ゆるゆり / YuruYuri

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ゆるゆり / YuruYuriのレビュー・評価・感想

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ゆるゆり / YuruYuri
10

ゆるくて、ゆりで、ゆるゆりで

登場人物が全員かわいい!百合ジャンルに抵抗がある人でも、ゆるゆりならOKって人は多いです。かわいいのに面白い超人気作品、おすすめです。
舞台は七森中学校。そこには生徒から先生まで不思議な人がいっぱい。そんな物語の中心人物4人を紹介。
主人公の赤座あかりちゃんは、不憫な扱いをされることで有名です。主人公なのに漫画の表紙にうまく写れていなかったり、アニメのはじまりにやるタイトルコールをまともにできたのも最初の1回だけ。ファンからも「あかりは消すもの」と言われる始末。それでも!いくらネタにされても!あかりちゃんは素直で元気いっぱいな女の子なんです!
真の主人公と言われている歳納京子ちゃん。名前だけだとすごく厳かなイメージがありますが、実際京子ちゃんは暴走しまくりの天才少女。自分のやりたいことを自由にやってしまう子です。この子を見ると羨ましくなっちゃいます。そんな京子ちゃんの子供のころは…
あかりちゃんと京子ちゃんの幼なじみの船見結衣ちゃん。クールで美人な彼女ですが、本当は寂しがり屋で照れ屋さん。いつも騒がしい周り(特に京子ちゃん)に振り回されて本当は嬉しそう。
腹黒ピンク…じゃなくて、吉川ちなつちゃんは、結衣ちゃんが病的に好きな女の子。京子ちゃんのおもちゃにされたり結衣ちゃんの唇を奪おうとしたり、あかりちゃんを犠牲にしたり。恐ろしい子。
この4人を中心に、いつもの日常がとんでもないものに変わる様子を、彼女たちの世界の風景の一部となって見ることができます。百合苦手っ子にもガチ百合派にも楽しんでもらえる作品です!

ゆるゆり / YuruYuri
7

タイトルなし

なもり原作の漫画作品のアニメ化で、現在まで第3期まで制作されていますが、第1期は2011年7月から9月まで放送されました。
タイトルにある通り七森中学校に通う女子中学生達のごく日常生活を中心にタイトルにもあるように軽い同性愛(百合)的な方向に走ったり、それによるドタバタハプニングをタイトルどおりゆるく描写する脱力系日常コメディアニメとなっています(笑)。
第1期だけに原作の初期エピソード中心にアニメ化されていますが(と言っても2期以降は主人公たちの親族と言ったキャラクター達が増える以外は特に大きな転換とかはなくやってる事はいい意味でそう変わらないのですが笑)特徴(?)と言えば毎話主人公赤座あかりのタイトルコールから始まるのですが、原作でも周囲のキャラが濃すぎるゆえ主人公なのに存在感が薄い不遇キャラとして定着(及びネタにされている)していて、それゆえ2話以降タイトルコールも毎回新規(?)で好き勝手にネタを盛り込んであかりをイジっていく方向になっていて、本作が単にかわいい女子による百合漫画ではなく、思い切りギャグ作品である事を全力で主張しています。
それは最終話にしても顕著で、ややシリアスな話を前話で済ませ、最終回はひたすらはっちゃける話になっているの2期でも継続されました(笑)。
肩の力を抜いて楽しめるので気軽に見たい人におススメです。