試験官はその姿を見てなんと「第一の試験合格をっ、申し渡す!!!」と全員が合格であることを告げた。要は、最終問題までに情報収集力を問い、最終問題では中忍になる覚悟があるかを問うのが第一の試験だったのだ。そして、サクラたち第七班やその場に残っていた者たちはその覚悟があったため、第一試験を突破した。

第二の試験

長い髪を自ら切ったサクラ

第二の試験は、死の森と呼ばれる森でのサバイバルだった。具体的には、最初に班一つにつき二種類あるうちの一つの巻物が渡される。五日間の制限時間内に他の班からもう一つの対となる巻物を奪い、二種類の巻物をそろえて森中央にある塔に来るという内容である。

試験開始早々、ナルトは森の中で用を足してくるとサクラたちの元を離れる。時間が経ち戻ってきたナルトだったが、突然サスケがナルトを「本物のナルトはどこだ!」と殴り飛ばす。ナルトは右利きなのに手裏剣をしまっているポーチが左についていたためである。サクラも最初はそこまでしなくてもとなだめていたが、それを教えられ緊張が走る。このような騙し合いが起こるのが第二の試験である。ナルトは縄で縛られており、サスケは単独でクナイを相手の右腕に突き刺し撤退させることに成功する。

サスケはこのような事態を防ぐため合言葉を決めた。それは長い歌でサクラは優秀な頭脳を持っているため当然覚えられたが、ナルトはそうもいかない。そこへ爆発が起きサクラたちは離れ離れになるが集合し、真っ先に合言葉を確認した。サクラは当然言えたが、ナルトもその合言葉を覚えていた。ナルトがそんな歌を覚えられるわけないと見抜いていたサスケはそのナルトへ攻撃を仕掛ける。その正体は「伝説の三忍」の一人である大蛇丸(おろちまる)だった。火影に匹敵するほどの実力持ち主で、サスケのうちは一族の力に目をつけて下忍に成りすまして参加していたのだ。他の人の体を乗っ取り生きながらえる力を持っている大蛇丸はサスケの体も乗っ取り、写輪眼の力を奪おうとしていた。しかし、まだ未熟なサスケだったため大蛇丸は自分の力を引き出す呪い・呪印(じゅいん)をサスケへ刻んだ。これはサスケの意に関係なく痛み、力を引き出すように働く呪いである。さらなる力を求めたときに自分のもとへ訪れるようにしかけたものだった。サクラはサスケやナルトが戦っている間、なにもできず腰が引けていた。

大蛇丸は呪印を刻み付けると去り、サクラはナルトとサスケの治療を行うことにした。二人とも気絶してしまい、ピンチな時に新たに大蛇丸からの三人の刺客が訪れる。サクラの仕掛けておいた上から丸太が落ちてくるなどのトラップは簡単に破られてしまう。しかし、ロック・リーが助けに入り、三人を相手にするが分が悪くリーさえもピンチに陥ってしまう。サクラはついに相手に捕らえられ後ろから長い髪を引っ張られる。サクラは自分が足手まといになっていることが悔しくて泣き出してしまうが、守らなきゃならないという決意からつかまれた長い髪をクナイを取り出してばっさりと切った。再び戦闘になり、サクラは持ち前の頭脳で巧みに変わり身の術(相手の攻撃を自分でなく丸太などに受けさせる)を使い対抗する。それを陰から見ていた別の班がいた。サクラの親友・山中いのがいる班である。いのの他に影を操る術を使いIQ200を有する奈良シカマル、体を巨大化させる術を使う秋道チョウジがいた。サクラの固い決意を見たいのは、たまらず助けに飛び出す。さらにはロック・リーと同じ班のネジやテンテンも現れ、サスケまでも呪印が発動して目を覚ます。異常な力で敵を圧倒するサスケに恐怖を感じたサクラは、後ろからサスケを抱きしめて「おねがい…やめて…」と止める。敵もさすがに立ち去り、この場は何とかしのいだ。その後、サクラたちはなんとか二種類の巻物をそろえ第二の試験を突破するのだった。

第三の試験

第二の試験を突破した受験数が予想以上に多かったことから、第三の試験に進むための「予選」が設けられる。第二の試験直後に個人戦が行われることになり、試験官は辞退したい者がいるなら名乗り出るよう呼びかける。サクラは呪印が痛むサスケを心配し、サスケの代わりに挙手しようとするが「余計なお世話なんだよ」と一蹴されてしまう。この予選は、受験者から無作為に二人選び、戦闘を行い勝った方が本選進出となる。サスケは初戦に戦うこととなり、呪印の痛みに耐えチャクラが暴走しないように体術で見事勝ってみせる。その姿を見て、心配していたサクラも安堵の表情を見せる。順に試合が行われていき、ついにサクラが選ばれた。そしてその相手は、山中いのだった。

サクラといのは試合場に立ち、サクラは突然額当て(忍者である証、木の葉のマークが描かれている)を外して「アンタとサスケくんを取り合うつもりもないわ!」「サスケくんとアンタじゃ釣り合わないし… もう私は完全にアンタより強いしね!」と煽りだす。いのもそれに向かって怒りをあらわにする。サクラはひたいのことでいのに助けられて心から感謝しており、いのを目指して今まで生きてきた。それ故に、手加減されるのが嫌で本気で戦いたかったために、いのを煽ったのだ。そして、いつも頭にリボンのようにつけていた額当てをひたいにつけた。これは女の忍としていのに負けられない時につけると決めていたからである。試合が始まるとサクラは分身の術で惑わせ一気にチャクラを足にためてダッシュし、いのを殴り飛ばした。手裏剣と体術を絡めて戦うが、両者の実力は拮抗していた。さらにサクラは「見た目ばかり気にしてチャラチャラ髪伸ばしてるあんたと…私が互角なわけないでしょ!」と言い放ち、いのは完全にキレてしまう。サクラのように髪の毛をクナイで切り、忍法・心転身の術をかけようとする。自分の精神を相手にぶつけ、相手の精神を乗っ取り体の自由を奪う術である。サクラの体を乗っ取り降参を口にすればいのの勝ちが決まる。しかしリスクもあり、この術を外すといのから出た精神はしばらく自分の体に戻ることができず、人形状態となってしまうのである。サクラは術が発動する瞬間に走り出し、かわしたと見えた。しかしいのは術をかけたふりをしただけで、先ほど切った髪の毛にチャクラを流し込み、それを縄のように使うことでサクラの足の自由を奪っていたのだ。身動きが取れないサクラはとうとう心転身の術にかかってしまう。いのは、サクラの体で棄権すると言おうとするが、サクラの精神が強くいのは術を解いてしまう。実は、サクラには「内なるサクラ」という精神がもう一つあったためである。二人ともふらふらとなり、最後は相打ちのような形で殴り合う。その結果、両者ノックダウンとなり予選通過はかなわなかったが、いのに認められ二人の関係は良好となった。

同じ班のナルトは急激に成長しており、犬塚キバという自分の犬とコンビで戦う相手になんとか勝利し、予選通過を決めた。

大蛇丸(おろちまる)の木の葉崩し

予選終了後、サスケは入院することになったため、サクラはお見舞いに行く。しかし、絶対安静なのに病室を抜け出してしまっていた。サクラの心配は募るが、ついに中忍試験本選が始まった。サクラは出場できないため、ナルトとサスケの応援にいのと駆けつけていた。本選が始まる挨拶が行われても、サスケは会場には到着していなかった。サクラはサスケを心配するが、ナルトが一試合目に戦うため、そちらに集中することにする。ナルトは一期上の日向ネジと対戦することになっていた。ネジはロック・リーと同じ班で、木の葉隠れの里の日向一族始まって以来の天才と呼ばれるほどの相手だったが、ナルトはあきらめないド根性で勝利した。サクラもこれには、同じ班として大喜びしていた。サスケは試合が始まる時間になっても現れなかったため、棄権とみなされると思いきや後回しになることが決定した。その最終試合の時間になると、木の葉が舞い、サスケとカカシが現れ、サクラは思わず見とれてしまった。いよいよサスケと我愛羅の試合が始まったが、その最中に砂隠れの里と共謀した大蛇丸による木の葉崩しが始まった。木の葉隠れの里を陥落させることが目的である。我愛羅もそれに加担する予定だったが、サスケとの戦闘により暴走状態となっていたため、我愛羅は砂隠れの里の作戦には外された。我愛羅は姉のテマリと兄のカンクロウたちと撤退することになるが、サスケはそれを追いかける。砂隠れの里の忍たちは大規模な幻術をかけ、会場の人たちを眠らせていたが幻術を解くことができるためサクラにはかかっていなかった。サクラはナルト、シカマルにかかっている幻術を解き、サスケを追跡する。

サクラとナルトは、倒れているサスケと砂の腕が生えている我愛羅を発見する。サクラは我愛羅からサスケを守るために我愛羅の前に立ちはだかるが、砂の腕により木に押し付けられてしまう。我愛羅は体内に一尾という化け物を宿しており、凶暴なチャクラを持っていた。そのチャクラの暴走が抑えきれず、砂の腕や砂の尻尾が生えていたのだ。砂の腕で木に押さえつけられたサクラは、その衝撃で気を失ってしまう。我愛羅はサクラを砂で木に固定させたままナルトと戦闘に入る。我愛羅は一尾へと姿を変え、それは巨大な砂でできたタヌキのようだった。ナルトもそれに対抗して、自分の契約した生物などを召喚する術・口寄せの術で巨大な蝦蟇を口寄せする。ナルトはサクラを救うために奮闘し、勝利した。我愛羅の術が解け、砂が崩れ去り落ちそうになりサクラをサスケが救出し、目を覚ましたサクラはナルトにより救われたことを知る。我愛羅は皆のために戦うナルトの姿を見て、いつかナルトのようになりたいと思うようになるのだった。これにて、木の葉崩しは終結した。また、木の葉崩しの際に三代目火影は死亡し、五代目火影(四代目火影はすでに死亡していたため、次期火影は五代目だったのだ)には綱手という伝説の三忍の一人が就任した。

サスケ奪回編

サクラへ別れを告げるサスケ

ある日、うちは一族を皆殺しにした張本人・うちはイタチが木の葉隠れの里に来た。目的はナルトの中に封印されている九尾だった。サスケはイタチのもとへ急ぎ、復讐を果たそうとしたが、簡単に返り討ちに遭い左腕を折られてしまう。サスケは入院することになり、サクラはお見舞いへ訪れるが、イライラしているサスケに突き放される。そんな中、ナルトもお見舞いに来てくれたが、自分がかなわなかった我愛羅を倒したほどに力をつけているナルトに勝負を挑む。サクラが止めるも、二人ともそんなことは聞いていなかった。ナルトは新たに螺旋丸という、強力な術を身につけていた。サスケも千鳥(カカシから教わった雷切と同じ術で呼び方が異なっている)を発動し、螺旋丸と千鳥がぶつかろうとしていた。しかし、サクラが二人の間に飛び出し、止めに入るも二人の勢いはもう止められそうにない。そこへカカシが駆け付け、なんとかサクラが巻き添えに遭うことを防いだ。サクラは仲が悪くなっている二人に不安になるが、カカシは心配ないさ、と励ましていた。しかし、ナルトの急激な成長に驚きやいら立ちを隠せないサスケは、自分は何も力が得られていないと焦る。なぜなら力をつけなければイタチへの復讐が果たせないからだ。サスケは呪印を刻み付けられた大蛇丸のもとで力を得ようと考え、ついに木の葉隠れの里を抜けることを決心した。

サスケが里を抜ける夜中、サクラは嫌な予感がしてサスケを待ち構えていた。サクラはサスケに好きだと告白し、さらに「お願いだからここに居て!」などと必死に止めるが、サスケは「サクラ…ありがとう…」と言い残し、サクラを気絶させて里を去った。夜が明けると、ナルトたちがサスケ奪還の任務を受け、サクラは里に残ることになった。サクラはナルトへサスケのことを連れて帰るよう頼み、ナルトも絶対連れ帰すという約束を交わした。しかし、ナルトはサスケの奪還を失敗してしまい、サクラはナルトに頼りきりだった自分の弱さを見つめ直し、現五代目火影・綱手に弟子入りを志願した。綱手からは、医療忍術や長けていたチャクラコントロールを活かした身体強化で怪力を教わった。ナルトも二年間、修行の旅へ出ることになった。

二回目の鈴取り

二年後、ナルトが旅から帰ってきた。修行していたナルトだけでなく、サクラや同期たちはその二年間に成長しており、中忍へ昇格していた。サクラは綱手からナルトが帰ってきたと知らせを聞き、会ってみると身長が伸びていたナルトに頼もしさを感じた。カカシは二人がどれだけ成長したのか見せてもらうために、下忍になったばかりのころにした鈴取りを行うことにした。早速修行の成果である馬鹿力をサクラは披露し、地中へ隠れたカカシの姿を見つけた。それでもカカシの強さはさすがで、鈴取りには日が昇っているころから始まったが夜になるまで苦戦してしまう。そんな中、ナルトはある作戦を思いつく。それは大好きなカカシの読んでいる本の内容をネタバレしようという作戦だった。カカシの前へ二人で飛び出しナルトが大声でネタバレを叫ぼうとすると、カカシは耳を防ぐが写輪眼により口の動きだけで何を言っているかわかってしまうため目も閉じてしまう。それを見逃さなかった二人はその隙に鈴をとることに成功した。

我愛羅奪還作戦

我愛羅は二年の間に砂隠れの里の里長・風影になっていた。しかし、暁という組織が砂隠れの里を襲撃し、我愛羅を連れ去ったという知らせが木の葉隠れの里に届く。暁は我愛羅に封印されている一尾を狙って襲ったのだ。暁とは、一から九までの尾を持つ尾獣を狙っており、九体いる尾獣すべてを手中に収めることを企んでいる組織である。うちはイタチも暁の一員で、以前にナルトの中の尾獣・九尾を手に入れるために木の葉隠れの里を訪れていた。ナルトとカカシ、そしてサクラは風隠れの里に急行し、現状を聞き、里を襲ったのは暁のデイダラ、サソリという男だということが判明した。サソリという男は傀儡(くぐつ)使いで、昔は砂隠れの里に所属していた男である。我愛羅を取り戻すためサソリと戦ったカンクロウは、サソリの傀儡によって毒に犯されていたが、医療忍術を学んだサクラはその治療に成功する。その後、サソリに傀儡使いのノウハウを教えていたチヨバアという女性もサクラたちとともに我愛羅を追うことになった。サソリたちのもとにたどり着いた一行たちだったが、すでに一尾を体内から抜き取られた我愛羅が横たわっていた。尾獣を体内に宿した人間は、その身から尾獣を引き抜かれると死んでしまう。つまり、我愛羅はもう死んでしまっていたのだ。同じ尾獣が封印されている身として、我愛羅の風影の就任を喜んでいたナルトは激怒する。ナルトとカカシはデイダラと、サクラとチヨバアはサソリとの戦闘に入ることになる。

サソリは自身が傀儡の中に隠れ、強力な毒を塗った針を飛ばしサクラたちを攻撃するが、サソリに傀儡を教えたチヨバアはそれを見切ってかわし、さらにサクラをチヨバアが傀儡のように扱うことでサクラもサソリの猛攻をかわす。そしてサソリに接近することに成功したサクラは、サソリを隠している傀儡をパンチで破壊して傀儡の中からサソリを引きずり出した。中から現れたサソリの素顔を見たチヨバアは、サソリが昔から年を取っていないことに気づく。サソリは自らを傀儡につくり変え、年を取らない体に改造していたのだ。すると、サソリは三代目風影の傀儡を取り出した。三代目風影は昔、風隠れの里から突如消え、死体が見つからないまま行方不明になっていたが、実はサソリが殺し、人を傀儡へ作り変える術で自分の傀儡としていたのだ。その傀儡を操り怒涛の攻撃をくりだすが、チヨバアはサクラを操りすべての攻撃をかわす。かわすのなら毒の煙を吸わせればいいと考えたサソリは、毒の煙でサクラを包み込むが起爆札の爆発を利用して脱出する。そしてサクラはサソリが昔に大蛇丸と組んでいたことを知り、サスケが里を去った原因である大蛇丸と関係があるサソリを絶対捕らえると心に決める。サソリの三代目風影の傀儡は砂鉄を操る術を使い、毒が仕込まれた砂鉄にサクラは傷つけられてしまう。しかし、カンクロウの治療の際に、解毒薬をつくっていたサクラは解毒に成功し、意表を突かれたサソリは三代目風影の傀儡を破壊されてしまう。サソリは傀儡につくり変えた自らの体で戦うことにし、チヨバアに刀を突き刺そうとするがサクラがかばう。サクラはその刀を決して離さず、サソリはもう一方の手で刀を出してチヨバアを刺そうとする。しかし、一瞬気を抜いてしまったサソリは、チヨバアが持ってきていた傀儡・サソリの父と母で心臓を貫かれた。息を引き取る前にサソリは、十日後にサソリが送り込んでいた大蛇丸のスパイが現れる情報を言い残した。

我愛羅を取り戻したが、我愛羅はすでに死んでしまっていた。そこへチヨバアが我愛羅に転生忍術を発動し、自らの命と引き換えに我愛羅を生き返らせた。「お前は師匠を超えるくノ一になるじゃろう…」と言ってくれたチヨバアをサクラは、息を引き取った後も肩を支えていた。

サイの加入

カカシは我愛羅奪還の際に、暁のデイダラと戦っていた。体に負担をかける戦いをしたため、病院で療養することになる。そこで、大蛇丸のスパイが現れる情報を持っていたサクラたちは、新たな班を組んでその時に備えることにする。カカシの代行には大和という男が選ばれ、サスケの枠にはサイという感情を持たない新入りが加入することになった。サイは、タカ派ダンゾウという部下で、初対面でサクラにブスと言ったりする感じの悪い男だった。しかし、大蛇丸の情報を得るため、ナルトとサクラは仲良くやっていこうと決める。

大蛇丸との接触とサスケとの再会

密会の場所として天地橋という場所にヤマトがサソリに変化して訪れると薬師カブトがいた。サソリの言っていたスパイとはカブトのことであり、大蛇丸の直属の部下でもある。しかし、そこへ突然大蛇丸も現れ、カブトと大蛇丸はサソリに変化していたヤマトを襲う。実はカブトは二重スパイで、大蛇丸とともにサソリを処分するつもりだったのだ。サクラたちも参戦し、ナルトは大蛇丸を目の前にして怒りを抑えきれなくなり九尾のチャクラが漏れ出す。九尾のチャクラに飲み込まれてしまったナルトは、辺りを破壊しながら大蛇丸を攻撃する。その衝撃で後頭部を地面にぶつけてしまったサクラは気を失ってしまい、ヤマトに助けられる。サクラが気が付くと、ナルトは全身が赤くなり、4本の尾が生えていた。そこまでしてサスケを救いたいナルトに涙を流したサクラは、ナルトの暴走を止めるため走り出す。自我を失っているナルトは近づいてきたサクラを尾で弾き飛ばし、サクラは左腕を痛める。その間、サイは撤退してようとしていた大蛇丸に近づき、大蛇丸たちとともに行動することになる。ヤマトの木遁(チャクラを木の属性へ性質変化させる)の術によりやっとナルトを抑え込むことに成功した。

サイはダンゾウから別の任務が与えられており、それは大蛇丸のアジトに潜入することだった。ヤマトは薄々サイが怪しいと感じており、予め発信器のようなものを仕込んでいたため追跡することにした。その道中で、サクラはサイの持っていた本を見つける。それはサイと死んでしまったサイの兄が描かれていた本だったが、未完のまま終わっていた。その本が気になる一行だったが、大蛇丸のアジトを突き止めたため潜入を優先した。

潜入すると、サクラたちはサイを見つけ、サイは大蛇丸の情報をダンゾウに送るスパイとしての任務と、大蛇丸と共謀して木の葉の里を潰すことの任務が課せられていたことを話す。サクラはサイにそれがどれだけ恐ろしいことなのかわかっているか問うが、サイは感情は捨てたと言う。しかし、本を返したサクラは兄とのつながりを捨てられていないその本は感情を捨てきれていないことなのではないかと説く。さらにサスケとのつながりを決して離さないナルトを見たサイは感情を取り戻し、本を完成させサクラたちと一緒にサスケの捜索に手を貸すことになる。ついに、サスケと再会したサクラたちだったが、サスケはナルトを殺そうとし交戦状態になる。サクラにも平気で刀を向けるサスケは、もう以前のサスケとは違っていた。サスケは全員を殺そうとするが、カブトにナルトたちを生かしておけば邪魔な暁を始末してもらえると諭され、サクラたちの前から姿を消した。サクラとナルトはサスケをまた取り戻せなかった悔しさから泣き出してしまうが、もっと強くなろうと決心した。そして、サイも力を貸すよと言ってくれるのだった。

暁との戦闘

暁の尾獣狩りが激化してきた。暁の二人組、飛段(ひだん)と角都(かくず)も他の里で尾獣を捕らえ、そのついでに木の葉隠れの里での懸賞金がかけられている男を殺し、暁の資金として換金していた。そんなニュースが届き、同期のシカマルとその師・猿飛アスマという上忍たちが飛段と角都の元に向かった。しかし、アスマが死んだという訃報が知らせられ、サクラたちは葬式に出席した。シカマルは師を殺した暁への復讐を果たすため、シカマル、チョウジ、いのとカカシが飛段たちを倒すため里を出る。そして、サクラが五代目火影・綱手に呼び出され、ナルトやヤマトを連れて一緒に向かえと命じられる。サクラたちが到着するとカカシとチョウジといのが角都と交戦しており、ナルトとヤマトがそこに参戦した。サクラとサイは一人で飛段の相手をしているシカマルの増援として向かった。しかし、到着した時にはシカマルは飛段を倒していたため三人でナルトたちの元に戻るが、角都もナルトに敗北していた。ナルトは新術「風遁・螺旋手裏剣」を習得し、その術で角都を倒したのだが、この術はナルトの神経にダメージを与えいつかはチャクラを練れなくなってしまうほどのリスクを負っていた。他にも術の衝撃で何か所も骨折しているほどの重傷を負っていたため、サクラはこんな術を多用しては駄目だと注意するが、ナルトに一緒にサスケに近づいている気がするとの言葉がかけられ、うれしそうな表情をしているサクラだった。

うちはイタチの捜索

サスケが大蛇丸を殺害し、イタチを探しているとの情報がサクラ、ナルトのもとに届く。それならば、サクラたちもイタチを捜索したらサスケに会えると考え、イタチの捜索を行うことにした。サイやヤマトが加わった第七班のメンバー、同期である他の班の日向ヒナタ、犬塚キバ、油女シノたちと捜索に向かい、効率を上げるために別行動することにした。二匹の犬とサクラで犬の嗅覚を使って捜索するが、中々サスケで遭遇することはかなわない。しかし、別に行動していたナルトたちがイタチと遭遇したが、戦闘はせずに会話をしただけで去っていった。その後、サクラやナルトたちは合流して捜索を続けるが、仮面を被ったトビと名乗る暁の男に足止めを喰らう。ナルトやキバたちが攻撃を仕掛けるが、どの攻撃もトビの体をすり抜けてしまう。トビのほうは攻撃を大して仕掛けずにナルトたちの猛攻をひらりひらりとかわしているだけだった。そんなときに、ゼツという同じ暁の一員が現れ、サスケがイタチと戦ってサスケが勝利したと告げた。サクラは驚きを隠せなかったが、トビは思った通りだと呟き、「貴様らの相手はまた今度だ」と仮面から写輪眼を見せその場を去った。サクラたちはサスケが戦っていた場所に急いで向かったが、時すでに遅くそこにサスケの姿はなかった。

ペイン襲来

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NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

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NARUTO(ナルト)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

NARUTO(ナルト)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史による和風バトル漫画とそれを原作にしたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。テレビアニメはstudioぴえろの制作で2002年10月から始まり、2007年からは『NARUTO -ナルト- 疾風伝』とタイトルを変えて放送された。この記事では『NARUTO -ナルト-』と『NARUTO -ナルト- 疾風伝』、その他劇場版アニメで使用されたオープニング・エンディング主題歌、挿入歌を一挙に紹介していく。

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うちはオビト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはオビト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはオビトは『NARUTO』に登場するキャラクターで、木の葉隠れの忍であり、名門うちは一族の一人。また主人公・うずまきナルトの師であるはたけカカシの同期でライバルでもある。活発で仲間想いな少年であり、木の葉隠れの里の長・火影になることを夢にしていた。しかし、第三次忍界大戦の時に敵の術からカカシを庇い戦死。その後里の英雄として慰霊に刻まれるが、実際はかつてのうちは一族のリーダーであったうちはマダラによって命を救われていた。以降マダラの策略によって世界に仇なす存在となっていく。

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はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

はたけカカシとは岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の上忍。 「写輪眼(しゃりんがん)」という瞳術で相手の忍術を見切りそっくり真似てしまうことから「木ノ葉隠れのコピー忍者 写輪眼のカカシ」の通り名で各国に知られる。エリート忍者とされる上忍にわずか12歳でなった天才。冷静沈着で頭が切れ、戦闘中に敵を分析する能力では右に出る者はいない。本作の主人公うずまきナルトが所属する第七班の指導教官であり、ナルトの成長を見守った。

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日向ヒナタ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ヒナタ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ヒナタとは『NARUTO』の登場人物であり、第八班に所属するくノ一。 木の葉名門・日向一族宗家の跡取りとして生まれ、厳しい修行を課せられる。しかし、妹より劣るとされ、父に見放されてしまう。 そんな自分に劣等感を抱くが、周囲への重圧に負けず、前向きな主人公へ憧れを抱き想いを寄せていく。 己を変えようと挑んだ中忍試験。宗家を憎む従兄妹と対戦する。 主人公の声援を受け果敢に挑むも結果は敗北。けれどヒナタにとって価値のある一戦となった。 その後仲間や師との修行をへて成長していく。

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長門(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

長門(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

長門とは、岸本斉史の忍者漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。主人公・うずまきナルトらの敵組織「暁(あかつき)」のリーダーである。性格は真面目で控えめ。かつてのうちは一族の長である「うちはマダラ」に、幼少期に最強の瞳術である「輪廻眼」を移植されているため、忍としての実力は最上位である。雨隠れの里の忍で、戦争中である自国の平和を目指すために仲間と共に戦っていたが、途中で親友を失ったことにより今までのやり方では平和は実現できないと悟り、新たな方法で平和を目指すようになる。

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うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきナルトとは、岸本斉史の『NARUTO』の主人公であり、木ノ葉の里の忍だ。 かつて里を襲った怪物・九尾を体内に封印されているため、里の住人からは忌み嫌われていた。しかし里長である火影になって皆を見返すという目標のもと努力を重ね、徐々に信頼を勝ち取っていく。仲間思いで、自分の信念を曲げない性格。里を抜けたライバルで親友のうちはサスケを連れ戻すため奮闘する。物語終盤ではサスケと協力して最後の強敵を倒し、英雄となった。続編である『BORUTO』では七代目火影に就任し里の平和のために力を尽くす。

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我愛羅(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

我愛羅(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

我愛羅(があら)とは『NARUTO』に出てくる砂隠れの里の忍であり、後に砂隠れの里の長、五代目風影になる。砂を操る忍で、通称「砂瀑の我愛羅」。我愛羅が背負う瓢箪の中身も砂であり、我愛羅への攻撃を自動的に防御する性質を持つ。 まだ母のお腹にいた時、一尾を憑依させられ人柱力として誕生する。 その為、幼少期からの過酷な日常から周りの人を信じることができなかったが、『NARUTO』の主人公であるナルトと出会ったことで人を信じることができるようになる。

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自来也(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

自来也(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

自来也(じらいや)とは、『NARUTO』の登場人物であり、主人公うずまきナルトの師匠である。 「伝説の三忍」と呼ばれる最強の忍者の1人。口寄せの術でカエルを呼び寄せ、長い白髪が特徴的であることから、ガマ仙人と呼ばれている。師匠は三代目火影の猿飛ヒルゼンで、弟子は四代目火影の波風ミナトである程の実力者だが、女湯を覗くなどの女好きで、ナルトからは「エロ仙人」と呼ばれている。また、ナルトの名付け親でもある。

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マイト・ガイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

マイト・ガイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

マイト・ガイとは『NARUTO』に登場する木の葉隠れの忍で第三班(ロックリー、日向ネジ、テンテン)を率いる上忍。全身緑のタイツに額当てを腰に巻き、おかっぱ頭で激太眉毛と個性的な人物。木の葉の忍・カカシとは少年時代から友人であり、永遠のライバルであると自称し、頻繁にカカシに勝負を仕掛ける。忍者学校アカデミー時代、ガイは熱心に修行するが、入学試験に何度も落第し挫折の経験を持つ。しかし人並みを超えた熱い性格によるたゆまぬ努力の結果、木の葉の上忍になり最終章のラスボスを体術のみで致命傷を与え大健闘した。

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猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛ヒルゼンは、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の三代目火影(ほかげ)。里長として忍を束ねる火影は、能力・人格ともに優れていると認められた忍がなることができ、中でもヒルゼンは歴代最強の火影とされ、「忍の神」と称された。また木の葉の里にある忍術すべてを使いこなすことから、プロフェッサー(教授)の異名も持つ。

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日向ネジ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ネジ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ネジ(ひゅうがねじ)は、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木の葉の里最強の一族「日向一族」出身の天才忍者。分家の出であるネジは、宗家(本家)に対し憎しみを抱いていたが、主人公のうずまきナルトとの闘いを経て憎しみから解放されていく。ナルトが約2年半の修行から帰郷した後を描いた部分(アニメ版では第二部として『NARUTO-ナルト-疾風伝』と改題)では、ナルトに先んじて上忍に昇格しナルトのよき先輩として活躍する。

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千手綱手(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

千手綱手(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

千手綱手(せんじゅつなで)とは、『NARUTO』『BORUTO』に登場するキャラクターで、主人公のうずまきナルトが所属する「木ノ葉隠れの里」の長である”火影”の五代目を務めた人物。 医療忍術のスペシャリストなうえ、凄まじい怪力の持ち主で「伝説の三忍」の1人である。 賭け事が大好きで短気な性格だが情に厚く、得意の医療忍術と持ち前のたくましさで、里の住民を守る。 実年齢は50代だが、忍術で20~30代の姿になっている。

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波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

波風ミナト(なみかぜ みなと)とは、『NARUTO』の主人公である「うずまきナルト」の父であり、木ノ葉隠れ四代目火影である。 高速戦闘を得意とし、木ノ葉の黄色い閃光と言われた。 戦闘中は周りに対し厳しい一面を見せるが、普段はおっとりとした性格で、爽やかな風貌の二枚目である。 物語が始まる15年前に木ノ葉隠れで九尾が暴走しその暴走を止める際に自らの命と引き換えに九尾を封印する。 ミナトの死後、九尾封印の話は木の葉の英雄として語り継がれている。

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飛段(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

飛段(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

飛段(ひだん)とは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。湯隠れの里の抜け忍で、木の葉隠れの里の上忍・アスマや第十班のメンバー(シカマル、チョウジ、いの)たちと交戦した。暁のメンバーは特異な能力を持っており、飛段の場合は、殺戮をモットーとしたジャシン教の肉体実験で手に入れた不死身である。口が悪く粗雑だが、ジャシン教に対しては真摯であり、その教えを広め、不敬な無神論者に神の裁きを与えるために暁に属している。

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デイダラ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

デイダラ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

デイダラとは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。岩隠れの里の抜け忍で、ナルトやサスケといった主要人物たちと戦ったことがある。暁の中では屈指の人気キャラで、人気投票では3位を獲得したこともある。「芸術は爆発だ」というセリフが有名で、そのセリフ通りに爆発する粘土である起爆粘土を主に使い、相手を攻撃する。

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うちはサスケ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはサスケ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはサスケとは、『NARUTO』における主要なキャラクターの一人で、主人公・うずまきナルトと木の葉隠れの里の第七班に所属し、彼の親友でありライバルともいえる存在である。うちは一族という特殊な家系に生まれたが、幼いころに兄・うちはイタチによって一族は皆殺しにされる。それ以来、彼を憎み続け、復讐を果たすためだけに生きていくことになる。主人公のナルトは明るい性格だが、それとは対照的に闇の存在として描かれている。

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うずまきクシナ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきクシナ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきクシナとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの母であり、ナルトの父である波風ミナト(四代目火影)の妻である。 クシナは渦の国のくノ一であったが、幼少期に九尾の人柱力となるために木の葉の里に連れてこられた。 その後、四代目火影となる波風ミナトと結婚しナルトを出産。 しかし出産した日に木の葉の里が襲われ、クシナ自身に封印していた九尾の封印を解かれ九尾が暴走。 九尾暴走事件がきっかけで命を落とし、本編が始まる15年前に死亡している。

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山中いの(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

山中いの(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

山中いの(やまなかいの)とは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、「第十班」に所属する金髪のポニーテールが特徴のくノ一。初登場は漫画第34話、アニメ第1話。主人公・うずまきナルトの同期で、春野サクラとは親友であり、ライバル。奈良シカマル、秋道チョウジとは先代から続く“猪鹿蝶トリオ”として抜群のコンビネーションを発揮している。また、木ノ葉に伝わる山中一族の出身で、精神操作や情報収集に長けた忍術を得意とする。

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奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。

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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。

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サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。

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テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。

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うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うみのイルカとは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトの恩師であり、家族のいないナルトの父親もしくは兄のような存在でもある。体内に化け物を有するために周りから疎外されていたナルトのことを気にかけ、唯一ナルトを「一人の人間」として認めていた。忍者養成所である忍者アカデミーの教師を務め、優しい性格から生徒に慕われている。

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