CLANNAD / クラナド

『CLANNAD』(クラナド)とは、株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドであるkeyにより制作、2004年発売された恋愛アドベンチャーゲーム。また、これを原作としたアニメ・コミック作品。
私立光坂高等学校に通う主人公・岡崎朋也(おかざき ともや)は怪我によりバスケットボールを断念し不良となっていたが、女子生徒である古河渚(ふるかわ なぎさ)との出会いを機に、多くの生徒達との交流を経て、人間的に成長していく。演劇部の再建に向け奔走する渚の姿に感化され、朋也を始め他ヒロインたちが協力していく様を通して物語が進行していく。
少年少女たちの恋愛・友情・家族愛などを描き、「泣きゲー」というジャンルを確立させた。
2007年には東映アニメーションが劇場版を、京都アニメーションがTVアニメシリーズをそれぞれ制作しており、新たなアニメ作品が続々と現れる中においても、「CLANNADは人生」といわれる程に、色褪せることなく「神アニメ」と称され続けている。

kh19940824のレビュー・評価・感想

CLANNAD / クラナド
10

絆がテーマの泣けるアニメ

この作品は2007年に第1期23話、2008年に第1期のその後を描いた第2期24話構成で放映されたアニメなのですが、第1期だけでも楽しめるアニメです。第2期まで通して見るとさらに泣けます。
ジャンルは学園ラブコメに近いのですが、メインヒロインが6人で、それぞれのヒロインをピックアップした話が数話続いて、コメディで終わると思いきや、終盤には急にシリアスになって泣かせる展開になってきます。
姉妹愛、友情、家族愛と、様々な絆の深さをヒロイン達が演出します。
原作はPCゲームなのですが、泣きゲーで有名なブランド、「key」の作品で、テレビアニメ化される前には劇場版として発表されました。PS2に移植されたり、コミック化したりと幅広くメディア展開しました。

ストーリーは怪我でバスケが出来なくなって不良になった主人公・岡崎朋也と、学校に向かう途中で偶然出会った古河渚との物語が主軸となり、演劇部復活を目指す渚を主人公がサポートしていくというのが目的になります。
その途中で登場するヒロイン達とのルート分岐が行われ、それぞれの話に発展し、解決して演劇部復活へのゴールに向かいます。
不良だった主人公の成長もまた、見所となっています。
名シーンも多く、ネタバレになってしまいますがyou tubeではそれらのシーンをピックアップした動画が多数アップしてあります。
第2期まで通して見るのがお勧めですが、ぜひ第1期だけでも見て頂きたい作品です。