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celeste1018のレビュー・評価・感想

アキバ冥途戦争
7

メイド喫茶と任侠の融合!メイドがバッタバッタと死んでいく

舞台はオタクの聖地秋葉原。田舎から上京してきた和平なごみは、念願かなってメイド喫茶とんとことんで働くことになる。いわゆる萌え萌えなサービスをご主人様、お嬢様に提供するのが、メイド喫茶のメイドの務めだ。しかし、このアニメの世界のメイドたちは裏の顔を持っていた。
ライバル店とのいざこざは日常茶飯事、銃の打ち合いは当たり前。躊躇なくバッタバッタとメイドが死んでいく。その様はヤクザの抗争そのものだ。
可愛いフリフリのメイド服を着た女の子が、罵声をあげながら、メイド喫茶へ殴り込みにいくなんて、誰が想像しただろうか。
新人メイドの和平なごみもまたその1人だ。メイドの表の顔しかしらずに、ただただ萌え萌えキュンキュンなメイドにあこがれて上京してきたのに、蓋を開けてみれば、暴力と拳銃の打ち合いが日常茶飯事。
困惑するのも無理はない。
なごみと同じく新人で入ってきた35歳のメイド、万年嵐子は華麗な銃さばきで、大勢のメイドたちを華麗に倒していく。バックミュージックには萌え萌えな電波ソングがながれ、オタ芸を踊る要領で華麗にぶっ殺していく様は、たいへんコミカルに描かれていて、とても印象的なシーンのひとつ。

なぜメイドには暴力がつきものなのか。
なごみはアキバのメイドの現状を変えようと孤軍奮闘する。その熱い思いに打たれ、次第にとんとことんのメンバーも、なごみの思想に賛同するようになる。
この作品は、なごみの成長もみどころの一つだ。殴られ、蹴られ、ぼろ雑巾のようになっても、めげずに信念をつらぬこうとする姿にきっと心を打たれるはずだ。
そして、意外にも任侠要素が濃い。血の気が多いキャラの多いこと(主にライバル店や他店のメイドたち)。とんとことんのメンバー全員死亡なんてバットエンドを考えてしまうほど、なんの予告もなく簡単に人が死んでいく作品だ。バイオレンスものが苦手なわたしでもみられるのはやはりコミカルに描かれているからだと思う。キャラクター然り、ストーリ然り、絶妙なコミカル具合が魅力の一つなのだ。
ところどころに任侠作品のオマージュがちりばめられており、リスペクトが感じられる。見る人を選ぶ作品といわれればそうかもしれないが、不思議な魅力がある稀有な作品だと思う。

アベンジャーズ/エンドゲーム / Avengers: Endgame
10

ヒーロー映画の最高傑作

大人気『アベンジャーズ』の最高にして、最後の作品(今後はメンバーが変わり続編はあるかも?)である。
『アベンジャーズ』と聞くとシリーズの中でも沢山作品があり、どれから見たら良いかわからない人も多いと思うが、前作の『インフィニティ・ウォー』と今作の『エンドゲーム』を一緒に見たらとりあえずは楽しめること間違いなしだ。

今作は最強のヴィランであるサノスとの戦いに決着をつけるため、また、仲間たちを取り戻すためにアベンジャーズがリベンジする。仲間の犠牲、自己犠牲、苦渋の決断など苦しい思いも沢山するが、全ては仲間のため、世界を守るためにそれぞれのヒーローが選択をする。
ヒーロー映画を見ていると、ハッピーエンドに終わるものが多い。マーベルの作品もあながち間違いではないと思うが、『エンドゲーム』に関しては「別れ」がある。そして、そのエンドが「ハッピー」か「アンハッピー」かは、見る人によって変わるだろう。

またヴィラン側につくのか、それともアベンジャーズ側につくのか葛藤するキャラクターもいる。自分のいる環境や過程で、人はいい意味でも悪い意味でも“馴染んで”いく。その中でどんな人と出会うかは、映画だけでなく現実世界にも言えることである。作品を通してキャラクターだけでなく、見てる側も成長させてくれる。ぜひ、多くの人に見てもらいたい作品である。

ジョーカー / Joker
10

呼吸すら忘れさせる、ジョーカー。

言わずと知れた名作「ジョーカー」。
バッドマンのシリーズに登場するヴィランであるジョーカーを主人公に作られた映画です。
主演はホアキン・フェニックスで、監督はトッド・フィリップスが務めました。
吹き替えは平田広明さん。
冒頭でホアキン・フェニックスの圧倒的な芝居に引き込まれていきます。
構成もしっくりくるもので、劇中でかかる曲やカメラワーク、背景やセットに至るまで細かく見ようとすれば何時間あっても足りないほど、拘り抜かれた作品です。
精神的な病を抱えながら、とても生きにくい世界で生きていかねばならない苦しさ。
足を何かにずっと絡め取られて身動きが取れないような感覚を、観客までもが感じるような空気。
見始めたならば、終始引き込まれ続けるでしょう。
一発撮りの箇所や、階段のシーンは映画史に残る名場面となりました。
滑り落ちるように、落とされるように、ジョーカーが始まっていく姿は、息するのを忘れるほどです。
ある種の終わりからの始まりへ向かっていくジョーカーがラストシーンで観客に見せたものとは…。
賛否両論を生み出した作品ですが、必見です。
たくさんの賞も受賞しており、アカデミー賞では主演男優賞ほか11部門もノミネートされるほど。
興行収入も言わずもがな、大ヒットしました。
経験したことのないドキドキを感じたければ、見るべし!です。

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
6

15年ぶりの待望作は…

2006年の発売からおよそ15年。長らく待ち焦がれてきた『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』が、2021年、リメイク版としてSwitchに帰ってきた。開発はPokemon Homeを手がけたILCA。当時の2頭身グラフィックはそのままに、より美麗になったシンオウ地方を冒険できる作品だ。発売前から新要素の少なさ、グラフィックへの不満など大きく賛否を分けた作品だったが、蓋を開けてみれば初週で約140万本を売り上げる大ヒットとなった。
では肝心の内容はどうだったか。結論としては、良くも悪くも過去の体裁を守りすぎてしまった、という印象だ。
例えば操作感。Lスティックで斜めにも移動できるようになった結果、融通が効かなかったり思わぬバグに遭遇してしまう場所が多かった。やはりこの辺りの調整は必須だっただろう。
またジムリーダーなど特定の人物は、戦闘前のカットインなどで当時とそっくりそのままなポージングを取ってくれる。これはしかし、懐かしさと共に味気なさも感じてしまった。いわゆる「現代風アレンジ」がされていない結果だろう。何でもかんでも昔と同じでいい、とは限らないのだ。
それでも、壮大かつ奥深いシンオウ地方での冒険は、やはり驚きと興奮に満ち溢れている。それだけ『ダイヤモンド・パール』の与えた衝撃は大きかったということだろう。

電磁戦隊メガレンジャー
6

まだまだ伸びる予知がある過渡期の佳作

戦隊シリーズ21作目となる本作は、歴代の中でもそんなに特筆して面白い名作に挙げられることはありません。それは勿論前作『激走戦隊カーレンジャー』と次作『星獣戦隊ギンガマン』がそれぞれ不思議コメディシリーズのベテランである浦沢義雄氏、そして時代劇趣味をベースに数々の名作を書き上げている小林靖子氏をメインライターとし、カラーも方向性も明確である為に、どうにもその間に挟まれているという印象が非常に強いです。
それは実際に本作をプロデュースしたチーフプロデューサーの高寺氏が「難産だった」「戦隊とは何か?を考えるほどに迷いがあった」といった後ろ向きのことをインタビューなどで度々述懐するほどです。実際本作はまず主人公達メガレンジャーの「電磁=デジタル機器」というモチーフと「高校生」という設定の繋がりの無さ、敵側のネジレジアが異空間に存在していること、そして主人公達が敵側のネジレジアに対して余り覚悟や決意をもって戦っている「強い戦士」ではないこと等々様々な部分での迷走が見受けられます。
作風を見ても、初期は何だか漠然としたイメージで作られており、健太達の戦いに対する思いや使命感もそこまで本気というわけじゃなく、かといって高校生活の方の描写も十分に書けているわけでもない、とどこを見所にすればいいのかも分かりませんでした。尚且つ正体厳守という設定でありながら第二話で既に敵の目の前で変身するほどです。全体的に設定と描写が上手く噛み合っておらず、またメンバーがほぼ全員素人なのでお世辞にも「強い戦隊」とは言えません。
しかしそんな本作を私が平均以上叩き出しているのは16話で健太達が精神的にも肉体的にも絶望に追い込まれ、改めてその中で自分たちは「戦士」である前に「高校生」であり「人間」であるというベースをしっかり見つめ直します。そこに気付いたことで精神的な成長が得られ、そこから正にダイヤの原石は輝き出し、ネジレンジャー登場以降終盤の悲壮な展開へと繋がっていくのです。そこからは健太達のキャラクターにも幅が生まれ、またメガシルバー・早川裕作の参戦もあって物語にどんどん色が添えられ、垢抜けていきました。
そして本作でとことんまでヒーロー側の「弱さ」「未熟さ」と向き合い、一度は民衆から迫害されながらも再起を賭けて地球を守るために戦うヒーローを描いたからこそ次作「ギンガマン」で万全の体制で「強いヒーロー」を作ることが出来たと言え、本作は正に「カーレンジャー」から「ギンガマン」へ、即ち「弱いヒーロー」から「強いヒーロー」へ移り変わっていくその過渡期の佳作として、何とも言えない荒削りながらの魅力があります。

ミッドナイト・ランナー
6

人気韓国人俳優の2人が共演するアクション映画

日本でも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』で主演を務めたパク・ソジュンと、こちらも大人気のカン・ハヌルが共演するアクション映画。
オススメポイントは、まず何と言っても人気イケメン俳優の体を張ったアクションシーンだ。韓国のドラマや映画を見ていていつも思うのだが、演出がリアルで臨場感がすさまじい。
この作品ももちろん戦闘シーンなどがリアルで、ハラハラドキドキのオンパレードである。ただ、流血や暴力の描写もまたリアルに表現されているため、苦手な方は控えたほうがいいかもしれない。
もう一つオススメをあげるとしたら、警察学校に入学してすぐ坊主頭にさせられたり、酒を飲んだ後に走り嘔吐するなどの、日本のイケメン俳優には真似できない泥臭さだ。この泥臭さにより、今まで韓国のドラマや映画にはキラキラしたイメージを持っていて毛嫌いしていた男性層にも受け入れられることだろう。
マイナスポイントとしては、展開が早すぎて内容が少々薄いと感じたことだ。この作品がもし、長編ドラマで内容の濃いものだとしたら、評価は上がった。もう少し、敵対する組織の描写であったり組織と戦う準備をするシーンなどに説得力を持たせられたなら、より物語としても楽しめたはずだ。
それでもやはり先程オススメした通り、韓国のドラマや映画が好きな女性も今までそれらを毛嫌いしていた男性も幅広い層が楽しめる良い作品となっている。
もしあなたが退屈やストレスを感じているのであれば、この作品を見て、それらをふっ飛ばしてくれるほどの爽快感をぜひ感じてほしい。

こどものおもちゃ / こどちゃ / Kodocha
9

ヘビーな内容を含む少女漫画

「りぼん」で連載された少女漫画ですが、その内容は社会問題が赤裸々に描かれています。
離婚や家庭崩壊、学校の抑圧的体質、学級崩壊、少年犯罪、悪質なマスコミなどがこどもの視点から語られていて、主人公と付き合うことになる男子が刺されて腕に麻痺が残るなど、切なくも明るい恋愛漫画がほとんどの少女漫画誌の中で異色の魅力を放っていました。
本作はアニメ化され、主題歌はTOKIOが歌う「19時のニュース」。
その歌詞は、人気子役タレントとして芸能界で活躍するヒロインと、彼女たちのことを無神経に取材・報道するマスコミ、それでも自分たちは自分たちとして生きるという、この作品の強い主人公にぴったりな曲です。
このヘビーな内容を取り扱いながらも、一方でヒロインの母が頭にリスを飼っていたり、家ではミニカーを乗り回すなど、奇抜な個性を持っています。リスが暮らす頭上のリスの家は毎話建て替えられているこだわりよう。そんな母とヒロインの仲がいいのも、ヘビーな問題を取り扱う本作の中で大きな癒しでした。
そして彼女も、18歳で結婚し2年後に離婚した過去があります。つまりヒロインはシングルマザー+家政婦の家庭で育っています。
のちにヒロインと付き合う男子は、自分が生まれる際に母が亡くなりそれを姉に責められて育つなど、ヒロインとの共通点も見られます。
恋愛以外の内容も重厚に描かれるタイプの、性別を超えて楽しめる少女漫画です。

ラ・ラ・ランド / La La Land
10

観に来てよかった

まるでミュージカルのような映画です。様々なシーンでの映像美が話題になりましたが、私は音楽が一番好きです。ピアノを習っていた人や、現役ピアニスト、女優を目指す人等に是非観てほしい映画です。
映画に使われた曲が全て単調な曲ですが、次の日から歌い出したくなるような明るい曲や、人生について考えさせられる曲まで様々ですが、私の心を捉え続けています。冒頭の高速道路で流れてくる曲があるのですが、あのメロディーが忘れられません。人生で何か落ち込む事があった時、悩みがある時にこの映画を思い出すと明るい気持ちになります。

主人公の生き方に共感した方も多いと思います。夢や、恋愛、うまくいかないけどなんとかやっていかなくてはならない事についてたくさん考えさせられました。
結末は、始めに予想していたものとはだいぶ違う展開で意外でしたが、メッセージ性が強いと思うはずです
。日本で上映開始直後から話題になっていた映画なので、どんな映画なのか気になり映画館で観ました。ほとんどDVDになってからしか映画は観てなかったのですが、スクリーンで観て、久しぶりにいい映画を観た、映画館に観に来てよかったと思いました。感動して泣き出す人もいました。絶対おすすめです。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

転スラ観て損することはない!

主人公が不慮の死をとげて、意識が朦朧とする中、機械的な女性の声がずっと喋り続け、目が覚めるとスライムになっていたという、めちゃくちゃ奇想天外なスタートにまず驚きました。
スライムが主人公...どんな展開になるのか全く予想がつかず、面白くなかったら正直数回観て終了かなくらいの気持ちで観始めたのに、回を重ねるごとに次回が待ちどおしくてたまらくなっていました。
スライムが勝てるわけないと思う敵や、対象に身につけたスキルを駆使して勝っていく様子や、転生前にかなり仕事ができて、後輩からも信頼が厚く、できる建設会社!?ゼネコン!?社員だったときの発想やビジネスで戦略の立て方・交渉術などが、ただの弱いスライムでなく統治者にまでなるスライムになれた所以が私の中でかなり良かったです。
また、登場するキャラクターも魅力の1つです。どこか憎めない抜けたところのある敵や、魔王だけど可愛い蜂蜜好きの女の子、モンスターという括りなのに愛らしい姿や性格の登場人物。好きになるキャラクターがてんこ盛りでした。それを演じる声優さん達の配役もぴったりで、魅力に溢れていました。
スライムの特殊スキルで好きだったのは、「捕食」で捕食したモンスターのスキルを使えるようになったり、中盤では人間の姿にもなれたというのが、面白く観れた理由です。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

特殊能力者同士の最高傑作!

初めて読み初めてから5年以上経ちますが、超能力者系バトルマンガでこれ以上の作品はないと思います。主人公のゴンは、実の父であり、「ハンター」のライセンスを持つジンの行方を探すために「ハンター」ライセンスを取得する旅に出るところから物語は始まります。
道中、クラピカやレオリオ、また最高の親友になるキルアと出会い、力を合わせつつハンター試験を進んでいきます。ここまでは特殊能力の「と」の字もまだ出てきませんが、物語の主軸を築くメンバーも登場してきてアツい展開となります。苦労の末ハンターライセンスを手に入れたゴンは、キルアと共にジンを探すために天空闘技場でお金稼ぎ&経験値アップを図りますが、勝ち進むにつれて特殊な能力を持った強敵が現れます。その能力を得るため、闘技場でであった師匠ウイングに出会いますが、ここからが読み進めるスピードがどんどん上がってしまいます
。その特殊能力は「念能力」といい、普通の人では修得するのに何年かかるかわからない強力な技を得ることができますが、ゴンとキルアはウイングさんの指導のもと、類いまれなる才能を発揮して念能力を手に入れます!念能力には様々な系統があり、二人は基礎から鍛え、様々な人々と出会い更に能力を研ぎ澄ませていきます。この念能力を使って物語は進んでいくといっても過言ではありません。続きは是非読んでみて体験してみてください!

デスクリムゾン
1

クソゲー界の帝王と名高い評判 逆に大人気

セガサターンのゲームで最強のクソゲーと名高い作品です。スタッフロールが飛ばせない、オプションがステレオモノラルしかない、など確かに最初から危険な香りがしました。
この作品のシナリオを簡単に説明すると「KOT症候群というかかると即死する難病が流行っていて黙っては居られなかった主人公のコンバット越前はクリムゾンを手に戦いを始める」というものになるのですが、正直意味が分かりません。プレイしていても何を目標にしているだとか、どこに向かっているかという説明もないのでプレイヤーは困惑すると思います。さらにグラフィックも汚くバグかと思うレベルだし、銃を撃っても焦点がずれるなど問題点の塊です。
しかし、この作品はどこか憎めない不思議な魅力があると思います。主人公はやられた時に「このヤロウ!」「くっそー」と言うのですが妙に甲高い声で聴いているとクセになります。またこの作品を生み出したエコールという会社も確信犯だったのではないかとも思っています。誰にも需要がなさそうなこのゲームのイベント、「デストレイン」というイベントを開催したことからもそれが見て取れると思います。現在この作品はカルト的な人気を誇り、中古市場でも高値で取引されています。

テイルズ オブ シンフォニア / Tales of Symphonia
8

序盤を乗り越えれれば良作

シリーズ同様、ACTの戦闘とシリアスなテーマ、ギャグベースの進行と周回プレイ用の要素を持ったARPG、GCの移植らしいですが元は未プレイ、イベントや技、コス等が増えているそうです。1番目を引くのは、3Dになっていること。物語は、世界の根源たるマナの枯渇を防ぐ為、主人公達が旅立つといゆうもの相変わらず、ややごちゃついてるのと、溜めがない所為か厚みに欠けてますね。戦闘はHP/TP、協力攻撃用のゲージとシンプルでプレイしやすい今迄の前後上下だけではなく、奥の敵を狙ったり出来ます。3Dフィード故、壁を作る事は出来ないので、割と詠唱妨害も受けます。敵は弱めですが、オート操作の頭も涙目ですね。今迄もそうでしたが、Sは特に敵の初動が鬱陶しいく、開幕ダッシュで接近→ガード→反撃とゆう流れで、最初の雑魚からラスボスまでその流れ。今作は称号でコスが変わりますので、単なる収集OR育成用だけでないのは楽しい。またGRadeに拠る二週目以降の引き継ぎや追加要素もあり、GRadeは一周目は中々稼げないかと思いますが、消費分も含めて次週以降引き継げますし、獲得GRadeUpもあるので安心「二週目以降は、ですが」ミニゲームや隠しダンジョン等、諸々のお馴染み要素もあります。

ポリス・ストーリー/香港国際警察 / Police Story
7

命がけのアクションが見るものを引き付ける

1985年に香港で製作されたジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導を担当したアクション映画作品です。主なあらすじとしては麻薬犯罪組織のボスの秘書が裁判で証人になるため護衛する羽目になったジャッキー演じるチェン刑事の活躍を描き、チェンの刑事としての任務やコメディタッチな日常を交えながら描かれるのが特徴です。本作はプロジェクトAと並ぶジャッキーの代表作として世に知られ、以降もスピンオフを含め「ポリス・ストーリー」とタイトルのつく作品が多数制作されていて、結果本作はその第1作となりました。作品を見ていれば察せるように、本作はアクションシーンを中心として製作されていて、本作のアクションの中でも特にインパクトがあるシーン、序盤の山の急斜面を爆走するカーアクションやジャッキーが二階建てのバスを追跡するシーン、そしてクライマックスのショッピングモールにおける大乱戦の3つはジャッキー自身の提案によるもので、特にクライマックスのショッピングモールの撮影は実際のデパートで撮影され、営業時間の都合もあり完成まで2か月かかった程の代物で、大量のガラスを割りながらアクションを繰り広げ(当時スタッフからガラス・ストーリーと称されていた程)ラストの有名なポール滑降シーンなど文字通り命がけのアクションが見るものを引き付けます。

香港コネクション
9

チャック・ノリスの隠れた傑作!

かつてブルース・リーの敵役として「ドラゴンへの道」でそれなりに鮮烈デビューを飾ったチャック・ノリス。武道家としてのこれまでのキャリアもあり、道場経営も順調ではあったが、どうしても「役者で売れたい!」という野望が捨てきれなかったのか、比較的低予算のアクション映画に主演しては大成しようと足掻いて?いた頃の主演作。
「麻薬組織を追う刑事が相棒や知人を組織に殺され復讐を誓う」といった、いかにも単純明快なストーリーではあるが、その分ノリスの「荒削り」な魅力が凝縮された作品であり、ノリスファンならば堪えられない痛快作となっているのは間違いない。「必殺カラテ」を武器とし、かつて全米カラテチャンプとして幾度も「勇名」を馳せたのも伊達ではないと感じさせるアクションを随所で披露し、特にクライマックスで展開される「組織の用心棒」を演じた元レスラーの東洋系の巨漢「プロフェッサー・タナカ」とのパワフルかつスリリングな一騎打ちは作品の白眉。そして主演のノリスの魅力だけではなく、脇役のマコ・イワマツ、リチャード・ラウンドトゥリー、クリストファー・リーもそれぞれの役柄でこの作品を盛り上げているが、特に「一見紳士だが実は麻薬組織のボス」を演じたクリストファー・リーに関しては自身が「ドラキュラ以外ならどんな役でも受ける」といっていた頃でもあり、「だからといってこういう役を受けなくても…」と多少微笑ましささえ感じさせてくれる。

Brian the Sun / ブライアン ザ サン
9

大阪発バンドBrian the Sunをおすすめしたい。

Brian the Sunというバンドは、大阪出身の4人組のロックバンドです。ギター/ボーカル、リードギター、ベース、ドラムというベーシックな構成で活動しており、楽曲によってはギター/ボーカルの森良太さんがピアノを弾くこともあります。

Brian the Sunの結成は2007年、森良太さんとベースの白山治輝さんが高校時代に結成していたバンドが原形であり、何度かのメンバーチェンジを経て現在の、森良太さん、白山春輝さん、小川真司さん(リードギター)、田中駿汰さん(ドラム)メンバーでの活動へ至りました。

そんなBrian the Sunはインディーズでの下積み経験が長く、実力のあるバンドであることが最大のポイントです。インディーズ時代の楽曲には尖ったサウンドの楽曲が多い印象がありますが、メジャーデビュー後にはポップな楽曲や疾走感のあるさわやかな楽曲も発表しており、曲のふり幅が大きいのです。アニメタイアップとして発表したメジャーデビュー作「HEROES」は、楽曲自体も短くロックな疾走感を強調したシンプルな曲ですが、メジャーデビュー後2作目の「Maybe」は優しい音作りとミドルテンポでしっかり聴かせる1曲になっています。
さらに、上記2曲を収録したアルバム「パトスとエートス」では、インディーズ時代を彷彿させるエッジの効いた楽曲を多く盛り込んでいます。

メジャーデビュー後、2タイトル続けてインディーズ時代とは異なる雰囲気の楽曲が発表されがっかりしたファンの方もいたようですが、「パトスとエートス」の発売により、昔からのファンの心も再びギュッと掴んでいました。
楽曲のほかにも、このバンドのおすすめしたいポイントがあります。それはライブ会場での絶妙なMCです。
大阪出身のバンドということもあり、話のテンポが良く笑いを取るのがうまいです。「あまりMCを考えない」とライブで話していますが、森良太さんがメンバーへ不意打ちをした際のリアクションを見ていると、本当に作りこまれたシナリオMCではないような気がします。自由気ままなMCに、まるでお笑いのコントを見ているように、客席から笑いがあふれることも。
そんなMCとは裏腹に、演奏が始まると真剣なまなざしで情熱的な演奏をするのもまた、彼らの魅力です。
まだまだ紹介したい魅力はたくさんありますが、Brian the Sunのおすすめポイントについて紹介させていただきました。
少しでも興味をもっていただけたら幸いです。

サガ スカーレット グレイス
10

手軽だけど味わい深い素晴らしいゲームです!

フリーシナリオRPGで、どこへ行くのも基本自由なゲームです。イベントシーンはすべて会話で、登場人物もそれほど多くなくシンプルなので、とても分かりやすくサクサク進めます。それでいて、重厚に練られた歴史や風土がしっかりと世界観を支えているのでとても味わい深いです。町で見ることのできる人形劇で、その世界観や神話について知ることができます。粋な演出です。主人公の4人もとても魅力的で、それぞれ出身や背負ったものが異なり、同じ世界を違った視点で楽しめます。それによってサガスカの世界を知るピースが脳内でカチッとはまる瞬間があり、それがたまらなく快感です。プレイする前はとりあえず主人公一人プレイすればいいかな、と思っていたのですが、気付けば4人すべてプレイしちゃいました。さらに言うと一人の主人公につき、いくつかエンディングのルートが用意されているので、それを見るために何回もプレイしました。周回ボーナスがあるので、苦もなく楽しめます。わたしはとくにバルマンテの物語が好きです。法定処刑人というおよそゲームの主人公らしくない職業に魅力を感じ、淡々と処刑の仕事をこなすクールさと渋さに惹かれました。戦闘中のキメ台詞も最高に渋いです。戦闘は完全ターン制コマンドバトルです。ただのコマンドバトルと侮るなかれ。1ターン毎に設定された技の使用上限値の中で、技を取捨選択し、敵味方の攻撃順とそこからいかに連携を繋げていくか、の戦略を練る頭脳戦。慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、だんだんと考えることが楽しくなってきます。ボス戦では1ターンの戦略を練るのに数分かけることもあります。またキャラクターの戦うモーションのバリエーションも豊富で、カメラワークと併せ、とてもカッコよい演出になっています。何度見ても飽きません。BGMは歴代サガシリーズ、パズドラなどを手がけてきた伊藤賢治氏。とくに戦闘曲には定評があり、今作の戦闘曲も最高に良いです。エレキギターやドラム、そしてバイオリンなど、ロックと弦楽器の融合が素晴らしいです。メロディラインもキャッチーでつい口ずさんでしまいます。サントラを買って繰り返し聴きまくってます。ロック好きな人も、クラシック好きな人にも、オススメです。

わくわくぷよぷよダンジョン / わくぷよダンジョン決定盤
5

ぷよぷよシリーズのファンに楽しめる作品

1998年にコンパイルよりセガサターン用ソフトとして発売されたぷよぷよシリーズのキャラクターを使ったローグライクゲームで、翌年1999年にPS用ソフトとしても発売されています。

「すっごい魔法のアイテム」を手に入れる為、アルル、シェゾ、ルルーの3人が「わくわくぷよぷよダンジョン」というアトラクションのクリアに挑むあらすじで、プレイヤーは前述の3人の中から一人を選んでスタートします。
劇中の舞台となる「わくわくぷよぷよダンジョン」は入る度にフロアの形が変わり、道中落ちているアイテムを拾いながら敵の攻撃や罠をかいくぐり、ボスを倒して出口にたどり着けばクリアーとなる仕組みで、属性に応じて7つの(劇中の呼称で)アトラクションが存在しています。操作キャラもHPやMPといったお馴染みの概念は勿論の事、空腹で動きが鈍くなってしまうなど、ぷよぷよシリーズらしい特徴もつけられています。ただし、各ダンジョンはフロアがかなり長く、また3人の主人公全員で一通りクリアしないと隠しダンジョン(本当のラスボス戦)に到達できないというプレイ時間が少々かかりすぎてしまう感は否めまず、かなり根気が必要です。どちらかといえばぷよぷよシリーズのファンに楽しめる作品となっている印象です。