山田花太郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

山田花太郎(やまだ はなたろう)とは『BLEACH』の登場人物で、死んだ者たちが住まう世界である尸魂界(ソウルソサエティ)の住人であり、尸魂界を守護する護廷十三隊四番隊に属する死神である。花太郎の所属する四番隊は回道という治癒専用の霊術を用いて、治療をメインとする部隊である。花太郎はその隊の中でも七席につく実力の持ち主であり、重傷を負った者でも、一晩で完治させることに成功していた。しかし、気弱な性格故か、よくからかわれたり、怒られたりと、席次を持つ者としての威厳は感じられない。

朽木ルキア(くちき るきあ)

朽木ルキアは護廷十三隊十三番隊隊員で黒崎の住む空座町(からくらちょう)の虚を魂葬する任務にあたっていた。その際に、黒崎と黒崎の家族が虚に襲われ、黒崎をかばったことにより重傷を負う。戦えなくなった自身の代わりに、黒崎に死神の力を分け与えることで、虚の魂葬に成功する。しかし、ルキアが思う以上に黒崎に力を取られてしまい、ほとんど死神としての力が無くなってしまう。そこで、自身の力が回復するまでは黒崎に自分の仕事を代行するように言い、黒崎が了承したことで、行動を共にするようになる。見た目は、黒髪で目がぱっちりと大きい美少女であるが、口調は古風で男言葉に近いものを使う。朽木白哉は義兄である。ルキアの姉である朽木ひさなは、貧しさから幼いルキアを置き去りにした過去があった。その後、白哉と結婚し、朽木家に嫁ぐことになる。しかし、置き去りにした妹を忘れられず、毎日のように探していた。ひさなは元々病弱であり床に伏せがちであった。病により亡くなる前に、ルキアを朽木家に迎え入れてあげてほしいという遺言を白哉に残していた。その為、白哉は緋真の遺言を守り、ルキアを義妹として朽木家に迎え入れたのであった。ルキアの使用する斬魄刀は袖白雪(そでのしらゆき)である。氷雪系の斬魄刀で、鍔、柄、刀身、飾りのすべてが純白であることから、最も美しい斬魄刀と評されている。力の戻ったルキアは斬魄刀の能力に加え、鬼道も得意としており、高度な技も扱えるほどの腕前である。花太郎とは、人間に死神の力を譲渡した重罪で、六番隊の牢に捕らえられている時に出会う。はじめは、ルキアが貴族だからと委縮して様付で呼んだ花太郎だが、ルキアにその呼び方を窘められる。その声音が思いのほか優しかったことで花太郎のルキアに対する見方が変わり、日に一度牢の掃除をしに出向く際、言葉を交わすうちに、ルキアと打ち解けていった。ルキアに対して情を抱いた花太郎は、後にルキアを助ける為に尸魂界に侵入した黒崎たちと共に、ルキアを助けることを決意する。

黒崎一護(くろさき いちご)

黒崎一護は今作の主人公である。登場時は高校一年生であり、霊感が強いこと以外はごく普通の高校生であった。しかし、ルキアと出会い死神の力を手に入れてからは、学校生活を送りながら、ルキアの代わりに虚を倒す任務も同時にこなす日々を送ることになる。性格はクールだが、突っ込みどころの多い友達や父親には切れの良い突っ込みを入れたり、ノリの良い一面も持ち合わせる。外見は目つきやオレンジ色の髪から、不良だと思われ怖がられることも少なくないが、本当は人を思いやる心を持ち、友達や家族思いの心優しい少年である。斬魄刀は斬月(ざんげつ)で常時開放型である。身の丈ほどある大刀で、刀身は黒。使用しない時は柄の先についている白い布を巻いている。月牙天衝(げつがてんしょう)という斬撃を飛ばす技を持っている。花太郎とは、旅禍として尸魂界に侵入した際、護廷十三隊の隊員に岩鷲と共に追われていたところで偶然出会う。旅禍とは、尸魂界に許可なく立ち入った侵入者のことを指す。黒崎たちが尸魂界に侵入した際は、死神達の詰所である瀞霊廷中に警報を響かせるほど危険対象として警戒態勢が敷かれた。そんな旅禍である黒崎達にその場を切り抜ける為、人質に取られていた花太郎だが、黒崎たちの目的がルキアの救出であることを知り、行動を共にすることを決意した。

志波岩鷲(しば がんじゅ)

志波岩鷲は西流魂街に住む志波家の子息の一人である。兄弟に姉の空鶴(くうかく)がいる。普段はイノシシの相棒「ポニーちゃん」に乗り、子分を引き連れている。ごつい体格をしており、その見た目通りタフである。自称「西流魂街の深紅の弾丸」、自称「”西流魂街のアニキと呼びたい人“14年連続ナンバーワン」。そして自称「西流魂街一の死神嫌い」であると語っている。岩鷲が子供の頃、兄であり死神となって護廷十三隊に入っていた志波海燕(しば かいえん)が同じ死神に刀で突き殺されたところを目撃し、それ以来死神を憎むようになっていた。黒崎たちが尸魂界に侵入する為に、空鶴を頼って家に訪ねて来た時も、黒崎の死神装束を見て拒否反応を示した。何かとそりが合わず喧嘩を繰り返し、そのたびに空鶴に拳骨をお見舞いされていた。しかし、黒崎の熱い思いをしり、次第に打ち解けていき、尸魂界に侵入する際は、共に行動することとなった。黒崎が助けたい相手が自分の兄を殺したルキアだと知った時は激しい葛藤を抱えたが、最後にはルキアを守るために、命がけで白哉との戦闘に挑んだ。その後、兄の本当の死の真相を知り、ルキアへの誤解も解けた。花太郎とは、旅禍として尸魂界に侵入し、護廷十三隊の隊員に追われていたところで偶然出会う。最初は、追っ手を振り切る為に人質に取られていた花太郎だったが、二人の目的がルキアの救出ということを聞き、ルキアを助けたい思いは同じである為、行動を共にすることを決意した。

卯ノ花烈(うのはな れつ)

卯ノ花烈は護廷十三隊四番隊隊長である。花太郎にとっては直属の上司にあたる。性格はおっとりとしていて物腰も柔らかく温厚。ただし、怒ると非常に怖く、笑顔のまま圧をかけ、有無を言わぬ強さを見せる。容姿からも大人の落ち着いた女性であることが窺えるが、長い髪を首を巻き込んで三つ編みにした髪型は特徴的である。趣味は生け花で月に一度生け花教室を開催していて、女性の死神たちが参加していることが多い。斬魄刀は「肉雫唼(みなづき)」。巨大なエイのような形をしていて、浮遊出来る為、移動手段にも用いている。また、肉雫唼の体内は再生能力があり、負傷した者を飲み込ませ、腹の中で治癒を行うことが出来る。花太郎のことは、部下として席次を与えるほど信頼を置いている。しかし、旅禍である黒崎たちと自らの意思で行動していることを知った際には、厳しく問い詰めた。

虎徹勇音(こてつ いさね)

虎徹勇音は、護廷十三隊四番隊副隊長である。性格はおっとりとしており、周囲の者の気持ちを汲み寄り添う優しさを持つ。それ故か、少し優柔不断なところがあり、周りに振り回されることが多い。隊長である卯ノ花の右腕として常に付き従い、命令にも忠実。本人は背が高いことを気にしており、コンプレックスとしている。背が伸びない為に三食おかゆで良いと本人は思っているが、背は伸び続け187㎝にまで達した。生け花が趣味で、卯ノ花が開いている生け花教室にも参加している。特技は裁縫で女性らしい趣味や特技を持ち合わせている。虎徹は花太郎にとって直属の上司にあたる人物である。破面篇で虚圏に突入した際、花太郎が敵の攻撃によって操られたルキアに斬りつけられた際、後から合流した虎徹がその傷を癒した為、花太郎にとって命の恩人でもある。

更木剣八(ざらき けんぱち)

更木剣八は護廷十三隊十一番隊隊長である。隊長になる条件に卍解の習得が必須とされているが、更木は歴代の隊長の中で唯一、卍解を習得しないまま隊長の座に就いた異例の存在である。卍解を抜きにしてもずば抜けて高い戦闘能力を持っており、戦いを心から楽しむ戦闘狂。戦いで傷つくことも、死ぬことも全て戦いを楽しむ為に支払うただの代償だ、と言ってのけるほど戦いに執着している。強い相手に目がなく、弱い者には目もくれない。圧倒的な強さを持ち、戦いを心から楽しむ更木は、十一番隊の隊員に恐れられながらも、絶対の信頼を置かれ、慕われている。花太郎とは、黒崎たちが旅禍として尸魂界に侵入し、共に行動していた際に一度接触している。だが、その時は花太郎が弱者と更木は判断し、見向きもしなかった。千年血戦篇の際には、霊王宮に乗り込む為に一緒に居合わせた更木と行動を共にした。

涅マユリ(くろつち まゆり)

涅マユリは護廷十三隊十二番隊隊長であり、技術開発局二代目局長である。様々な人体実験をしており、自分自身の身体も改造を日々重ねていて、もはや人らしい身体はしていない。実験で結果を得る為、自身の知的好奇心を満たす為には、どんな非道な人体実験も厭わないマッドサイエンティスト。自分の部下でさえ、秘密裏に身体を爆ぜるように改造して、相手に特攻させる捨て駒にできるほど冷酷非情な性格。自身の娘であり、傑作であるネムにもその行いや態度は変わらない。斬魄刀は「疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」。能力は、斬りつけた相手の脳内の信号の内、「四肢を動かせ」という命令のみを抽出して遮断し、四肢の動きを封じるというものである。これは、麻痺とは違い、ただ動きを封じているにすぎない為、痛覚などの感覚はそのまま残っている。よって、その状態で斬りつけられても通常通り痛みを感じることになり、相手にとってはとても厄介な能力である。花太郎とは千年血戦篇で、共に霊王宮に突入した。そこで出くわしたぺルニダと涅は交戦することになり、回復専門である花太郎は、その戦いの行く末を最後まで見守った。

山田花太郎の名言・名ゼリフ/名場面・名シーン

「絶対治しますよ。時間をください。一晩で治してみせます。」

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銀城空吾(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

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銀城空吾とは、『BLEACH』に登場する完現術者(フルブリンガー)の集まりである「XCUTION」のリーダーで、死神の力を失った一護の前に現れて完現術(フルブリング)を身に着けさせる。一護の前に代行証を得ていた初代・死神代行で、一度は死神と協力関係を結んだが代行証を捨てて姿をくらまし、仲間を集めて復讐の機会をうかがっていた。一護が身に着けた完現術を奪い、護廷十三隊に挑もうとするが、死神の力を取り戻した一護に敗れて死亡し、魂は尸魂界へ送られた。千年血戦篇では月島と共に一護に手を貸している。

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雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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