PLUTO(プルートウ)のネタバレ解説・考察まとめ

『PLUTO』とは、手塚治虫の作品「鉄腕アトム」の中のエピソード「史上最大のロボット」を原作とした浦沢直樹の漫画作品。
舞台は人間とロボットが共存する世界。世界最高水準の能力を持つ7体のロボットが、次々と何者かに破壊される事件が起きる。7体のロボットの1人・ドイツ刑事ロボットのゲジヒトは、一連の事件に深く関わっているとされる謎のロボット「プルートウ」の正体に迫っていく。

CV:松田健一郎

第39次中央アジア戦争にて、ボラー調査団に同行したことのある国連軍准将。
かつて戦争に参加せず、プルートウに襲われても彼にとどめを刺さずに逃がしてしまったエプシロンを「逃げることばかり考えている」とみなしている。

世界最高水準の7体のロボットのうち最後の一体となったエプシロンを安全なゲストハウスに連れてきていたところ、ボラー調査団の関係者の命をも狙っていたゴジに襲われ、ゲストハウスごと溶かされ、死亡する。

警察関係者

田鷲警部

CV:土師孝也

日本の警視庁警部。ロボットのことを人間のような豊かな感情や感覚のないものたちとして否定的に思っており、ロボットが人権を保障され、人間と変わらない扱いを受けていることに対して反感を持っている。
ゴジにより殺害されたボラー調査団のメンバー・田崎純一郎の殺害現場の現場検証を行い、田崎が死の直前に会っていたアブラー博士ことゴジを重要参考人として取り調べる等、ゴジによる一連の事件の捜査に携わる。
死後に目覚めたアトムの証言により、一連の事件がアブラーと名乗るゴジの仕業であったことを知る。

中村課長

CV:青山穣

日本の警察。田鷲警部とともにゴジによる一連の事件を追っている。アトムやウラン、お茶の水博士と面識がある。

ワラス警部

CV:斉藤次郎

ドイツ・デュッセルドルフの警部。ベルナルド・ランケの殺害事件を捜査している。

フェルゼン刑事

CV:遠藤大智

ゴジによる一連の事件の模倣犯による事件を捜査している刑事。
ゲジヒトとは3年前に同じ事件を捜査しており、面識がある。

シュリング局長

CV:水内清光

ユーロポールドイツ支局局長。
ゲジヒトが過去に殺人を犯した際に、ゲジヒトやヘレナの記憶から事件や彼らの子供・ロビタに関する記憶を消去し、ゲジヒトが犯した殺人事件を隠蔽した。
ゲジヒトの悪夢の原因が、外部からの何らかの操作によるものなのではないかと疑ったホフマン博士に、ゲジヒトのメモリーチップに何かしたのではないかと問い詰められるがはぐらかす。

ベッカー部長

CV:最上嗣生

ユーロポールドイツ支局の警察。シュリング局長の部下。
シュリング局長同様、ゲジヒトが過去に殺人を犯したことを知っている。

ホーガン

CV:高口公介

ゲジヒトの死亡後、世界最高水準の7体のロボットのうち最後の一体となったエプシロンのもとに派遣された護衛ロボット。
プルートウによる攻撃からエプシロンの孤児院の子供たちを守り、さらにワシリーがプルートウの関係者に誘拐された際にはエプシロンとともに彼を救いに行った。

エプシロンとプルートウの戦闘の最中、2人の戦闘により生じた暴風などからワシリーを保護した。
劣勢になってもプルートウへの説得をあきらめず、さらに最期までプルートウから発せられる暴風から自分とワシリーを守り抜いたエプシロンを、「勇敢な戦士」として尊敬している。

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