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kh19940824のレビュー・評価・感想

BTS / 防弾少年団 / バンタン
10

アジア発!世界を席巻するアイドルグループ

皆さんBTS(防弾少年団)をご存じでしょうか?今回はBTSについてあまり詳しく知らない方々へ少しでも知ってもらえるよう紹介していきます。BTSとは2013年にキム・ナムジュン(RM)、キム・ソクジン(JIN)、ミン・ユンギ(SUGA)、チョン・ホソク(J-hope)、パク・ジミン、キム・テヒョン(V)、ジョン・グクの7人で結成されたKpopグループです。BTSの魅力は何といってもパフォーマンスです。その他のKpopグループもパフォーマンスはすごいのですが、BTSはどれほど練習したらこんなに踊れるのかというダンスを全員でシンクロして踊ることが出来ます。あとはジャニーズと違い歌もしっかり上手いところも彼らのパフォーマンスをより際立たせてくれる要素の一つです。一糸乱れぬダンス・そのダンスと並行し一切乱れぬ音程は圧巻です。個人的なおすすめにはなってしまい申し訳ないのですが、「dope」「fire」「DNA」「Idol」このあたりの曲を聞けばBTSのすばらしさが少しでもわかっていただけると思います。また、BTSは近年は少ないですが、Japanese.verとして日本語での歌詞の楽曲もリリースしています。YouTubeにもPVなどが多数アップされているので、ぜひ一度見ていただければと思います。皆さんも一緒にBTSの沼にハマりましょう!

BORUTO / ボルト / NARUTO NEXT GENERATIONS
10

子供世代の忍道!

BORUTOはかつて人気を博したNARUTOの続編であり、その子供世代のお話です。
前作の主人公ナルト。
その息子であるうずまきボルトが忍者として、仲間たちと共に成長していきます。
ボルトは火影である父が仕事ばかりで家族を省みない事に苛立ちを感じており、ことある事に父に対する悪態をつく描写があります。
それは大好きな父との触れ合いが少ないことを悲しむ気持ちの表れでもありました。
やがてアカデミーを卒業し、下忍としてあらゆる任務をこなしていく中で、「忍者とは何なのか」、「里とは何なのか」、「火影とは何なのか」を考える機会が訪れ、父に対する見方が変わっていきます。
そんな中で父の家族というものに対する想いを聞いて、親子の関係が修復され、修行を見てもらえるほどまでになりました。
そんなボルトが過去の木の葉の里で子供だった父を守ったり、望まない形で道の力を手にしてしまい扱い方を模索したり力の謎を探ったりと奮闘します。
そこで対峙していく組織は忍者でありながら忍者とは違う力を駆使して、ボルト達を翻弄していくのです。
前作とは違い、里同士の争いがないので忍としての成長が見えない!と思われる方もいるかもしれませんが、子供たちが強い心を持つための成長過程はこれでもか!というほど見られますよ。

名探偵コナン / Detective Conan / Case Closed
10

子どもから大人まで幅広く楽しめるミステリー。

■作品の魅力
名探偵コナンのアニメが放送されてから、大人になった今でもずっと見ていますし、コミックスもずっと購入しています。漫画を読むことに対し厳しかった両親でも、コナンだけは一緒にコミックスを回し読みしていましたし、許してくれていました。
内容の濃さ、有名な声優陣、常に時代に合った新しいものを取り入れたトリック、個性的なキャラクター、最後には必ず解決するスッキリ感など多くの魅力がある中で、一番の人気の秘訣は「少年向けコミックスだが大人まで楽しめる」という点だと思います。
なぜそんなに幅広く親しまれているかというと、子供も大人も納得のトリックのためだと思います。トリックの説明が丁寧な点、建設業界、音楽業界、政治的な内容などなど、その業界にいないとわからないような難しい内容まで細かく調べられており、化学的・物理的な内容もしっかりとその解説をしてくれている点が本当に知識になりますし、面白いです。
■ストーリー
ストーリーの柱は大きく3本あると思っています。普段起こる事件(短期)・工藤新一を幼児化させた組織の解明(長期)・ラブコメ(微笑ましい)。ラブコメ部分は一瞬ですし、重くなく、他の人間関係も無駄な感情のやりとりが無いので、純粋に推理を楽しみたい方にはお勧めです。殺人シーンも当然ありますが他のミステリー漫画ほどのグロテスク感は無く、しかし罪を犯してはならない、後悔するというメッセージ性も短い話の中でしっかりとされ、最後には必ず犯人を突き止めるのが水戸黄門のようなスッキリ感を与えるのだと思います。

小松未歩
10

1990年代後半から2000年代前半を彩った歌手

小松未歩さんは1990年代後半から2000年代前半にかけて活躍した歌手であり、2009年以降は消息を絶って事実上の引退状態となりました。
デビューシングルの「謎」はテレビアニメ『名探偵コナン』で計44話に渡ってオープニングテーマとして使用され、2019年終了時点ではアニメ『コナン』史上歴代最長の使用記録となっています。累計売上枚数35万枚と、まさしく小松さんのヒット曲と言っても過言ではありません。
個人的に「謎」はアニメ『コナン』の主題歌の中で最も本編の特徴を反映した曲だと思います。2010年代になって本編と全く関係の無い内容の曲が多くなっている中で、当時としては王道で後年としては異色とでも言うべき曲でした。
アニメ本編の特徴がしっかりと出ている曲としては他に『モンスターファーム 〜円盤石の秘密〜』のオープニングテーマとして使われた「風がそよぐ場所」もリリースしました。
専ら、本編の特徴を出しつつわざとらしくない内容にしたアニメソングを歌わせたら、右に出る者はいないという評判の歌手でした。主観を除けば9点ですが、自分の思い出補正を加味したところ10点以外はあり得ないので10点にしておきました。

いちげき
9

松本次郎著、漫画「いちげき」レビュー

「いちげき」って?
「いちげき」とは、永井義男の時代小説「幕末一撃必殺隊」を原作とした漫画である。

どんな漫画なの?
幕末期の江戸では薩摩藩が画策した「御用盗」という強盗や放火、辻斬りなどのテロ行為が行われていた。
薩摩の仕業とアタリはつけつつも、確証がないため正規部隊を動かして鎮圧できない幕府は、御用盗鎮圧のために「身元不明の特殊部隊」を設立させ、対応させようとする。
この「身元不明の特殊部隊」の隊員として力自慢の農民たちが選ばれる。
それが主人公たちである。
主人公たちは幕府の侍、島田と和田の下で訓練を積み、「御用盗」を襲撃。
戦果を挙げていくが、幕府側もまたきな臭い動きを見せていて…。

…というのがおおまかなストーリーだが、別の見方をすることもできる。
当時は身分が絶対の時代であり、農民とは侍より下の存在である。
そんな農民である主人公たちが薩摩の侍を斬るために、侍という身分を与えられ、訓練し、薩摩の侍をやっつけるという、この流れ。
どこかで見たことがないだろうか。
「落ちこぼれ達が、熱血コーチに導かれ、ジャイアントキリングを達成する」
そう。青春スポ根漫画の路線である。

やっていることは、手足が飛ぶし、血も出るし、人を斬るし、人が死ぬし、たまにしっかりエロもはさむし、といった有様だが、中身は不思議と血みどろなのに爽やかというか、帯にもある通りギラギラした青春を感じるのである。
「身分は農民という最下層の主人公たちが、人斬りのエリート侍・島田に導かれ、絶対的存在だった侍を斬る」
複雑な歴史背景とこのストーリーラインで、ただのジャイアントキリングで終わらないドラマも生まれる。
興味を持たれた方は是非とも読んでみてほしい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

吾峠呼世晴 初連載!鬼滅の刃の魅力

週刊少年ジャンプで連載開始当初、多くの読者が早期打ち切りを予想した「鬼滅の刃」をご存知ですか?
読者の予想を裏切り、人気作が多いジャンプの中でもトップクラスの人気を誇る作品へと成長した「鬼滅の刃」の魅力をご紹介します。

人を喰う鬼がいる大正時代の日本で、炭を売って家計を支えていた主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼に家族を惨殺されるところから物語は始まります。襲われた家族の中で、唯一生き残ったが鬼化していた妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために炭治郎は鬼を殺す部隊・鬼殺隊に入隊し、個性的な仲間と共に凶悪な鬼と戦っていく、というストーリーです。

魅力1.どこまでも純粋な炭治郎
明るく元気で前向きな主人公が描かれた漫画は多いですが、炭治郎はその中でも群を抜いた純粋さの持ち主です。どんなに罵倒してきた相手にも、どんなに凶悪な鬼に対しても優しさを向けることができる炭治郎。作中で多くの人間を殺してきた鬼が死ぬ間際、自分と禰豆子を傷つけた鬼相手にも優しい言葉をかけるシーンは必見です。

魅力2.鬼たちの切ない背景
敵となる鬼は元々は人間です。鬼の原種であり炭治郎の家族の仇・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血を注ぎ込まれて鬼化し、多くの人を喰らい強くなることを目的として行動するように思考を支配されます。
人間だった頃の回想シーンでは父親の自殺や、同じ人間に家族を殺されてしまうなど切ない場面が多く、敵である鬼の過去にも触れることができるようになっています。

魅力3.個性的なキャラクターたち
鬼殺隊の仲間であり、普段は臆病で情けないが気絶したときに本当の強さを発揮して戦う善逸、上半身裸でイノシシの毛皮を被り、好戦的な性格の伊之助など、見た目も中身も個性的なキャラクターが多く登場します。登場人物の個性がぶつかり合うシュールなやりとりも人気の理由の一つです。

大人気漫画の鬼滅の刃ですが、絵が苦手という方もいるようです。もちろん好みが分かれるところではありますが、ストーリー・登場人物・随所にちりばめられた思わずにやっとしてしまうセリフ等、魅力が溢れる非常にレベルの高い作品です。
新刊が売り切れてしまう書店もあるくらい人気の作品なので、ぜひ一度読んでみてください。

野原ひろし 昼メシの流儀
7

サラリーマンの数奇なランチタイム

今や知らない日本人はいないと言っても過言では無い国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』。その主人公、野原しんのすけの父親・ひろしが、『昼メシの流儀』の主人公である。息子ばかりに、良いカッコさせないぜ!とばかりに、全編に渡ってひろしが顔を出す、ひろしファンにとっては垂涎のスピンオフ作品だ。
その内容は、息子の様にドタバタギャグで話を賑わす訳では無く、ひろしのランチタイムを描いた所謂「グルメもの」となっている。世のサラリーマンにとって、食事休憩は束の間のオアシスである。ひろしだってその例に漏れない。午前中の激務を生き抜いた企業戦士が、午後の戦いも乗り切る為に鋭気を養う。それがひろしにとってのランチタイムだ。
今日の昼メシを最高の1食にする為に。ひろしは一切の妥協をせず、自分の舌を満足させる一品を求めて奔走する。第1話のカツ丼に始まり、ピザ、立ち食いステーキ、ハンバーグ、中にはケバブやサンマーメンといった変わりどころまで食べ尽くしてゆく。美味しそうに昼飯を食するひろしの喰いっぷりには食欲をそそられるし、何よりサラリーマン男性の多くは、ひろしの様に充実したランチタイムを送りたいと思うのではないだろうか。家庭の為、会社の為に身を粉にして働く企業戦士・野原ひろしが、唯一ネクタイを緩め、自分の為に行動する瞬間。そこに共感を覚える男性読者も多いのではないだろうか。何を隠そう筆者もその一人である。「さーて、今日の昼メシはどうしようかな」「お、新しい店じゃねえか!」作品中には、そんなひろしの台詞が何度も登場する。仕事の合間の息抜きである昼食休憩を、本気で楽しむその姿勢、憧れずにはいられない。そして食事を楽しみ、会社に戻る時は、「さあ、午後も頑張るぞ」こう言って背中を向けるカットで終わる。美味しい食事で腹も心も満たし、来たるべき午後の戦いに向けて兜を締め直す。『腹が減っては戦は出来ぬ』という諺があるが、本作でのひろしは、正にその言葉を体現しているといっても過言では無い。昼メシへの飽くなき探求心・追及心こそ、野原ひろしが日々の戦を勝ち抜ける何よりの秘訣なのだろう。
また今作は「クレヨンしんちゃん」のスピンオフでありながら、しんのすけは勿論みさえ、ひまわりは手足やシルエットのみの登場で、素顔は一切見せない。飼い犬のシロに至っては、存在の言及すらない。これもひろしが主人公であることを読者に強く印象付ける為の演出だろうか、作者の強い拘りを感じさせる。反対に職場のキャラクターである部下の川口や草加ユミ、部長は度々登場しており、野原家の「父」「家長」「大黒柱」としてのひろしより、「企業戦士」「双葉商事営業部営業2課係長」としてのひろしの色を濃く出しているといっても良い。
更に昼メシの流儀オリジナルキャラクターとして、様々なゲストキャラが登場する他、1巻に一度は登場する謂わば準レギュラー的ポジションの女子大生・遥も欠かせない存在だ。自分のことをひろしが付け狙っていると勘違いする彼女が、ひろしとこの先和解出来るのかどうかも、見逃せないポイントなのである。「クレヨンしんちゃん」ファンもグルメ漫画ファンも楽しめる、至高のスピンオフ作品である。

World of Tanks / WoT / ワールド・オブ・タンクス / World of Tanks Blitz
9

戦車ゲームの最高峰

運営開始から既に9年以上経つ息の長い基本無料のオンラインゲーム。
名前の通り「戦車」を題材にしたPCゲームであり、姉妹タイトルとしてCS版のWorld of Tanks consoleやスマホ版World of Tanks blitz、他にもPC版には艦船を題材としたWorld of Warshipsや航空機を題材にしたWorld of Warplanesもある。
World of Tanks(通称WoT)に登場するのは基本的に第二次世界大戦で活躍した戦車達。
ガルパンなどにはまった人ならよく知っている戦車も数多く登場する。
グラフィックは既に10年近く経っているゲームという事を全く感じせない品質であり、頻繁なアップデートにより年々そのクオリティがアップしている。
リアルなマップと戦車は見ているだけでも十分に楽しめるレベル。
豊富なサウンドも注目ポイントであり、砲撃音にもこだわりが見える。
ビジュアルだけでも十分にオススメできるWoTであるが、一番の特徴はそのゲーム性。
e-sportsがまだ一般には浸透していなかった頃からE-sportsを意識したゲームデザインで作られており、世界大会等も定期的開催されていた(ゴールドリーガーといわれる所謂プロも存在した)。
2019年現在はリーグは休止状態ではあるものの、ゲームに元からある競技性は変わっておらず、他のゲームでは体感する事の出来ない中毒的な人気を誇っている。
11カ国の国それぞれに数十両の車両が実装されており、貴方のお気に入りの車両もきっとあるはずだ。
ゲームはHDクライアントといわれる高精細な見た目を実現するバージョンと、SDクライアントといわれるスペックの低いPCにもやさしいバージョンがある。どちらのクライアントでも共にプレイできるので自身のPCスペックにあった方を選ぶと良い。
HDクライアントで安定してプレイするには高スペックゲーミングPCが必要だが、SDクライアントは7年前のノート大学入学時に買った生協のPCでもプレイできる程軽いので、是非プレイして欲しい。

ファイト・クラブ / Fight Club
8

今の自分に自信を持て

初めてこの映画を見たのは、週末のテレビのロードショーでした。その当時は学生で、当時は学業の成績もよくなく、また部活に打ち込んでみても、思っている程のめり込めなく結果もでない、何か鬱々とした日々を送っていました。
映画に出てくるタイラー・ダーデン(ブラッドピット)は、スタイルもいい、体も鍛えてたくましい、ファッションセンスも抜群、頭も切れる、それでいて自由奔放と、正に今の自分にはない物を持っている、男としての理想像そのものでした。
ブラットピットの作品は、何作か鑑賞していますが、個人的にはこの作品の彼がとても気に入っています。
映画の主人公(エドワード・ノートン)も何か、現実に生きがいを見いだせなく、鬱々とした日々を送っており、正にその当時の自分と重なりました。そこに彼と真逆の性質を持つ、タイラーダーデンの登場です。瞬く間に主人公はタイラーに魅了され、彼の導くがままに、彼の所属する..というよりも、彼と主人公が作り上げた非合法の拳闘クラブで活動するようになります。
タイラーの思考や行動理念は非常にアグレッシブかつ合理的で、そこに主人公はグイグイ引き込まれます。私も同じくグイグイ引き込まれたのですが、実際にこのような人物が目の前にいたら、おそらくみな惹かれるのではないでしょうか?
映画のオチは、実はタイラーは主人公が自分の妄想で作り上げた架空の人物で、主人公が一人で突っ走る度胸がないので、頭の中で自分の理想像を作り上げ、妄想の友達にリードしてもらいながら、本当に自分がやりたかった欲求を実行してきた..と、ちょっとアブない妄想男というオチですが、映画の最後で自分の妄想と決別します。
そして自信を取り戻した所辺りで、終わってしまうのですが、この作品の言わんとしている事は、今の自分に自信を持て!という事ではないのでしょうか?
私も最初に映画を見た時は、タイラーのルックスや行動や言動ばかり、しばらく目がいってしまいましたが、何回も見直しているうちに、自分の心の中で理想化した自分ばかりに捕らわれて、人生を見失うのではなく、理想も凄く重要ですが、着実に一歩一歩進んでいくのが、人生かなと..この映画を見て感じました。

アベンジャーズシリーズ / Avengers series
10

マーベルが熱い!誰もが楽しめるアクション映画

2008年から始まったMCU(MarvelCinematicUniverse)は、人気アメコミのMARVELを題材にした一大映画プロジェクトの総称です。アイアンマンやソー、キャプテンアメリカといった今では誰もが聞いたことあるヒーローたちが活躍するアクション映画として人気を博しています。すでに20作品以上が上映されており、これからもMCUはつづいていくと明言されています。
そんな超ご長寿タイトルになりそうな、この「アベンジャーズ」シリーズはただのアクション映画ではなく全編を通して、登場人物の「成長」を描いた作品であることにお注目したい。10年以上にもなる歴史の中でマイティ・ソー役を演じているクリス・ヘムズワースは初期のころはまだ駆け出しの俳優でした。ですが、今となってはもう「マイティ・ソー」です。アイアンマンのトニースタークを演じているロバート・ダウニーJrなんかも、彼といえばトニースタークといったように、その身に一人のキャラクターを宿しています。このように映画の内容を楽しむだけでなく、俳優・女優の人間性やその成長をみていく楽しみもあります。みんな少し老けたよね(笑)
この映画は、アクション・成長・人間ドラマの3つの要素が強く様々な世代に受け入れられて来たのは、これらがバランスよく調和していた結果からだと思います。おすすめのシリーズなのでぜひ、全部見てほしいですね。

魁!!クロマティ高校
8

コミックで是非読んでみてほしい。

とにかく読んでみてほしい、お笑い好きなら絶対に。
主人公の神山君が友人のため学力の低い高校にあえて入学するのですが、友人は不合格。足し算引き算できれば合格できるレベルなのに…。誰が主人公なのかなんて、途中からどうでもよくなってきます。高校なのにロボットはいるわ、ゴリラはいるは、覆面はいるは…。ギャグマンガの金字塔ですよ、毎回テーマが変わり(稀に続きますが)時間がない時でもすんなり読めます。すぐに笑えたり、時間が経ってじわじわきたり多種多様なわらいがあります。くだらないのひとことより、なんだこれ?このひと天才なのではとおもえてきます。この人の作品で他にもドリーム職人とかもありますが、究極のナンセンスです。展開が予想できません。ブックオフで他の作品を探しますが、なかなかみつかりません。品薄なのかそもそもあまり作品がないのかわかりませんが、他の作品も絶対によみたくなります。お笑い好きもそうでないかたも、人生に悩んでるかたもそうでないかたも1度読んでみてください、面白いです、保障します(保障できませんが)。

天元突破グレンラガン / Gurren Lagann
10

熱き漢の物語

天元突破グレンラガンは、グレンラガンというガンメン(ガンダムでいうところのモビルスーツ)に乗って敵と戦うロボットアニメです。監督は今石洋之監督、脚本は中島かずき先生というトリガーの旗揚げ作品「キルラキル」の名コンビです。ぜひ事前情報なしで本編を見ていただきたいのでネタバレをせずかつ、ざっくりとレビューを書かせていただきます。

この作品を一言で表すならば「熱い」に尽きると思います。主人公である穴掘りシモンという少年と、その兄貴分カミナを中心として物語がスタートするのですが、最初から最後までクライマックス。

テレビシリーズ全24話を概ね8話ずつに分けた全4部で構成されており、第1部、第2部が少年編、第3部、第4部が青年編となっています。
少年編はシモンの精神的な成長を中心として描かれているのですが、このシモンの成長につながるおおきな出来事がいきなり第1部という序盤でやってきます。当時、友達に勧められDVDをレンタルしたのですが、「まずは3巻くらい」と軽い気持ちで借りた次の日には残り全巻を借りに行き、2日後にはラストシーンに涙を流している自分がそこにはいました。
テレビシリーズ全24話という決して短くないお話なのですが、いわゆる無駄な回というものがほとんどなく、王道のストーリーにもかかわらず、最後まで視聴者を飽きさせることなくラストまで駆け抜けていく作品でした。
王道を行く作品に相応しく可愛いヒロインも登場します。気の強いお色気担当のヨーコと、お姫様のニアという二人のヒロインです。二人ともストーリーにがっつり絡んできますし、二人共とてもかわいいです。ただ、タイトルでも触れたとおり、これは熱い漢の物語。「漢の義務教育」に相応しい作品ですのでぜひ一度視聴してみてください。きっと私のように夢中になること間違いなしと思います。

Fate/stay night / フェイト ステイナイト
10

傑作ファンタジー!

この作品はもともと同人ゲームなのですが、現在では家庭用ゲーム機での発売やアニメ化、映画化されており、とても有名な作品になっています。ここではアニメのFate/StayNightについてお話しします。

作品の舞台は冬木市という日本の架空の街です。そこでは一定周期で「聖杯戦争」という魔術の儀式が行われています。聖杯戦争とは7人の魔術師(マスター)が過去の英雄を使い魔(サーヴァント)として召喚し、最後の一組になるまで戦うという儀式です。最後の一組には聖杯を受け取る権利が与えられます。
聖杯はなんでも願いを叶える万能の願望機です。少し魔術を齧っているものの、普通の高校生である主人公の衛宮士郎はなにも知らぬまま聖杯戦争に巻き込まれてしまい、マスターとして戦うことになってしまいます。召喚したサーヴァントはセイバー、アルトリア・ペンドラゴン。英国の昔話、アーサー王伝説のアーサー王です。
士郎とセイバーは疲弊しながらも勝利し、聖杯を手にするが、実は聖杯は過去の聖杯戦争で汚染されたものでした。聖杯は願いを叶えるどころか、人々の恨みなどが積み重なっており、聖杯を使うと周りに甚大な被害を与えてしまうのでした。最終的に士郎はセイバーに聖杯を破壊することを命じ、聖杯戦争は終結しました。

この作品のすごいところは良く考えられた魔術の仕組みです。過去の英雄同士で戦うのですが、彼らの使う武器や宝具(必殺技)は実際にその英雄の伝説やお話に基づいたものが使われているのです。私はもともと過去の偉人や英雄などに興味はなかったのですが、この作品を見てから積極的に調べるようになりました。なかなか凝った作品なので、ぜひ一度見てみることをおすすめします。

リズと青い鳥
8

女子高生2人の友情とは…

武田綾乃原作の「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」の中の高校3年生で進路に悩む傘木希美と鎧塚みぞれの関わりの部分を、アニメ映画「聲の形」などを手がけた山田尚子監督がアニメ映画化したものです。
書籍の題名通り高校の吹奏楽部の中での物語で、傘木希美はフルート、鎧塚みぞれはオーボエを担当しています。2人は幼なじみで友達なのですが、性格が真反対なのです。映画の題名「リズと青い鳥」というのは少女と小鳥を題材にした物語で、その物語もとに作った「リズと青い鳥」という曲を吹奏楽コンクールの自由曲で演奏することになっています。その曲にはオーボエとフルートがソロの掛け合いをする部分があり、鎧塚みぞれと傘木希美が吹くことになっていました。鎧塚みぞれのオーボエは高校生離れした誰もが認める実力でしたが、今回のソロは周りの部員が見てもみぞれが本来持っている実力が出ているとは思えませんでした。その原因はみぞれと希美の関係にあったのです …。
このアニメは一人一人の心情が顔の変化ばかりでなく、髪や服ののなびき方、その背景で描かれていたりととても繊細ですごくこだわって作られています。また、色遣いも全体に淡い色調で作られ、落ち着いて見ることができます。見終わった後さわやかな気持ちになります。

ガヴリールドロップアウト / Gabriel DropOut / ガヴドロ
8

天使(?)と悪魔(?)の地球上の日常と喜劇

四人のメイン女性キャラがあり、ネットゲーに毒され堕落した天使「ガヴリール」、天使より聖人な悪魔「ヴィーネ」、典型的な悪魔王のような貴族を目指しているが、周りから中二病全開しか見えない悪魔「サターニャ」、見た目も身分も天使だが、実は腹黒の天使「ラフィエル」の四人が人間界の高校に入学する。人間界の知識を学びながら自分の身分に合う行動をするはずたったが、性格により様々なモノ語りが発生する。
このアニメは日常生活系の内容だが、天使と悪魔を加え性格の反転による新しい設定により、最初放送したとき人気が出でいた。主人公のガヴリールは堕落していたが、その天使の心は依然と存在する。サターニャの挑発がうるさくて、サターニャをいじめていたり、すぐ世界を滅ぼすと言っていることが堕落しているように見える。しかし、サターニャのエピソードや盲人の女の子ために天界の罰を受けることもあった。ヴィーネは悪魔でありながらとてもまじめで良い子設定であり、このアニメ中で一番天使のトップに似ている存在である。サターニャはいい子設定である。しかし、彼女の本体は悪魔設定あり、我々の認識では悪魔は悪いことをするのが本業である。そのため、大悪魔になりたいため悪いことをすが、悪いことがとても幼稚で結果的に自分が受ける羽目になる。ラフィエルは綺麗系で腹黒の設定であり、こんなキャラはいつでも人気が出ており、最近の漫画やアニメにはよく出るキャラである。漫画では単純で可愛いガヴリールの後輩タプリスもよく出るようになり、タプリスが主人公の漫画もあり、2期アニメに期待している私である。

マネーボール(映画) / Moneyball(film)
9

変化への姿勢

この映画は貧乏球団オークランドアスレチックスに奇跡を起こす物語。
主人公はGMという野球経営の最前線にいる人物であり、違う角度から野球を見ることができる。野球というスポーツは打って走って投げるスポーツであり、その中で感動や奇跡が起こるスポーツである。しかし、近年の高校野球やクライマックスシリーズではメディアは何でも感動を訴えかけるが野球というスポーツは目に見えないことの繰り返しであり、一般の人が目にできるものはある程度予測可能であること。この物語はその目に見えない葛藤の中で人が如何に常識を捨て、周りから批判されそれでも前を向き進んでいった人間を描いていると感じます。理論、数値、確率、そして結果。本質的な問題にどの角度から入るか。現代社会にも言える変化を恐れない生き様がこの映画にはあると思います。ビリービーンは感覚という言葉を捨て数値を信じた。その信じた数値が奇跡を起こした。誰も賛同せず批判、罵倒に耐え、その信念を共感できるある一人の男と出会い、ある年を形成した。この紛れもない結果は皆の心と記憶に必ず響くであろうと思います。物語は映画を見て感じて欲しいけど、私が感じたのは否定され、裏切られ、周りから共感されず、今までやってきたことを否定するのかと言われそれでも愛する家族がそこにはいて、一人ぼっちになってもいつかやってきたことは間違っていないと証明できるように皆が逃げている問題点に本質的な課題に果敢に進むことを学ばさせてもらう映画だと信じています。過去の蓄積が今の姿であると信じて、この映画は野球と経営、社会、学生そして人間環境が造ってきたぬるま湯からいつ抜け出せるかそんな感じだとは思います。少し考えすぎだとは思いますが私の経験上ではこのように感じて見ることのできる映画だと感じています。

ちはやふる / Chihayafuru
8

青春が全部詰まってる

漫画が面白かったので成り行きでアニメも見てみたらこりゃまた面白い。The・青春です。王道やとサッカー、野球、みたいな部活が「かるた」なだけ、笑いあり、泣きあり、恋愛ありの青春アニメ。
この作品のいい所はそのどれにも固執してないところ。恋愛を主にやってる訳でもないし、どちらかと言えばかるたメインなのに随所で出てくる胸キュンやったり恋心に揺さぶられます。登場人物たちの恋心を決して視聴者に忘れされない話展開。そしてそして本命かるたも素晴らしい。
大会シーンでは袴の綺麗な模様が細部まで描かれ、タタミを叩く音、シーンにあった音楽、札を獲るスピードの体感、その場の緊迫感etc……もダイレクトに伝わってきます。編集も素晴らしく、オープニングソング、エンディングソング、1期、2期ともに作風にあった歌になっていて、かかるタイミングも素晴らしい。視聴者を泣かせにきます。
評価が8止まりなのは…連載から10年以上経ちましがまだ主人公たちは高校生だってことです。でも!話の進むスピードに遅いと思うこともなくじっくり千早の歩む人生を見守っている感じです。このスピード感を遅すぎると感じてしまう人はアニメも漫画もイマイチかもしれません。

ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン / ポケモンUSUM / Pokémon Ultra Sun and Ultra Moon
6

ポケモンの曲がり角

私はポケモンを20年前の赤・緑からプレイしてきました。ウルトラ/ムーンは進化と退化が感じられます。

第1の進化は何より「ポケリゾート」です!ポケリゾートは一言で言えば、ポケモン放置プレイです。リゾート内の施設に預けておくだけで、ポケモンがレベルアップしたり、卵が孵化したりします。寝ていたり仕事中でもポケモンが育つ…これはバトルに特化した画期的システムで、もうレベル上げに時間を割く必要が無くなりました!

そしてもう1つの進化は「きん/ぎんのおうかん」です。おうかんをレベル100にしたポケモンに与えると、最強の強さになります。これで過去のポケモン達も最強の強さに生まれ変わります。

しかし退化もいくつかあります。一つ目の退化は「悪しきシステムの復活」です。ブラック/ホワイト時代の、自分よりレベルの高いポケモンを倒すとたくさん経験値がもらえるシステムです。ところがサン/ムーンは、ラスボスすらレベルが60~65なのです。これではレベル100にするのは困難を極めます。

もう1つの退化は「PSSの廃止」です。前作のXYやルビー/サファイアで、冒険中もネットで繋がっている友人と協力し合える最高のシステムを、あっさりと「フェスサークル」という似て非なる交流システムに改悪しました。

ポケモンは確かに他のゲームの追随を許さない、良質なタイトルである事は認めます。しかし徐々に原作者の田尻智の「繋げるゲーム」というコンセプトから離れつつある事が否めません。ですのでポケモンが課金ゲームに成り下がってしまうようなら…それは私のポケモン卒業になると感じています。

韻シスト
10

タイトルなし

最初に韻シストを知ったのは、高橋マリ子さんのかわいい男装が印象的な、マヨネーズのコマーシャルに使用されていた楽曲からでした。
HIPHOP系はあまり聴かないタイプでしたが、サックスの部分がとても心地よく、メンバーが同世代、大阪拠点だという点でも関西在住のわたしにとっては心を擽られ、すぐにCDを購入しました。韻シストの魅力はなんといっても全体のグルーヴ感!リリックも響きます。
メンバーが途中変わったりもしましたが、HIPHOP生BANDのスタイルは今も進化し続けています。大阪までライブに行ってさらに好きになりました。
pushimやCHARAとのコラボ楽曲も韻シストファンとしては嬉しかったです。BASIはソロ活動もしています。ツイッターのゆるい投稿もとてもかわいいです。わたしはサッコンの高めの声と顔立ちがどストライクです。長く好きでいる一番の理由かもしれません。リリックにはよほど大好きなのか、ビールがよく登場します。最近のアルバムではラップだけでなく歌もあり、歌唱力の高さが垣間見えます。YouTubeにいろんな曲のMVがアップされているので是非見てほしいです。ずっと音楽スタイルは変わらず生バンドに重きを置いた素晴らしいHIPHOPグループです。

カメラを止めるな!
4

話の展開は新しいが…

世間では絶賛され話題になった映画だったので、かなり期待をしてみました。しかし…。

まず始まって30分が正直辛い…。
出演者の演技が下手だし、ストーリーもよくわからない展開が多々あるし、ゾンビの動きも違和感あるし…。私この映画最後まで見れるかな?と不安になるくらいでした。

しかしこれはこの映画が故意に作った展開。なぜこういう展開になったかという裏話が後半展開されると、あーなるほどこの違和感はこれのせいだったのか。と思いそれが逆に面白くなって、ゾンビ映画だったのに、最後には、感動的な親子の絆であったり、映画を作ったスタッフとのつながりを見せて、ハッピーな気分になる映画なんです。
ただ、私としてはこういう展開は望んでなかったというか、ゾンビがもっと怖くあってほしかったし、なんなら、この舞台の裏側で本当の殺人事件がおきて恐ろしい展開に…。っていう方が面白かったなぁ。って思いました。

たぶんこの映画は最後がハッピーだから、みんなに評価されたんだと思うところに、いまの社会の闇を勝手に見ました。病んでる人が見ると、はー、みんなハッピーでよかったー。って救われるんだと思います。
でも、私はもっと自分を見つめなおしたり、考えさせられる映画の方が好きだなぁ。

ドリフターズ / Drifters
8

ダークファンタジー感がとても好き

友達におすすめされて見ることがきっかけでした。ちなみに漫画もアニメもどちらも見ました。
前からタイトルと表紙は知っていたのですが、自分にはあまり興味を示しませんでした。だったのであまり最初は乗り気ではありませんでしたが、一話を見てからあまりにもその世界観に引き込まれてしまい、気が付いたら全て見てしまいました。

キャラクターに昔活躍した偉人達、有名なところで言えば織田信長やジャンヌダルクなど、一度は聞いたことあるような偉人達が次々出てきます。全く違う時代や世界各国から異世界へと集められる話です。
ただ集められるだけではなく、その世界で世界を滅ぼそうと考える廃棄物という組織を止めることを目的として集められた人たちがドリフターズといい、その二つの組織ともともとその世界に住んでいた人間やエルフ、ドワーフなどの物語となっています。
廃棄物に集められた人間は死ぬ直前に人に恨みや怨念などを残し、人とは呼べない能力を持ってます。例えばジャンヌは廃棄物側で死ぬ直前焼き殺されたことから炎の能力を持っています。
そして能力はないものの考えや戦略を駆使して戦うドリフターズ、そのドリフターズの一人である信長のその世界であれこれ考えていく戦略などがとても面白い。
見ていてとても面白いと感じたのは世界を救うために集められたドリフターズですが、国取りを始めるなど少し矛盾していながら結果的にいい方向に進んでいってるというところがまた面白さではないかと思います。

CLANNAD / クラナド
10

絆がテーマの泣けるアニメ

この作品は2007年に第1期23話、2008年に第1期のその後を描いた第2期24話構成で放映されたアニメなのですが、第1期だけでも楽しめるアニメです。第2期まで通して見るとさらに泣けます。
ジャンルは学園ラブコメに近いのですが、メインヒロインが6人で、それぞれのヒロインをピックアップした話が数話続いて、コメディで終わると思いきや、終盤には急にシリアスになって泣かせる展開になってきます。
姉妹愛、友情、家族愛と、様々な絆の深さをヒロイン達が演出します。
原作はPCゲームなのですが、泣きゲーで有名なブランド、「key」の作品で、テレビアニメ化される前には劇場版として発表されました。PS2に移植されたり、コミック化したりと幅広くメディア展開しました。

ストーリーは怪我でバスケが出来なくなって不良になった主人公・岡崎朋也と、学校に向かう途中で偶然出会った古河渚との物語が主軸となり、演劇部復活を目指す渚を主人公がサポートしていくというのが目的になります。
その途中で登場するヒロイン達とのルート分岐が行われ、それぞれの話に発展し、解決して演劇部復活へのゴールに向かいます。
不良だった主人公の成長もまた、見所となっています。
名シーンも多く、ネタバレになってしまいますがyou tubeではそれらのシーンをピックアップした動画が多数アップしてあります。
第2期まで通して見るのがお勧めですが、ぜひ第1期だけでも見て頂きたい作品です。

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
10

自分に勇気を与えてくれる物語

魔法が使えるのが当たり前の世界で、魔法が使えない主人公が特殊な特技を持つことになります。
そして、挫けそうになりながらも、自分を信じて行動することで仲間が主人公の魔法が使えないけど努力して成長していく様子を見て仲間を少しずつ増やしていき、難敵と一緒に戦っていきます。
それが、人間は必ず欠点があるが、その欠点を克服し、それを見守っていく様子を他人は必ず見ているのだということを表しているため、とても共感と背中を押して貰える感じがあります。

そして、同じ境遇で過ごした友達が魔法が使え、出来すぎるライバルと出来ない主人公の対比がありますがそれでもライバルが幼少期の出来事で主人公を認めておりその二人がお互いを高めあいお互いが成長していく様子が親友というもののあり方と存在が大切なことだということを教えてくれる、というものもとてもためになる物語の構成になっています。

また、シリアスなバトルシーンもあればコミカルなシーンもあり、それがストーリーに緩急をもたせてありとても読みやすく、読むスピードが早まり次の展開が楽しみになる構成になっています。

人、一人では何も出来ないが、仲間がいることで様々な困難に立ち向かえ戦っていけることを指し示してくれるストーリーがとても楽しめる漫画です。

The Conjuring House
9

かなり怖いホラーゲーム

悪魔が住んでいると恐れられているアトキンソン邸に、主人公が調査に来たところからゲームは始まります。
この屋敷では怪奇現象が数多く起きていることで有名でした。
主人公は屋敷に入るなり閉じ込められ、謎の女性の霊と遭遇します。
女性の霊の魔の手から逃れ、生き延びるためには屋敷のどこかに隠されている五つのアーティファクトを破壊するしかありません。
主人公はアーティファクトの手がかりを得るために行動を開始するのです。
屋敷はとても広く複雑な構造をしているため、プレイヤーごとに違った視点で楽しめると思います。
クエストも一本道ではなく、何から探すか何からこなすか自分で好きなように探索、進行できます。
また、霊の出現位置はランダムで、いつ出てくるかわからないホラーゲームならではのハラハラ感を味わうことができます。突然の恐怖演出には驚かされることでしょう。
謎解きは少々難しめ。色々と試行錯誤しながら解いていくこともできるので、やりこみ要素は十分すぎるほどあると思います。
多彩なギミックもこのゲームの魅力の一つです。アイテム位置がランダムだったり謎解きも同様で、周回プレイも飽きさせないゲームです。
正統派ホラーが好きな方には自信をもっておすすめできるゲームです。