ロマンシング サ・ガ2(ロマサガ2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ2』とは、スクエア(当時)が開発したSFC用のRPGである。特徴は、決まった流れを追うのではなく、フリーシナリオを採用している点と、レベルに関係なく技を習得する閃きシステムが挙げられる。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、かつて世界を救った「七英雄」と対峙していくこととなる。その戦いは世代を超えて続き紡がれる。

『ロマンシング サ・ガ2』アイテム

武器

「剣」「大剣」「斧」「棍棒」「槍」「小剣」「弓」、「爪」を含めた8種類の武器が存在する。
片手で扱える武器と両手で扱う武器があり、、両手武器を使用している場合は盾による回避が発動しない。
武器にも重量設定があるものの、武器の重量は攻撃の際の命中率に影響し、素早さには影響しない。

防具

「頭(兜・帽子)」「体(軽鎧・重鎧・ローブ)」「腕(小手・手袋)」「足(具足・靴)」「服」「アクセサリー」「盾(盾・ガーダー)」の7種に分類される。「アクセサリー」以外は同じ部位の防具を重複して装備する事はできない。「全身鎧」を装備する場合、「頭」「体」「腕」「足」の各部位の装備は不可。
各クラスの固定装備も上記制限に含まれる為、クラスによっては装備できる防具の種類が制限される。

消費アイテム

生命力回復や万能薬など、回復等に使用するアイテム。一部の回復アイテムは年代ジャンプの際に倉庫内に追加補充される。
非戦闘時に使用する回復アイテムは全15種。使用できる対象が限られているアイテムもある。

イベント用アイテム

海風貝や古代魔術所など、特別な役割を持つアイテム。アプリ版以降に追加された7種を含め、全24種。ゲームの進行に関わるものも含まれる為、該当アイテムを所持した状態で「強くてニューゲーム(引き継ぎニューゲーム)」を選択しても引き継がれないものも存在する。

『ロマンシング サ・ガ2』の用語

伝承法

オアイーブが七英雄に対抗するために皇帝へ伝えた術。皇帝が持つ知識・技を後世に残すことができる。初代皇帝が伝承法を教わってからは、伝承法で選ばれたものが皇帝となった。

同化の法

古代人が使っていた術。本来は他の生命体に魂を移し替え、死を遠ざける術だった。しかし七英雄は古代人を苦しめていたモンスターに対抗するために、モンスターを相手に同化の法を使い、力を得た。それ故に、七英雄の姿はモンスターのようになってしまった。

七英雄

『ロマサガ2』のボスたちのこと。かつて、別の肉体に魂を移す「同化の法」により不死に近く生きる「古代人」が地上を支配していた。彼らは、魔物による突然死を極端に恐れ、それ故に戦う事すら嫌った。しかしその中に、魔物を駆逐して平穏な世界にすることを志した勇敢な者もいた。それが後の七英雄である。七英雄は「同化の法」を魔物と同化するよう進化させ、古代人を救う強大な力を得る。しかし、過剰な力を危険視した古代人によって彼らに逆らい始めた七英雄は異次元に追放されてしまう。

自らを追放した古代人へ復讐するために長い時間をかけて戻ってきた。そしてこれが“いつの日か七英雄は戻ってくる”という言い伝えの真相だったのである。

メンバーは七英雄のリーダーで、巨大要塞「浮遊城」を拠点とするワグナス、その親友で砂漠の「移動湖」に住む紳士的なノエル、ノエルの妹でエイルネップの村で男を魅了し女王として君臨するロックブーケ、それにワグナスの従妹で海に巣食うスービエや、ナゼール地方で自らを鍛え続けるダンターグ(五反田)、「地上戦艦」を使い麻薬などで私服を肥やしていたボクオーン、生粋の嫌われ者・クジンシー。

地名

北バレンヌ地方

北西端の地方。帝都アバロン、港町ソーモン、封印の地、ウォッチマンの巣、ゴブリンの穴がある。本編開始時の帝国は北バレンヌ地方の南西側4半分程度の小国となっている。

南バレンヌ地方

格闘家達の修行場「龍の穴」、その庇護下にある町ニーベル、モンスターの巣がある。オレオン海とロンギット海を結ぶヴィクトール運河には運河要塞があり、通行権を握られている。運河要塞を排除すると跡地にはミラマーの町ができ、東西を繋ぐレオンブリッジが建設される。

カンバーランド

北バレンヌ地方の東、オレオン海の対岸にある国。ダグラス、フォーファー、ネラック城とサイフリートの砦がある。南に広がるステップとの境界に、モンスターの侵入を防ぐ長城が築かれている。ソーモンからダグラスへ船が出ている。

ステップ

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