ロマンシングサ・ガ2（ロマサガ2）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.12.26

『ロマンシングサ・ガ2』とは、スクエア（当時）が開発したSFC用のRPGである。特徴は、決まった流れを追うのではなく、フリーシナリオを採用している点と、レベルに関係なく技を習得する閃きシステムが挙げられる。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、かつて世界を救った「七英雄」と対峙していくこととなる。その戦いは世代を超えて続き紡がれる。

『ロマンシングサ・ガ2』の登場人物・キャラクター

「同化の法」により肉体を取り換えながら永きを生き、地上を支配していた古代人は魔物による死を恐れ、戦うことをも嫌った。同化の法を進化させ魔物の力を取り込み、強大な力を得て、古代人を救ったのが七英雄である。しかし、過剰な力を危険視したその他の古代人と軋轢が生まれ、彼らに逆らい始めた七英雄は異次元に追放されてしまう。他の古代人は七英雄と別の異世界に移住しており、彼らを追いかけるため一部の七英雄は各地でその痕跡を探している。七英雄は古代人へ復讐するために長い時間をかけて戻ってきた者たちである。

ワグナス

七英雄の発起人にしてリーダー。巨大要塞「浮遊城」を拠点とし、古代人が住むトーレンスに最も近いヤウダ地方の占領を画策。「（浮遊城を）楽しんでいただけたかな？」と問いかけてきて、「もう帰る」を選ぶと律儀にユウヤンに送り返してくれる。妖精系を中心に同化している。

ノエル

メルー砂漠の「移動湖」に住み、テレルテバ周辺地区の調査を担当。人間を軽視する他の七英雄と違い、皇帝に対し敬語で接し、戦闘も回避できる。しかし、妹を先に倒すと「殺らせていただきます」と、口調こそ相変わらず丁寧だが殺しにかかってくる。竜族をメインに融合している。

ロックブーケ

エイルネップの村で男達を魅了して、女王として君臨。サラマット地方の各遺跡を調査する中、入口を塞ぐ守護者に妨害され、それを倒せる強者を「悪い魔物に捕われた女王」を演じつつ待っていた。ノエルの妹で兄を慕い、ワグナスに想いを寄せる。主に死霊系を取り込んでいる。

スービエ

ワグナスの従妹でロンギット海周辺の「氷海」を根城とする。武装商船団に介入し反帝国組織に作り替えようと企んだ。サラマットの水龍によれば、海に沈んだ遺跡が存在するらしく、それを探していたと思われる。水棲系種族をターゲットにしており、海の主の娘との一体化を目論む。

ダンターグ

七英雄の目的である「古代人への復讐」には全く興味が無く、ナゼール地方で自らを鍛え続けている。「命があるうちに帰れ」と言うように、人間に危害を加える気もなく、ただ強さにのみ異常な執着を示す猛者である。獣系のモンスターを吸収の対象にしている。

ボクオーン

古代人への復讐はあまり興味が無く、草原のステップ地帯に巨大な「地上戦艦」を使い、ノーマッドが採取する薬草を奪い、麻薬を作って私服を肥やしていた。また、ヴィクトール運河に要塞を建てたのも彼である。植物系の魔物をメインに同化している。

クジンシー

ソーモンを拠点に「世界征服」を企て、アバロンを襲い、物語のきっかけを作った生粋の嫌われ者。作中彼のみ2度対戦があり、最終皇帝の代に復活して、わざわざ手紙で決闘を挑んでくる。悪魔系種族をメインに同化してきた。

七英雄の本体

その他登場人物

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