ウイングマン(桂正和)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウイングマン』とは1983年に少年ジャンプで連載開始された桂正和原作の漫画、それを原作としたヒーローコメディアニメ、アドベンチャーゲーム作品である。広野健太は憧れの強さから都合のいい解釈のヒーロー活動をしていた。突如謎の女の子アオイが異空間から現れる。持っていたノートにウイングマンをラクガキすると、本当にウイングマンに変身してしまった。そのノートは描いたことが現実になるドリムノートだった。ドリムノートを狙う異次元からの敵と戦い、成長していく健太の姿を描くヒーローアクション学園ラブコメディ作品。
ウイナア/ウイナルド
万能エアバイクで地上はもちろん海中、空中も移動が可能。異次元への出入りも自在。「ウイナア、ウイナルド シルエット」の掛け声でロボット形態に変形。武器は角から発するウイザービームと両腕のビームサイザー(光の剣)。
ウイナアⅡ世/ウイナルドⅡ世(ツー)
アニメ版のみ。車輪のついたオートバイ型で移動範囲は陸、海中、空中、異次元。「ウイナルド ツー」の掛け声でロボット形態のウイナルドⅡ世に変形。武器はドリムレーザーと敵の攻撃を反射するミラー。
学校などの施設
広野家
健太の自宅。両親と3人で暮らしている。一戸建ての2階建てで健太の部屋は2階にある。1回にはリビングとキッチン、風呂、トイレがあるが詳しくは描かれない。健太の部屋にはヒーローなどのフィギュアやポスターがたくさんある。
2階にはもうひとつ部屋があり空き部屋となっているが、リメルを倒すまではアオイがこの部屋を使っていた。
仲額中学校
健太たちが通う公立中学校。大きな時計台のある校舎で特徴的な形をしている。プール、体育館などの設備もちゃんとある。グラウンドは陸上トラックがあり割と広め。
関連の部活
ヒーローアクション部
セイギブルー・楠富青三らが設立し、健太を部長(セイギマンのリーダー)として迎え入れた。新入生歓迎のヒーローショーを行った結果、デパートの社長の目に留まりデパートの「宇宙警視総監バギャンショー」に出演し、さらにコネでトップアイドル美森くるみ出演のクイズ番組に出演する。健太・桃子以外の部員も全員が基本的に運動神経が良くて、かなり高度なアクションをこなす。京都修学旅行でも美森くるみ主演の映画の撮影に乱入して結果、そのまま出演してしまっている。
顧問はキータクラー―扮する北倉俊一。
シャフトも黒津という生徒に憑依して一度入部している。
新体操部
顧問は健太たちの担任・松岡先生。美紅が入部している。割と人数の多い部で成績が良いのか予算が割と高い。健太たちはボロボロの民宿に宿泊していたが、新体操部はとなりのリゾートホテルに宿泊していた。
ポドリムス
亜空間に浮かぶ異次元都市。巨大なメビウスの輪の形をした都市国家となっていて、ディメンションパワーを利用した非常に進んだ文明があった。リメルはその文明の基盤であるディメンションパワーを奪い取り自分のモノとして使用していた。
ポドリムスでは時間という概念がなくて、時間は進まない。3次元ではドリムノートのパワーは10分間しか保たないが、ポドリムスでは永遠に維持される。なのでウイングマンも変身が解ける事がない。これはデルタ・エンドが使えないという事でもある。
また、もともとポドリムス人はディメンションパワーで空も自由に飛べるので上下の区分けがない。だから逆さまに謁見したり、整列したりする。
リメル王宮
リメルの王宮。外観はリメルをかたどった巨大な像となっている。中は健太たちが最初にリメルと顔を合わせた謁見の間、ドクターアンバランスの研究施設、兵士たちの詰め所兼訓練所、牢獄の他に侵入者対策の多種多様な罠がある。リメルを倒した時に崩れ去った。
人種・種族など
三次元人・地球人
普通の人間の事。ただしこの作品内ではかなり能天気な存在として描かれる。校舎の破壊やシードマンなどのバケモノを見ても本物だとはにわかには信じようとすらしない。おかげで物語終盤まで健太たちは秘密を守りながら戦えたともいえる。
ポドリムス人
異次元都市ポドリムスの住民。ディメンションパワーという超能力をもち、非常に進んだ文明をもつ。基本的に気性の優しい種族で平和を愛する。特に記述はないが恐らくそこをリメルに付け込まれ支配されてしまったと思われる。
だが中にはナアスのように自分の家族を人質に取られたことが原因で、悪に染まってしまう者もいる。
シードマン・デイシードマン・ゾウジンゲン
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目次 - Contents
- 『ウイングマン』の概要
- 『ウイングマン』のあらすじ・ストーリー
- アオイとの出会いとヒーロー誕生
- 特訓開始
- シードマンたちとの戦い
- ヒーローアクション部と美紅との恋愛模様
- 夏合宿と新ドリムノートと美紅の参戦
- TV出演・修学旅行とアオイの幼馴染
- りろちゃん登場
- 美紅との別れ、みんなとの別れ、リメル打倒
- アオイとの再会とプラス獣との激闘
- ニューウイングマンとライエルとの最終決戦
- キータクラーとの決着と終末
- 『ウイングマン』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 広野健太(ひろのけんた)
- アオイ/夢あおい(ゆめあおい)
- ウイングマンの恋人や仲間
- 小川美紅(おがわみく)
- 森本桃子/セイギピンク(もりもとももこ/せいぎぴんく)
- 布沢久美子(ふざわくみこ)
- 美森くるみ(みもりくるみ)
- リロ/桜瀬りろ(りろ/おうせりろ)
- ドクターラーク(どくたーらーく)
- 仲額中学校
- 松岡ケイ子(まつおかけいこ)
- 福本(ふくもと)
- 楠富青三/セイギブルー(くすとみせいぞう/せいぎぶるー)
- 北島みどり/セイギグリーン(きたじまみどり/せいぎぐりーん)
- 渡辺広黄/セイギイエロー(わたなべひろき/せいぎいえろー)
- ウイングマンの敵
- リメル
- キータクラー/北倉俊一(きーたくらー/きたくらしゅんいち)
- シャフト
- ドクターアンバランス
- ナアス/斎藤辰夫(なあす/さいとうたつお)
- 帝王ライエル
- ドクターヴィム
- バルド/真次(ばるど/しんじ)
- バルダ
- ガルダン
- 『ウイングマン』の用語
- ポドリムス
- ドリムノート
- ドリムペン
- ドリムカセット
- ドリムイレイサー
- ウイングマン
- ウイングマンの必殺技
- コンティニパンチ
- ウイングルクラッシュ
- スパイラルカット
- クロスバーン
- スプリクトフラッシュ
- ドライバーレイド
- ファイナルビーム
- デルタ・エンド
- ウイングマンの武器
- クロムレイバー
- バリアレイバー
- ガーダー
- ソーラーガーダー
- ヒートレイバー
- ヒートショック
- ヒートウォッシャー
- スケートシューズ
- ビームフラッシャー
- その他
- マッハチェイング
- パワーチェイング
- ウイナア/ウイナルド
- ウイナアⅡ世/ウイナルドⅡ世(ツー)
- 学校などの施設
- 広野家
- 仲額中学校
- 関連の部活
- ヒーローアクション部
- 新体操部
- ポドリムス
- リメル王宮
- 人種・種族など
- 三次元人・地球人
- ポドリムス人
- シードマン・デイシードマン・ゾウジンゲン
- 戦闘員
- リメル王宮の兵士
- プラス獣
- ライエルの兵士
- 特殊なパワーやアイテム
- ディメンションパワー
- アオイの腰のスティック
- ポドリアルスペース
- タイムボール
- ジュエルドーム
- 『ウイングマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 美紅「わたしだって広野くんのこと好きなんだから」
- 桃子「あたしリーダーをたすけてあげたいんです 力になってあげたい」
- 健太「キサマは…最悪だ!悪裂ウイングマン」
- くるみ「わたしから見れば広野くんのほうがスーパースターだわ」
- りろ「一番悪い人はウイングマンよりも あんたやリメルさんのようね!」
- 健太「あの子にあやまれ あやまれ!あやまれ!」
- アオイ「さようなら」
- 久美子「真次さんきてくれたのね よかったあ」
- 健太「叫べ チェイング!」
- 健太「もう一度 もう一度この体に力を…力を!!」
- アオイ「わたしってダメね…ちょっとケン坊の顔を見にきただけなのに気持ちがゆれちゃって…」
- はじめての強敵キータクラーとの戦闘シーン
- ザシーバの怪光線でみんながヌードになってしまうシーン
- ヒーローとしての矜持が現れるシーン
- 『ウイングマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 特撮ヒーロー番組の影響
- 桃子の愛犬あいしー
- 100万円のコスチューム
- 実現したウイングマンの超合金発売
- ギリギリの性描写
- ウイングマン変身からの決めポーズ
- 『ウイングマン』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ポプラ「異次元ストーリー」
- ED(エンディング):山中のりまさ「WING LOVE」
- 挿入歌:ポプラ「Bad Dreamin'」
- 挿入歌:ポプラ「Blue Sensation」
- 挿入歌:ポプラ「私のPretty Boy」
- 挿入歌:山中のりまさ「Afternoon Samba」
- 挿入歌:山中のりまさ「風の冒険者」
- 挿入歌:山野さと子「いけない三角関係(トライアングル)」
- 挿入歌:橋本潮、こおろぎ'73「恋のミラクル・ビーム」
- 挿入歌:宮内タカユキ「悪!裂!ウイングマン」
- 挿入歌:宮内タカユキ:「ショック!ウイングマン」
- 挿入歌:宮内タカユキ「Desire(欲望)」