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yatteyarusa_1122のレビュー・評価・感想

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

クイーンを知らない人にもオススメ

この映画は、イギリスで誕生し、世界的に有名なアーティストである「Queen」の実話を元にした映画です。
主人公であるフレディマーキュリーはミュージシャンを目指していたのですが、家族からは反対を受け続けていました。
とある日、ライブハウスにいき、あるバンドに声をかけます。これがのちの「Queen」です。フレディマーキュリーはそのバンドに声をかけ、ボーカルになりたいと伝えますが、その歯(出っ歯)じゃ歌えないだろ、とバカにされます。しかし、その場で歌を歌ってみたところとてもうまいので、フレディマーキュリーをバンドに入れることにします。
そこからQueenとして活動を続けていき、日本をはじめとして世界でツアーをやるほど人気になっていきます。同時に恋人ができ、結婚するのですが、フレディマーキュリー自身がゲイであることが妻にバレてしまい、離婚します。
映画の中で、数々のQueenの名曲の誕生秘話やパフォーマンスがあるのもこの映画の注目ポイントです。
特に、大ヒット曲である「ボヘミアンラプソディ」の誕生シーンはとても面白く、何度も見返してしまいました。
私自身Queenはほとんど知らなかったのですが、この映画を通じてQueenの大ファンになりました。
とてもおすすめなので是非見てみてください。

オッドタクシー / ODDTAXI
10

カワイイ?動物達の群像劇ミステリー、オッドタクシー

擬人化された動物達が演じる群像劇で、自分の人生を謳歌する者、あがく者、栄光を目指す者など、タクシー運転手の小戸川を中心に都会で暮らす様々な人が登場します。
タクシー運転手の小音川はトドの姿で落ち着いた語り口の皮肉屋です。彼の運転するタクシーには日々様々な客が乗ってきます。その客たちも一癖も二癖もあり様々な因縁を持っています。 看護師の白川、チンピラのドブ、歌舞伎町のボーイの今井、大学生の柳沢、アイドルグループの「ミステリーキッス」とマネージャーの山本、芸人コンビ「ホモサピエンス」の柴垣と山本。彼ら彼女たちに加えて登場する人々の人生が交錯する中で、小戸川は事件に巻き込まれていきます。
消えた女子高生とは?小戸川の秘密とは?事件の結末は?
ミステリー群像劇、それがオッドタクシーです。

この作品の特徴としては全ての人物が、可愛い動物の姿で登場します。
特に女性キャラはカワイイ猫と犬にウサギの姿で登場します。そして最大の押しはメインキャラの一人アルカパの白川さん。まさかのチョイスですが前半の可愛らしさと後半の強さで注目のキャラです。
後はキャラ同士の会話が面白いです。特にタクシー内での小戸川と客の掛け合いは小戸川の低温ツッコミの切れ味するどく、絶妙な笑いを誘います。
次回を観るのが楽しみになるオッドタクシーは、登場キャラが多いものの全員に物語があり最後まで飽きさせない作品です。

いきものがかり / Ikimono-gakari
10

ずっと寄り添ってくれる

いきものがかりは、ずっと自分に寄り添っていてくれるようなアーティストです。多くの人に支持されるだけのことはあると思いました。特徴は、一部の世代の人だけに支持されているのではなく、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、全ての世代の人の心に響く楽曲を演奏しているという点です。若い人にしか共感されないというのではなく、どの世代の人が聴いても共感できるのです。その秘密は歌詞やメロディーにあると思っています。どちらも王道を行っているのです。クセのある曲だとか、歌詞が独特でよく分からないということが少ないのです。「面白みがない」と言われればそれまでですが、どちらもとにかく心地良いのです。歌詞は分かりやすく、多くの人が好むような内容ですし、メロディーも耳障りがとても良いのです。これが幅広い世代の人が好む理由だと思っています。そのため、ずっと寄り添っていてくれるような気持ちになれるのです。子どもの時に聴いても、大人になっても、子どもが出来ても、年を取っても「いい曲だな、自分のそばにいるな」という気持ちにさせてくれるのです。自分に近付き過ぎず、離れて行ってしまうこともありません。これが大きな魅力だと思っています。

サレタガワのブルー
8

不倫の恐ろしさを体験できます…!

主人公は、暢(夫)と藍子(妻)の若い夫婦です。

暢は藍子にベタ惚れで、それはそれは深い愛情を持って接しているのですが、妻の藍子は職場の上司と不倫中!
(こんなにイケメンで、性格も良くて、家事は全てやってくれる高スペックな夫がいるのに信じられません。笑)

友人から藍子の不倫の事実を知らされた暢は、当初はその話を信じなかったものの、少しづつ明らかになってくる状況証拠から、遂に藍子との離婚を決意します。

漫画を読み始めた時は、「暢=穏やかなイケメン」というイメージだったのに、藍子の裏の顔を知るにつれ、暢のブラックな一面が徐々に現れてきます。
藍子と上司の密会現場を押さえた時の、暢の表情・発言には恐怖を覚えました…と同時に、今まで散々藍子に振り回されてきた暢が、遂に反逆できる場が出来たので、応援したくなる気持ちにもなります。

また、主人公の2人を巻き込んだ周囲のキャラクターの恋模様やバトルなど、見応えのある場面が沢山あります。
個人的には、藍子の不倫相手である上司が、藍子とは別の女性(この女性も同じ職場です。すごい職場ですよね…)とも不倫をしており、藍子とその女性の、上司を巡る女の争いがハラハラドキドキで見ものだなと思います。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

漫画『HUNTER×HUNTER』

休載を繰り返しながらも、いまだ根強い人気を誇る『HUNTER×HUNTER』。
今回はこの漫画の魅力に迫りたいと思います。

あらすじ:
主人公・ゴンはハンターと呼ばれる職を生業とする行方不明の父・ジンを探すため、自らもハンターを目指すことに。
ハンター試験で仲間になったキルア、クラピカ、レオリオ、そしてライバルといえる男・ヒソカ。
仲間たちと共に様々な事件に巻き込まれながらゴンは父の行方を追い続けます。

魅力その1:細かすぎる背景設定
H×Hの最大の魅力は主人公たちが会得する特殊能力の制約や、時系列(例えば主人公たちが事件に巻き込まれている間、登場しない主要キャラが一体何をしているのか)などが、ものすごく細かに設定されていることです。これだけ入念に作り込まれた世界観に、読者はぐいぐい引き込まれていきます。

魅力その2:休載という名のスパイス
休載が多いことで有名なH×Hですが、これだけ話が作り込まれていると、ストーリーに含まれる伏線の数も尋常ではないです。休載の合間にこれらの伏線をたどり、ファン同士で今後の展開を予想しあう。これもH×Hの魅力であり、一つの作品の楽しみ方といえるでしょう。

Primal Scream
10

初めてのUKロック

洋楽でどのバンドを聴こうか悩んでいる方には是非Primal Screamをお勧めします。
Primal ScreamはイギリスのバンドでUKロックを牽引するバンドの一つです。ロックンロール、ダブ、マッドチェスターなど色々な要素を独自に取り入れ極上に昇華しています。
他のUKバンドと比べてみてもアルバムによってコンセプトや世界観が全く違い、スケールの大きさが分かると思います。
従来のUKロックにあるポップで取り付きやすい要素はあるものの、ドラッギーでスリルのあるビートや打ち込み、ダブ処理など新しい要素をふんだんに取り入れインディーロックファンにも絶大な人気を誇っています。
そして特筆すべきはライブです。YouTubeなどでも動画が上がっていますので是非観てください。中でも『Glastonbury 2011』のライブ映像は衝撃を受けました。演出、立ち振る舞い、楽曲どれも最高だと体感できると思います。またこのライブで演奏する楽曲は代表曲が多いので、初めて観る方にも最適だと思います。
過去には映画『Trainspotting』にも使われ大きな話題を呼びました。イギリスのストリートカルチャーに触れた映画でまさにPrimal Screamはイギリスのカルチャーが生んだ最高のバンドだと言えます。

H2 / エイチツー
9

あだち充作品で一番好きな作品

青南中の国見比呂と橘英雄。この二人が「H2」の主人公である。橘と付き合っている雨宮ひかりは国見の幼馴染でもある。国見自身、この雨宮を橘に紹介した身であり、幼馴染でもあったことから恋愛感情など持つことがなかった。中学時代に野球で腕を鳴らした国見と橘は、高校野球の強豪校からスカウトを受けることが多かった。しかし、結局高校で野球を続けることにしたのは橘のみ。国見は肘のけがの影響により、野球を続けるような状態ではなかったため、野球部のない高校に進学。中学時代の女房役の野田も、腰のけがにより、国見と同じ進路へと進み、国見はサッカー部、野田は水泳部に入部し日々平凡な高校生活を送っていた。そんななか、国見はある少女と出会うことになる。古賀春華。彼女は、学校の片隅でいつも細々と活動している野球愛好会のとてもかわいいマネージャーである。その可愛い反面、国見と初対面の際に、自分のカバンを国見の頭にぶちまけたり、そしてカバンを取り違えたりとドジばかりするところもあるが、この子との出会いにより、国見、そして野田もこれからの高校生活が一変することになる。また国見にはある感情が宿ることとなる。「H2」は、この5人がメインの登場人物である。

女なのでしょうがない
10

働く女子は必読です!

タイプの違う3人の働く女子達の話です。
働く女子ならきっと共感できること間違いなしです!

1人目は青木美希。31歳独身、彼氏なし。
仕事づけの日々で、唯一の趣味は貯金すること。
役職はあるものの、職場では男性社員に見下され辟易している。優秀な男性社員が同じ部署に配属され、焦るが、その後…。
過干渉の母親からは、結婚のプレッシャーをかけられている。

2人目は君島旭。青木の部下で恋に恋するガサツな大女。好き同士でなければ付き合いたくないポリシーがあるが、現実は難しい。だが、中学生のお隣さんに告白され、気持ちが揺れ動く。

3人目は、風間ちはる。青木の部下。
男ウケする巨乳で可愛らしい外見を活かし、どんな男ともセックスするが、満たされない。仕事は適当だが、真面目な青木や君島に嫉妬と羨望がある。
成り行きで上司と関係を持ち、人生が転がりだす。

この3人の女子が、お互いをマウンティングしたり、嫉妬したり、仲良くなってみたり、仕事頑張ってみたり、というような流れです。
どのシーンも、わかる!あるある!と、共感できるポイントが多数あります。
登場人物のどこかに、自分や友人を重ねながら読め、女子としては色々考えさせられます。働く女子、昔働いていた女子は必読です!

玉置浩二
10

玉置浩二の素晴らしさを全世代の方々に伝えたい!

安全地帯のボーカルである玉置浩二さんはソロでも活動をしており、デビュー当初に劣らない輝きを年々発揮されています。彼の素晴らしいところは、歳を重ねる度に声に重厚感が出て、聴く者が涙してしまうほどの荘厳さです。大体の方々は歳を取ると引退したり声が出なくなったり、プラスとはいえない結果になると思います。それは老いのせいなのでもちろん仕方がありません。しかし玉置さんの歌手人生はとどまることが無く、年々、魔王という言葉が似合う艶やかさを持ち輝いています。えらく抽象的でわかりづらいと思われたかもしれません。自分も、上司から彼の良さを聞いただけでは、ふーんといったような感じでしっかりと受け止めていませんでした。そしてコンサートに連れて行ってもらった時、玉置さんの生歌声を初めて聴いた時、脳より先に心と体が反応していたと思います。あの感動は今でも忘れられません。もちろん知らなかった曲もたくさんありました。しかし全く飽きることはなく、なんという過小評価されている歌手なのだと嘆きました。彼は体調面、幾度かの結婚など、メディアからの情報しか知らない人々にとっては危なげな老紳士かもしれません。しかしこの自分の記事があまりにも抽象的であるのが示すように、彼はメディアやデータではまとめることができない、永遠に生きていて欲しい宝のような存在なのです。

SHINee / シャイニー
10

SHINeeってどんなグループ?彼らの魅力を紹介!

SHINeeは韓国の男性ヴォーカルダンスグループです。
メンバーはオンユ、テミン、ミンホ、キーの現在は4人で活動を行っています。
韓国デビューは2008年、日本デビューは2010年に果たし、デビュー曲として『Replay』を両国で発表しました。メンバー全員当時10代であり最長メンバーが18歳、最年少メンバーは14歳と、とても若いうちからデビューしたグループですが、この時で既に歌唱力とダンスの完成度の高さを存分に見せつけ大変話題になりました。
彼らは自らをコンテンポラリーバンドと称しています。コンテンポラリーバンドとは、音楽、ダンス、ファッションなど全ての分野において現時代に合ったトレンドを提示し、リードしていくグループという意味です。その名の通り、最先端の流行を取り入れたファッションや洗練されデザイン性の高いアルバムアートワークなどは、音楽ファンだけでなくアート方面に興味がある方も見ていて楽しいのではないでしょうか。
楽曲も誰かの真似でない彼ららしさが色濃くありながら、世界の音楽シーンのトレンドはしっかり抑えたものになっています。説得力のある歌唱力やダンスパフォーマンスの技術の高さ、そしてライブで観客を圧倒し楽しませる能力もポテンシャルが高いものを持っているのがSHINeeです。
日本語もそれぞれ勉強を熱心にしていてとても堪能であり、様々な面で努力を惜しまないストイックな面もファンが応援したくなる要因の一つかもしれません。

最後にもう一つ触れておかなければならないことが一つあります。SHINeeは本来は5人組グループでした。ですが、2017年12月にジョンヒョンが急逝してしまったことにより4人となってしまいました。彼らはジョンヒョンを兄弟のようなかけがえのない存在だと話をしています。ステージに立つときはいつでも彼も一緒なのだと。
絆の強い彼らはメンバーを亡くした今でも5人組グループだと称し活動を行っています。実力も兼ね備え、楽曲の質もよく、人柄の面でも愛されるSHINee、是非彼らの楽曲やパフォーマンスに触れてみてください。きっと魅力に惹き込まれることでしょう。

UVERworld / ウーバーワールド / SOUND極ROAD
10

UVERworld は最高のロックバンド

UVERworldは2005年メジャーデビューの人気ロックバンド。数々のアニメ、ドラマ主題歌のタイアップを中心に活躍の場を増やしてきたが、なんといってもライブが圧巻。ボーカルTAKUYAの熱いMCは女性だけでなく男性の心をも打つ内容で、近年男性ファンが増えており、毎年男性限定ライブ(通称男祭り)が開催されている。
2018年12月21日にはTAKUYA生誕祭と名付けて一日2回公演というアーティスト史上前代未聞のチャレンジを行った。昼には横浜アリーナで男祭り、夜には日本武道館で女祭りと前人未到の伝説を残している。また、ボーカルのTAKUYAの安定した高い声、バンドの中では異質なサックスもはいっており、一味違う音楽を楽しめることは間違いないだろう。
ファンの中でも有名なのはTAKUYAは毎日10kmランニングすることが日々習慣化されており、それがライブの日であろうと、年末年始であろうと欠かしていないみたいだが、当然ファンとも出会うわけだがそのときに写真を撮れるのはTAKUYAとともに走ってついてこれる者のみだそう。毎日10km走ってるのだからなかなかの体力と速さがないとついていけない。そんな強靭な体力を持ったバンド、UVERworld。是非聞いていただきたい。

DREAMS COME TRUE / ドリームズ・カム・トゥルー / ドリカム
8

どの曲も最高です。

私は小さい頃からドリカムが好きでした。いつも、何をしていても聞いていたような記憶があります。学生の頃は試験勉強しながらも聞いていたこともあります。おかげさまで深夜も眠らずに勉強がはかどり感謝しているぐらいです。そのぐらい私は好きなのです。
今でもライブがあれば毎年では無いですが、大体見に行っています。やはりライブは普段スマホなどで聞いているのとは全然違って迫力があり、音質が違うのでまた新鮮で非常に気持ちいいです。またボーカルである吉田美和ちゃんが昔から変わらず今でも元気で若く何度見ても可愛く飽きたりしません。ですので、ライブはもう何度行ったか解らないぐらい行っていると思います。

私はそのドリカムの曲の中でも1番好きな曲は大阪Loversです。関西弁で歌っているところがとても雰囲気が出ていて、本当に大阪に行きたくなるぐらいなので。また曲に合わせてダンスもするのですが、そのダンスもライブでは見ていて吉田美和ちゃんが可愛いのです。他にも何度でもやその先へやサンキュなどたくさん名曲がありますが、どれも私は好きです。アルバムにもたくさんの名曲があり、シングルに負けないぐらいの良さを持っています。本当にドリカム最高です。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 / Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald
9

CGが描く魔法生物の世界!

この映画は「ハリーポッターシリーズ」のスピンオフ作品です。この映画に出てくる主人公のニート・スキャマンダーは「ハリーポッターシリーズ」でハリー達が学校の授業で使っていた「魔法生物学」の教科書の作者です。彼もハリーと同じホグワーツに在籍していました。でもある事件がきっかけで彼はホグワーツを放校されたそうです。
今回の映画ではホグワーツも舞台になっています。そして、若き日のダンブドア先生が出てきます。ペプシコーラのCMに出ていた俳優さんですが、かなりクールな風貌です。
またフランスも舞台になっており当時のレトロな雰囲気が、映画で描かれています。また、原作版や映画版にも出てきた闇の魔法使い、「グリンデバルト」が出てきます。彼は「ハリーポターシリーズ」ではシリーズ全体の悪役だった、ヴォルデモードの先輩格に当たる魔法使いです。
また、魔法生物たちもたくさん出てきます。中国の魔法生物や日本の妖怪・河童も出てきます。魔法生物も実在する動物になぞらえて描かれているので、親近感が湧きます。この映画はこのように映像表現も素晴らしいので、2Dだけではなく3Dでも見ることができます。もし余裕があれば3Dで観てみましょう。素晴らしい魔法の世界を体験できます。

日曜日はマルシェでボンボン
9

アムールの国の乙女・ジュリエッタの愛と笑いの成長物語

主人公はちょっとぽっちゃり、豪快で素直で単純で、でもとっても乙女なパリジェンヌのたまご・ジュリエッタ。見たもの、聞いたものにすぐ影響されて、直感と本能の赴くまま突っ走る彼女に恋する一途で聡明なマルタン、子供なのにドキリとしてしまう美男美女のレミにミラたちの恋模様や、人生の苦さを経験しながら大人への階段を少しずつのぼる過程を覗いているような作品です。

彼女たちを見守る大人にも、人には言えない傷や秘密があり、キュンとしたりときめかされます。そんな大人たちにも答えを出せないような社会問題であったり、人生の葛藤や苦悩、忘れかけていた大切な感覚が、子供たちの感性のフィルターを通して描かれていて、胸に刺さります。
私が大好きなエピソードは3巻冒頭に収録された、レミとジプシーの夏の日々を描いたお話。せっかくの夏休み、腕を骨折してしまったレミのギブスに書かれた”MON POTE(ぼくの仲間・友達)”と、ジプシーの少年カイの笑顔に、終盤ぎゅっと胸が締め付けられます。パリ在住の著者が肌で感じたリアルなフランスと、かわかみじゅんこ節とも言える独特の笑いや毒が随所にちりばめられていて、物語は勿論、とにかくかわかみじゅんこの唯一無二の世界観(と老若男女のイケメン、美女たち)にうっとりし、フランス女たちの生き様に心揺さぶられます。ちょっとお高めですが、一読の価値あり!

フライデー・ザ・サーティーンス:ザ・ゲーム
8

「13日の金曜日をプレイできるPS4ソフト

今作は世界的有名なホラー映画の「13日の金曜日」のゲーム版で、プレイヤーは逃走するキャンプの若者の監視員と、それを殺害しようとする殺人鬼のジェイソン・ボーヒーズとなって鬼ごっこをするゲームになっています。

今作では4種類のゲームモードがあります。
クイックプレイは通常のオンラインプレイの即席のクイックマッチングの事で、殺人鬼ジェイソンか監視員数人かランダムで決定されます。監視員になったらフィールドのキャンプ場にある様々なアイテムを拾ってジェイソンから殺されないように逃走するか生き延び、殺人鬼ジェイソンになった場合はその監視員を全員殺害するというのが目的です。
お互いの共通する制限時間は20分で20分以内に監視員は逃走成功か生存成功、または監視員同士で協力して「ジェイソンキル」という殺人鬼ジェイソンを逆に殺せるという反撃もできますが、基本的にこのゲームはジェイソン側は「フィールド間のワープ」、「監視員の察知と透視」、「高速移動」、「自身の気配を消す」、「ドアや壁を一撃で破壊出来る」、「ナイフを投げて攻撃できる」、「地面に罠を設置できる」など7つの特殊能力が使えるためジェイソン側の方がかなり有利で勝率も高いです。
私は最初から殺人鬼ジェイソンをプレイしたくてこのゲームを購入しました。実際にジェイソンでプレイすると映画のように爽快感と無双感があってとてもストレス解消になりました。ぜひPS4「フライデー・ザ・サーティーン・ザ・ゲーム」をプレイしてみてください。

サカナクション / Sakanaction
10

サカナクションの良さ

このバンドはすごく良いです!
どこがいいかといいますと、歌詞が良いです。
難しい表現がありますので、これはどういう意味かな?と思ってしまうことがあります。
ですが、その歌詞の意味や気持ちを知ると、なるほどと思います。
演出も魅力の一つです。
光が多用されていますが、この光の演出と音楽が共鳴しているようで、胸が高鳴ります。
神秘的でもあり、それぞれの作品をより盛り上げてくれます。
また、映像や踊り(振付け)は衝撃を受けます。映像が頭の中で繰り返し再生されるくらいです。
初めてみると違和感があるかもしれませんが、すごく印象に残るものだと思います。
音響も迫力があります。2017年のライブ(幕張メッセ)では6.1chの音響でした。
音にもかなりの拘りがあり、それでファンになられた方も多いと思います。
私は普段、CDの曲を流して聞いていますが、映像や光の演出は無く、スピーカー等のクオリティが低いので物足りません。
やはり、ライブでないと熱が伝わってこないのだと思います。
個人的な意見ですが、サカナクションの作品は曇りだったり雨の日にピッタリだと思っています。
アップテンポで晴れの日に合うような作品がちらほらありますが、落ち着いていて、自分に寄り添っていてくれる様な作品が多いと思います。
どのミュージシャンでも自分に合う曲があると思います。

おおかみこどもの雨と雪 / Wolf Children
9

すばらしいのひとことです

子を持つ親としての視点からも、思わず感情移入してしまうほど繊細に描かれていました
つわりに苦しむ主人公を観ていて、自分も気持ち悪いのを我慢しながら炊事したのを思い出しました。
手探りの育児に加えて、オオカミの血を引いたわが子をどう扱っていいのか分からず狼狽えるシーンがありますが、私も訳もなく泣きじゃくる自分の赤ちゃんをどうしていいのかわからずに、自分の母親に助けを求めた時がありました。
作中の主人公は子供が特殊なため、誰にも相談できずどれほど孤独だっただろうと思うと涙あふれます。
それから、母子で田舎へ引っ越した先での人間ドラマは考えさせられました。
自分も田舎に住む人間ですので、地域の団結力が強い分、外からの人間にはちょっと距離を置いてしまいます。
警戒心が強くてごめんなさい。でも作中にもありましたが、田舎の人の懐に入ってしまえば家族同等に手を差し伸べられるところまで描かれていて嬉しく思いました。
私の周りにも、都会から引っ越してきた方々がいますが、季節の野菜を分け合えるくらいに仲良くなるまでの月日を見ているようでした。本当にこの作品は涙なくして語れませんね。私の一番のお気に入りです。
是非是非みなさまも一度ご覧になってみてください。

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
10

明治時代末期の北海道を舞台に繰り広げられる、隠された金塊をめぐるサバイバルバトル

明治時代末期、日露戦争終結直後の北海道が舞台。北海道のどこかに隠された金塊をめぐるサバイバルバトル漫画です。
タイトルの「ゴールデンカムイ」は、英語のGoldenとアイヌ語のKamuyを組み合わせた造語で、作中でも当時のアイヌ文化が豊富かつ丁寧に描写されています。

網走監獄の獄中から仲間に金塊の在処を伝えるため、金塊の隠し場所を示す入れ墨を囚人たちの体に彫り、脱獄させた「のっぺら坊」と呼ばれる男。その「入れ墨人皮」は獣のように皮をはぎ、すべてを組み合わせ暗号を解く必要が。
不死身の男と呼ばれた主人公・杉元佐一と、天真爛漫なアイヌの少女・アシ(リ)パ。杉元は幼馴染であり眼病を患っている梅子の治療費を得るため、アシ(リ)パは殺された父親の仇をとるため、二人は手を組みます。アシ(リ)パの父親を含むアイヌを殺害し金塊を奪った、「のっぺら坊」と呼ばれた男は一体何者なのか。金塊はどこに隠されているのか。
杉元たちと同じように金塊を狙う人間の中には、陸軍第七師団・鶴見中尉、戊辰戦争で死んだはずの新選組鬼の副長・土方歳三など、濃いキャラクターが勢ぞろい。また「ゴールデンカムイ」は、ハラハラするサバイバルバトルだけでなく、戊辰戦争、日露戦争など歴史ロマンの要素も強く、アイヌ伝統の狩猟やグルメも魅力のひとつ。鹿肉、馬肉、ニシンなど、思わず「ヒンナヒンナ」と言ってしまいそうなものばかり。
アニメ化され、2018年秋には第二期の放送も決定した「ゴールデンカムイ」杉元たちは金塊の在処へたどり着けるのか、のっぺら坊ほ正体は一体何なのか、この先の展開に目が離せません。

ゆるゆり / YuruYuri
7

タイトルなし

なもり原作の漫画作品のアニメ化で、現在まで第3期まで制作されていますが、第1期は2011年7月から9月まで放送されました。
タイトルにある通り七森中学校に通う女子中学生達のごく日常生活を中心にタイトルにもあるように軽い同性愛(百合)的な方向に走ったり、それによるドタバタハプニングをタイトルどおりゆるく描写する脱力系日常コメディアニメとなっています(笑)。
第1期だけに原作の初期エピソード中心にアニメ化されていますが(と言っても2期以降は主人公たちの親族と言ったキャラクター達が増える以外は特に大きな転換とかはなくやってる事はいい意味でそう変わらないのですが笑)特徴(?)と言えば毎話主人公赤座あかりのタイトルコールから始まるのですが、原作でも周囲のキャラが濃すぎるゆえ主人公なのに存在感が薄い不遇キャラとして定着(及びネタにされている)していて、それゆえ2話以降タイトルコールも毎回新規(?)で好き勝手にネタを盛り込んであかりをイジっていく方向になっていて、本作が単にかわいい女子による百合漫画ではなく、思い切りギャグ作品である事を全力で主張しています。
それは最終話にしても顕著で、ややシリアスな話を前話で済ませ、最終回はひたすらはっちゃける話になっているの2期でも継続されました(笑)。
肩の力を抜いて楽しめるので気軽に見たい人におススメです。

ブラインドネス
9

どっちが幸せなのか考えさせられる

突然失明する奇病が流行る。初期症状もなく急に見えなく為、車の運転中に急に目の前が真っ暗になったりで皆がパニックになる中、何が原因か分からない為、取り敢えず感染者は収容所に隔離される。
その中で自分の旦那に付き添って同行する一人の女性。その女性は何故か感染しなかったが収容所では「感染している演技」をする。
感染者は急激に増えていき、やがて収容所は機能しなくなり、食料も満足に入手出来なくなる。その女性を除いて全ての人は感染者、見えない幸せってあるんだと考えさせられました。
普通に考えると感染者イコール不幸、感染してないその女性は幸せ、と考えると思いますが見えることが「不幸」でもある映画でした。
何が原因なのか不明、治るのかも分からない、世界がどうなっているのかも「見えない」
その中で人間らしく「欲」に走る人達もいれば諦める人も。
どんな状況でも周りよりもより優位に立ちたいと思う人は居るもんで、目が見えない人にとってなんの価値になるだろうと思う事に熱を上げる人も。人間の汚い部分も描かれていて私はとても好きです。平和な日常が壊れていく様子を最初からずっと見て来た女性が最後どうなるのか是非その目で見て欲しいです。

ゆるキャン△ / Laid-Back Camp / Yuru Camp
9

キャンプをやってみたくなる

高校生の女の子たちがキャンプをしながら友情を深めていくお話です。
出てくる女の子たちがみんな可愛く、個性的で、だんだん仲が良くなっていく姿がとても微笑ましく見ていられます。
キャンプ初心者にもわかりやすく、テントの種類や焚火のやりかた、コツなどを挟んでくれるので楽しく見ることができます。高校生のおこづかい事情をうまく取り入れているので、キャンプグッズを買うためにバイトを始めたり、アウトドアグッズを取り扱っているお店に行って気に入った商品を見つけても、「お金を貯めてまた来ます」と言ったりと、リアルな高校生の会話が見て取れます。また、実際にあるキャンプ場や施設をモデルにしているので、自分でも行ってみたくなります。風景の作画も素晴らしいので、その場所にいる気分になれます。キャンプごはんもよく登場し、おいしそうに食べる彼女たちの姿にとても癒されます。オープニング曲、挿入歌、エンディング曲のどれも良く、アニメの内容にマッチしていると思います。
このアニメを見て、自分でもキャンプをしてみたいなという気持ちになりました。気負わずにゆったりとリラックスしながら見ることができるので、疲れを癒すのにぴったりなアニメだと思います。

DEZOLVE
7

若手本格フュージョン・バンドの登場!

2014年、山本真央樹(ds)、友田ジュン(key)、小栢伸五(b)の3人で結成。’15年ギターの北川翔也が加入。’16年2月ファースト・アルバム「DEZOLVE」を発表し、’17年にはセカンド・アルバム「SPHERE」をリリース。インディーズ時代を経て、サード・アルバム「PORTRY」でメジャー・デビューを飾る。
フュージョンといえば70年代後半から80年代初めに流行ったものとして一般には認知されがちかもしれないが、そんな中でもT−スクェアやカシオペアなどはジャパニーズフュージョンとしての牽引役となったといえるだろう。90年代にデビューしたディメンションなどもシーンに影響を与えた。そして青木智仁が参加した「SOURCE」「FOUR OF A KIND」も注目を集めたが青木の逝去により活動がなくなってしまった。
ここへきて若手フュージョンバンドとして注目を集めつつあるのが平均年齢23歳の若々しいグループ「DEZOLVE」だ。デビューしてまだ3年ということでこれからの飛躍が期待される訳だがこの3枚のアルバムを聴いて思うことはまだ完成されていない部分があるるし、テクニックにはしり過ぎていると思われる箇所もあるが、今後に期待だ。確実にカシオペアやT−スクェアといったフュージョンバンドに影響を受けたであろうDEZOLVEの登場はシーンに明るい未来を予見させる。

ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 / ジョジョの奇妙な冒険 第5部 / Golden Wind
9

話題のアニメ化作品!

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第5部がアニメ化されました。私はコミックスから読んでいる人間でしたのでアニメ化がとても嬉しいです!
『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦先生の何十年と続く少年漫画シリーズです。その第5部は、シリーズ通しての宿命のライバル、ディオ・ブランドーの息子にの息子であるジョルノ・ジョバーナが主人公です。舞台はイタリア。今までのジョジョと違い、外国が舞台であり、更に主人公がイタリアマフィアの一員となり、マフィアの抗争を繰り広げる作品となっており、ジョジョシリーズとしてはかなり異色の作品となっております。
第三部よりスタンドバトルが主になっており、第五部もスタンドでのバトルが繰り広げられています。今回のボスは最後までなかなか正体を表さず、主人公ジョルノのチームを暗殺チームに迎え撃たせたりなど、最後まで謎の人物として動いていました。そしてラストバトルですが、この五部は少し時間の流れ、時系列が難しく、哲学的な部分も多いので初見では「?」となるかと思いますがわかったときの衝撃はとんでもないので、ぜひくじけず最後までよんでいただきたいです。

パズドラZ
10

3DS版でパズドラデビュー

このゲームは、ニンテンドー3DS版で「パズドラZ」というタイトルで発売された人気ソフトです。発売された当時はパズドラをやったことがないので、まずは練習のために3DSでやってみようと思い購入しました。パズルを揃えて敵のモンスターに攻撃する操作が楽しくなってハマりました。ただ、初めてなのでモンスターの種類や、細かい操作の仕方が曖昧でした。
特に僕が気に入ってたのはストーリーモードでした。あらすじは、ドラゴンと人間が共に暮らす世界、ドラクメシア大陸で繰り広げられる悪の組織「パラドックス」から世界を守るために主人公が冒険するという内容です。これまで攻略本を購入してプレイするのが当たり前だったのですが、このゲームはサクサク進むので攻略本なしでも大丈夫でした。
たまにゲームに出てくるレアモンスターを引き当てるのですが、初見だといまいちピンと来ず、進化させてみると強力な激レアモンスターになりました。ゲームには、いろんな楽しみ方があると感じた僕は「そうだ、自分だけのためのゲームではなくて、みんなが笑顔になれるゲームをした方が楽しいんだ」という新しい気持ちを持てるようになれました。