BLEACH(ブリーチ)【基本情報】

「BLEACH(ブリーチ)」は、週刊少年ジャンプで2001年から2016年まで、15年にわたって連載された久保帯人先生による漫画作品。アニメ化、映画化、舞台化、ゲーム化などの各メディアミックスに展開を魅せる一方で、世界中で翻訳されたりコスプレイヤーが存在し、「ワンピース」や「ドラゴンボール」に次ぐグローバル漫画でもある。

ペルニダ・パルンカジャス
親衛隊専用のフーデッドコートを着用し、顔を隠した滅却師。ユーハバッハの親衛隊の1人。唸り声のような声しか発さないが、リジェ・バロは意味を理解しているようである。

普段は黒い膜のようなものに覆われているが、その正体は掌の中央に巨大な単眼(霊王の力を取り込んだユーハバッハと同様に重瞳)のついた霊王の左腕であり、指ごとに鎖が付いている。片言で言葉を話せるが、どの器官を用いて声を発するのかは不明。どのような経緯で滅却師の能力を持ち、ユーハバッハの配下になったのは不明であるが、自分の名前や滅却師を穢す者を徹底的に許さない。また、ナックルヴァールの発言から、ユーハバッハから力を授かっていない滅却師であることが明らかとなっている。

ユーハバッハに連れられて霊王宮に侵攻するも、王悦に倒された。後に聖別で復活し、自身の能力で曳舟の檻を破壊した。その後、霊王救出のためにやってきた夜一を襲撃する。護廷十三隊の侵攻時には出遅れた剣八一行やマユリと交戦する。剣八を後述の能力で倒すと、マユリと戦闘。マユリの卍解を破壊し、神経凝固剤を打たれても進化することで無効化するなど、高い実力を見せつけ、マユリを追い詰める。しかし、ネムが参戦しネムの撃破には成功するものの、ネムの脳下垂体に埋め込まれていた、強制細胞分裂加速器官を食べたことで、過剰成長を起こし自滅する形で敗北した。

能力「強制執行(ザ・コンパルソリィ)」
聖文字“C”の能力。自身の神経を対象の内部に侵食させて、あたかも自分の身体の一部のように自在に変形させる(マユリの分析によれば、元より滅却師が備えている自身の体内の霊子制御能力を他者の身体にも干渉するよう応用したもの)。神経に侵食された相手の肉体は強制的に折り畳まれ続け、最終的に血一滴程度の肉塊へと圧縮されてしまうので、大事に至らないようにするにはその部位を切り落とす、または神経そのものを別の構造に再構築するなどの早急な対処が必要となる(ただし、神経を拡散できる射程範囲に限界があるのか、能力にかかった直後に霊王宮外部へ排除された夜一には以降は効力は現れてない)。また、神経は無機物にも侵食可能で、地盤に流した神経で巨大な掌を象って遠隔攻撃でき、これらに触れても連鎖的に神経に侵食されてしまう。さらに、神経を繋いだ対象から情報や能力を吸い上げて進化する能力を合わせ持ち、本体の語彙や口調にも影響が現れる。一方、自身の神経を剥き出しにしているのでマユリの薬品など神経に作用する攻撃にはダイレクトにダメージを受けてしまう弱点があるが、切り離された指からまた新たに同じ性質を備えた左腕(ペルニダ自身)を生成する驚異的な回復力と増殖能力を持つ。

この能力はユーハバッハから授かったものではなく、ペルニダ自身が元々持っていた能力であり、聖文字もその能力になぞらえて命名されたものである。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
指の一本一本に弓を形成し、霊子を収束した矢を放つ。矢に神経を繋ぐことで軌道を自由に変えることも可能な上、「強制執行」の効果も付加できる。単純な物理的威力も高く、マユリの改造卍解を体内から破壊した。

アスキン・ナックルヴァール
ノリの良いラテン系の滅却師。以前は自分の言動・挙動が三枚目なのを気にしていたが、現在は開き直っているとのこと。口癖は「致命的」。緊迫したハッシュヴァルトとバズビーの衝突を諌めた。霊子兵装は二重丸が線で繋がったような形状の弓矢で、手首のブレスレットから取り出す。好物は甘めのカフェオレで、戦闘中でも飲めるように水筒に入れて持ち歩いている。

後述にもあるが慎重な性格で、ユーハバッハからの資料を読みこんでおり喜助のこともあらかじめ知っていた。自身の能力を使った戦闘スタイルに独自のポリシーを持っており、夜一やバンビエッタから指摘された動けない相手を絞殺するというやり方はよしとしない。ユーハバッハに従っているのは単に忠誠心だけではなく、現世・尸魂界・虚圏の三つの世界を潰して何を築くつもりのかという好奇心による所も大きい。

二回目の侵攻では技術開発局に現れるが、マユリとの会話で気分が乗らず戦わずして去って行った。マユリに迂闊に能力を見せないように警戒したり、グレミィやペペを化け物呼ばわりするなど口調とは裏腹に星十字騎士団の中でも特に慎重なようであるが、彼自身も只者ではない雰囲気を醸し出している。その後、霊王宮に侵攻したユーハバッハから瀞霊廷で交戦していた騎士団員の中で唯一親衛隊員として召喚され、零番隊と対峙する。一度は王悦に斬られるも自身の能力で生き延び、「致死量」の能力で王悦を追い詰めるものの麒麟寺の援護で復活した王悦に倒されるが、ユーハバッハの聖別により蘇生した。その後、霊王宮に来た侵入者を迎え撃とうとするも、それが予想以上に多勢の一護一行だったので逃走。更に同行していたグリムジョーに因縁をつけられ追跡されてしまうが、ギフトを用いてグリムジョーを戦闘不能に追い込んだ。その後に一護たちと遭遇し、交戦し一護らを一時的に無力化する。しかし、夜一に邪魔され、一護たちを通してしまう。その後、夜一・夕四郎及びそれの救援に駆けつけた喜助と交戦。「極上毒入りボール」を展開し、完聖体となって喜助を追い詰めるが、乱入してきたグリムジョーに胸を貫かれ敗北。自身の死によって威力を増す「極上毒入りボール」の脅威を伝え、息絶えた。

能力「致死量(ザ・デスディーリング)」
聖文字“D”の能力。生物が摂取した際に致死に至る物質の「完全致死量」を自在に操ることができる。指定する物質をナックルヴァール自身が大量に摂取する事がトリガーとなり、相手の体内に元々存在する物質にも有効で、本来は「そこにあって当たり前の物質」を相手にとっての猛毒へと変換することができる(作中では、王悦の『血液』の致死量を大きく低下させて彼を窮地に追い込んだ)。また、本人によればユーハバッハに拾われたのはただひたすらに死ななかったかららしく、能力発動前に王悦の致命傷レベルの斬撃を2回受けても死ななかったため、生命力も高い様子。さらに、攻撃をしてきた者の霊圧を反射的に解析し、免疫を作ることでどんな攻撃も一分あれば無効化してしまい、その際に受けた負傷も回復する。欠点としてはナックルヴァールが満腹の時は条件を満たせない、霊圧が何種類にも変質する相手には免疫が間に合わないなどがある。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
霊子兵装の弓から矢を放つ。一度に数発の矢を射る事が出来る。

技「毒入りボール(ギフト・バル)」
粘着性の液体を纏った球体を送りつける。攻撃速度は遅いが触れると身体に異常をきたす。霊子・酸素・窒素などの指定した様々な物質を混ぜた、「ハイブリッド毒入りボール」という上位技がある。

技「毒入りプール(ギフト・バート)」
アスキンを基点として発生する円形のプールという範囲に入ると、致死まではいかないもののアスキンが指定した物質の耐性を下げる効果がある。作中では霊子を指定し、一護たちを霊子中毒に陥れた。真世界城の霊子濃度の濃さもあり、効果は覿面だった。

滅却師完聖体:『神の毒見(ハスハイン)』
夜一の瞬霳黒猫戦姫の猛撃の後に発動。本人曰く「冴えない名前」らしい。分子を思わせる光輪・翼・バックルが出現し、顔にバイザーが装着される。毒の変質に対応する能力が付加され、どんな相手でも瞬時に免疫を作ることができる。

技「極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)」
アスキンが作ることの出来る最大の毒入りボール。大きさは付近一帯を包み込むほど。幾つもの光球を張り付かせ外部との領域を区切ることで脱出不可能の要塞「猛毒領域(ギフト・ベライヒ)」へと派生する。

技「猛毒の指輪(ギフト・リング)」
大きな指輪状の霊圧を飛ばし、指輪をつけた「部位」を即死させる。アスキンの口ぶりから、目や内臓といった単位で即死させることが可能な様子。

バンビエッタ・バスターバイン
軍服のような服を着た小柄な少女。瀞霊廷に侵攻し、狛村の卍解を奪取する。かなりの短気かつ癇癪持ちで、欲求不満がある度に好みの男性を選んでは殺害するという悪癖を持つ。女滅却師グループのリーダーを気取っていたが、実際は軽んじられていた。ユーハバッハの後継者に石田がなったことを不満に思っていた一人。一度目の侵攻では剣を使用していた。

二回目の侵攻では完聖体となって平子を一撃で戦闘不能にし、飛梅が通用しなかった雛森を絶望させるも、卍解を取り戻し秘術を手にした狛村に完敗した。狛村から奪った卍解を使うことはなく、卍解が狛村の元に戻った時も本人は特に未練は見せなかった。滅却師完聖体時は頭上に聖隷の円盤と背中に一対の翼が出現する以外に外見上の変化はない。

狛村に完敗し瀕死の状態で倒れていたところをリルトットたちに発見され、この時ジゼルに殺害された上にゾンビ化された。生前の強気な態度は見る影もなく卑屈なまでに謙り、ジゼルに従順な奴隷と化している。ゾンビ化の影響で弱体化しながらも従来の爆撃能力とゾンビの特性で一角と弓親を倒すが、マユリによって改造・復活を遂げたクールホーンに圧倒され、虚閃の直撃を受けて倒された。後に追い詰められたジゼルに血液を奪われ、活動を停止した。

能力「爆撃(ジ・エクスプロード)」
聖文字“E”の能力。小規模な物から周囲を巻き込む大規模までの爆発を自在に起こす。この爆撃はバンビエッタから発せられた霊子に触れた物体そのものを爆弾に変えて爆破するため、防御自体できない。「滅却師完聖体」になると翼から無数の霊子の羽を撃ち出すことで弾幕を形成し、「爆撃」の能力を更に強化した攻撃が可能となる。ただし、触れた物体が大きく密着して爆発した時は自身もダメージを受ける。弾速そのものは全てほぼ同程度で、マユリが用意していた「霊子固定装置」には相性の悪さもあって自爆する結果となっている。

エス・ノト
棘の着いた黒いマスクをした黒い長髪で痩身の男。服のボタンが霊子兵装となっており、マスクの下には唇の周囲が削ぎ落とされたかのような痛々しい傷跡があり、歯が剥き出しになっている。眼球に滅却十字を隠し持つ。

瀞霊廷に侵攻し、後述の能力とともに白哉から奪取した卍解を使用し圧勝する。その後バズビー、ナジャークープと共に元柳斎を奇襲するも返り討ちにされるが、バズビーが炎を相殺したことで火傷を負ったにとどまった。

二度目の侵攻では浦原の侵影薬により白哉に卍解を取り戻されたが、卍解に対して未練たらたらだった。その後、単独で行動していたルキアと遭遇、白哉をおびき寄せるために交戦する。零番離殿の修行により『袖白雪』の真の能力に開花したルキアに一度は氷漬けにされるも、ユーハバッハへの恐れから自力で氷結を打ち破り完聖体へと変貌。逆襲に転じるも助太刀に現れた白哉の励ましを受け、心を強く持ち直したルキアの卍解の前に粉々となって散った。

元々は「聖別」から生き残った滅却師の1人であったが、呼吸器を必要とする虫の息の状態であり、死後の恐怖に怯える日常を過ごしていた所をユーハバッハに力を与えられた。この時は至って普通の顔であり、口調も片言ではなかった。

能力「恐怖(ザ・フィアー)」
聖文字“F”の能力。標的を周囲に浮かぶ棘のような「矢」で射ることで、理屈ではない理由無き「本能からの恐怖」を強力に呼び起こす。矢に触れると黒い液体のような「恐怖」が滲み出し、並大抵の相手は射られた瞬間に発狂し、強い精神力を持つ者も著しく動きに精細さを欠く状態となる。矢の動きを物理的に止めたとしても滲み出す恐怖は止められない。ただし、生命活動を行っていない細胞に対しては効力を発揮しない弱点がある。

滅却師完聖体:『神の怯え(タタルフォラス)』
背に茨のような羽と頭上に茨の冠を思わせる輪に囲まれた五芒星が出現、白目を剥いた眼からは血涙のような模様が現れ、両腕が黒く変色、体の皮膚がロングスカートのように伸び、足元から喉元までを縫合痕が刻まれた姿となる。
「恐怖」の能力が強化され、自身の姿を見た者の視神経から脳内に恐怖を捻じ込み脳を焼き切る。一度でも目視すれば眼を閉じても逃れることはできず、本体以外にも同様の効果を与える無数の眼が生えた肉壁を形成でき、自在に移動させて標的を囲むことも可能。さらに胴体の縫合を解くことで腐敗したゾンビのような巨大な姿となる
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
自分の周囲に円錐状の矢を出現・滞空させ、「恐怖」の能力と併せて使用された。初回の白哉との戦闘では10本ほど、ルキアとの戦いでは20本以上の矢を用いた。

リルトット・ランパード
小柄で少女のようなかわいらしい外見を持つ滅却師。通称は「リル」。容姿とは裏腹にかなりの毒舌家。一人称は「オレ」で口調も荒いが、情報にはきっちり目を通しているらしく、逆上するキャンディスを諌めたりバズビーに共闘を持ちかけたりとマイペースかつ冷静に立ち回り、5人の特記戦力や一護の事も把握していた。自信の能力故か何かを食べていることが多い。霊子兵装はハート型のバックルを叩いて出現させる弓で、トラバサミのような形状をしている。完聖体ではギザギザとした形状の翼が生える。

二度目の侵攻ではバンビエッタと行動していたが、ミニーニャ、キャンディス、ジゼルと共に無断で離脱、高みの見物を決め込む。その後、グレミィとの戦いを終えて弱っている剣八を襲撃、十一番隊の隊士達を蹂躙する。その直後に剣八の救援に来た一護に上記の3人と共に立ち向かい、更にその後援軍に来た隊長・副隊長達と完聖体化して対峙し白哉と交戦を開始。そして彼によって仲間が次々と倒されていく中、手柄を独り占めしようと来たペペにより、共に残っていたミニーニャを操られ攻撃される。ミニーニャを抑えた後、ジゼルからマユリの支配下に置かれたゾンビの拳西に敗れたぺぺの前に立ちはだかり、自分達を同士討ちさせ殺そうとした罰としてペペを食い殺した。その後にジゼルと合流し、ジゼルを連れて聖別の光から逃れるが力を奪われてしまう。「見えざる帝国」に加入して比較的日が浅いらしく、当初はユーハバッハの命令に対しても楽観視していた。その後、ユーハバッハを倒すという目的のために、バズビーとジゼルとともに死神たちの門作りに手を貸し、真世界城に到着する。

到着後はハッシュヴァルトの始末をバズビーに譲り、自身はジゼルと共にユーハバッハと交戦するが、返り討ちに遭い倒された。

能力「食いしんぼう(ザ・グラタン)」
聖文字“G”の能力。口が変形して巨大化し、獲物を丸ごと貪り食らう。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
霊子兵装の弓から先端がパックマンのような形状をした矢を放つ。

バズビー
赤毛のモヒカン頭の男。右耳にボルトと左耳にナットを着けている。本名は「バザード・ブラック」。ハッシュヴァルトこそユーハバッハの後継者にふさわしいと考えており、雨竜に敵愾心を燃やしている。性格は直情的で自慢のモヒカンを馬鹿にされると激怒するが、恋次の眉毛のセンスを認めた数少ない一人。吉良を一撃で殺害したのを皮切りに、三番隊の席官たちを襲撃する。後にユーハバッハの元へ来た元柳斎をエス・ノト、ナジャークープと共に奇襲するも一蹴される。自身の能力で炎を相殺したため全身に大火傷を負いながらも生存しており、救助を求める隊士を踏み躙った。
撤退後、ユーハバッハが自分の後継者に石田雨竜を選んだことに不服を持ち、直接抗議しようとするもそれを止めようとしたハッシュヴァルトと一触即発となった。

二回目の侵攻では日番谷・松本と遭遇。二人の連携に倒されたかに見えたが効いておらず日番谷を追い詰めるも、ユーハバッハの「卍解の元の持ち主は奪取した者が倒す」という命令に従い蒼都に譲り、彼が卍解を取り戻した日番谷に敗れたのを見て撤退する。その後、剣八の元へ向かう平子や雛森や大前田を襲撃した後、一護と交戦していたリルトットやキャンディス、ミニーニャ、ジゼルを妨害し、援護に来たルキア、恋次と完聖体で対峙する。主に聖文字の能力を使用しているが、クロスボウのような霊子兵装も使い、完聖体では棒状の翼が生える。その後、聖別の光を受けて力を奪われてしまう。その後に、ジゼル、リルトット、ナジャークープとともに死神たちのもとに向かいナジャークープを戦闘不能にした後、自分達を見限ったユーハバッハへの報復として死神たちに共闘戦線を申し出、門作りに手を貸して真世界城にてハッシュヴァルトと交戦し、全てのバーナーフィンガーを使用するも右腕を飛ばされ、一太刀の下に敗れた。

ハッシュヴァルトとは少年期に出会っており、当時はソフトモヒカンのような髪型だった。その頃にユーハバッハによって住んでいた城を燃やされ、復讐を誓い騎士団入りを決意した。そのため、実際はユーハバッハへの忠誠心は持っていない。同年代よりも才能に溢れており、ハッシュヴァルトの兄貴分として接していたが、その才能はハッシュヴァルトの能力の賜物だったとユーハバッハに暴露され、以降ハッシュヴァルトに強い対抗意識を持つ事となった。

能力「灼熱(ザ・ヒート)」
聖文字“H”の能力。元柳斎の始解『流刃若火』を相殺できる火力を持つ炎を自在に操る。日番谷との小手調べでは不定形の炎を無造作にぶつけていたが、技を使う際には何らかの形状を伴った炎となる。

技「バーニング・ストンプ」
踏み付けと同時に熱波を放出する。

技「バーナーフィンガー1(ワン)」
人差し指から弾丸のように飛ぶ炎を発して相手を射抜く。完聖体時は連射ができるようになる。

技「バーナーフィンガー2(ツー)」
人差し指と中指から鉤爪のような形状の炎を放ち、相手を焼き切る。

技「バーナーフィンガー3(スリー)」
人差し指・中指・薬指の間から旗のようにひらめく炎を放ち、着弾地点にマグマを発生させる。

技「バーナーフィンガー4(フォー)」
親指以外の4本を揃え、剣のような形の炎で相手を焼き切る。完聖体時には巨大な爆炎が発生する。

技「バーニング・フル・フィンガーズ」
バズビー最大の技で、5本の指先から螺旋状に渦巻く巨大な炎を放つ。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
霊子兵装のクロスボウから矢を放つ。少年期から使用していた。

蒼都(ツァン・トゥ)
口元に傷のある、東洋人のような風貌の滅却師。鉤爪のような武器を備え、共に生きたものとは共に死すべしの流儀を持つ。汎神論に否定的で斬魄刀に心があることを認めていない。滅却師では珍しくフラットシューズを愛用しており、足技を主体とした体術を使う。

日番谷の卍解『大紅蓮氷輪丸』を奪い、美しい卍解と評している。二回目の侵攻では松本を倒し、バズビーに代わってユーハバッハの言いつけ通りに倒れた日番谷に卍解で止めを刺そうとするが、寸での所で卍解を虚化され体に異常をきたす。かろうじて再起した日番谷に独自に鍛錬した『大紅蓮氷輪丸』で応戦するも完全に卍解を奪い返され、巨大な氷の十字架に閉じ込められて敗れる。

後に滅却師完聖体となって脱出するが、ユーハバッハに一度敗北した事実を咎められ、抵抗を試みるがBG9と共にハッシュヴァルトに処刑された。許しを請うBG9とは異なり、ユーハバッハから下された処罰そのものは受け入れていたようである。

能力「鋼鉄(ジ・アイアン)」
聖文字“I”の能力。自分の肉体を鋼鉄に変える。『天鎖斬月』を一瞬で切り落としたハッシュヴァルトの斬撃を防ぐ防御力を持つが、能力を発動させたハッシュヴァルトの2撃目は防げなかった。

技「蛇勁爪(シェジンツァオ)」
両手の鉤爪のような武器を重ねて前に突き出し、蛇を模した霊圧を放つ。

キルゲ・オピー
虚圏狩猟部隊(ヤークトアルメー)統括狩猟隊長。
撤退を進言した部下をも殺し、ハリベルや藍染を見下している。霊子兵装はサーベルで、刀身を基点として弓を形成する。手袋の下に滅却十字を持つ。

ハリベルを救うために襲撃してきた彼女の従属官達を一蹴し、その後にネル達の要請で虚圏に救援に訪れた一護と対峙。滅却師完聖体に変貌して優勢に立ちながらも、復帰したアパッチ達が召喚したアヨンに一度は叩きのめされるが、聖隷を発動させてアヨンを撃破し、アパッチ達をも吸収しようとするが一護の卍解『天鎖斬月』の速度に翻弄され、卍解を奪えないという焦りもあって隙を狙われて浦原の鬼道で敗北する。だが、乱装天傀によって強制的に復帰し、穿界門を強制的に封鎖、更に一護を檻の中に閉じ込め、その後に浦原達を抹殺しようとするが、何者かの斬撃(これに関しては、誰が何のためにしたのかは最後まで明かされなかった。)により真っ二つにされた。

騎士団の殆どの者が敵視・疑問視する石田の力を高く評価するような発言をしており、彼について何らかの事情を知っている(詳細は不明)発言を残した。また、ユーハバッハからの評価も高く特記戦力たる一護の足止めが可能だと言われていた。

能力「監獄(ザ・ジェイル)」
聖文字“J”の能力。敵を脱出不可能な霊子の檻に閉じ込めることができるが、同胞たる滅却師を封じ込めることはできない。一護の『天鎖斬月』が刃毀れするほどに酷使されても破れなかった。キルゲが死んでも消滅せず効果は続く模様。

滅却師完聖体:『神の正義(ピスキエル)』
背中に一対の翼が生え、頭上に天使の輪を思わせる円盤が出現、剣・手袋・靴の周りが光状の該当部位で覆われ、両目が鉄格子を思わせる縦線の入った模様に変化する。周囲の霊子で構成された物質や術を分解、サーベルの先端に収束させることで巨大な光の刀剣を形作ることが出来る。
アヨンを吸収したことで左上半身の筋肉が隆起、体格に比して異常に巨大化した左腕を始め蛇の頭を持つ尾に加え、口周りが仮面のような歯に覆われて完聖体の両翼に眼球が出現するなど、その特徴を色濃く受け継いだ姿へと変貌した。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
サーベルから弓を展開し、最大6発の矢を放つ。攻撃用と監獄の効果を持つ矢を撃ち分けられる模様。

技「乱装天傀(らんそうてんがい)」
負傷や加齢によって戦闘不可能となった体を強制的に動かす滅却師の超高等霊術。

BG9(ベー・ゲー・ノイン)
砕蜂の卍解『雀蜂雷公鞭』を奪った滅却師で、正体は全身が西洋甲冑を思わせる装甲で覆われた機械人形。モノアイで右腕に巨大なガトリングガン、全身にはミサイルや伸縮自在の鋭い触手を内蔵している。極めて機械的な口調で話すが、戦う相手に選択肢を与える余裕を見せる。
二回目の侵攻の際に大前田と遭遇し、妹の希代を人質に取るなどして砕蜂の居場所を聞き出そうとした。次いでその場に現れた砕蜂と再戦。完成・発展させた新技「無窮瞬閧」を受けるも損傷なくそのまま追い詰めるが、浦原の策により卍解が虚化。機能が低下していた所を奪い返された『雀蜂雷公鞭』の一撃を至近距離で食らい、敗北。自身は卍解を使うことがなく終わった。

後に滅却師完聖体となって復活したものの、ユーハバッハに一度敗北した事実を咎められ、蒼都と共にハッシュヴァルトに処刑された。
聖文字は“K”。

ペペ・ワキャブラーダ
禿頭に豊かな髭を蓄え、浅黒い肌をしているサングラスをかけた肥満の滅却師。鼻毛や腋毛などの無駄毛が目立つ。一人称は「ミー」で、「ゲッゲッゲッ」と特徴的な笑い方をする。宙に浮かぶ丸めたロープに搭乗し、瞳の中に滅却十字の装飾が施された杖「ベシャヌル」を所有している。愛がある故に戦いは起こると唱えるが、それを躊躇いなく利用する利己的な性格。
一度目の侵攻では兕丹坊を操り技術開発局を襲撃させ、撤退した後はハッシュヴァルトとバズビーの衝突を止めもせず野次馬目的で隠れ見ていた。

二度目の侵攻では、剣八とグレミィの戦いをナックルヴァールと共に見物。おどけながらグレミィを「化け物」と揶揄するが、ペペもまたナックルヴァールに化け物呼ばわりされており、その実力の高さを伺わせていた。実際リルトットやミニーニャからは「キモい」、「ゲロ」、「ブタ」などと酷い言われようであったがその能力は買われていた。一護とリルトットら女性滅却師の戦いにバズビーに続いて乱入し一護の前に立ちはだかるが、そこへ加勢に現れた隊長格と面々と対峙することとなり激突。檜佐木を操り白哉と仲間割れを起こさせるだけでなく、手柄を独り占めするためにミニーニャを操ってリルトットを攻撃させる暴挙に出る。さらに完聖体となって白哉を追い詰めるが、マユリの私兵へと作り変えられた拳西とローズに自身の能力も通じずに滅多打ちにされ呆気無く敗れる。その直後、リルトットに詰め寄られ、命乞いも空しく、粛清の名のもとに食い殺された。リルトット曰く味は「不味かった」らしい。

能力「愛(ザ・ラヴ)」
聖文字“L”の能力。両手でハートマークを形作り標的を自分の虜にする光線「ラヴ・キッス」を発射する。魅了された相手はペペに盲従するようになり、無自覚のまま操られる。無機物は操れないが心を持つ斬魄刀には有効。そのためペペ自身はメダリオンを必要としていなかった。本人曰く過去にジゼルのゾンビを虜にしたこともある。白哉にも使用したが、直撃したものの操ることはできなかった。術者のペペが倒されれば効果は解除される。

滅却師完聖体:『神の情愛(グドエロ)』
発動前には両手でハートマークを描く。頭上に光輪が出現し、眼のような模様がある一対の翼が生え、オムツのような着衣とブーツしか履いてないキューピットを思わせる姿となる。本人はこの姿を「純真無垢で愛したくなる姿」と称している。口から吐き出した弓矢を霊子兵装とする。

技「ラヴ・ロープ」
乗り物代わりにしていたロープがハートが連なった三叉に変形、相手に投げつけて拘束する。ロープは体をすり抜ける形で動きを縛る。

ジェラルド・ヴァルキリー
羽根の着いた仮面を被り、剣闘士を思わせる盾と剣を携えた筋骨隆々の男。素顔は黒目のない白い両目にMの文字の隈取を入れている。一部のメンバーから異端の目で見られている雨竜を「新入り」と気さくに呼ぶなど、豪快な性格。とくに戦闘においては強敵と相対するとテンションが高まる傾向があり、更木とのやり取りを聞いていた日番谷に「似た者同士だな」と呆れられていた。ユーハバッハの親衛隊の1人で、「最大・最強・最速の滅脚師」を自負する。。ユーハバッハに連れられて霊王宮に侵攻するも、王悦に倒された。後に聖別で蘇生する。

真世界城に護廷十三隊や一護一行が侵入した際は、我先にと探し回ったが他の親衛隊に嵌められて一人も侵入者を発見できずに絶叫していた。後に驚異的な跳躍力で長大な距離を移動し、ユーハバッハの元を急ぐ平子たちの眼前に立ちはだかる。始めは能力の関係上傷を負うため、隊長達に圧倒される。が、能力発動と同時に圧倒的な力で平子をはじめとする隊長格を撃破。途中参戦してきた仮面の軍勢を追い詰め、日番谷と交戦する。戦闘中に乱入した剣八に一時は圧倒されながらも、自身の能力や希望の剣の効果で圧倒するが、その最中でやちると再会し卍解した剣八に圧倒され体を真っ二つにされるが、完聖体を発動して復活。卍解の力を解放しすぎてダメージを負った剣八を撃破するが、今度は卍解が完成した日番谷に翻弄され、全身を凍結された直後に白哉の卍解によって頭部を粉砕された挙句全身が瓦解し、敗北したかに見えたが、自身の能力で復活を遂げる。白哉達と交戦中にユーハバッハが一護を下した直後、全ての息子達を不要と断じた聖別によって力を奪い尽くされて白骨化した。

ナックルヴァールの発言から、彼もペルニダと同様にユーハバッハから力を授かっていない滅却師であることが明らかとなっており、騎士団内では、彼の正体は「霊王の心臓」と噂されているが真偽は不明であり、最後まで明かされなかった。

能力「奇跡(ザ・ミラクル)」
聖文字“M”の能力。傷を負ったものを神の尺度へと交換し、巨大化する。発動前に負ったダメージも全快する。ダメージの大きさと巨体は比例し、十三隊本隊に負わされた傷は過去最大の巨体となった。白哉や仮面の軍勢の総攻撃を全く受け付けない頑強さに加え、ただの息吹ですら強力な攻撃となる。また、剣八に肉体を真っ二つにされたり、白哉と日番谷の連携で全身を凍結させられた直後に粉砕されても再生するほどの極めて不死に等しい生命力を誇る。能力の効果はジェラルド自身だけでなく、彼の装備品にまで適用される。
ペルニダと同様に、この能力の聖文字もジェラルド自身が元々持っていた能力になぞらえてユーハバッハが命名したものである。

滅却師完聖体:『神の権能(アシュトニグ)』
剣八に真っ二つに切り裂かれた直後に発動。本人曰く「死して尚、神の為に剣を振るう者」。
上半身に放射状の模様が浮かび、それまでよりさらに巨大化する。頭部には兜のような甲殻が出現し、白哉と日番谷の連携で粉砕された直後に再生した際にはフルフェイス型の兜のような形状に変化している。神の戦士としてこの世の元素に縛られない肉体を持つ。
盾には五芒星を模した刃が出現し、投擲武器としても使用できるようになる。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
完聖体時に使用。両手を合わせた後、左手を中心に巨大な霊子の弓を生成する。

「希望の剣(ホーフヌング)」
ジェラルドが装備している両刃剣。本人曰く「民衆の希望を束ねて剣となした希望の剣」。
刀身を傷付けると、傷付けた相手にも傷付けた分と同等のダメージを与える効果を持つ。ただし、凍結させるなどして希望の剣の物質としての機能を停止させるとその効果を失う。
完聖体時には破損が修復されて鍔と柄の部分が五芒星を模した意匠に変化し、切っ先から枝街の大部分を壊滅させるほどの強力な光弾を撃てるようになる。

ミニーニャ・マカロン
巨乳でおっとりとした外見の女滅却師。間延びした口調で話すが言動は辛辣。通称は「ミニー」。霊子兵装はハート型のバックルを叩いて出現させる弓で、ハートが連なったような形状をしている。完聖体ではハートが連なったような翼が生える。ペペを「きもい」と嫌っている。

二回目の侵攻では、リルトット、キャンディス、ジゼルと共に剣八を襲撃し、十一番隊隊士を多数殺害する。直後に救援に来た一護と対峙し、自身の能力で一撃を加えたがほとんど通用しなかった。その後は完聖体化して、援軍に来た隊長格と交戦する。白哉を相手にリルトットと共に戦える実力を持っていたが、ペペの能力を受けてリルトットを襲ってしまい、リルトットに戦闘不能にされたらしい。その後は姿を見せず、「聖別」の後の状況は不明。

能力「力(ザ・パワー)」
聖文字“P”の能力。建物を地盤ごと軽々と持ち上げるほどの怪力を発揮し、強力な一撃を見舞う時は筋骨隆々とした外見に変化する。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
霊子兵装の弓から先端がハート型の矢を放つ。

マスク・ド・マスキュリン
額に星マークの入ったマスクを被った覆面レスラーのような格好の男。見ての通りプロレス技が得意。一人称は「ワガハイ」で、目立つことを好む。己を「正義」、敵対する者を「悪党」と定義しているが、その言動はお世辞にもヒーローとは言い難く、頭に血が上ると善悪云々をかなぐり捨てる激情的な一面もある。倒した「悪党」は記憶しない主義で、一度倒した恋次と再戦してからも暫くの間は気付かなかった。ベルトに滅却十字を仕込んでいる。
エス・ノトと交戦中の恋次を襲撃するも、白哉に足元を崩され一時的に戦線を離脱。その後に再度出現し、白哉を援護しようとした恋次をドロップキックで倒す。この際情報の読み込みが足りず、恋次が卍解を使えることを知らなかった。

二回目の侵攻では夜になってから檜佐木・一角・弓親を不意打ちで倒し、続いて拳西・ローズと対峙する。当初は拳西の卍解に圧倒されるが、ジェイムズの声援を浴び形勢逆転。拳西を圧倒して勝利し、卍解を発動させたローズも彼が能力を喋ってしまったため特性を見抜き、撃破する。直後に増援に駆けつけた恋次と交戦するが、零番離殿の修行で実力を大幅に上げた恋次には歯が立たず、頭部に星が現れ翼を思わせるマントを纏う滅却師完聖体を発動させるが、恋次の真の卍解で倒され死亡した。

能力「英雄(ザ・スーパースター)」
聖文字“S”の能力。付き人であるジェイムズの声援を浴びることで傷の回復やパワーアップが可能。鼓膜が破れた状態でも効力を発揮していたことから、ジェイムズの声援が聞こえなくとも受けるだけで効力を発揮すると考えられる。増殖したジェイムズ達の声援を浴びると「スター・パワーアップ」を完了し、マスクの模様が変化してチャンピオンベルトが巻かれたプロレスパンツ一丁の姿となり、攻撃を行うことで1マイル(約1609.344メートル)先にも届く衝撃波を発生させる「ワン・マイル・アーツ」の使用が可能となる。

技「スター・殺人パンチ」
「スター・パワーアップ」前に使用。マスキュリンの怒りに応じて星の紋章が現れた拳で繰り出す殴打。破壊力はそれまでの10倍にも及ぶとされる。

技「スター・ドロップキック」
修行前の恋次を不意打ちとはいえ一撃で倒したドロップキック。卍解した拳西には全く通用しなかった。

技「スター・イーグルキック」
拳西に対して繰り出した飛び膝蹴り。

技「スター・ヘッドバット」
拳西に対して繰り出した頭突き。

技「スター・ロケット・ヘッドバット」
恋次との再戦時に使用。ロケットの如き勢いで繰り出す頭突き。

技「スター・ラリアット」
「スター・パワーアップ」後に使用。恋次に対して繰り出したラリアット。

技「スター・フラッシュ」
マスクから星型のビームを放つ必殺技。隊長のローズを一撃で倒す威力を誇る。

技「スター・フラッシュ・スーパー・ノヴァ」
完聖体となって使用する、マスキュリン最大の必殺技。空中に描いた五芒星から、巨大な「スター・フラッシュ」を放つ。

ジェイムズ
マスキュリンの付き人で、小柄なスキンヘッドの男。ゴングを携帯し、マスキュリンのことを「ミスター」と呼んでいる。本人の戦闘力は無いが異常な生命力を持っており、胴体を真っ二つにされても生存、バラバラに切り刻まれてもマスキュリンの呼び掛けに従い、刻まれた肉片から無数のジェイムズが誕生する。
声援でマスキュリンの「スター・パワーアップ」を完了させるが、恋次との再戦時に大技「スター・フラッシュ・スーパー・ノヴァ」の巻き添えを食らって消滅してしまった。マスキュリンとは一蓮托生であり、マスキュリンが健在な限りは、例え消滅してしまっても時間を置いて復活できる。マスキュリンの敗北を受けたユーハバッハは「ジェイムズ」の死を労っており、「ジェイムズ」が付き人のことなのかマスキュリンの本名なのかは不明である。

ロイド・ロイド
スキンヘッドで額に大きな第三の目があり、実の両親ですら区別がつかないほどの全く同じ容姿を持つ一卵性双生児の兄弟。二人で一人の人間と呼べる同一思考を持ち、違いは名前のスペルの頭一字と所有する能力。

"L"のロイド・ロイド
兄のロイド(Loyd)。姿形と相手の力・技術の全てを真似ることができる能力を持つ。剣八自身に化けて剣八を苦戦させるも、その状態よりさらに強くなった剣八に倒された。

"R"のロイド・ロイド
弟のロイド(Royd)。姿形と相手の記憶・精神の全てを真似ることができる能力を持つ。ユーハバッハに化け、眼帯を外した状態の剣八を倒し、ユーハバッハの「用事」が済むまで元柳斎の足止めとして戦ったが、元柳斎の卍解によって敗れる。その直後、戻ってきたユーハバッハによって賛辞の言葉と共に消滅させられた。元柳斎の始解『流刃若火』を受け止めるほどの血装強度の持ち主。

能力「貴方自身(ジ・ユアセルフ)」
聖文字“Y”の能力。兄弟で同じ聖文字だが、能力は異なる(前述)。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
媒体となる霊子兵装を用いずに直接手から作り出して射出する。

技「聖域礼賛(ザンクト・ツヴィンガー)」
掌からアルファベットが刻まれた四本の小さな柱を出現させ、踏み込んだ者を神の光によって斬り刻む領域を術者の周囲に展開する滅却師の極大防御呪法。元柳斎の「火火十万億死大葬陣」には通用しなかった。

ジゼル・ジュエル
小さな軍帽を被り、長髪の黒髪を結わえて触覚を作っている滅却師。霊子兵装はハート型のバックルを叩いて出現させる弓で、骨が連なったような形状をしている。完聖体では骨で形成された翼が生える。天然を装っているがその実、嗜虐的な性格をしており、興奮すると涎を垂らすことが多い。一人称は「ボク」で、通称「ジジ」。女性的な見た目をしているが、実は中性的な少年。男であることを指摘されると途端に敵意を剥き出しにする。実力はリルトットと同格らしく完聖体にもなれるが、「疲れるから」と極力出し渋っている。後述の能力から、自身が戦うよりもゾンビを使役して戦うことが多い。

二度目の侵攻では、バズビーや蒼都との戦いで力尽きた日番谷と松本を回収後、狛村との敗戦で戦闘不能になったバンビエッタを殺害し、彼女の死に際の顔を見て性的興奮を得てゾンビに変えた後、リルトット、ミニーニャ、キャンディスと共に消耗した剣八の前に出現。十一番隊隊士を虐殺し、多数の一般隊士をゾンビ化させた。一角・弓親と対峙した時は当初は弱者の振る舞いを見せていたが、弓親に性別を見抜かれたことでバンビエッタを召喚して二人を撃破。次に現れたマユリが率いる再生した破面にバンビエッタや多数の一般隊士を倒され、ゾンビ化した日番谷、拳西、ローズ、松本の4人を差し向けるが、マユリが新薬で彼らの支配権を奪ったことで形勢が逆転、拳西の刀に胸を貫かれて敗北した。その後は何とか逃げ延びバンビエッタから血液を啜って回復するも、直後に聖別により力を奪われる。リルトットと同じく「見えざる帝国」には新参だった。その後リルトット、バズビーとともに門作りに手を貸し、真世界城に到着する。
到着後はリルトットと共にユーハバッハと交戦するが、返り討ちに遭い倒された。

能力「死者(ザ・ゾンビ)」
聖文字“Z”の能力。自分の血を浴びせた者をゾンビに変え、意のままに操れる。ゾンビとなった者は致命傷を受けても活動を止めず、その肉を生者が受けた傷の修復に利用することも可能。その性質から、星十字騎士団の中でも一際残虐性の高い能力である。

対象が生存している状態でのゾンビ化では細胞が新鮮に保たれているため戦闘力は殆ど低下せず、元々の本人の意識も消えて精密な操作ができる反面、死亡後にゾンビ化させた場合は自我が残る代わりに生前よりも力が落ちる。死神に対しては自分の血を浴びせるだけでゾンビに変えることができる一方、「見えざる帝国」の滅却師に対しては一度死亡した状態でなければゾンビに変えることができない。よって滅却師をゾンビ化させる場合は必然的に弱体化してしまう。霊圧の弱い者なら僅かな血液でゾンビにできるが、隊長格並みの霊圧を持っている者に対しては多量の血液を必要とし、心臓で血液を増量させた上で全身に循環させる必要があるため肌が赤黒く変色する特徴がある。

また、体を切り裂かれても平然としているなど高い不死性を持つが、体内の血液量が不足していると再生に支障が出る。

技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
霊子兵装の弓から先端が髑髏マークの形をした矢を放つ。

狩猟部隊(ヤークトアルメー)
虚圏での破面狩りに従事する部隊。彼らに選別された破面は斬魄刀を没収される代わりに滅却師の力を与えられ、「見えざる帝国」の兵士として扱われる。
キルゲ・オピーはその統括狩猟隊長である。

その他の見えざる帝国の人物

聖兵(ゾルダート)
帝国の雑兵たち。全員が同じ帽子にゴーグルとマスクを着用している。

技「飛廉脚(ひれんきゃく)」
高速で動く滅却師の移動術。

アズギアロ・イーバーン
帝国の一兵士。帝国に支配された虚圏から連れてこられた破面の1人で、左目部分に仮面の残骸が付いた男性。一護を足止めするために現世に現れ、一護と交戦したが、卍解が奪えなかったことで劣勢にたたされて撤退した。任務の報告後、「平和」の礎と称してユーハバッハに殺された。大した霊圧は持っておらず、滅却十字から大砲のような霊子兵装を出現させて武器としていた。彼のみ、メダリオン使用時に詠唱を唱えている。

リューダース・フリーゲン
帝国の一兵士。イーバーンと同じく、帝国に支配された虚圏から連れてこられた破面の1人。仮面の残骸が顔ピアスのように付いている男性。二人との会話からイーバーンよりも立場は上だった模様。帝国から尸魂界への宣戦布告を行った。しかし帰還後、「今」の話が聞きたいと言ったユーハバッハに対し侵攻日を独断で勝手に5日後と布告したなど、未来に関する内容を報告して不興を買ったために殺された。

ザイドリッツ
故人。ユーハバッハの側近だった模様。ユーハバッハにも意見するなど、位は高かった。隻眼。過去の戦争で山本に倒され、「火火十万億死大葬陣」でアルゴラ、ヒューベルト共々亡者として召喚された。

アルゴラ
故人。額に傷のある大柄の男。過去の戦争で山本に倒されている。

ヒューベルト
故人。黒髪に下睫毛が特徴の当時の星十字騎士団副団長。生意気なバズビーに私闘で教育しようとしたが、既に団長の位に就いていたハッシュヴァルトに牽制され不快感を露にしていた。過去の戦争で山本に倒されている。

アニメ版オリジナル登場人物・キャラクター

改造魂魄
浦原喜助により造られたバウントセンサー付きの改造魂魄の3人組。当初は一護たちに奇妙なゲームを仕掛けて翻弄していたが、実際は浦原が対バウント戦に備えて仕掛けたものであり、その事実を打ち明けた後は一護達のサポートをする。その際に一護、織姫、チャドがそれぞれ選んだぬいぐるみを自分の体として入るようになる。バウントを全員倒した後には、浦原商店に身を寄せており、劇場版では登場していないが、度々オープニングやエンディングを飾っている。ゲームや破面篇以降も登場してその後も一護達を手助けしており、オリジナルキャラクターの中ではほぼ準レギュラーとなっている。
同じ改造魂魄であるコンが注目される改造護廷十三隊侵軍篇には登場(一瞬モブでは出ていた)しない。

りりん声 - かかずゆみ
黒いローブの下にピンクのワンピースを着ている青い眼をした金髪の少女。幻覚を見せる能力を持つ。性格はお転婆。感情をストレートに表現するが、素直じゃない、泣き虫な一面もある。一護とルキアが話していたり、一緒に居たりすると、ルキアに嫉妬していたりする面があり、第136話で之芭(ノバ)と蔵人(クロウド)に茶化されて顔を赤くしていた。一護が押入れからひっぱりだした、青いフードをかぶった黄色いひよこのようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では一護のサポートをした。DS版のゲーム二作目では、プレイヤーキャラとして戦闘に使用することが出来る。之芭と蔵人は技の使用時にのみ登場した。

之芭(のば)声 - 杉田智和
青い覆面とジッパーの服の上に黒いコートを着た赤毛の男性。空間を操る能力を持つ。「問題ない」が口癖。事実を打ち明けた後はチャドがクレーンゲームでとった、タキシードを着た細身の亀のようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では彼のサポートをした。ただし、ぬいぐるみ時には空間を操る能力の効果が半減する。口数は少ないが、礼儀正しい。また恥ずかしがり屋で、恥ずかしくなると覆面についているチャックを閉め、ぬいぐるみに入っている時は甲羅にこもる(ルキアの顔を間近で見たときや、バウントとの戦闘の際に助けた乱菊に礼を言われた時など)。寡黙なチャドと二人だけの時はお互いに交わす言葉は少なく、初めて二人になったときは互いに黙っているため無音状態になり、コンに「放送事故と間違われる」と突っ込まれた。

蔵人(くろうど)声 - 飛田展男
砂色を基調に赤と黒の模様を入れたコートに砂色のシルクハット、眼鏡をかけ両手に白い手袋を付け口髭を生やした男性。饒舌で理屈っぽい性格。相手そっくりに変身する能力を持ち、当初はその能力で一護たちを悩ませた。なお、変身した相手の戦闘能力などもコピーできる。左右で髪の色が違い、左に金髪、右に黒髪を伸ばしている。事実を打ち明けた後は織姫がそこらへんにある布などで作った、ポップなうさぎのようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では織姫のサポートをした。うさぎの「チャッピー」そっくりだと、ルキアには大層気に入られていた。
演じている飛田は、第113話から第226話でナレーションも兼任。

用語

基本用語

魂魄(こんぱく)
いわゆる魂で、人間・動物問わず全ての生き物に宿っている。また、自身の肉体と「因果の鎖」で繋がっている。霊体であるため、霊感のない者には見える事はない。なお、魂魄と肉体は生きている間密接な関係にあり、魂魄が傷を負った状態で肉体に戻った際肉体にも傷つく。
本作では、このように霊的物を構成している主要物質を「霊子(れいし)」といい、それに対し肉体等現世のあらゆるものを構成している主要物質を「器子(きし)」という。生物が現世で死に肉体が朽ちると、魂魄は最終的に尸魂界か地獄に行きつく。また、死神含めた魂魄が死ぬと身体が崩れ霊子となる。

整(プラス)
虚に堕ちていない通常の霊魂。基本的に人畜無害だが、何かに強い未練がある場合はその対象に因果の鎖を絡めとられ地縛霊などになれ。

半虚(デミ・ホロウ)
虚に堕ちかけている整(プラス)。胸の孔は空きかけていて仮面もつけていない。だが無理にその孔を空けようとすると虚化が進む。

因果の鎖
生きている間、常に自身の肉体と魂魄を繋いでいる鎖。通常、人間の魂魄を身体から抜いて(幽体離脱時)も肉体から鎖の長さ分しか移動することができない。これが切れると魂魄が肉体に戻れずに死亡、更にそのまま放置すると鎖の切れた部分から霊体に向かって浸食が進み、それが霊体まで到達すると人は虚化する。この鎖を引き抜く、もしくは胸をいじって孔を広げると虚化が加速する。魂葬を行うことで虚化を阻止することが多いが、この状態から霊力を引きだして死神になるという一か八かの危険な方法でもある。しかし、この方法は潜在的に死神の力を秘めている魂魄にしか通用しないため、一般的な人間の魂魄には当てはまらない手段である。

霊力(れいりょく)
魂魄がもつ霊なるものに働きかける力。霊力が高いほど霊体の動きが俊敏になり、実の肉体を遥かに上回る運動能力を発揮する。霊力の高さ=戦闘力と比例する。また、斬魄刀の能力も持ち主の能力にも比例し、隊長格なるものの斬魄刀の能力は一様の死神を凌ぐ力を持つ。

霊圧(れいあつ)
霊体が発する霊的な圧力。霊力が高い者ほど発する霊圧も強くなるため、霊圧で相手の霊力の高さを計ることができるが、発生源である霊体のコンディションによって常に強弱の波がある。また、一定以上も霊力を持たない霊体からは霊圧は発せられないようになっている。
なお、霊圧は単なる威圧感などではなく、ある程度実質的な圧力を持っているようで、一点集中で放たれれば相応の破壊力を持つ。

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人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する「見えざる帝国」(ヴァンデンライヒ)は、壮大なスケールの組織であり、そのメンバーは複雑にして壮絶な過去と因縁によって世界を生まれ変わらせることを目的に、主人公やその仲間たちとすさまじい戦いを繰り広げた。 今の世界の在り方に根本的な疑問を抱くユーハバッハ。情と栄光の狭間で悩み足掻くユーグラム・ハッシュヴァルト。作品の根幹にかかわる大きな謎を秘めたペルニダ・パルンカジャス。ここでは、「見えざる帝国」の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。

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BLEACH(ブリーチ)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

BLEACH(ブリーチ)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

悪霊を狩る死神たちと、世界を意のままにせんとする者たちが繰り広げる熾烈極まる戦いに巻き込まれた高校生の少年と仲間たちの活躍を描いた人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)には、壮絶な過去を持つキャラクターが何人も登場する。 愛する者との離別あり、強過ぎることが理由の孤独あり、世界の根幹にかかわる出自ありと様々で、その過去が現在の彼らを作るに十分納得できる土台となり、物語の説得力を劇的に増す要素となっている。ここでは、特に壮絶な過去を持つ『BLEACH』のキャラクターたちを紹介する。

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BLEACH名勝負「バズビー vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」戦のネタバレ解説・考察まとめ

BLEACH名勝負「バズビー vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「バズビー(バザード・ブラック) vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」とは、世の安寧がために戦う死神たちの活躍を描いた『BLEACH』(ブリーチ)で繰り広げられた戦いの1つ。物語終盤の「千年血戦編」を舞台に、幼馴染同士が回想を織り交ぜつつ激突する、短くも濃厚な対決となった。 「見えざる帝国」の先兵として死神たちを襲撃したバズビーだが、皇帝に切り捨てられて孤立し、反転攻勢の準備を進める死神たちに協力してかつての仲間の下に殴り込む。その真の目的は、 因縁深いユーグラムとの決着にあった。

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BLEACH名勝負「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

BLEACH名勝負「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」とは、世の安寧がために戦う死神たちの活躍を描いた『BLEACH』(ブリーチ)で繰り広げられた戦いの1つ。本作最後の戦いであり、世界の命運を賭けた空前の激闘となった。 新たな神となり、世界の改変を目論むユーハバッハ。それを阻止せんとする一護は、ついにユーハバッハとの最後の決戦の時を迎える。今までに培った全ての力で立ち向かう一護を、ユーハバッハは恐るべき能力で翻弄。絶望する一護の下に、次々と仲間たちが駆け付ける。

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BLEACH(ブリーチ)のオサレすぎるポエムまとめ

BLEACH(ブリーチ)のオサレすぎるポエムまとめ

ジャンプの大人気漫画・『BLEACH』。BLEACHは個性的なキャラクターの服や、キザなセリフなどが原因でファンからは『オサレ漫画』と評されている。 そんなBLEACHの単行本にはそれぞれに「オサレ」なポエムが記載され、魅力の一つとなっている。 そんなオサレポエムを単行本1巻から最終巻まで、まとめて掲載する。

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BLEACH(ブリーチ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

BLEACH(ブリーチ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『BLEACH』とは、久保帯人が生み出したバトルアクション漫画。愛称は『鰤』。死神をテーマにした作品は現代において珍しく、また既存の死神のイメージを打破するようなキャラクター設定や世界観が多くの読者を魅了した。多種多様な能力や奥深い設定、独特なセリフなどが本作の魅力となっており、連載が終了した今でもなお、根強い人気を誇っている。そこでここでは、多くのファンの心を掴んだ名言・名セリフや名シーン・名場面を一覧で紹介していく。

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BLEACH(ブリーチ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

BLEACH(ブリーチ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『BLEACH』(ブリーチ)とは、久保帯人によるバトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。この記事では『BLEACH』の歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌、さらに実写版映画の主題歌を紹介する。主題歌はソニー・ミュージックエンタテインメントのアーティストが担当し、UVERworldやステレオポニー、HOME MADE 家族など本作とのタイアップ後にブレイクしたアーティストも多い。

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卯ノ花烈/卯ノ花八千流(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

卯ノ花烈/卯ノ花八千流(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

卯ノ花烈(うのはなれつ)/卯ノ花八千流(うのはなやちる)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の四番隊隊長で、当初は卯ノ花烈として登場した。四番隊は救護や補給を主な任務とする部隊で、卯ノ花の斬魄刀「肉雫唼(みなづき)」には治癒能力がある。卯ノ花の正体は初代「剣八」にして初代十一番隊隊長、当時の名は卯ノ花八千流という。少年の頃の更木剣八が唯一「こうなりたい」と憧れた人だ。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との決戦のため、剣八との一騎打ちでその真の強さを引き出し、死亡する。

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山本元柳斎重國(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

山本元柳斎重國(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊総隊長にして一番隊隊長。死神の中でもかなりの高齢だが、護廷十三隊の中でトップクラスの実力者が集まる一番隊の隊長を1000年以上も務めてきた。尸魂界(ソウルソサエティ)を守るために非情な決断をすることもあるが、付き合いの長い隊士たちを我が子のように思う面もある。滅却師(クインシー)の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との戦いの中でユーハバッハにより殺害される。

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黒崎一心(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

黒崎一心(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

黒崎一心(くろさきいっしん)とは、『BLEACH』の主人公・黒崎一護の父親で、元死神。死神の名門、志波家の分家に生まれ、護廷十三隊十番隊の隊長を務めていた。現世で滅却師(クインシー)の女子高生、黒崎真咲に命を救われ、魂に虚が混ざって死にそうになった真咲を助けるために死神の地位を捨てて現世で人間として生活することになる。その後、真咲と結婚し、一護、夏梨、遊子が生まれた。子煩悩の愛妻家で、子どもたちにはウザがられがち。死神代行として敵に立ち向かう一護を見守り、時に導く。

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黒崎一護(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

黒崎一護(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

黒崎一護(くろさきいちご)とは『週刊少年ジャンプ』で連載していた『BLEACH』の主人公で、死神代行。ある時、家族を虚(ホロウ)から守るため、死神の朽木ルキア(くちきるきあ)から死神の力を譲り受け危機を打破。それ以降は死神代行として活動する。「尸魂界篇」「破面篇」では自らに虚の力が宿っていることを知り、破面篇での戦いで死神の力を失うことになるが「死神代行消失篇」で完現術(フルブリング)を会得し、戦う力を得る。「千年血戦篇」では虚の力だけではなく滅却師であった母の力も受け継いでいたことが判明した。

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ユーハバッハ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

ユーハバッハ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

ユーハバッハとは、『BLEACH』に登場する滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」を率いる人物で、すべての滅却師の始祖。自身のために部下を殺すことを躊躇わない冷酷な男だ。この世とあの世のバランスを破壊し、生と死の区別のない世界を作るべく、尸魂界に侵攻し、全面戦争を起こす。あらゆる未来を見通し、干渉、改変する「全知全能(ジ・オールマイティ)」という力を持つ、『BLEACH』最強の敵。

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市丸ギン(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

市丸ギン(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

市丸ギンとは(いちまるぎん)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバトル漫画作品『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊三番隊元隊長。 その実力は護廷十三隊の中でも相当なもので、たったの一年で真央霊術院を卒業している不世出の天才。 市丸ギンは「尸魂界(ソウルソサエティ)篇」の終盤で護廷十三隊を裏切り、藍染惣右介と共に虚圏(ウェコムンド)に行く。だが市丸ギンの行動はすべて幼馴染である松本乱菊のためであった。最期は藍染惣右介との決闘に敗れ、黒崎一護に思いを託し死亡する。

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銀城空吾(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

銀城空吾(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

銀城空吾とは、『BLEACH』に登場する完現術者(フルブリンガー)の集まりである「XCUTION」のリーダーで、死神の力を失った一護の前に現れて完現術(フルブリング)を身に着けさせる。一護の前に代行証を得ていた初代・死神代行で、一度は死神と協力関係を結んだが代行証を捨てて姿をくらまし、仲間を集めて復讐の機会をうかがっていた。一護が身に着けた完現術を奪い、護廷十三隊に挑もうとするが、死神の力を取り戻した一護に敗れて死亡し、魂は尸魂界へ送られた。千年血戦篇では月島と共に一護に手を貸している。

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雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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