クレヨンしんちゃん（クレしん）の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

親子遠足でかすかべ防衛隊を落下から助けたロボひろしをみさえが受け入れ始め、ロボひろしは変装して仕事にも行くようになり、会社でも評判が良かった。

フンコロガシの真似をして遊んでいたしんのすけに、「全日本曲がり角振興会」と名乗る謎の女が『この曲がり角を曲がった記念すべき100万人目の曲がり者 「ミリオンマガリニスト」でぇす』と、ヒゲを贈呈した。ヒゲに喜ばないしんのすけに『じゃあ君のパパにプレゼントすれば？ きっと出世するわよ』と助言する。
その夜、ロボひろしの「ロボット寿司」を食べる野原一家。給料日という事でみさえは「エクストラバージンオイル」を奮発し、ロボひろしにあげる。それを見たしんのすけはヒゲの事を思い出した。ロボひろしにヒゲをプレゼントし、『つけると出世するんだって』としんのすけはロボひろしに言う。ヒゲをつけたロボひろしにみさえたちが爆笑していると、『なぁ～にぃ～がぁ～… おかしいー！！』とテーブルをひっくり返し（ちゃぶ台返し）、ロボひろしが豹変した。
しんのすけ『どーした ロボとーちゃん！？』
ロボひろし『「とーちゃん」ではない！ 「お父上様」と呼べい！！』
しんのすけ『お… ちち…？』
みさえ『ちょっと！何すんのよっ！！』
ロボひろし『バカモン！ 一家の主に向かって「ちょっと」とは何だ！「旦那様」と呼べい！！』
怯えるみさえ、泣きそうなひまわり。
ロボひろし『赤子泣いても… フタ取るなぁ！！貴様たち 一家の大黒柱を何と心得る！そこに正座しろっ！！』
みさえ『そんなぁ』
ロボひろし『口答えするかぁ！！』

ヒゲをつけて豹変したひろしは公園で、家庭に居場所のない父親たちに『成長せい！ 諸君らは家庭の長だろ！ 長ならばどうして自分を邪険にする家族にペコペコするんだ！ 諸君らは永久に救われんぞぉ！ 蔑まれ 虐げられた父親諸君 今こそ立ち上がる時だ！ 女房が何だ！ 子供が何だ！ 父親こそが家庭の要ぇ！一番偉いのだぁ！！』と熱弁を振るい、演説していた。
ロボひろしの演説に歓声が上がる中、遊びに来た母子が『うるせぇー！ また集まってる！ 出てけー！』と父親たちを公園から追い出そうとするが、ひろしの演説に背中を押された、家庭に居場所のない父親たちは反論し、母子たちを圧倒する。最後は、ロボひろしの必殺技で、四方八方に鋭く尖らせたヒゲを飛ばす『アフターファイブヒゲスプラッシュ』で母子たちを追い返し、ロボひろしは「”ちち”よ ”ゆ”うきで たちあが”れ”同盟」略して『ちちゆれ同盟』を結成する。

『ちち！ゆれ！ちち！ゆれ！』の掛け声とともに居場所のなかった父親たちの反乱が始まった。
ちちゆれ同盟に賛同した父親たちは、『女性専用車両より親父専用車両を作れ！ レディースデーがあるなら親父デーも作れ！ 加齢臭サイコー！ 男女交際などまだはやーい！ 晩酌のビールを二本にしろー！ 自分ばっかり買い物するなー！ 小遣い上げろー！ 臭いって言うなー！ 猿って言うなー！』と不満を爆発させていた。
商店街を大名行列のように練り歩く『ちちゆれ同盟』を、建物の隙間に隠れて見ていたかすかべ防衛隊。しんのすけは『オラ あんな「ロボとーちゃん」イヤだ 親父臭いのはもっとイヤ』と何か画策していた。
商店街を練り歩く『ちちゆれ同盟』の前に飛び出したしんのすけとシロは、『お父上様！ お見せしたい物があります！ ご覧あれ！』と歌と尻出しダンス（ぶりぶりダンス）を披露した。
♪ ロボとーちゃんは威張りんぼ えらそーえらそーシリマンボ ぜんぜんヒゲヒゲ似合わな〜い ブリブリボロボロ ボロとーちゃん
と、ロボひろしを挑発し、建物の隙間へと誘い込んだ。
挑発するしんのすけを追いかけるロボひろしを、風間くん・マサオくん・ぼーちゃんがしんのすけと同じ服を着て、4人のブリブリダンスでロボひろしを混乱させ、ネネちゃんが油を撒いてロボひろしを転ばせ、一斉に襲い掛かり、しんのすけがヒゲを取ることに成功した。
ロボひろしは、ヒゲを持って逃げるしんのすけに、『返せ！』と竹刀を持ったままのロケットパンチを飛ばすが、ロケットパンチを受け止めたしんのすけであった。すると、ロケットパンチが回転し、ブーメランのようにロボひろしの方へと飛んでいく。ロボひろしに竹刀がヒットすると、ロボひろしは壊れて後ろ向きで走り出した。
後ろ向きで走るロボひろしは、工事現場へと迷い込む。そこへ金ピカの老人がロボひろしをなぎ倒し、踏みつけて嘆く見出しのセリフを言う。

『ワシがちちゆれ同盟総裁・鉄拳寺堂勝である！』と名乗った金ピカの老人は、『これより 市庁舎を占拠する！』と『ちちゆれ同盟』を率いて行くのだった。

埼玉春日部は 野原一家の長にして 双葉商事営業二課係長 ローン32年35歳 野原ひろしたぁ 俺の事よ！

しんのすけが「ミリオンマガリニスト」として貰ったヒゲをロボひろしにプレゼントし、ヒゲをつけるとロボひろしが豹変してしまう。ロボひろしは、公園で熱弁を振るい、家庭で居場所のない父親たちを相手に演説し、『立ち上がるのだ！』と「”ちち”よ ”ゆ”うきで たちあが”れ”同盟」略して『ちちゆれ同盟』を結成する。

豹変したロボひろしを元に戻そうと、かすかべ防衛隊が立ち上がった。大名行列のように商店街を闊歩する「ちちゆれ同盟」の前に飛び出したしんのすけは、お尻を出してブリブリダンスとオリジナルソングで、ロボひろしを挑発する。風間くん・マサオくん・ぼーちゃんもしんのすけのようにブリブリダンスでロボひろしを混乱させ、ヒゲを奪うことに成功するが、ロボひろしは竹刀持ちロケットパンチをしんのすけに向けて撃った。しんのすけがロケットパンチを受け止めると、ブーメランのようにロボひろしの方へ飛んでいき、顔面に竹刀がヒットし、ロボひろしは不具合を起こす。後ろ向きに走り出したロボひろしを、「ちちゆれ同盟総裁・鉄拳寺堂勝」が壊し、ロボひろしを破棄しようとする。廃棄トラックで運ばれるロボひろしを追って、しんのすけもトラックに乗り、懸命にロボひろしを助けようとする。
焼却炉へと向かうベルトコンベアで運ばれるロボひろしとしんのすけ。『ロボとーちゃん 起きろ！』としんのすけが頭を引っ張ると、ロボひろしの顔だけが抜けた。

ロボひろしの顔を抱え、しんのすけが工場をさまよっていると、ロボットがたくさん並んでいるフロアに出た。恐る恐る歩を進めるしんのすけは、「主婦に人気のロボ家電（劇中の表現）」を見つける。「主婦に人気のロボ家電（劇中の表現）」はお掃除ロボで、ロボひろしの顔を乗せると、ロボひろしの意識が戻った。さらに工場を進んでいくしんのすけは、謎の液体の中にひろしを見つけた。

謎の液体からひろしを助けたしんのすけは、『とーちゃん！』と倒れているひろしに駆け寄り、揺さぶると、ひろしが目を覚ました。
ロボひろしは『しんのすけ！ ソイツから離れろ！ ソイツは偽物だ！ オレが本物の「野原ひろし」だ！』と叫んだ。
ひろしは『何だとぉ！ ブサイクなツラしやがって このブリキ野郎！！』とロボひろしに言い、見出しのセリフで啖呵を切るのだった。

ひろし『埼玉春日部は 野原一家の長にして 双葉商事営業二課係長 ローン32年35歳野原ひろしたぁ 俺の事よ！』
フレーズ毎にポーズをつけて啖呵を切るひろし。
しんのすけ『とーちゃん ブラブラさせながらじゃ 締まらないぞ』
そう言って全裸のひろしに白衣を渡すしんのすけ。

オレの愛するマイスイートハニーって事だよ！

破棄されそうになったロボひろしを追い、迷い込んだ工場で出口を探して進むしんのすけとロボひろしは、ひろしを見つけ助け出すしんのすけ。しんのすけ・ひろし・ロボひろしは出口を探して工場を進む。

すると、鉄拳寺堂勝にかすかべ防衛隊にやられたロボひろしの事を恫喝され、代わりとなる次のロボットを急かされている頑馬博士がいた。ロボひろしは頑馬博士の隙を突き、ロボ家電から別のロボットの胴体に顔を移し、そそくさと逃げ、鉄拳寺堂勝率いるちちゆれ同盟が占拠した市役所へと急いだ。
占拠した市役所屋上で演説する鉄拳寺堂勝を邪魔するみさえ。そこに特別専任捜査官・段々原照代も現れ、しんのすけたちも到着した。
歯向かうみさえとしんのすけを、杖で殴ろうとする鉄拳寺堂勝を止めたロボひろしの家族愛溢れる見出しのセリフをきっかけに、鉄拳寺とロボひろしの対決となった。

鉄拳寺堂勝『喝！ 悪妻は百年の不作 この女を捕えろ！』
段々原照代『（笛を鳴らし）野原さんから離れなさい！』
鉄拳寺堂勝『あの女もだ』
動かないちちゆれ同盟。
鉄拳時堂勝『どうした！ 捕まえろ！ 腑抜けめっ！』
唸り睨むひまわりとたじろぐみさえの前にしんのすけが登場する。
しんのすけ『オラのかーちゃんをナメるな！』
みさえ『しんちゃん！』
しんのすけ『オラのかーちゃんは おケチで化粧濃くて 妖怪ケツでかおばばで あと… えーっと…』
みさえ『…おい』
鉄拳寺堂勝『それがどうした！』
杖をみさえたちに振り下ろす鉄拳寺堂勝、杖を受け止めたロボひろし。
ロボひろし『オレの愛するマイスイートハニーって事だよ！』

ロボひろしに押され逃げていく鉄拳寺堂勝。鉄拳寺堂勝はロボットである事も判明する。ちちゆれ同盟は各々帰って行った。
『あなた』と涙を流し駆け寄るみさえ。ロボひろしは『みさえ』と手を広げるが、横を走り抜けるみさえは、人間のひろしに駆け寄ったのだった。

バカヤロ！押し付ける事がしつけじゃねぇんだ！ 自分からやらなきゃ意味がねぇんだよ！！

しんのすけは、ドデカシティの焼却炉に向かうベルトコンベアから、ロボひろし・ひろしを助け、ちちゆれ同盟総裁・鉄拳寺堂勝が占拠した市役所へと急ぐ。
鉄拳寺堂勝は逃げて行った。鉄拳寺堂勝もロボットであることが判明し、ショックを隠せないちちゆれ同盟は各々自宅へと帰って行った。
「どっちが本物の野原ひろし」なのかを「たはらしんのすけ」進行のもと『朝まで生ノハラ』で議論するひろしとロボひろしであった。「本物の野原ひろし」と言い張るロボひろしに困惑するみさえたち。ロボひろしは『そうだ しんのすけ 腕相撲しよう！』と言うが、ロボとーちゃんに大喜びだったしんのすけもたじろいでいると、『だったら俺がやる』とひろしと腕相撲をすることになり、粘るもののひろしは負けた。
そこへ下春日部警察署長・黒岩仁太郎が訪ねて来て『君たちを逮捕しに来たんだよ』と、ロボひろしは銃で撃たれ電気ショックとなり、野原一家と段々原照代は連行された。

護送車の中で黒岩に『君たちの罪状は「国家内乱罪」に相当する つまり… 死刑』と言われ、号泣する段々原と弁解する野原一家。黒岩に鉄拳寺堂勝の事を話すと、『信じますとも』と言われ、鉄拳寺堂勝（ロボット）がそこにあることに驚く野原一家と段々原。「ちちゆれ同盟総裁・鉄拳寺堂勝」の正体は下春日部警察署長・黒岩仁太郎だったのである。
鉄拳寺堂勝（黒岩仁太郎）のちちゆれ同盟で目論んでいたのは、『大日本しつけ直し計画』であった。
鉄拳寺堂勝『かつて… この国には強き父親たちがいた… ところが！今の世はどうだ！ 女子供の尻に敷かれた男たちに この国を守れるか 今こそ 軟弱な男たちになりかわり 鋼鉄頑固親父が日本をしつけ直すときなのだ！ これこそが大日本しつけ直し計画！』
ひろしが『何で素顔でやらねぇんだよ！』と問うと、黒岩は『それもまた僕の美意識 真夜中は別の顔… それが男のダンディズム』と語るが、段々原に『あー 失敗したときに逃げやすいようにですね』と言われるのだった。

しんのすけに『エラソーにカッコつけてるけど ほんとは家じゃー 奥さんのお尻に敷かれてたりしてぇ』と見抜かれた黒岩は怒りに震え、さらに『カッコわるいぞ～』と突っ込まれ、『許せん！ 最初の餌食は貴様だぁ！！』とロボひろしを洗脳して、しんのすけにお仕置きをするのだった。
しつけをはき違えた黒岩を否定するひろしの見出しの名言である。※この場面は名言・名セリフが続く

黒岩『立て あの小僧に最も酷いお仕置きを与えよ！』
ロボひろし『リョーカイ』
頑馬『コンピューターが最も残忍な方法をはじき出します』
ロボひろし『オシオキダ ノハラシンノスケ』
ロボひろしから大量の炒めたピーマンが出てくる。
しんのすけ『おわぁぁぁぁ！ ピーマン！！』
ひろし『まさか！？ しんのすけにピーマンを食べさせようって言うのかぁ！？』
みさえ『しかも 一かけらの肉もない ピーマン100％炒めぇ！』
ひまわり『たいやぁぁぁぁ』
黒岩『…コレ 効くのか？』
頑馬『ダメージは確実に与えています』
ロボひろし『サァ クエ』
しんのすけの口にピーマンを無理矢理ねじ込もうとするロボひろし。
しんのすけ『うぅぅー！ 止めてくれぇ！ ロボとーちゃぁん！！』
ロボひろし『クエ クウンダ』
ひろし『やめろ！だったら俺が食う！』
みさえ『私達に 私達にピーマンを食べさせて！』
黒岩『おやおや 子供のワガママを助長する 今の日本を代表するダメ親だね』
ひろし『バカヤロ！押し付ける事がしつけじゃねぇんだ！ 自分からやらなきゃ意味がねぇんだよ！！』
黒岩『そんな理想論がっ！日本をカッコ悪くするんだ！！』
しんのすけの断末魔の叫びが響いた。

…オラ食べるぞ ピーマン食べる！ だから！ロボとーちゃん元に戻れ！！

しんのすけに『エラソーにカッコつけてるけど ほんとは家じゃー 奥さんのお尻に敷かれてたりしてぇ』と見抜かれた黒岩は怒りに震え、さらに『カッコわるいぞ～』と突っ込まれ、『許せん！ 最初の餌食は貴様だぁ！！』とロボひろしを洗脳して、しんのすけにお仕置きをするのだった。
ロボひろしの洗脳を解こうと、嫌いなピーマンを食べるしんのすけの魂の叫びとなった見出しのセリフ※この場面は名言・名セリフが続く

黒岩『立て あの小僧に最も酷いお仕置きを与えよ！』
ロボひろし『リョーカイ』
頑馬『コンピューターが最も残忍な方法をはじき出します』
ロボひろし『オシオキダ ノハラシンノスケ』
ロボひろしから大量の炒めたピーマンが出てくる
しんのすけ『おわぁぁぁぁ！ ピーマン！！』
ひろし『まさか！？ しんのすけにピーマンを食べさせようって言うのかぁ！？』
みさえ『しかも 一かけらの肉もない ピーマン100％炒めぇ！』
ひまわり『たいやぁぁぁぁ』
黒岩『…コレ 効くのか？』
頑馬『ダメージは確実に与えています』
ロボひろし『サァ クエ』
しんのすけの口にピーマンを無理矢理ねじ込もうとするロボひろし
しんのすけ『うぅぅー！ 止めてくれぇ！ ロボとーちゃぁん！！』
ロボひろし『クエ クウンダ』
ひろし『やめろ！だったら俺が食う！』
みさえ『私達に 私達にピーマンを食べさせて！』
黒岩『おやおや 子供のワガママを助長する 今の日本を代表するダメ親だね』
ひろし『バカヤロ！押し付ける事がしつけじゃねぇんだ！ 自分からやらなきゃ意味がねぇんだよ！！』
黒岩『そんな理想論がっ！日本をカッコ悪くするんだ！！』
しんのすけ『…ロボとーちゃん…』
しんのすけの隙をつきロボひろしがピーマンを口にねじ込み、しんのすけの断末魔の叫びが響いた。

目を背けるひろしとみさえ。
黒岩『ハッハッハッハッハッハッ 僕の事を「カッコ悪い」と言った報い！ 存分に受けたまえ！』
段々原『…酷い…』
ひまわり『たや？ うー』
ピーマンを噛み砕くしんのすけ。
みさえ『…食べてる？食べてるの！？ あの子がピーマンを！？』
ピーマンを飲み込んだしんのすけ。
しんのすけ『…オラ食べるぞ ピーマン食べる！ だから！ロボとーちゃん元に戻れ！！』
頑馬『ヒヒヒヒ 無意味 イヒヒヒヒヒヒヒヒ』
次のピーマンをしんのすけの口へ運ぶロボひろし、我慢してピーマンを食べるしんのすけ。

オイ！自分の息子が体張ってぶつかってきてんだぞ！それに応えないで何が父親だ！

しんのすけに『エラソーにカッコつけてるけど ほんとは家じゃー 奥さんのお尻に敷かれてたりしてぇ』と見抜かれた黒岩は怒りに震え、さらに『カッコわるいぞ～』と突っ込まれ、『許せん！ 最初の餌食は貴様だぁ！！』とロボひろしを洗脳して、しんのすけにお仕置きをするのだった。
苦手なピーマンを我慢して食べるしんのすけに応えろと叫ぶひろしが言った見出しのセリフ※この場面は名言・名セリフが続く

黒岩『立て あの小僧に最も酷いお仕置きを与えよ！』
ロボひろし『リョーカイ』
頑馬『コンピューターが最も残忍な方法をはじき出します』
ロボひろし『オシオキダ ノハラシンノスケ』
ロボひろしから大量の炒めたピーマンが出てくる
しんのすけ『おわぁぁぁぁ！ ピーマン！！』
ひろし『まさか！？ しんのすけにピーマンを食べさせようって言うのかぁ！？』
みさえ『しかも 一かけらの肉もない ピーマン100％炒めぇ！』
ひまわり『たいやぁぁぁぁ』
黒岩『…コレ 効くのか？』
頑馬『ダメージは確実に与えています』
ロボひろし『サァ クエ』
しんのすけの口にピーマンを無理矢理ねじ込もうとするロボひろし
しんのすけ『うぅぅー！ 止めてくれぇ！ ロボとーちゃぁん！！』
ロボひろし『クエ クウンダ』
ひろし『やめろ！だったら俺が食う！』
みさえ『私達に 私達にピーマンを食べさせて！』
黒岩『おやおや 子供のワガママを助長する 今の日本を代表するダメ親だね』
ひろし『バカヤロ！押し付ける事がしつけじゃねぇんだ！ 自分からやらなきゃ意味がねぇんだよ！！』
黒岩『そんな理想論がっ！日本をカッコ悪くするんだ！！』
しんのすけ『…ロボとーちゃん…』
しんのすけの隙をつきロボひろしがピーマンを口にねじ込み、しんのすけの断末魔の叫びが響いた

目を背けるひろしとみさえ
黒岩『ハッハッハッハッハッハッ 僕の事を「カッコ悪い」と言った報い！ 存分に受けたまえ！』
段々原『…酷い…』
ひまわり『たや？ うー』
ピーマンを噛み砕くしんのすけ
みさえ『…食べてる？食べてるの！？ あの子がピーマンを！？』
ピーマンを飲み込んだしんのすけ
しんのすけ『…オラ食べるぞ ピーマン食べる！ だから！ロボとーちゃん元に戻れ！！』
頑馬『ヒヒヒヒ 無意味 イヒヒヒヒヒヒヒヒ』
次のピーマンをしんのすけの口へ運ぶロボひろし、我慢してピーマンを食べるしんのすけ

しんのすけ『オラピーマン大好きだぞ！！』
しんのすけは自らピーマンの盛られた皿にがっつき、ピーマンを食べる
しんのすけ『（ピーマンを食べながら）ほら ロボとーちゃん しっかりしろぉ』
みさえ『あなた！ しんのすけの「父親」なんでしょ！ しっかりしてぇ！！』
ひろし『オイ！自分の息子が体張ってぶつかってきてんだぞ！それに応えないで何が「父親」だ！！』
全てのピーマンを飲み込んだしんのすけ
しんのすけ『…終わりか… ごちそうさまぁ！！』
しんのすけの声がロボひろしの集積回路の奥へと届き、ロボひろしは頑馬の専横プログラムを「足クサバーニングキック」で倒し、洗脳が解ける
しんのすけ『ロボとーちゃん！』
ロボひろし『リトルチクビーム！ お前の叫び 集積回路の奥の奥まで響いたよ』
しんのすけ『いやぁ 照れますなぁ』

「とーちゃんが二人だから」という事で『野原一家ダブルファイヤー！！』で反撃に出る野原一家と段々原

そうだ！子供が俺たちの戦うエネルギーだろ！

苦手なピーマンを全部食べて、ロボひろしの洗脳を解いたしんのすけ。「今日はとーちゃんが二人だから」という事で『野原一家ダブルファイヤー！！』の掛け声とともに反撃に出るが、建物が崩れそうになり逃げる野原一家・段々原・小女鹿蘭々たち。
黒岩は「巨大五木ひろしロボ」で屋上に現れた。

踏みつけようとする五木ロボから逃げるようにみさえたち女性陣に言うひろし。巨大五木ロボに挑むロボひろしはチクビームを出すが、エネルギー切れで弾き飛ばされてしまう。ひろしが巨大五木ロボの気を引いてる間に、しんのすけがロボひろしにエネルギー注入して、『行くぞしんのすけ 合体だー！』と重機を集め、あまりカッコよくはないが「巨大ひろしロボ」となり、女性陣は呆れていた。
みさえ『…男ってなんで大きなロボットが好きなのかしら…』
段々原『さぁ』
小女鹿『…バカだからよ』

巨大五木ロボは「こぶしウェーブ」で攻撃を繰り出すと、ひろしは『体に刻まれた演歌のDNAには逆らえねぇ』ととろけ、巨大ひろしロボは重機が溶け、ボロボロになるロボひろし。
それでも巨大五木ロボに立ち向かおうとするロボひろしに、ひろしも見出しのセリフで後押しをするのだった。
ひろし『おい 大丈夫か！？』
ロボひろし『オレが… 食い止める…』
ひろし『無理すんな！』
しんのすけ『戦うならオラも手伝う！』
ひろし『そうだ！子供が俺たちの戦うエネルギーだろ！』
ロボひろし『…こんな時 こんな時 しんのすけならっ！！』
しんのすけ『いつものっ！！』
ひろし『いつもの？』
ロボひろしはリモコンをしんのすけに託し、建物と合体するのだった。
みさえ曰く『もう いっつもコレ』と頭を抱える。しんのすけとロボひろしはお尻を出してブリブリ～と言いながら攻撃する「巨大ブリブリ攻撃」で巨大五木ロボを倒した。

あなたの一番の罪は… 人の心をおもちゃのように弄んだ事です！

巨大五木ロボとの戦いは、しんのすけとロボひろしの巨大ブリブリ攻撃で幕を閉じた。

逮捕され、罪状を訊く黒岩に段々原が言った見出しのセリフ。
黒岩『お手柄ですね段々原くん …僕の罪状は何だい？』
段々原『あなたの一番の罪は… 人の心をおもちゃのように弄んだ事です！』

この言葉でうなだれる黒岩であった。

…分かったよ… …ケリを着けよう