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kh19940824のレビュー・評価・感想 (2/2)

ウメハラ Fighting Gamers!
10

まだまだ広く知られてない「格ゲー」界の奥深さ! 熱さ!

オリンピック競技になるかもしれないということで、じわじわ注目されているeスポーツって聞いたことあるでしょうか。
初めて聞いた!という人もいると思います。
eスポーツとは対戦ゲームをスポーツとして競技化したもののことで、日本ではそんなに盛り上がっていませんが、海外ではショービジネスとしてしっかり成立していたり大金が動く大会が開かれたりしています。
「そうは言ってもやってるのはゲームでしょ? ゲームが競技になるなんてしっくり来ないな」と思う方。わたしもその考え方自体は正直わかります。
でも、一度この漫画を読んでみてください。出来れば3巻辺りまで(笑)
おそらくあなたの知らない世界がそこに広がっています。
そうして最新巻まで読み終わる頃には、格闘ゲームの世界で頂点を目指して戦い続ける人たちの狂おしいほどの執念や、熱気に少なからず共感できるようになっていると思います。
男同士の意地のぶつかり合い。世間からの目を意識しつつも捨てられない熱意。貪欲に勝利を求め続ける意志。そういったものがみっちりと詰め込まれています。
そして、この漫画のもうひとつの大きなポイントは「主要登場人物のほとんどに実在のモデルがいる」ということです。
漫画にするにあたって脚色した部分はあるでしょうが、それでも漫画の中で描かれていた苦悩や熱意や勝利の快感は誰かの体験に裏打ちされたものなのです。
だからなのか、登場するキャラクターは皆息づくような存在感を持っています。格好良いばかりじゃなく時には逃げたり迷ったり。でもそういった姿がより深い味になっているのです。

夏目友人帳 / Natsume's Book of Friends / 夏友帳
8

しっとりとした感動がある「夏目友人帳」

友人帳に書いてある名前を、妖怪たちに返していくという物語。
幼少期に両親を亡くし、親戚の家をたらいまわしにされた主人公が自分になかなか「幸せ」を許せないところが、とても現実味があり、何か考えさせられるような感じがします。
良い友達や優しい里親に恵まれながらも、どこか自分には幸せを手に入れられないと思い込んでいるところ、でも、幸せになりたいと強く願う気持ち。その葛藤が真実味があって、共感させられます。それと同時に、普通の人間には見えない妖怪たちとのふれあいが、とても面白いです。
妖怪たちの問題を解決したり、妖怪たちの心の傷を一緒に癒すことで、自分も癒されていく。そんな体験をしながら、友情や愛情を学んでいく主人公は、どこか、現代の多くの人たちが抱えている寂しさのようなものを見ているようで、涙が出ることもあります。
絵も好きです。なんといっても、妖怪たちがとても魅力的に描かれています。「にゃんこ先生」は、普段はぽっちゃりと愛らしく、どこか憎らしく、でも、いざとなるとかっこいい! ファンがたくさんいるのもうなずけます。思わず、にゃんこ先生のキャラクターを発見すると買ってしまいます♪ しっとりと、どこか感動して見てしまうマンガです。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争
8

くだらないけど憧れる!青春をかけたイタズラ戦争

時は1970年代。とある田舎町に住むやんちゃな高校生たちと、町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦。 主人公「ママチャリ」役に市原隼人さん、駐在さん役に佐々木蔵之介さん、(半分)実話の人気ブログを映画化したこの作品。
「レーダー測定(ねずみ捕り)で自転車は捕まるのか!?」「むしろ金属を身にまとって徒歩で行くのはどうだろう!?」という何ともおバカな、しかしなんとなく興味をそそられるイタズラから、高校生たちと町の駐在さんの戦争は始まります。
ぼくちゅう的「悪戯の定義」は、「1.相手に怪我を負わせてはならない」「2.仕掛けられた相手も笑えなくてはならない」「3.相手が弱者であってはならない」「4.償いができないものは悪戯ではない」という、意外としっかりしたもの。その信念の揺らがなさも見どころのひとつです。
あるときは、口に出すのも憚られるようなどぎついエロ本を駐在所に届けてみたり、またあるときは、セクシーな下着を駐在所のところどころに忍ばせてみたり。
そんなバラエティ豊かな「ぼくたち」のイタズラ作戦に、駐在さんも黙っちゃいない!法スレッスレ、むしろ「法なんて関係ねえ!」ぐらいの勢いで猛反撃する大人げなさ!この人、本当に警察官か…?
おバカで笑えてアツくて泣ける!くだらなさすぎるけどちょっぴり憧れる、真夏の青春物語です。

仁王
10

神作品!

タイトル通り、私が今までにやった数多くのゲームの中で最も面白くて熱中したRPGです。
このゲームはいろいろなゲームの良いところを全て集めたようなゲームで、今はやりのダークソウル系の難しめのアクションRPGに、ディアブロのようなハクスラの要素も盛り込んでいて中毒性はかなりあります。装備の吟味をしているだけで1時間くらい軽くたってしまいます。
そこに有名な武将やみながよく知っているような妖怪が敵のボスや雑魚キャラで出てきて、ストーリーも純和風ファンタジーでかなり盛り上がります。音楽も和風でいいです。さらに装備品の改造要素や販売元のコーエーの別作品の討鬼伝2の守護霊や分霊といった独自のシステムが先に述べたダークソウルなどの似たようなゲームとの差別化をはかっていてオリジナリティもあります。同種の他社のアクションRPGと比べてもかなりのプレイ難易度を誇り、序盤から心がへし折れそうになりますが、そこを乗り越えてからのある程度自分の思い通りにプレイできるようになり、キャラの装備や能力値も整ってからすごく強いボスにぎりぎりの勝利を収めた時などは筆舌に尽くしがたいカタルシスが得られます。ぜひ、そこまで心が折れてくじけそうになっても頑張ってプレイしてみて下さい。DLCもすごく難しかったけれどやりがいがあって面白かったです。

賢者の孫 / Wise Man's Grandchild
6

漫画 賢者の孫が面白い

転生して異世界でパターンの漫画が最近増えてますが、今回おススメする「賢者の孫」はけっこー面白かったです。
この話は赤子として転生した主人公が、異世界の賢者のお爺さんに拾われるところから始まります。主人公は前世の記憶がある状態で賢者のお爺さんが色々つつ、お爺さんの友人達からも格闘技などを教わって成長していくのでやはりチートで仕上がっていき成人を迎えるタイミングで物語がスタートしていきます。
おススメなポイントととしては、成人の祝いで賢者のお爺さんの友人達が集まった席で主人公のチートさが皆に明かされたときのリアクションが王道ながらによかったです。
しかもそんなにも強い状態なのに、まさかの賢者のお爺さんは生活に一般常識をまったく教えてこなかったという落差があり、またその時の周りのリアクションが面白いです。この漫画の登場人物の絵のタッチが適度に緩さを残した感じに出来ているからこそのコミカル感とシリアス感の楽しみ方が伝わりやすいのかなーと個人的には気に入っています。そして作品のヒロインの扱いがいい感じです。女の子がたくさん出て来ても、ヒロインのみがしっかりと目立っていて脇道にそれないのがいいです。最近のは何人かいて主人公がその中から進展していくのが多いですが、スタートからの一択は珍しさもあり良かったです。一度読んでみてください。

BEASTARS / ビースターズ
10

斬新な世界観でどんどん引き込まれていく

まず、この漫画は動物の学園物です。未読の方には想像しにくいかもわかりませんが、狼や虎、フラミンゴやウサギが同じ学校に通っています。普通の学校と同じように、部活や時には恋もします。一見すると、ほのぼのファンタジーのように聞こえまますが、肉食動物には肉食動物の、草食動物には草食動物の苦悩があります。
冒頭、アルパカのテムが学校で殺されてしまいます。警察の見解では、肉食動物の犯行を疑います。周りの草食動物は、肉食動物に対して疑心暗鬼になり、肉食動物の方も勝手に疑われていい気はしません。そんな中、殺されたテムと同じ美術部のハイイロオオカミのレゴシの様子がおかしい。もともとおかしい子なのだけど、特におかしい。でも、このおかしい理由は、後で直ぐにわかります。
レゴシはオオカミでありながら、優しく大人しい、友達思いの男の子。でもそこは肉食獣。ちょっとスイッチは入っちゃうと、やっぱり怖いんですよね。
でも私はこのレゴシにとても魅かれます。普段おどおどしてるのに、時々なんとも言えない色気があり、獣なのにドキってします。
このレゴシを中心に話が進んでいきますかが、一見草食動物と肉食動物が平和に共存している世界ですが、やはりそこは歪みが生じ、闇の部分も出てきます。
今までにない世界観のお話で、一度読む価値ありです。読むにつれて、だんだん面白くなってくる事間違いなしです。

Minecraft / マインクラフト / マイクラ
8

地道に、かつ自由に生活を楽しみたい方へ!

Minecraft(マインクラフト)はブロックでできた世界で生活できるゲームです。家を作ったり、農場を営んだり、自分で作った武器を使ってモンスターを倒したり。様々なことがブロックでできます。

私は家作りに凝ることが多くて、いくつも家を作っています。
一軒目はスポーン地点(死んだら復活する場所)にあります。一番最初の家なので、簡単に集めやすいブロックである「土」でできた家になっています。それでも階段や柵などを使って家らしくなるように工夫して楽しみました。
二軒目は砂漠で見つけた町の近くに作りました。砂漠ということで砂が大量に手に入るので、砂メインの家を作りました。砂から作られる砂岩からなめらかな砂岩をつくり、それを壁や床に使用しました。一軒目より進化したことが感じられてとても楽しくなりました。
三軒目は広々とした緑の丘に作りました。ここをメインの拠点とするため、多くの木材や石、砂を集め大きな家を作りました。今までは装飾にはこだわっていなかったのですが、この家ではカーペットをおいたり、絵を飾ったり楽しんで作りました。また、家だけでなく、家のまわりには畑や池、噴水なども作ったりしました。
ちなみに池や噴水はゲーム的にはなんの意味もありません。ただ作ってみたくて作っただけなんです。そういった意味のないような物ですら作るのが楽しいのがこのマイクラの良さではないでしょうか!

B'z / ビーズ
8

B'zについて

B'zは稲葉浩志と松本孝弘の二人組です。
1988年に二つのアルバムを出しデビューを飾りました。B'zは30周年を迎えました。有名な曲はウルトラソウルという曲だと思います、他にもコーヒーので流れた声明や、野球選手の登場曲にもなったREDなどもあります。因みにB'zの作品ではないですが、ギターの松本さんは音楽番組「ミューズック・ステーション」の登場曲を手がけました。
B'zは2007年にハリウッドロックウォークに殿堂入りし、これは日本・アジア圏では初めてです。
二人とも50代ですがライブでは年を感じさせないくらいの圧巻のステージです。稲葉さんは走ったりしながら歌を歌うという運動能力や肺活量が凄まじいです。さらに稲葉さんの歌う曲は男性が出せる音域をはるかに越えているイメージがあり真似が出来るものではありません。
ファンの間では稲葉さんの名前から取って178という数字が入った車のナンバーなどを使用していることが多いです。
ファンは大体40代が多いですが、親の影響を受けて若い人もだんだんファンになっていくことがあります。

キングダム ハーツ / Kingdom Hearts / KH / キングダム ハーツ ファイナル ミックス / Kingdom Hearts Final Mix / KH FM
9

心踊るRPG!キングダムハーツ!!

主人公である少年ソラが冒険を通じて、世界に散らばってしまった心を解放し、バラバラなってしまった世界をつなげていくストーリーです。
キーブレードに選ばれたソラは、ドナルド、グーフィと共に世界を旅していきます。
スクエア・エニックスの作品でありますので、ファイナルファンタジーのような世界観と、ディズニーの世界観が調和していて素晴らしい世界となっております。
このゲームはRPGとなっていてゲームの難易度も低いものになっているので、初心者の人や子供でも楽しめるものになっています。しかし、初心者に優しいとはいっても、やり込み要素も満載ですので、誰でも長く楽しめるものとなっております。
誰にでもやりやすいゲーム性もさることながら、このゲームはストーリーがとても素晴らしいものとなっていますので、YouTubeなどで公開されているムービーを見るだけでもとても楽しめますし、ディズニーキャラクターが多く出てくるのでとても親しみやすいと思います。
私は小学生の時に1作目をプレイしたのですが、そこからドップリはまって、ハードを持っていない作品に関しては先程述べた、動画サイトなどで見てストーリーや各キャラクターのつながりなどを楽しんでいます。

かつて神だった獣たちへ
8

そのうちアニメ化されそう

内戦が長く続いた時代、禁忌の技術を持って作り出された異形の兵士”擬神兵"。戦乱を和平へと導いた彼らは"神"と称えられ国の英雄となった。だが、人は力を恐れ、力は心を腐らせる。内戦から時を経た今、彼らはただ"獣"と呼ばれている…。
かつて"擬神兵"だった父を持つ少女シャールが、元隊長のハンクと出会う事で始まる物語。

戦争マンガは多々ありますが、戦争前からその後まで、ひとりひとり隊員ごとのストーリー、精神面、隊員を取り巻く「社会」「人」との関係をここまで細かく描写した作品は珍しいのではないでしょうか。
また戦争モノにありがちな戦略や政治、経済、産業は話の筋にそこまで関わらず、絵もかなり綺麗ですのでライトに読めるのが良いところ。

戦争は何故なくならないのか、平和を願うとはどういった事か。という人間の大きな課題を個人レベルに落として考えさせられるマンガです。
綺麗なところだけではなく、大人の汚いところだけでもなく、バランスがとても良い作品です。

これからに期待できるしファンも増えて欲しい一作。

キャラクターは少数精鋭で人間臭い。
"獣"とは、"人間"とは……………という根本的な事を考えたり友人と語り合いたくなるお勧めの漫画です。

ドラゴンボール / Dragon Ball / ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z / ドラゴンボールGT / Dragon Ball GT / ドラゴンボール改 / Dragon Ball Z Kai / ドラゴンボール超 / Dragon Ball Super / ドラゴンボールDAIMA / Dragon Ball DAIMA
10

ドラゴンボール最高!

僕は28歳の男です。リアルタイムでのドラゴンボール世代というと、僕よりももう少し上の世代の方達になると思いますが、ドラゴンボールを知らない男の子は日本人には存在しないのではないかと言うくらいメジャーな作品だと思います。
まずストーリーですが、山に住む少年・孫悟空が数々の出会いや強敵との闘いを通じて成長していく人生を描いたアクション漫画です。山に一人で住んでいた為に人間として大事なものや、愛というものに触れずに育ってきた悟空が、結婚をして、子供も生まれて、最後には弟子もとってしまうほど人間として成熟して行く様、そこを追ったストーリーが魅力的です。

キャラクターも一人一人の個性も豊かです。
悟空一番のライバルであるベジータ。登場したときは闘いが全て、役立たずは殺すほどの冷酷な人物でしたが、我が子や、仲間を守る為に自爆したり、悟空と共に強大な敵に立ち向かいます。あと悟空一番の親友のクリリン。彼は作中で何度もピンチに陥るというか、2回ほど死にます。その度に蘇るのですが、それでも悟空の友達です。普通なら怖くて逃げ出してしまうと思いますが、熱い友情で悟空をいつまでも支えてくれます。
書き出すと語りきれないほどありますが、この辺にしときます。

ONE PIECE / ワンピース
8

超大作です。

20代男性ですが、小学校の頃、テレビでのアニメ放送を見たのをきっかけに漫画を集め始めました。
主人公はゴムゴムの実を食べた、モンキー・D・ルフィという主人公を中心に物語が進んで行き、仲間が徐々増えて行きます。
仲間と決別するシーンや、兄をなくすシーンなどは、長年見てきた人達からしたら、きっと涙ものだったと思います。もちろん、私もそのシーンは涙しました。
一番印象に残っているシーンは、グランドラインに入る前から乗っていた、ゴーイングメリー号という船と離別するときです。メリー号は、ウソップが合流する島「シロップ村」でカヤというお嬢様から譲り受けたものです。それから、メリー号とは様々な島を旅します。大海賊時代の始まりを作った町のローグタウンをはじめ、砂の国アラバスタ、時には海の上だけでなく、空島に行くこともありました。しかし、ウォーターセブンの船大工より、走行不能の診断を受けてしまいます。ルフィは苦渋の決断の結果、メリー号を降りることを決意します。
その後、司法の島エニエス・ロビーでニコ・ロビンを決死の覚悟で救出後、帰る手段がないときに、自走してきたのはメリー号でした。しかし、メリー号の船体はもう走行不能の診断の通り、一波事に崩壊していきます。その時、聞こえるはずのない、メリー号の声が聞こえます。もうその時は涙ものでした。ぜひ、涙あり、笑いあり、はまってしまう作品ですので一度読んでみてはいかがでしょうか。

AAA / トリプル・エー
10

最高のグループ

私がおすすめするのは、AAAという6人組のグループです。
AAAというグループは、アタック オール アラウンドの頭文字を取ってAAA(トリプルエー)となりました。全てのことに挑戦するという意味が込められています。
メンバーは、浦田直也、西島隆弘、宇野実彩子、日高光啓、與真司郎、末吉秀太の6人組です。
2017年に、伊藤千晃が結婚・妊娠を気に脱退。2005年には、後藤友香里が病気により脱退しました。
リーダー浦田直也は、歌やダンスが上手いことはもちろん、メンバー1の高身長です。綺麗な歌声とダイナミックなダンスはとても魅力的です。
西島隆弘、通称にっしーはメンバー1人気があると言ってもいいでしょう。クールに見られがちですが、ライブのMCなどではよく滑っています。
宇野実彩子、通称うのちゃんはみんなに結構いじられています。女の子1人になってから、千晃ちゃんが歌っていまところまで歌っていてすごいなぁと思っています。
日高光啓、通称だっちゃんはラップ担当です。大体のラップも自分で考えて書いています。横顔から首がすごくセクシーです。
與真司郎、通称與さん、しんじろーはメンバー最年少です。鼻にかかった声、可愛い顔で大人気です。アメリカに住んでいるため、英語がペラペラです。よく通訳してる所がライブメイキング映像であります。
末吉秀太、通称しゅーたは低身長ですがキレのあるダンス、とろけるような歌声、にっしーに対する鋭いツッコミが武器です。
メンバーそれぞれ、個性的でソロでも活躍しているので目に映る機会があると思いますが、私はAAAというグループが好きです。これからもAAAをずっと応援し続けたいと思っています。

坂道のアポロン / Kids on the Slope
8

青春を感じるストーリー

最近、ジャズに興味を持ち始めたので、ぴったりな作品でした。
都会からやってきた秀才が田舎にやってきて自分を見つめみたい直す話は結構あると思うのですが、ジャズを通して周りと交流を深めていくという点はあんまりない話なのかなという印象です。
ジャズという音楽を取り扱っているところがのだめカンタービレを思い出させますが、のだめよりは深くジャズの曲など印象などは書かれていない感じがあり、人間関係が色濃く描かれています。
それぞれのキャラクターが魅力的で、その中でも千は一番魅力を感じるキャラクターです。
みんなから好かれる反面、心に抱えているものが深く、物語が進んでいく中で過去が分かっていきます。
彼の幼馴染、律子は田舎の清純な女の子というイメージ。清く正しく、可憐な律子に薫が恋してしまう気持ちもわからなくありません。
私にとって一番良く分からないキャラクターは薫です。どうしてそんな行動してしまうの?と疑問に思うことが多かったです。頭の良い癖に、うまく立ち回れないところが人間臭くて良いのかもしれません。

ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター / ドラクォ / Breath of Fire V: Dragon Quarter
8

人を選ぶがハマれば最高のゲーム

それまでのブレスオブファイアシリーズとは一線を画す作風で、良い意味でも悪い意味でも話題になった作品です。
セーブにレアアイテムが必要だったり、コンティニュー前提のゲームデザインだったりと、とにかく変わったシステムをしています。
最初は戸惑い慣れるまで大変です。特に戦闘システムにクセがあり、理解するまでに時間がかかります。そして、システムを理解しているかしていないかで難易度に雲泥の差が出てきます。理解していないと、鬼のような難易度です。理解していても、常時油断できません。
普通のRPGだと思って何も考えずプレイすると一発でゲームオーバーになります。(コンティニューするのが前提の作品なのでそれでいいとも言えるのですが)。何度もゲームオーバーになるのが嫌で離れていく人もいると思います。しかし、慣れてくるとクセになります。
最初は理不尽なだけに思えたシステムが実はストーリーとものすごくマッチしていることに気づいたときには、感動すら覚えるはずです。
また、エンディングが実に良いです。ストーリーはひとりの女の子を救うために地下から地上を目指す、というものですが、とても暗く、鬱屈した展開が続きます。
しかし、エンディングではそれまでの鬱屈さをすべて昇華してくれる素晴らしい内容になっています。ぜひ実際にプレイして自力でクリアしてその目で確かめてほしいです。
変わったシステムと難易度で非常に人を選ぶゲームだと思いますが、私は大好きです。
気になった方はぜひプレイしてみてほしいです。大変ですが、それに見合った感動が待っていますよ。

15時17分、パリ行き / The 15:17 to Paris
10

結末が気になる作品

先日3月1日より日本でも公開された「15時17分、パリ行き」ですが、あのイースト・クリントウッド監督の最新作です。
こちらは実話をもとに製作されており、実際に映画に出演されている主人公の幼馴染3組を本人です。監督の名をみて、誰もが出演したいと思うはずですが、有名な俳優・女優を起用することもなく、本人出演という形も、ほかの作品をみてもあまりなく、とても斬新で新鮮な気持ちで見ることができました。本人出演でしか、表現できない空気感がとても良かったという印象です。
ストーリーとしては、幼馴染の3人組が成長過程で離れた時期もありましたが、再会しヨーロッパへ旅行へ行く最中に起こったテロに立ち向かうという流れです。
予告動画を観たら、誰もが結末はどうなったの?と気になります。私はこの作品を見て余韻で胸がドキドキしていました。クリント・イーストウッド監督の作品はこのように見終わってもドキドキしていて、余韻に浸ることがとても多いですが、今回の作品はテロを題材にしており、現在の現代社会でも考えるべき問題のひとつとして印象を与えることができるアプローチだと思いました。
ただ、「あの俳優がかっこよかった」「あの女優が可愛かった」というような薄っぺらい感想ではなく、言葉にできない感情になり、考えることもできる素晴らしい作品だと思います。

新幹線変形ロボ シンカリオン / 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION / Shinkansen Henkei Robo Shinkalion The Animation
7

子供向けアニメですが、大人も楽しめる内容です

ジェイアール東日本企画×小学館集英社プロダクション×タカラトミー。
豪華三社合同ロボット玩具プロジェクトのTVアニメです。

「漆黒の新幹線」から発生する謎の巨大怪物体。日本の平和とダイヤを乱す不届き者を成敗するため、さいたま市大宮区・鉄道博物館の特務機関本部を拠点に、巨大ロボに“超進化”する全国津々浦々の超高速新幹線「シンカリオン」と、その適合者である「運転手」の少年たちが立ち向かうというストーリー。

正統派な謎の敵と戦うバトルアニメですが、大人の事情、子供の事情をしっかりと描いており、人間ドラマとしての見どころを感じられる作品です。
また、マニアック過ぎる鉄道ネタあり、関心する豆知識ありで鉄オタは勿論、幅広い世代が見ていて楽しめる作品になっています。
シンカリオンのデザインについては玩具に由来するものですが、子供向けとは思えないくらいディテールが細かく、深夜アニメのロボットに入れても見劣りしないくらい素晴らしいです。
背景も細部にこだわり、全国の駅舎や線路沿いの風景が詳細に描写されています。見知らぬ土地を訪れている臨場感があるのも、また魅力的です。
個人的には新幹線にあまり詳しくないので、マニアックな台詞が理解しづらく唯一難点でしたが、公式サイトにいくと解説が掲載されているので有難いです。
夢に向かう子どもたち、そしてそれを支える大人たち。純粋な子どもたちの言動に大人が気付かされどう成長していくか、子どもから大人にまで前向きなメッセージがある土曜朝にふさわしいアニメです。