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tasaking1985のレビュー・評価・感想 (2/2)

Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zero
10

可愛い絵柄に騙される!?愛情や人生について考えるアニメ

このアニメはある程度アニメを見たことのある人であれば、見た人も多いのではないでしょうか。
そのくらい「リゼロ」というアニメは有名で人気な作品となっています。
さて、見たことのない方はタイトルと絵柄でどんなイメージを持っているのでしょうか?
「可愛い絵柄だし萌え系かな?」「よくある異世界転生モノ?」などいろんな意見があると思います。
ある程度どの意見も合っているのですが、そんな表面上の甘い作品ではないことを断言します。

タイトルからわかる通りこの作品は「異世界転生モノ」です。
だらだらと暮らしていた主人公スバルが突然異世界に飛ばされます。
そこで出会った少女エミリアやエミリアの屋敷の人たちと知り合っていきます。
スバルはその異世界で「死に戻り」の能力を得てしまいます。
つまりスバルは何回も死ぬ苦しみを味わいながら、時には自分の信頼していた人間に無残に殺されながらも時間を巻き戻してしまうのです。
死んだ時、殺された時の記憶は残ったままなので、どうにか今度は死なないように奮闘しそれでも何回も死に戻ってしまう、それでもなんとか生き抜こうとするスバルの成長を描いた物語です。

どうでしょうか?
すでにこの時点でイメージと違った方は多いのではないでしょうか?
よくメインのイラストで描かれるメイド美少女たちの可愛い絵柄とあまりに合わない暗く悲しいイメージです。
そのメイドの1人、レムは当初スバルに対して殺意を持っていましたが、とあることがきっかけでスバルに対して深い深い愛情を抱きます。
その愛情はあまりにまっすぐで深くて見ているだけで辛くなるような愛情で、「恋愛」という感情をはるかに超える愛情を見たような気がします。

主人公スバルやエミリア、レム以外のキャラクターも全てそれぞれ魅力があり回を追えば追うほど見入ってしまう「リゼロ」。
全て見終わった後に「絵柄に騙された!」と思いつつもきっと誰かに勧めたくなってしまう作品です。

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
8

タイトルなし

Twitterを中心に展開されている、海外の作者が描いた忍者アクション小説のアニメ化作品で、2015年にニコニコ動画を中心に配信されました。
同小説ニンジャスレイヤーは元々翻訳した際日本語が独特の(笑)形に翻訳されていて、それらが所謂「忍殺語」として中毒気味に読者をハマらせた事でも話題になっています(特に憎みあう敵同士でも戦う前にアイサツを交わすのがニンジャに習わしというのがいろんな意味でスゴイ)。本作においても声優陣の熱演でそれらがしっかり再現されていますが、(原作の独特の地の文もナレーション担当のゴブリン氏の熱演で再現度が非常に高い)一方で本作は低予算だたのか?キャラクターの止絵だけで動かすシーンが全編通してほとんどあり、初回観た際「動画間違えたかな?」と不安になりました(笑)。
これに対しては当初こそ賛否両論がありましたが、普通に動く絵面だと単に忍者がカッコよく戦うだけでインパクトに欠け、むしろ(序盤戦を最終話前で総集編形式、と言いつつほぼ全編新作にしてザっと見せる話もあったりと)視聴者がついついツッコミを入れたくなるような要素が逆に忍殺らしさを実際備えていたと言っても過言ではありません(?)。
あと全体的に主人公よりもヒロインの豊満なバストに力入れすぎかな?とも思いました(笑)。

遙かなる時空の中で3
9

ヒロインとストーリーが魅力的な乙女ゲーム

白龍に導かれて異世界の白龍の神子に選ばれた女子高生・春日望美。源氏に加わり仲間の八葉達と共に平氏との戦いに勝利し、白龍の力を取り戻し元の世界に戻る事が目的。

まずヒロイン春日望美が魅力的。過酷な運命を受け入れ、剣技で率先して闘う姿や、年上や上の身分の人達へはちゃんと敬語を使い礼儀正しさもあるので好感が持てます。
攻略キャラクターも数多くいますが、それぞれかぶる事なく悩みや葛藤が描写されているので、どのキャラにも魅力があります。

ストーリーは恋愛より、仲間を救う事に重きを置いているので、個別ルートに入っても糖度はそれほどありません。選択肢によっては容赦なくBADあるので、なにがなんでも攻略キャラを幸せにしたいと必死になります。周回プレイ必須の作業系で時間はかかりますがその分印象に残りますよ。
(追加版の十六夜記では日常イベントと本編とまた違う切なさがある蜜月イベントも加わり見どころ増えました)

音楽は主題歌を含めてどの曲も神曲の上、その場面にちゃんと合っています。声もベテランの方達ばかりなので問題なく聴けます。

残念な点は強いて言えばスチルの枚数がやや少ないのでもっと欲しいかなと思います。

でも実際の歴史を上手く絡めた素晴らしい作品ですので、乙女ゲーム敬遠してる方にも是非プレイして頂きたい作品です。

スパイダーマン:ホームカミング / Spider-Man: Homecoming
10

スパイダーマンシリーズを初めて見る人にもオヌヌメ!

たくさんのシリーズがある本作。興味があるけれど、たくさんあって最初から見るのは面倒…と言う方にお勧めの一作。これまでのスパイダーマンシリーズもとても良いのですが、今回のシリーズはかのマーベルヒーローと一緒に戦いをするというのが大きな特徴だと思います。マーベルヒーローも好きという方にもおすすめです。
話も今までとは打って変わって、敵に対する作品内での扱われ方も違うので、もしこの作品を見た後に他のスパイダーマンシリーズを見たいと思った時に、その点も注目していただけると楽しんで見ることが出来ると思います。
そして、先ほど言いましたが今回のスパイダーマンはマーベルシリーズの中の一つとして作られています。もし、もっと内容を深く知りたいと思う人がいましたら、「アベンジャーズ」や「アイアンマン」を見ておくと良いかと思います。マーベルシリーズはたくさん作品があって自分の好きなヒーローももしかしたら見つかるかもしれませんね。少々話が脱線してしまいましたが、私が自信をもっておすすめできる一作ですので、是非ご鑑賞ください。なぜ今作がホームカミングと呼ばれているのか…その理由を是非自分の目で確かめてみてください。

未来のミライ / Mirai
10

星野源さんのお父さんが最高でした!

数年おきにやってくる、細田監督の素敵な夏休みプレゼント(笑)として、夏に楽しませていただいたのが、この『未来のミライ』でした。

前評判も上々で、小出しにされる情報と断片的な映像だけでも『凄い!』と思わせてくれるものばかりでしたが。
全編通して観ると、なんとも言えない温かい気持ちと、くすっと笑ってしまう優しいテイスト、そして個性豊かなクンちゃん一家(おとうさんとおかあさん、ミライちゃん、ワンコのゆっこ)らの日々と、なぜか時空を超えてさまざまなものを見聞きするクンちゃんの旅が見事に融合して素敵な物語になっています。

そんな中で素敵だな、と思ったのは、クンちゃんのおうち。
丘陵地にある不思議なデザインのお家ですが、それは、在宅で設計の仕事をしているつこおとうさんの作品でもあり、子供たちを豊かな気持ちで育てられるように、という気持ちを込めて建てられたのだろうな、と思わせてくれる素敵なおうちです。

そこに暮らすクンちゃんの日々は、羨ましいほどの愛に包まれています。
でも、小さいクンちゃんは妹のミライちゃんに家の中心の座を追われ、ちょっと傷心だったり、複雑だったり。
そんな彼が成長していく姿は眩しくもあり、いとおしくもあり。

細田監督やスタッフの皆さんが、身近にいる我が子たちをつぶさに研究して描いていったというだけのことはあって、素敵にリアルで、しかし夢のある物語でした。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

忘れていた青春の輝き

とある年の春高バレーで偶然見かけた「小さな巨人」と呼ばれたプレイヤーの背中に魅了された主人公・日向翔陽。自分もあのコートに立ちたい、とバレー部のない中学で1人練習を続け、たくさんの人達に手伝ってもらい初めて出場した公式戦はあっという間に終わってしまう。基本すらできていない日向に、最高のセンスを見出したのは対戦相手のセッターである影山飛雄。そんな胸熱な始まり方をする、ハイキュー!!はとにかく絵が美しく、迫力があり、様々なキャラクターやコンセプトのあるライバル校達と魅力がたくさんあります。
よくある主人公チート設定なんてなく、まともにアタックすらできなかった日向が試行錯誤を繰り返しては吐くほど練習して成長していく物語で、日向が笑えば一緒に笑い日向が泣けば一緒に泣く、感情移入しやすい物語になっています。キャラクターも多彩で、必ず推しが見つかること間違いなしです。
そしてなんといっても、随所に散りばめられた作者・古舘春一のバレーボールへの愛が素晴らしく勝者だけでなく、敗者への思いやりに満ちています。
キラキラ輝いていた青春時代に何かに熱中したことがある人ならば、必ず好きになること間違いなしのハイキュー!!読んで損なしです!

七つの大罪 / The Seven Deadly Sins
10

王道だけど飽きない作品!

この作品は人間の他に魔人族、巨人族、妖精族、女神族という種族が存在します。
七つの大罪という名前は主人公を含む7人の聖騎士たちの総称なのですが、その7人の聖騎士たちの種族もバラバラです。
王道の作品であるはずの能力系で主人公がヒーローの作品ですが、出てくるキャラクターの数の多さや、主人公とヒロイン、そして他のメンバーにいたる登場人物たちの隠された秘密を解き明かしながら3000年前の罪を背負って生きている主人公とヒロインのラブストーリーにもなっています。
これと言った1つの要素だけでなく、様々な要素を加えた作品だからこそ飽きずに次回の話しはまだかな、と楽しみに待つことにできる作品になっているのだと思います。
私はこの作品を一言で例えるならば、異世界に自分が行ったらしたいことを鏡のようにあらわしてくれている物だと言うでしょう。
まだ読んだことのないあなた。ぜひ読んでみてください。1話目の主人公のセリフにきっとしびれることでしょう。
そして途中から読まなくなってしまったあなた。アニメで放送されていたころの内容からさらに進化を遂げています。遅れてしまう前に読んでおくことをお勧めします!!
ストーリーの展開に追いつくなら今だと思いますよ!!

Rainbow Six Siege / レインボーシックス シージ / R6S / Tom Clancy's Rainbow Six Siege
9

やるなら腰を据えて取り組むべきハードコアFPS

メインモードは5vs5のオンライン対戦FPS。
プレイヤーはオンラインの仲間と領事館や山荘などの多彩な建物を舞台に防衛・攻撃に交互に分かれ、様々な専用ガジェットを持つオペレーターを使用して戦います。

一度キルされる(死亡すると)そのラウンドでは復帰できず、間接的なサポートに終始するシビアな仕様による緊張感は他のゲームでは味わえません。
そして何より特徴的なのが破壊可能な壁・床・天井・オブジェクトなどを利用して戦況に応じた環境破壊を行える点です。

遠間から狙撃する為にあらかじめ壁を破壊して射線を確保しておく。
敵が隠れていそうな場所の天井を破って上から撃ち抜く。
通り道の壁にわざと小さな穴を開けておいて相手に心理的プレッシャーを掛ける。

などの事前や、その場その時の状況判断で自由に環境を利用できる自由度の高さが本作の最大のウリだと思います。
自分の作戦・咄嗟の閃きがハマって敵をキル出来た時の快感は半端ではなく、
試合に勝っても負けても何度でもトライしたくる中毒性の高さは評判どおりでした。

カジュアルモードであれば大体1試合15分~25分程度で終了するので空いた時間で軽くプレイ出来るのも良いですね。
やや最初の敷居の高いゲームではありますが、腰を据えて理解していけば買って絶対に後悔はしない作品だと思います。

ホリミヤ / 堀さんと宮村くん / 堀宮
10

こんな青春、どこに行けば落ちてますか…。

学校ではクラスの人気者、でも家ではジャージ常着の超家庭的地味系女子・堀さん。学校では根暗地味メガネのほぼモブ、でも学校以外の場所ではピアス&タトゥーだらけの美形男子・宮村くん。真逆のようで似ているような、二人が偶然出会ってしまった…!
甘くて苦くて胸がきゅっとなる、超微炭酸系スクールライフ!

誰しも、他人には見せない一面がある。その他人には見せない、見せたくない一面を知ってしまったら、知られてしまったら…?
物語は堀さんと宮村くんがお互いにお互いの秘密を知ってしまったところから始まります。ある日、転んで鼻血を垂らした状態で帰ってきた堀さんの弟・創太。堀家まで蒼太に付き添ってくれていたのは、学校での雰囲気とは真逆のプライベート感丸出しの宮村くんだった…!
学校では美人で明るい人気者な堀さん。でも家では、仕事が忙しい両親に代わって部屋の掃除からご飯の準備、まだ幼い創太の送迎まで家事のすべてをこなす地味系女子。一方、学校では根暗で地味でメガネなモブ、「オタクっぽいよね~」と陰口叩かれている宮村くん。しかしメガネをとると意外と美形、プライベートでは耳はピアスだらけ、全身はタトゥーだらけの派手系男子。偶然知ってしまったお互いの秘密。そんな秘密を共有しながら、少しずつ距離を縮めていく堀さんと宮村くん。思わずこぼれた、堀さんの「好き」という言葉。告白なのか、独り言なのか、どっちともとれる堀さんの言葉に、宮村くんはどう答えるのか。甘酸っぱすぎて、ついによによしてしまうこと間違いなしです!
青春は、きっと甘くてほろ苦い微炭酸。

万引き家族 / Shoplifters
10

たくさん泣きました

血がつながっていれば家族なのか。血のつながりがなければ家族になれないのか。と考えさせられました。虐待のニュースをテレビで見ます。子供は親を選ぶことができません。そのとき、子供はそこから逃げ出すことができません。血のつながりがないところに引き取られたほうが幸せになれる可能性がたくさんあります。そう考えさせられました。
安藤サクラさんの取り調べの場面はすごい演技だと思いました。泣けました。安藤サクラの演技力と細野晴臣の音楽は見ていて圧巻でした。
父親が追いかけるバスの中で、息子は声に出さずにつぶやきました。子供たちの演技がすごいです。この場面もたくさん泣きました。
演出はさすがと思わせるところがあります。「見せずに感じさせる」シーンが随所にあって、上手いです。常識や正義だけで人は、はかることができません。そんな一顧を与える、ささやかなメッセージがあります。
家族の意味、人と人とのつながりの意味について深く考えさせられる良作です。
社会的にはいけない行動ばかりですが、家族を幸せにできる力があるのだなと思いました。今ある家族というのはとてもかけがえのないものなのだと感じました。この作品をもっとたくさんの人に知ってもらい、虐待がなくなってほしいです。

ベルサイユのばら / ベルばら / The Rose of Versailles / Lady Oscar
10

40年を経て本当の完結を見た

「ベルサイユのばら」というと40年も前に描かれた少女マンガであり、宝塚歌劇やアニメ、映画と様々なメディアミックスが展開された原点です。
作者の池田理代子氏がどうしても描いて残したいとの意向で、原作の隙間を埋めるようなスピンアウトや「ベルばら」リアルタイムより後に様々な研究から解明された新しい事実を盛り込んで、より一層物語の世界を膨らめたものを描いてくださいました。14巻にして「ベルばら」は本当に終わったのです。本編9巻の結末はさらりとその事実のみを描いていたものでしたが。いかにしてそこに辿り着いたのか、というところをある人物を通して描いているのです。池田理代子氏は、「ベルばら」のあとで「栄光のナポレオン(旧題:エロイカ)」を描いていましたが、「ベルばら」からの流れをくむキャラクターたちが登場します。市民としてフランス革命をつぶさに見て、その大嵐のような世界を生き抜いたのはロザリーとその息子フランソワでした。ロザリーは、実在の人物から名前を取っています。本編の最後でマリー・アントワネットが投獄されたコンシェルジェリー牢獄で彼女の世話をした女性がロザリーというのだと、池田氏が参考にしたツヴァイク作のマリー・アントワネットの伝記に記述があったのです。池田氏はロザリーという名の少女を登場させ、ポリニャック伯爵夫人や首飾り事件のジャンヌと見事な絡みを描き、そして、息子にオスカルのミドルネームからフランソワと名付け、その彼女らがたどりついたスウェーデンで見た時代の終焉と未来とは、どんなものだったのか。「ベルばら」を知っている方には是非ご一読いただきたいし、これまで読んだことのない方には是非最初から一気読みして頂きたいです。最近話題になった中野京子さんの『怖い絵』などとご一緒に楽しむとより一層リアルに浮かび上がるものがありますよ。

Horizon Zero Dawn / ホライゾン ゼロ ドーン
10

タイトルなし

とても画像が素晴らしく美しい、圧倒されます。つい色々な場所に寄り道してしまい時間を忘れてしまいます。高所からの眺めは最高です!
操作性もサクサクで快適です。歩く、走る、登る、武器での攻撃等、スムーズです。
使用できる武器が多く敵に合わせて使いこなす必要があります。武器によってダメージが上手く通らない等はありますが慣れれば複雑な要素はありません。
難易度が選べる為、アクション苦手な人でも心配いらずで楽々攻略可能です。
イージーモードのお陰で、ストレスフリーです。アクションが苦手な方やストーリーだけ遊びたいという方にもお勧めです。

プレイした感想は、色々快適すぎてオープンワールドでは敷居は低い方なのではと思いました(オープンワールドあるあるで、山頂に登りたいけど、どこから登るよ?という事がなく崖を上る場所すら矢印が案内してくれるという親切設計)。
いいとこどりの作品でプレイしてて余りのストレスフリーで驚きました。
今ならDLCが入ったソフトが出ているので買うならそちらがお勧めです。値段も4000円前後ではないでしょうか。

因みに攻略時間は100時間程度でした。トロコンの為に三周しました。
1周目をイージーでシナリオ吟味し進め、2周目で強くてニューゲームをイージーで駆け足で進め、3周目にウルトラハードで攻略しました。
これまでイージーだったせいか、3周目のプレイはカオスでしたね。特にラストの防衛戦が苦労しました。
雑魚敵がタフで高火力だけでなく、敵がすぐ寄ってきて湧くのでフルボッコにされ回復アイテムや弾数が渇望気味でした(何度もリトライもしました)。でも、準備を念入りにすれば、それほど腕に自信がない人でも簡単にトロフィコンプ出来るゲームです。
勿論、シナリオも素晴らしく、とても印象深いものでした。
サブクエをクリアしフラグを立てるとラストで仲間が駆けつけてくれ、とても感激します。
次回作が出たら絶対購入する予定です。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

残酷さの中に隠れる希望

マンガに全く興味のない私は、最初全くと言っていいほど進撃の巨人に興味を持ちませんでした。それから何年か経って、暇つぶしにぱらぱらとマンガをめくってみましたが、絵がきれいではなく、巨人に人が食べられるシーンがあり、怖くなって読むのをやめました。それから何年か経って読んだ時、主人公が巨人に食べられてしまうシーンに衝撃を受けた私は、そのまますべて読んでしまったのです。そして進撃の巨人の驚くべき深さに気がついたのです。
一つ目は物語の展開が予想できないことです。読者は、きっとこれはこうなるだろうという少年漫画お約束の展開を考えますが、見事に裏切られ、物語がとんでもない方向に進むのです。しかしこれが今までの漫画にはなかったような展開を見せるので非常にわくわくします!二つ目は何回読みなおしても発見があるということです。Wミーニングという、セリフに複数の意味を持たせています。そのため、二回目読むと違った解釈ができます。そして三つ目は100人以上のキャラクターが描かれているのに、一人ひとりのキャラクターの性格や顔立ちを丁寧に描いていることです。

ルイージマンション2
10

初めてルイージマンションをやってみた。

このゲームは、2013年に発売された前作「ルイージマンション」の続編です。ふとルイージマンションをやってみたくなったので買ってみました。
あらすじは、前作の物語からしばらく経過して、オヤ・マー博士と友達のお化け仲良く平和に過ごしていました。しかし、ある日突然、キングテレサによってダークムーンが粉砕され、友達のお化けたちが凶暴化してしまいました。オヤ・マー博士から再び任務を与えられたルイージがまたしてもお化け退治に駆り出されることに…という物語です。
元々ゲームキューブで発売された作品ですが、まだ一度もやったこともなくて、マリオシリーズでありながら若干不気味な雰囲気が漂っていたのでちょっと手を出すのをためらっていました。友人の家に遊びに行った時にルイージマンションをプレイする機会があって、やってみるとやっぱり少し不気味でした。
3DS版でも不気味なお化けも登場するかと、正直びびりながらプレイしたのですが、いざやってみたら面白くて3D画面との相性もバッチリなゲーム性でした。お化けを掃除機で吸い込むという倒し方は変わっていて面白いです。後は馴染み深いルイージも登場していて心強いと思いました。そもそも、ルイージはお化けが苦手なので、頼りない面もありますが、プレイヤーからしてみたら結構頼もしいキャラクターだと思います。困っているオヤ・マー博士を放っておけないから、出来る限りのことをするルイージに感心しました。さすが、マリオの弟ですね。

World Sketch
10

EDMが得意のワールドスケッチ(守屋友晴さん)について

私の一番好きな、ワールドスケッチと言うユニットについて話させていただきます。守屋友晴さんという人が楽曲を製作しています。ワールドスケッチは現在(2018年現在)3枚のCDをリリースしています。この守屋友晴さんという人はなにが凄いかと言うと、ダンスミュージックの中にメロディアスなフレーズや、ダンサンブルなベース、そして迫力のあるダンスドラムにあると思っています。
ドラム等も全部、鍵盤で作っているらしいのですが、生のドラムで叩いたかのように仕上がっています。ピアノも独学らしいのですが、このようなリズムでピアノを弾ける人は世界でもそんなにいないのではないかと思ってしまいます。
守屋さんはDJのDAISHI DANCEとも曲を共同で製作しています。DAISHI DANCEの曲が好きなら、ワールドスケッチは多分はまると思います。
ファーストアルバムの「Wonderful」が一番聞きやすいと思いますが、私はセカンドアルバムの「Ready To Love」がEDMさを全面に出していて好きです。サードアルバム「The World Ends」では音楽そのものを考えて作った感じがしてこれもまた好きです。ぜひ、ワールドスケッチ、チェックしてみて下さい。

陽だまりの彼女
10

映画も本も素晴らしい!

「陽だまりの彼女」が映画化されると決まったとき、私は予告を観て気になり、原作である本を購入しました。この物語は何の変哲もないサラリーマン・奥田浩介が、中学の同級生・渡来真緒と運命的な出逢いを果たして恋に落ちる話です。
真緒は中学校当時、勉強が全く出来なく、クラスの子に馴染めず、性格も難ありで虐められていました。そんな真緒を救ったのが浩介です。二人は卒業を元に別れましたが、大人になって再会します。変わり果てた真緒に驚く浩介、そしてずっと浩介を探していた真緒の、二人が織りなすラブファンタジーです。私は初めて本を読んで泣きました。読み進めたいくうちに、二人の素敵な恋がだんだんと切なくなってしまうところがとても胸苦しかったです。ですが、最終的にハッピーエンドになります。原作を三度読み泣いて、映画館で三回観に行って泣きました。結末をしっているのに、ここまで泣ける映画は人生初でした。心が綺麗になった気がしますし、終わった後はとても清々しい気持ちにもなれます。ファンタジーが苦手な方でも観やすいと思います。一人ももちろん、友達や家族、そして恋人など、様々な方に見てほしいです。

SHE IS SUMMER
10

可愛いけど媚びてない!20代女性にオススメ

失恋したての時にSHE IS SUMMERの『とびきりのおしゃれして別れ話を』のPVを偶然YouTubeで見てから、ドはまりしています。
ボーカルの女の子「MIKO」のビジュアルがとにかく可愛くて、それでいて歌詞もキャッチーで絶妙です。この曲自体は失恋ソングなのですが、彼氏に対する未練もありながら、女性特有の打算的なメンタルの強さを含んでいます。
歌詞の、「わたしの事なら全部もう知ってるとか 勘違い気付いてね 今のわたしで」という部分が、心を軽くして、強気な気持ちにしてくれました。

PVもとにかく「可愛い」を前面に押し出していますが、失恋ソングなのに明るいPOP調な感じが、中毒になります。声質も可愛くて、ちょっと舌っ足らずの感じなのですが、同性が聴いていても全然嫌な感じにはならず、むしろ癖になってしまうくらいです。

SHE IS SUMMERの特におすすめ曲は、

・『出会ってから付き合うまでのあの感じ』
・『君のせい』
・『とびきりのおしゃれして別れ話を』
・『あれからの話だけど』

の4曲です。この曲順で聞くと出会ってから別れて立ち直るまでのストーリーになります。
特に『あれからの話だけど』の最後に出てくる「恋とは結末がすべてなの」というフレーズ。これに女性の思考回路の全てが詰まっているように感じました。

初めてSHE IS SUMMERを知った方は、まずPVから見てみてください!打算的な可愛さに、気付けばリピートしていると思います。

UNISON SQUARE GARDEN / ユニゾン・スクエア・ガーデン
10

久々にカラオケで全曲制覇したいグループ来たっ!

自分の超オススメグループで、最近夜に仕事終わったあと毎日youtubeで聴いています!
このグループを知ったきっかけは、競技ダンスアニメの『ボールルームへようこそ』を見ていて、その主題歌に惚れたところからです。確か『10% roll 10% romance』という難しいタイトルの曲でした。リズムが良くて何度も繰り返して歌えるので他の曲も漁り始めて、今では思いっきりファンです。
40代のおじさんなのでライブにはなかなかいけませんが、自宅でずっと聴いてても全然飽きません。初期の頃の作品も粗削りながら光る部分が合って、特にノリの良さと独特なリズム感を持つ歌詞が僕の脳髄を刺激します。
一番の曲を選ぶのが正直難しくて、とりあえず聴いてもらいたいのは、『天国と地獄』、『シュガーソングとビターステップ』、『Silent Libre Mirage』かな?でもやっぱり選ぶのは大変!アルバム全曲大好きですし、『君の瞳に恋してない』も、曲名と背反する甘い恋心を描けていてすでにお気に入りです。
もっと知名度が上がって欲しいのでぜひ聴いてみて、気に入ったらカラオケで熱唱してくださいね。

カードキャプターさくら クリアカード編 / Cardcaptor Sakura: Clear Card
9

ついに始動!新編カードキャプターさくら

大好きな作品の続編ということで毎話楽しみにしています!

持っていたカードが透明になり、使えなくなっちゃった!から始まる物語です。またも1枚ずつカードを集めていきます。
アニメは新編に沿って20世紀版の1年後、中学1年生から始まります。
現在執筆中の作品なので時代は現代、前作とはキャラだけ同じという状況でしょう。
設定はいくつか変えてあると思いますが、原作、スタッフ、キャスト、ほぼ同じであり、前作のファンが楽しめる内容になっています。
前作から本当に20年近く経っているのかと思うくらい変わらないキャスト陣に、改めて声優さんたちの凄さを感じました。
あの十二点魔方陣も健在で、スティックのほうは八点円でした。
知世ちゃんの着せ替えとカメラへのこだわりはエスカレートしていました。
さくらは嫌がりつつ急いで着替えるのがお決まりです。

新しい映像なのに昔の雰囲気を損ねていないし、とても美しいです。
主題歌は前作同様、坂本真綾さんでした。新しいのにどこか懐かしさを感じられ、思わずうるっときてしまいました。
前作ファンは勿論のこと、今作が初めての方も楽しめる内容になっているのではないでしょうか。