ドリフターズ / Drifters

ドリフターズ / Drifters

『ドリフターズ』とは、月刊誌『ヤングキングアワーズ』にて2009年6月号より連載中の歴史ファンタジー漫画である。作者は平野耕太。
世界中にその名を残す歴史上の人物が、時代も国も超えて集まる異世界。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、すべてを滅ぼそうとする「廃棄物(エンズ)」たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
関ヶ原の合戦に加わっていた島津豊久は、突然その異世界へと飛ばされた。彼はそこで織田信長や那須与一と出会い、武士の本能に従って、血で血を洗う戦へと身を置き、やがて「国盗り」を志す。

kh19940824のレビュー・評価・感想

ドリフターズ / Drifters
8

ダークファンタジー感がとても好き

友達におすすめされて見ることがきっかけでした。ちなみに漫画もアニメもどちらも見ました。
前からタイトルと表紙は知っていたのですが、自分にはあまり興味を示しませんでした。だったのであまり最初は乗り気ではありませんでしたが、一話を見てからあまりにもその世界観に引き込まれてしまい、気が付いたら全て見てしまいました。

キャラクターに昔活躍した偉人達、有名なところで言えば織田信長やジャンヌダルクなど、一度は聞いたことあるような偉人達が次々出てきます。全く違う時代や世界各国から異世界へと集められる話です。
ただ集められるだけではなく、その世界で世界を滅ぼそうと考える廃棄物という組織を止めることを目的として集められた人たちがドリフターズといい、その二つの組織ともともとその世界に住んでいた人間やエルフ、ドワーフなどの物語となっています。
廃棄物に集められた人間は死ぬ直前に人に恨みや怨念などを残し、人とは呼べない能力を持ってます。例えばジャンヌは廃棄物側で死ぬ直前焼き殺されたことから炎の能力を持っています。
そして能力はないものの考えや戦略を駆使して戦うドリフターズ、そのドリフターズの一人である信長のその世界であれこれ考えていく戦略などがとても面白い。
見ていてとても面白いと感じたのは世界を救うために集められたドリフターズですが、国取りを始めるなど少し矛盾していながら結果的にいい方向に進んでいってるというところがまた面白さではないかと思います。