BLEACH(ブリーチ)【基本情報】
「BLEACH(ブリーチ)」は、週刊少年ジャンプで2001年から2016年まで、15年にわたって連載された久保帯人先生による漫画作品。アニメ化、映画化、舞台化、ゲーム化などの各メディアミックスに展開を魅せる一方で、世界中で翻訳されたりコスプレイヤーが存在し、「ワンピース」や「ドラゴンボール」に次ぐグローバル漫画でもある。
死神関連用語
始解(しかい)
能力解放の第一段階。斬魄刀との“対話”と“同調”を通じて“名”を知ることで発現することができる。解放の詞「解号」を唱えることで刀身の形状が変化する(例:朽木ルキア「舞え袖白雪」)。解放後の形状や特殊能力は斬魄刀ごとに千差万別で、能力ごとにある程度の系統に分類・識別される(直接攻撃系、鬼道系、灼熱系、氷雪系、流水系など)。例えば、山本総隊長の持つ「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」は灼熱系の一つである。また能力によっては、始解状態も形状が2種類以上のものも存在する。(例:班目一角「鬼灯丸」)。席官クラスの死神の殆どが始解を習得しており、斬魄刀戦術の基盤とも言える。
対話と同町とは、斬魄刀本体の存在を認識しその名を知ること。斬魄刀の本体が存在する死神の精神世界で斬魄刀の本体との対話を行う。斬魄刀と同調を深めることで、死神自身の霊力が飛躍的に上昇することもある。
斬魄刀は常に封印状態であるが、常に解放状態を保つ「常時解放型」という斬魄刀がある。一護の「斬月」がこのタイプに分類されており、一護の場合は初めて解放して以来常に始解状態を保っている。
また、死神一人の斬魄刀は基本的に一本だが、稀に「二刀一対型(二刀流)」の斬魄刀が存在する。このタイプの斬魄刀は、京楽の「花天狂骨」と浮竹の「双魚理」と一護の「真・斬月」のみ。
浅打(あさうち)
全ての死神が持つ最初の斬魄刀。護廷十三隊隊士全員は真央霊術院の院生時代にこの刀を一時貨与され、入隊と同時に正式授与される。銘のある斬魄刀の全てはこの刀が原型になっている。この刀と寝食を共にし、練磨を重ねることで魂の精髄を刀に写し取ることで“己の斬魄刀”が創り上げられる。霊術院出身ではない更木剣八も死神の死体からこの刀を奪い手に入れ、現在の斬魄刀を創り上げた。
その全ては零番隊の二枚屋王悦によって打たれ、彼は浅打を性質上から「何にでもなれる最強の斬魄刀」と称している。尸魂界の開闢以来、この力を持たずに“己の斬魄刀”を目覚めさせた死神は一護ただ一人。
白打(はくだ)
素手による体術。自身の体が万全の状態で最大ダメージを与えることができる。状況によっては危険が伴う危険な戦術でもある。隠密機動や二番隊がよく用いる。最高戦闘技術として高濃度に圧縮した鬼道を身にまとい戦う、白打と鬼道の合わせ技「瞬閧(しゅんこう)」がある。夜一、砕蜂が会得している。
また、拳西の卍解のように白打を主攻撃とする形状もある。
歩法(ほほう)
歩法は移動補助体術。斬魄刀等の戦術に絡めることで戦闘を有利に進めることができる。高速移動する“瞬歩”もあり、朽木白哉はそれに回転を掛けた「閃花」という技に発展させた。瞬歩に関しては、夜一は死神随一の速さを持つことから“瞬神”の異名を持つ。
斬術(ざんじゅつ)
斬魄刀を使った戦術・剣術。死神の基本的な戦術である。中には斬術を学ばずにして死神になった者もおり、独自の型を持つ者も存在する。更木剣八がその一人。
義骸(ぎがい)
霊力を失い弱体化した死神が回復する間までの仮の肉体。基本的に使用者と同じ容姿をしており、死神の霊力を回復させるために高濃度の霊子で出来ている。また、霊子で構成された霊体でありながら、別の霊体(死神)が入り込むことができたり霊感のない人にも見えたりと、器子で構成された人間の肉体の性質も持ち合わせている。霊力の回復以外にも、現世にて長期任務にあたる場合にも用いられる。
義魂丸(ぎこんがん)
丸薬の形状をしており、肉体に入った時のみ擬似人格を持つ魂魄として作用する特殊な道具。肉体から魂を強制的に抜き取るために用いられる。
改造魂魄(かいぞうこんぱく)
通称「モッド・ソウル」。尸魂界で立案された、死体を対虚用の尖兵として戦わせる「尖兵計画(スピアヘッド)」という計画を遂行するために造られた肉体の一部を強化された戦闘用の擬似魂魄。義魂丸の形をしており、それを死体に入れることで作動するがスピアヘッド自体が非人道的な計画の為中止になった。
隊首羽織(たいしゅばおり)
護廷十三隊長だけが着ることを許される白羽織。袖があるタイプとないタイプの2種類ある。また高価なもののため紛失すると失態に値する。故に、空座町決戦終戦後、白哉、剣八、京楽が失くした際山本総隊長から叱咤されていた。
瀞霊廷関連用語
瀞霊廷(せいれいてい)
尸魂界の中枢で死神たちの拠点となっている。瀞霊廷守護が「護廷十三隊」の主な任務になっている。
護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)
「護廷十三隊」を参照。
中央四十六室(ちゅうおうよんじゅうろくしつ)
王族と護廷十三隊、鬼道衆、隠密機動を繋ぐ機関。尸魂界から集められた四十人の賢者六人の裁判官で構成される最高司法機関。素顔を見た者は少ない。
鬼道衆(きどうしゅう)
鬼道の熟達者で構成された特殊部隊。護廷十三隊、隠密機動と並ぶ実力行使部隊である。一般の死神では発動できず、その上禁じられている禁術ですらも操る。
真央霊術院(しんおうれいじゅついん)
山本元柳斎が創設した死神育成教育機関。旧名は死神統学院。鬼道衆、隠密機動の次代の死神を育成するため今の名称になった。成績優秀者には飛び級制度が設けられている。
隠密機動(おんみつきどう)
護廷十三隊とは別に組織された実働部隊。暗殺や監視、処刑や罪人・危険分子の管理など、“裏の任務”を主とする。隠密機動には第一分隊~第五分隊まであり、第一は刑軍、第二は警ら隊、第三は檻理隊、第五は裏廷隊となっている。なお第四は不明となっている。また四大貴族のひとつ・四楓院家は“天賜兵装番(てんしへいそうばん)”を司る名家で、代々刑軍総司令官を輩出している。現在は、夜一がその当主にして隠密機動総司令官及び刑軍統括軍団長に就いている。
虚(ホロウ)
滅却師(クインシー)
虚と闘うために集まった霊力を持つ人間の集団。虚と戦うための様々な術を体得しているが、そのほとんどは大気中に偏在する霊子を自らの霊力で集め、操る技術を基盤としたもので、内に秘めた自身の霊力を源として戦う死神のそれとは異なる。
全ての滅却師は始祖たるユーハバッハの血をひいており、浦原喜助によると、普通の人間なら少なからず持っている虚への耐性を全く持っていないらしい。
人間を襲う虚を尸魂界へ送ることを良しとせず、あくまで虚を消滅させることを目的(無論、自衛の目的が第一ではあるが)としている。かつては世界中に散在していたが、その理念に基づく行動が尸魂界と現世にある魂魄の量を乱し世界の崩壊が危ぶまれる事態になったため、虚を尸魂界へと送ることを目的とする死神と徹底的に相反し、結果200年前に死神の手により滅ぼされた。生き残りは極僅かと言われており、当初は石田家の雨竜、竜弦、宗弦の3人しか登場していなかったが、千年血戦篇にて一護の母・真咲の実家である黒崎家が名前のみ登場。更に「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」と呼ばれる集団が尸魂界への宣戦布告と襲撃を行った。
滅却師に関連する用語の一部にはドイツ語、およびそれに類似した表現が使われている。
滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)
散霊手套を付け七日七夜弓を成すことのできた滅却師が、散霊手套を外した姿。散霊手套の拡散能力による抑制がなくなったことで、極限まで高まった霊子集束能力を活かした極めて強力な戦闘能力を発揮できるが、滅却師の限界を超えた霊子集束能力を発揮することとなり、余程の才のある者で無い限り一時的な究極の戦闘能力と引き換えに滅却師の力を失ってしまう。その霊子集束力は大気中に偏在する霊子のみならず、尸魂界の構造物さえも霊子に分解して引き寄せてしまうほど。なお、この形態の後に失った滅却師の力を復活させるには、精神と肉体を極限まで削った後、心臓の洞房結節右19mmに霊弓の一撃を受けなければならない。
キルゲ曰く、滅却師最終形態は脆さ故に概念自体が200年程前に死滅した「過去の遺物」で、雨竜の祖父である石田宗弦だけがそれに執心していたという。
封印されし滅却師の王
滅却師の伝承において存在するとされる、封印された滅却師の王。伝承によると、「封印されし王は900年を経て鼓動を取り戻し、90年を経て理知を取り戻し、9年を経て力を取り戻す」という。
その正体であるユーハバッハによるとこれには続きがあり、最後に「9日間で世界を取り戻す」が加わる。
仮面の軍勢(ヴァイザード)
破面(アランカル)
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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ
日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。
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目次 - Contents
- 概要
- 評価
- 連載10周年企画
- あらすじ・ストーリー
- 死神代行篇(コミックス1~8巻・第1~70話:アニメ版第1~20話)
- 尸魂界潜入篇(コミックス9~14巻・第71~123話:アニメ版第21~41話)
- 尸魂界救出篇(コミックス14~21巻・第124~181話:アニメ版大42~63話)
- 破面出現篇(コミックス21~26巻・第182~228話:アニメ版第110~127話・第138~143話)
- 虚圏救出篇(コミックス26巻前半~35巻・第229~315話:アニメ版第144~146話・第150~167話・第190~203話)
- 過去篇(コミックス36・37巻前半・108.~97.:アニメ版第206~212話
- 空座町決戦篇(コミックス37巻中盤~48巻・第316~423話:アニメ版第215~226話・第266~310話)
- 死神代行消失篇(コミックス49~54巻・第424~479話:アニメ版第343~366話)
- 最終章・千年血戦篇(コミックス55~60巻・第480~540話)
- 千年血戦篇・訣別譚(コミックス61~74巻<最終巻>・第541~686話)
- 登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 黒崎家
- 浦原商店
- 完現術者(フルブリンガー)
- 護廷十三隊
- 技術開発局
- 四楓院家
- 流魂街
- 霊王
- 王属特務・零番隊
- 虚圏(ウェコムンド)
- 見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)
- その他の見えざる帝国の人物
- アニメ版オリジナル登場人物・キャラクター
- 用語
- 基本用語
- 死神関連用語
- 瀞霊廷関連用語
- 虚(ホロウ)
- 滅却師(クインシー)
- 仮面の軍勢(ヴァイザード)
- 破面(アランカル)
- 完現術(フルブリング)
- 見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)
- 重要用語
- 尸魂界組織系統図
- 舞台設定
- 現世
- 尸魂界
- 虚圏(ウェコムンド)
- 見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)
- 門・通路など
- アニメ
- 劇場版アニメ
- 実写映画
- ラジオ
- ミュージカル
- ゲーム
- SCEI
- セガ
- グリー
- 書籍情報
- 単行本
- キャラクターブック
- アニメーションブック
- ムービーガイドブック
- 小説
- アニメコミックス
- 楽譜集
- その他
- 最後に