PLUTO(プルートウ)のネタバレ解説・考察まとめ

『PLUTO』とは、手塚治虫の作品「鉄腕アトム」の中のエピソード「史上最大のロボット」を原作とした浦沢直樹の漫画作品。
舞台は人間とロボットが共存する世界。世界最高水準の能力を持つ7体のロボットが、次々と何者かに破壊される事件が起きる。7体のロボットの1人・ドイツ刑事ロボットのゲジヒトは、一連の事件に深く関わっているとされる謎のロボット「プルートウ」の正体に迫っていく。

「大量破壊ロボットを製造している」という疑惑をかけられてしまったペルシア王国に、実態を調査するために送り込まれた調査団。
第39次中央アジア戦争の前に、ある古いモスクの地下にて、ペルシア王国の緑化のために開発されていたロボット・ボラーの失敗作であるロボットたちの大量の死骸を発見する。
この発見がのちに第39次中央アジア戦争の勃発に結び付いた。

ゴジにより、メンバーたちが次々と殺害されてしまう。

ゼロニウム弾

ゲジヒトの右手から発射することができる特殊火器。
装甲車を一撃で破壊できるほどの、極めて強力な威力を持つ。
そのため、対人使用は禁止されており、戦争時以外でゼロニウム弾を発射することができる人物は世界でも限られている。

小型クラスター砲

高い耐久性を持つ特殊合金・ゼロニウムにもダメージを与えることができる、強力な武器。
高い殺傷能力ゆえに、ドイツでは所持しているだけで罪に問われる。

メモリーチップ

ロボットや人間の記憶を記録することができるチップ。

連続幼児ロボット誘拐破壊事件

2年前に起こった、幼児ロボットが連続で誘拐され、極めて残酷な方法で殺害された事件。犯人はアドルフ・ハースの兄。
かつてゲジヒトとヘレナ夫婦が自分たちの子供として育てていたロボット・ロビタもこの事件の犠牲となり、死亡している。

エデン国立公園

トラキア合衆国にある、広大な保護区域。ナナブー族という民族がここで生活してる。
大量の休火山に囲まれており、地下には大きなマグマだまりがある。

KR団

ロボットの人権法廃止を訴える極右集団。
メンバーの中には社会的地位のある知識人や文化人もいる模様。
反ロボットのプロバカンダや、ロボット判事の殺害などに関わっている。

偏った感情

怒りや悲しみ、憎しみなどの、強い負の感情。
昏睡状態に陥ったロボットを目覚めさせるには、これらの感情をロボットに挿入する必要がある。

『PLUTO』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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