ロマンシング サ・ガ2(ロマサガ2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ2』とは、スクエア(当時)が開発したSFC用のRPGである。特徴は、決まった流れを追うのではなく、フリーシナリオを採用している点と、レベルに関係なく技を習得する閃きシステムが挙げられる。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、かつて世界を救った「七英雄」と対峙していくこととなる。その戦いは世代を超えて続き紡がれる。

背の高い草の生い茂る草原。オレオン海沿岸にはマイルズの町があり、ソーモンから船で渡れる。メルー砂漠との境界にはワイリンガ湖が広がる。遊牧民族ノーマッドが移住生活を営んでいる。

サバンナ

北西はステップ、南東はサラマットに接する草原で、東西と南に集落がある。地下からのタームの脅威にさらされており、一部の集落は壊滅している。また地底族のモールも住んでいる。

メルー地方

広大なメルー砂漠とそこを彷徨う移動湖の他、北にワイリンガ湖湖畔のビハラ、東のイロリナ川沿岸には古代の遺跡の塔が残るテレルテバがある。南には大昔は古代人が住んでいた雪の遺跡、砂の遺跡がある極寒地アウストラスが広がる。

サラマット地方

奥地に沈んだ塔の眠るサラマットと呼ばれる熱帯雨林が広がる。ロックブーケが支配するエイルネップ、それに反抗する女達が築くアマゾネスの村、漁村のムリエがある。北には中央に火山がそびえるコムルーン島があり、島には人間が住むツキジマとサラマンダーが住むゼミオ、魔道士の砦がある。島の西の海底には古代の遺跡がある。ムリエからツキジマへ渡れる。

北ロンギット地方

ロンギット海に伸びるハリア半島の先端は水路・陸路ともに侵入困難な天然の要害となっており、武装商船団が本拠地ヌオノを構えて幅を利かせている。他にモーベルム、メッシナ鉱山がある。

南ロンギット地方

海女の住む村トバと人魚伝説のあるマーメイド村、魔女のほこらがある。アプリ版では追加ダンジョン「追憶の迷宮」が存在する。

ルドン地方

鉱山によって栄えた町ティファールと宝石鉱山と、南方に広がるナゼール地方に続くルドン高原がある。ルドン高原のアクア湖にはネレイドが居る。また、ハリア半島経由でのヌオノへの侵入路の起点がある。本編開始の時代には宝石鉱山との交易は途絶え、バレンヌ帝国にとって鉱山の現状は不明になってしまっている。

ナゼール地方

遊牧民であるサイゴ族と家畜であるムーの越冬地で、荒地と雪原が広がる。遊牧せず定住生活を送るサイゴ族の村、東と南のダンジョン、子供と子ムーが迷い込んだ洞窟、詩人の洞窟がある。

ヤウダ地方

ユウヤン、リャンシャン、チョントウ城、ハクロ城がある和風の地域。イーリスの住むチカパ山が東に見え、ヤウダ地方を制圧すると、山を越えた先のトーレンスにあるこの世界に残った古代人が隠れ住む「忘れられた町」へ行ける。

氷海地方

ナゼール海峡の南に広がる極寒地方。多くが氷に覆われている氷海があり七英雄のスービエが拠点にしている。夏期のムーの住みかと氷の遺跡、そしてムーでも住むことができない大氷原がある。

『ロマンシング サ・ガ2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

古代人の名前の由来

七英雄&ザグザーの名前の由来は山手線の駅名

ゲーム開発時「七福神」をイメージしており、そこからゑびす、そして奇しくも当時スクエアのオフィスが恵比寿にあったことから「山手線」に因んで名前が練られることになる。
七英雄はワグナス(品川)、ノエル(上野)、ロックブーケ(池袋)、スービエ(恵比寿)、ダンターグ(五反田)、ボクオーン(新大久保)、クジンシー(新宿)からきている。
また、ノエルの友人の古代人「サグザー」も浅草が由来。

同じ古代人のオアイーブは、公式には明言されていないが、「伝承法」なるものも登場する小説「冬物語」の主人公である巫女が元ネタで、駅名の逆読みではない可能性がある。仲間に加わる予定があったのか、没データとして男性の口調の彼女のデータが存在する。

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