ウイングマン(桂正和)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウイングマン』とは1983年に少年ジャンプで連載開始された桂正和原作の漫画、それを原作としたヒーローコメディアニメ、アドベンチャーゲーム作品である。広野健太は憧れの強さから都合のいい解釈のヒーロー活動をしていた。突如謎の女の子アオイが異空間から現れる。持っていたノートにウイングマンをラクガキすると、本当にウイングマンに変身してしまった。そのノートは描いたことが現実になるドリムノートだった。ドリムノートを狙う異次元からの敵と戦い、成長していく健太の姿を描くヒーローアクション学園ラブコメディ作品。

CV:塩沢兼人
幹部のひとりにして非常に珍しい超高等バトルシードマン。キータクラーを出し抜こうとドリムノートを奪ったりする。姑息な性格とは裏腹にバトルシードマンとしての本性を現すと非常に攻撃的になる。

ドクターアンバランス

CV:大竹宏
ドクターラークほどではないが優秀な科学者でリメルの配下。原型でしかなかったゾウジンゲンを完成させ、りろや神矢三兄妹などを実用化させる。なんとかドリムノートの解析を行い、ドリムノートに描いたものを消すドリムイレイザーを開発したり、ドリムノートのパワーを打ち消すリングを創ったりする。着ぐるみの戦士に頭を打ち抜かれてしまう。

ナアス/斎藤辰夫(なあす/さいとうたつお)

CV:島田敏
ポドリムスのアオイの幼馴染みで元、恋人。キータクラーを師匠に剣術を修業する。キータクラーが捕えらえた後、リメルにそそのかされてアオイをだましドリムノートを奪おうとする。その上アオイを殺そうとしたので健太の怒りの「デルタ・エンド」で倒される。アニメ版ではアオイが自ら倒した。

帝王ライエル

奥の巨人が帝王ライエル。

全宇宙を我が物にしようと企む侵略者。惑星などを宝石の中に封じ込め集めている。ポドリムスを封じ込め、次に地球を手に入れようとするが、輝きを汚すとして人類を一掃しようとする。武器は両肩から発するブラストフラッシャー。強力な電撃を四方に浴びせ破壊する。他にもジェットクラッシュ、アイアンハンドがある。巨大な姿はヨロイであり象徴である搭乗式の巨大ロボットの中に乗り込み操縦している。最後に真の姿を現し、アオイを狙撃する。キータクラーごと怒りのウイングマンのヒートショックで倒される。自己中心的で悪意に満ちた性格でよく部下を見捨てる。

ドクターヴィム

ライエルの配下で科学者。

帝王ライエルの部下で科学者。プラス獣の開発者であり、彼らを従えて地球人を一掃するための計略を遂行しようとする。バルドが自分に惚れている事を知っているがまるで眼中にない。敵であるウイングマンに何度か命を救われ最後改心し、戦艦で自分を見捨てたライエルに体当たりして爆発炎上してしまう。

バルド/真次(ばるど/しんじ)

ライエルの部下で幹部のひとり。真次に化け久美子を騙し利用する。

ライエルの部下で幹部のひとり、バルダの弟。好戦的でウイングマンを倒すと息巻いているが、真次に化け利用して殺そうとした久美子に剣で刺され、ヒートショックで倒される。ヴィムに惚れていて、強引に迫るがまったく意識してもらえない。

バルダ

ライエルの幹部のひとり。バルドの姉でムチの使い手。非常にサディスティックな性格。ガルタンを使って侵略作戦を遂行する。その折、美紅をさらい人質にするがヒートショックで倒される。

ガルダン

バルダが従える最強のロボット。地球のあらゆる兵器は彼には傷すらつける事が出来ない。身体はバラバラにされて失った部分がエネルギー体として復活し、切り落とされた部位は強力な兵器に変化し、よりガルタンを強くしてしまう。頭部だけは兵器に変化出来ない。弱点は頭頂部にある隙間。健太はそこに針金を突き刺し、ビームフラッシャーを針金を通して電子頭脳に直接流し込んで暴走させて倒した。

『ウイングマン』の用語

ポドリムス

別次元に存在する異次元都市。「メビウスの輪」の形をしている。周囲の亜空間は嵐のような奔流となっていて直接的には往来が難しい。住民であるポドリムス人たちは皆、ディメンションパワーという超能力を有している。個人個人の程度の差こそあれ、ほぼ何でも出来てしまう便利な能力。

ドリムノート

アオイの父親ドクターラークが開発した描かれた夢を現実にするパワーを持つノート。ドリムペンという専用のペンでのみ描くことが出来る。夢を待たない者がその野望をただ記入しても現実化されることはなく書いたことも消えてしまう。またポドリムスではドリムノートが具現化したものは永遠に残るが、三次元では10分間しか具現化出来ない。
「一粒の涙の巻」「死闘4対1!の巻」でパワーアップし形が少し変わり、ドリムペンも新しいモノが出現した。健太が手にしてからは基本ドリムカセットに保管されている。ドリムカセットごと盗まれたり、敵に書き込まれてしまったりという事があった。そのためにその後安全対策としてドリムカセットから取り出せるのは健太だけとドリムノートに記述する。同時に「チェイング」と言ってウイングマンに変身できるのも健太のみ、美紅のディメンションスーツやウイングマンの変身タイムリミットを知るための身体の色の変化とデルタ・エンドを加筆している。
最終回、ラークによると命を復活させるほどのパワーはないとの事。しかし健太は全ページを消して「あおいさんは生きかえる」と全ページに書き、ウイングマンのすべてを失う代わりにアオイを生き返らせようとする。

ドリムペン

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