魁!!クロマティ高校 / クロ高

魁!!クロマティ高校 / クロ高

『魁!!クロマティ高校』とは、2000年から2006年まで、野中英次が『週刊少年マガジン』で連載していたギャグ漫画およびそれを原作としたテレビアニメ、実写映画。真面目な主人公神山高志は、不良だらけのクロマティ高校に入学してしまい、当初は学園を立て直そうと奮闘するが、結果的に個性が強すぎる登場人物達の中で混沌とした高校生活を送ることになる。キャラクター達やストーリーがとにかく破天荒であり、シュールな笑いも人気となり、野中英次の代表的作品となった。

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魁!!クロマティ高校 / クロ高のレビュー・評価・感想

魁!!クロマティ高校 / クロ高
9

シュールギャグマンガの最高峰

不良ばかりが集まるクロマティ高校で繰り広げられるシュールなギャグが癖になる作品です。漫画から入りましたが、アニメも実写映画も全力でふざけて作られているのを見てなんだか安心したのを覚えております。「引き算ができれば入学できる!」で有名だというクロマティ高校へ、友人とともに入学する予定だった真面目な収載の主人公・神山が、だんだんとワル達と仲良くなり、頭が切れるために最後にはワル達の元締めのようなポジションにまでのし上がったのは思わず「現実でもあるかも…」と笑いつつも、深いかも知れない…と思ってしまいました。そんな不良たちに入り混じってゴリラやロボット、極めつけは覆面を被った飛行機のハイジャック犯まで学校に馴染んでいたり等、最初はツッコミ役の前田とともに「そんなわけあるか!」と思うのですが、だんだんクロマティ高校に慣れてくると「なんだそんなことか」と思ってしまうようなシュールギャグだらけで、見ている側もどんどんクロマティ高校に染まっていきます。未だに場所によっては使われる作中のギャグのひとつ「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか!?」の破壊力は原作もアニメも最強です。あのシーンは一度見たら忘れられません…!

魁!!クロマティ高校 / クロ高
8

コミックで是非読んでみてほしい。

とにかく読んでみてほしい、お笑い好きなら絶対に。
主人公の神山君が友人のため学力の低い高校にあえて入学するのですが、友人は不合格。足し算引き算できれば合格できるレベルなのに…。誰が主人公なのかなんて、途中からどうでもよくなってきます。高校なのにロボットはいるわ、ゴリラはいるは、覆面はいるは…。ギャグマンガの金字塔ですよ、毎回テーマが変わり(稀に続きますが)時間がない時でもすんなり読めます。すぐに笑えたり、時間が経ってじわじわきたり多種多様なわらいがあります。くだらないのひとことより、なんだこれ?このひと天才なのではとおもえてきます。この人の作品で他にもドリーム職人とかもありますが、究極のナンセンスです。展開が予想できません。ブックオフで他の作品を探しますが、なかなかみつかりません。品薄なのかそもそもあまり作品がないのかわかりませんが、他の作品も絶対によみたくなります。お笑い好きもそうでないかたも、人生に悩んでるかたもそうでないかたも1度読んでみてください、面白いです、保障します(保障できませんが)。

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