BLEACH(ブリーチ)【基本情報】

「BLEACH(ブリーチ)」は、週刊少年ジャンプで2001年から2016年まで、15年にわたって連載された久保帯人先生による漫画作品。アニメ化、映画化、舞台化、ゲーム化などの各メディアミックスに展開を魅せる一方で、世界中で翻訳されたりコスプレイヤーが存在し、「ワンピース」や「ドラゴンボール」に次ぐグローバル漫画でもある。

朽木ルキア
現十三番隊隊長・前副隊長。
詳細は「主要人物」を参照。

技術開発局

阿近(あこん)声 - 奥田啓人、三宅華也(少年期)
護廷十三隊十二番隊副隊長・技術開発局副局長・男性死神協会理事。眉毛がない額に角が生えている男。喫煙者。斬魄刀は特に所持していない。技術開発局が創立された時からのメンバーの一人で、それ以前は涅マユリと共に蛆虫の巣に居た。101年前はまだ少年で、猿柿と同じぐらいの背だった。常に冷静かつ的確であり、彼のペースを崩せるのはマユリか浦原ぐらいのもの。

千年血戦篇では『見えざる帝国』の襲撃を他の局員と共に捕捉、マユリが前線に出た際は副局長として自らが指揮を執った。一度目の襲撃では浦原に伝令神機で連絡を取り、浦原と一護に瀞霊廷の被害状況を伝えたが一護がキルゲの能力で黒腔に閉じ込められた際は、シャズ・ドミノに襲撃されるも決死の状態で穿界門を開けて黒腔から一護を脱出させた直後に倒れたが、『見えざる帝国』撤退後は回復した。二度目の襲撃時もマユリが製作で不在の中、自身が指揮を執っていたが瀞霊廷が消えたことで技術開発局の機能が無効化されて動けなくなり、ナックルヴァールが現れたことで窮地に陥るもマユリが戻った事とマユリとの会話でナックルヴァールが撤退したために事なきを得た。その後はマユリが改造した部屋で全隊長格への天挺空羅の準備と侵影薬の転送に尽力し、戦況を見守る。終戦後は副隊長に昇格した。

四楓院家

四楓院 夕四郎 咲宗(しほういん ゆうしろう さきむね)
夜一の弟で夜一失脚後の四楓院家第二十三代目当主。姉と似た顔立ちと褐色の肌をした少年。久方ぶりに夜一の連絡を受け、大荷物(これに関しては、浦原が重要な物であるかのように告げていたが、最後まで明かされなかった。)を持って浦原と合流するも、夜一が一足先に霊王宮に向かったことを知るとショックを受けて落涙していた。門完成後は、霊王宮へ進撃。夜一の霊圧を察知し向かおうとするも霊子を滅却師が支配していた為足場が作れず、落ちそうになった。その後、夜一のもとに向かい、ナックルヴァールと戦うも、返り討ちにされてしまった。
華奢な外見に反して、ナックルヴァールが意表を突かれる白打や夜一から学んだ瞬閧を短期間で使いこなす等、高い才覚を見せた。

技「瞬閧・爆炎無双(しゅんこう・ばくえんむそう)」
両肩から火柱を上げ、巨大な火の弾を敵にぶつける。

流魂街

志波 岩鷲(しば がんじゅ)声 - 高木渉
身長182cm 体重106kg 10月15日生まれ。

海燕・空鶴の弟。ボニーちゃん(アニメでは、1匹卯ノ花に捕まって牡丹鍋にされた)に乗り、同じくイノシシに乗った4人の舎弟を率いている。ごつい体格で大雑把な性格。40年ほど前、子供の頃に海燕の最期を目の当たりにし、兄の死の裏の事情や手を下したルキアの複雑な感情を知ることなく、長きに渡り死神を憎んでいた。一護に対しても当初は拒否反応を示していたが、海燕の死神に対する思いを知るために一護達と同行し、彼と共に行動する中で次第に打ち解けていく。一護達が救出しようとしている相手が兄の仇であるルキアだと知ったときは一時葛藤するが、ルキア救出に命を懸けようとする花太郎を白哉から守るためにルキア救出を優先した。ルキア救出後、40年間知らなかった海燕の死の真実、そして空鶴の思いを知った。花鶴射法を用いることも出来るが未熟。主な攻撃方法は体術・花火・血涙玉。

アニメのバウント篇では空鶴により現世に派遣され花太郎と再会後、偶然にも一護たちのピンチに駆けつけ、花火を使った戦法により双子のバウントの鵬と磐を倒す。花太郎と共にバイトをしているうちに、本来の目的を忘れ、帰還後に空鶴からはきついお仕置きを受けた。斬魄刀のような刀を持っている。

千年血戦篇では空鶴のもとで修業を続けたことで逞しい姿となっており、流魂街で拾われた銀城・月島・ギリコらしき人物と共に修行を続けている。その後、一護達のもとに現れ、共に霊王宮へ向かった。チャドと共に雑兵と戦おうとする場面が描かれたが、以降は登場せず、最終回でも登場しなかった。
小説版では登場し、日番谷と対面している。

技「石波(せっぱ)」
外壁や地面、足場を砂に変える技。砂に変えたい部分を掌で丸く擦り、「砂になぁれっ!石波!!」のかけ声で発動する。主に空中からの落下対策、逃げ道の確保に用いるが、応用し戦術として使うことも可能。

技「血涙玉(ちなみだま)」
煙幕に用いる空鶴印の唐辛子入りの煙花火。
技「志波式射花戦段・旋遍万花(しばしきしゃかせんだん・せんぺんばんか)」
相手に花火玉を多数投げつけて攻撃する技。

技「志波式石波法奥義・連環石波扇(しばしきせっぱほうおうぎ・れんかんせっぱせん)」
あらかじめ扇状に広がるように地面を丸く擦っておき、その範囲の地面を石波により砂に変え、一気に崩す技。

志波 空鶴(しば くうかく)声 - 平松晶子
身長170cm 体重58kg 10月1日生まれ。

流魂街に暮らす女花火師。岩鷲の姉で海燕の妹。夜一、浦原とは昔馴染。織姫以上の巨乳美人で、豪快な性格。言葉遣いは荒く、口より先に手が出る。姉御肌で、一人称は「おれ」。右腕の肩より下がない(アニメでは義腕をつけている)。独自の霊術「花鶴射法」(かかくしゃほう)と攻撃系の鬼道を使用する。妙な旗持ちオブジェを好んで家の前に取り付けている(現在は人の腕で、夜一曰く中々の出来)。そのためか流魂街でも街外れのほうに住んでおり、転々とすることもしばしばある。岩鷲に対してはお仕置きばかりしているが、弟想いではある。千年血戦篇では霊王宮に向かう一護たちを送り出すために登場。

破道の六十三 「雷吼炮(らいこうほう)」
雷を衝撃とともに相手に向かって放つ。詠唱は「散在する獣の骨・尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪・動けば風・止まれば空・槍打つ音色が虚城に満ちる」

霊王

霊王宮大内裏に座する、尸魂界の王。外見はオールバックの黒髪に眼球に4つの複眼を持つ、手足が欠けた姿の男性風の人物。鎖で吊られた水晶体の中におり、零番隊の弁から意思は存在しているようだが、言葉を発する場面は一切ない。その役割は大量の魂魄が出入りする尸魂界を安定させるためにあり、霊王の死は魂の循環を破壊する世界の崩壊を意味する。この事から浦原や兵主部は霊王を「世界の楔(鍵)」と言い表していた。
後に霊王宮へと侵攻したユーハバッハに殺害され、その亡骸を吸収された事で霊王の役割もユーハバッハへと移譲された。この際、ユーハバッハからは親子である事を示唆されており、ペルニダの人格に霊王らしき意識が現れた際には自らを滅却師と名乗っている。
作中では、心臓と噂されるジェラルドや両腕が登場し、両足は未登場。

王属特務・零番隊

霊王を守護している特務隊。現実世界におけるアメリカ合衆国シークレットサービスや日本のセキュリティポリスに類似する。隊士はおらず、全構成人員5人の全てが隊長であり、その総力は十三隊の全軍をも上回るとされている。また、全員が何らかの異名を有している。
メンバーはそれぞれが尸魂界で何かを創り出し、霊王に「尸魂界の歴史そのものである」と認められた者達で構成されている。
作中では兵主部の卍解が判明しており、始解では兵主部と麒麟寺の始解が判明している。
陛下たちに敗北後は特に登場せず、その後の動向は最後まで描かれていない。

麒麟寺 天示郎(きりんじ てんじろう)
零番隊 第一官 東方神将。

リーゼントで煙管を加えたチンピラのような男。異名は「泉湯鬼(せんとうき)」。零番離殿は麒麟殿。
かつては「雷迅の天示郎」と呼ばれ、動いたことすら気付かれずに砕蜂の背後をとれるほどのスピードを持つ。また、卯ノ花に治療の鬼道「回道」を教えたのも彼であるが、初代「剣八」である卯ノ花の事を嫌っているのか、彼女によく突っかかっている。
浦原が修行部屋に作っていた『浸かるだけで回復する温泉』は、実は彼の技術を真似て作ったものである。

ユーハバッハ、ハッシュヴァルト、雨竜が霊王宮に侵攻して来た際は自ら出陣し、自慢の湯で兵士を一掃する。後に斬魄刀を解放してユーハバッハと対峙するが、ニャンゾルの能力で攻撃を当てられず、苦戦する。その後、ナックルヴァールの能力に苦戦する王悦を助けたが、聖別で復活した親衛隊に倒された。

斬魄刀:『金毘迦(きんぴか)』
湯かき棒のような形状で、鞘に当たる部分に「きりんじ」と書かれている。解放後は鞘が外れ、刀身が光り輝く。描写が少なく、詳細な能力は不明。
解号は「天照一閃『金毘迦』(てんしょういっせん『〜』)」。雑誌掲載時では、「煌(きらめ)け」だったが、単行本65巻では修正された。

曳舟 桐生(ひきふね きりお)
零番隊 第二官 南方神将。

本編開始から110年前に、浦原の前に十二番隊隊長を務めていた女。異名は「穀王(こくおう)」。零番離殿は臥豚殿。猿柿からは母親のように慕われていた。
後に"義魂丸"の元となる、「仮の魂」である"義魂"の概念とそれを「体内に取り込む」技術を創り出した人物。

零番隊就任以前より肥えているらしく、平子は名前を聞くまで彼女を曳舟だと気付かなかった。肥っている理由は、彼女が"義魂"の神髄を込めたフルコース料理を全部作ると全霊圧を使い切って激ヤセしてしまうことから、普段から肥ってないと体が持たないためである。痩せた状態では巨乳美人に変貌する。
ユーハバッハらが攻めてきた時には産褥をこしらえ、命の檻を張り巡らした。その後の描写はなかったが、聖別で復活した親衛隊に倒された。

二枚屋 王悦(にまいや おうえつ)
零番隊 第三官 西方神将。

レゲエダンサーのような頭をし、ラッパーのような口調で喋る男。異名は「刀神(とうしん)」。零番離殿は鳳凰殿。
斬魄刀を創り出した人物。尸魂界の開闢以来、全死神の"己の斬魄刀"の原型となる無銘の斬魄刀「浅打」の全てを創っている。そのため、全ての「浅打」の在り処を知っていたが、「霊王宮」で打ち直されるまで一護の斬魄刀だけは彼の製作ではなかった。
その後、霊王宮に侵攻してきたユーハバッハと親衛隊と対峙し、鞘伏でジェラルド、ペルニダ、リジェを瞬殺し、ナックルヴァールに致命傷を与えたが、その直後にナックルヴァールの能力で体に異常をきたし、苦戦するも天示郎の助けもあり勝利する。だが、ユーハバッハが聖別を発動させ、復活したリジェに体に穴を開けられ倒された。

斬魄刀:『鞘伏(さやふし)』
王悦がユーハバッハの迎撃の際に持ち出した斬魄刀。通常の浅打と同じ形状だが、いくら斬っても刃毀れせず血の一滴も付着しない異常なまでの斬れ味を持つ。しかし斬れ味が良すぎて収める鞘が創れず、専用の液体に浸けて保管しなければならない。このため刀として成立しない「失敗作」と呼ばれており、瀞霊廷に送ることが出来ないまま一切使われていなかった。解号は不明。

修多羅 千手丸(しゅたら せんじゅまる)
零番隊 第四官 北方神将
大きな髪飾りを付けた人物(性別不明。対峙したジェラルドからは女性と言われている)。一人称はわらわ。異名は「大織守(おおおりがみ)」。

背中に六本の義手を装着している。マユリとは知り合いらしく、技術開発局にいたようだが、詳細は最後まで不明。ルキアたちの死覇装を新たに製作した。自身の宮殿の内装は様々な反物で派手に彩られており、採寸するために相手を脅して全裸にさせるなど性格は強引かつ高飛車。
霊王宮に侵攻してきたユーハバッハらと対峙し、ニャンゾルを倒した。その後の描写はなかったが、聖別で復活した親衛隊に倒された。

兵主部 一兵衛(ひょうすべ いちべえ)
大きな数珠を首から下げた禿頭の男。異名は「真名呼和尚(まなこおしょう)」で、京楽からは「和尚」と呼ばれている。

零番隊のリーダー的存在で、尸魂界の万物に名前を付けた人物。そのため、全ての斬魄刀の真の名を知っており、「見えざる帝国」からは5人の特記戦力の1人 (未知数は叡智) に選ばれている。普段は朗々かつ飄々としているが、敵に対する殺意を露わにすると凄惨で恐ろしい表情を見せる。ユーハバッハらが攻めてきた時には、能力で本物の霊王宮を隠していた。その後、ユーハバッハと対峙して追い詰めるも、真の能力を解放したユーハバッハに体を粉々にされ死亡するも、到着した一護に名前を呼んでもらい力の一部を借り受けて復活した。しかし、その後「一護たちではユーハバッハには勝てない」と発言している。

斬魄刀:『一文字(いちもんじ)』
巨大な筆の形をしており、解放前でも筆先で触れた部分の名前を斬って半分にする能力を持ち、半分にされた箇所は力や能力が半分になる。解放後は筆先が分厚い刃に変化し、刀身から墨を撒き散らす。この墨で塗り潰されたものは名を失い、力の発動ができなくなる。さらに尸魂界の全ての「黒」を支配下に置き、自分の力に変えることができる。
解号は「黒めよ『一文字』(くろめよ『〜』)」。
技「不転太殺陵(ふてんたいさつりょう)」
百年後の尸魂界から夜を百夜奪い、黒い墓標の群れを作り出して敵の全てを無に還す。転生さえもできなくなるという。

真打:『しら筆一文字(しらふでいちもんじ)』
現在の卍解に当たる、最初に生まれた「進化した斬魄刀」。解放に伴う形状の変化はなく、刀身の先端から常に白い墨が放出される。一文字で塗り潰されたものに新たに名前を刻むことができ、刻まれた名前と同等の性質や力を与える。

技「千里通天掌(せんりつうてんしょう)」
巨大な手で対象を千里先まで突き飛ばす。足でも同様の技を放てる。
技「裏破道 三の道“鉄風殺”(うらはどう さんのどう てっぷうさつ)」
手刀を振り下ろすと共に龍の顔のような霊圧を放出し、対象を叩き割る。

虚圏(ウェコムンド)

藍染惣右介(あいぜん そうすけ) 声 - 速水奨
身長:186cm 体重:74kg 誕生日:5月29日
元五番隊隊長。

五番隊隊長としての一面
柔和な風貌をしており、常に笑みを絶やさない穏やかな性格から隊外問わず皆に慕われていた。ルキアの処刑を巡る一連の騒動の最中、ルキアの幼馴染の恋次に対し処刑に対する疑問を呈していながら、その後何者かによって殺害されたと思われたが、これは自身の斬魄刀「鏡花水月」の能力による偽装によるもの。ルキアを殺そうとした張本人である。

羽裏色は白緑(びゃくろく)。羽織は袖のあるタイプ。好物は豆腐で苦手な食べ物はゆで卵。趣味は読書で特技は書道。書道の腕は名人級で藍染の授業はいつも満員御礼で、選択科目に関わらず、廊下で講義を受ける生徒が出る程の人気だった。

110年前は五番隊副隊長であり、当時五番隊隊長だった平子真子の部下だった。ゲーム「The 3rd Phantom」の過去編では朱司波征源の下で五番隊副隊長を務めていた。

尚、2015年に発行された「13 BLADEs.」の作者インタビューによれば、インタビュアーの「物語を書き続けたいと思ったのは?」との質問に「藍染が仮に死ぬ場面」と回答している。

本性
本性は残虐な性格を秘めた野心家である。また自分の部下は全て目的を果たすための捨て駒としか見ておらず、用済みと判断したらいとも簡単に雛森桃を始めとした部下を手に掛けている。ただ市丸に対しては『彼以外を副隊長だと思った事は無い』との発言を残している。その本性を曝した後も、一見柔和な言動を保ちながらの教唆や詐術・韜晦が習性のようになっており、端からは本意がつかみ難い。

その目的は、101年前に浦原が発明した「崩玉」を手に入れることで、死神の限界を超えた力を求めて「死神の虚化」(仮面の軍勢がこれに該当)並びに「虚の死神化」(破面がこれに該当)を狙っていた。目的の為市丸ギンと東仙要に指示を与え暗躍していた。詳しい活動開始時期は不明だが、五番隊の副隊長だった頃から当時の隊長の知らないところですでに暗躍を始めていた。101年前に虚化の実験のために流魂街で魂魄消失事件を引き起こし、結果として平子たち当時の隊長格8人を仮面の軍勢にするきっかけを作り、それを浦原喜助になすりつけ彼を追放に追いやった。さらに、市丸を部下にする以前に自らも崩玉を生み出しており、死神の魂を与えたが、それでも満足できなかった。浦原が作った崩玉を狙っていたのもそのためである。

浦原の崩玉を手に入れる前は、自らが作り出した虚を実験目的で、死神たちの下へ送り込んでいた。志波海燕を死に至らしめルキアの心に闇を持たせるに至ったメタスタシア(アニメ版では、テンタクルス)や、檜佐木の右目に傷を付け最終的に自らギンと始末した巨大虚(ヒュージ・ホロウ)の大群も、実は彼が作り出した失敗作であった。また、破面達の回想から崩玉不使用の破面化、破面・大虚の自勢力へのスカウトも行っていた様子。

護廷十三隊時代は眼鏡をかけていたが、本性を現してからは、伊達だった眼鏡を外し、髪をオールバックにして、一人称も「僕」から「私」になっている他、目も細くなった。虚圏潜伏後は黒い死覇装に白いコート姿、後に破面のような白い死覇装を纏う。自身の脅威となり得るのは護廷十三隊一番隊隊長山本 元柳斎 重國と十一番隊隊長更木剣八だけと考えていた。ただし、八番隊隊長 (のち一番隊隊長兼護廷十三隊総隊長) の京楽春水に対しては破面篇や千年血戦篇におけるやりとりから、互いの本質を見抜き一目置いていたと思われる描写がある。

なお、立場や性格上、原作ではコミカルなシーンは皆無に等しいが、アニメでは次回予告に参加しボケをかましたり、死神図鑑ゴールデンでもギャグシーンを見せている。

実力
後述する斬魄刀『鏡花水月』の力に加え、白哉との激戦で消耗していたとはいえ一護の『天鎖斬月』を指一本で受け止め速度でも圧倒し、副隊長級の死神はおろか同じ隊長格の死神 (狛村や日番谷、恋次など) や上級十刃(ハリベル)を詠唱破棄した鬼道や斬魄刀の一振りで容易く倒すなど他の隊長格の死神達を超越した戦闘能力を有し、その実力たるや計り知れない。霊圧は並みの隊長格の2倍はあるらしく、霊圧を発するだけでグリムジョーを圧倒し、織姫も目が合っただけで、体中の力が吸い出されるような感覚に陥り、浦原でさえも戦慄を覚えるほどであり、バラガン戦で短時間に2度も卍解を使用して消耗し片腕を失っていたとはいえ砕蜂の始解を自身の霊圧を以って封じたりもしている。また、戦闘能力だけでなく話術にも長けており、教唆や挑発によって相手の精神に揺さぶりをかけることも多い。市丸は藍染の脅威は『鏡花水月』ではなく、出鱈目な戦闘力を持つ十刃達を従わせる程の強さだと評しており、隊長達が『鏡花水月』の能力を警戒する事を『普通に警戒するだけでは不十分』と否定的に見ている。「見えざる帝国」のトップであるユーハバッハも藍染を「五人の特記戦力」の一人として一目置いている。ただし、本人は元柳斎より戦闘力は下だと思っており、まともに戦ったら勝てないと言っていた。

また他者を惹きこんでしまうカリスマ性を持ち、藍染自身に殺されかけた元部下の雛森桃さえ当初は「藍染は市丸に利用されているだけ」と現実逃避してしまう程だった。それは本来敵であるはずの虚すら惹きつける程で、アイスリンガーからは「藍染様は我等にとって太陽のような存在」と讃えられていた。

一護への関心
一護に対して何らかの関心を見せており、一護の事も死神(一心)と滅却師(真咲)の間から生まれた時から知っていた。またルキアとの出会いから完全虚化に至るまでの一護の戦いを裏で演出していた張本人[2]。

関心を持っていた理由は、自分たちの手による改造虚・ホワイトと一心との戦闘の際、真咲がホワイトから傷を負わされたことから始まる。死神の虚化のために創られたホワイトによって滅却師である真咲が虚化することは、自分たちにとっても想定外の出来事だったが、ホワイトが死神ではなく滅却師を虚化の対象に選んだことに興味を持ち、その先を見届けようとしていた。後に、一心と真咲の間に生まれた一護[3]を死神・虚・滅却師の力を併せ持つ特殊な存在として注目し、その成長を促そうと一護に幾多の戦闘を仕向けていた。

暗躍から離反・敵対へ
浦原が崩玉を封印・隔離していた為に表立った行動を避けていたが、ルキアの魂魄内に隠された崩玉を手に入れるため、中央四十六室成員を皆殺しの上、中央四十六室からの命令の様に見せかけ人間への死神能力譲渡の罪を犯してしまったルキアを双殛で処刑しようと画策していた。

しかし、一護達の瀞霊廷侵入後の働きから、既に処刑失敗の可能性を想定し、別の手段を用意する為、自身が暗殺されたように見せかけた。処刑日程を縮めていく手口で執行を急ぐも、ルキアを救出しようとする一護や恋次達の活躍で処刑は失敗に終わってしまう。しかし市丸や東仙を従え、その別の手段でルキアから直接崩玉を取り出し、手に入れることに成功。その後、「私が天に立つ」と宣言したのちに市丸ギンと東仙要の両名を従えて、ギリアン級大虚(メノスグランデ)の大群と共に、虚圏へと消えていった。

離反後は、自分が完全となった崩玉を使って生み出した破面達を率いている。更に宣言の達成のために『王鍵』創成を目論み、そのために空座町を消滅させることを画策している。後に井上織姫の稀有な能力に目を付け、ウルキオラ・シファーに彼女を誘拐するよう指示する。後に、井上織姫の誘拐は黒崎一護と更木剣八を、虚圏に隔離する為だと言う事を自白している。

結末
織姫救出を巡る虚夜宮での一護達と十刃の戦いの最中、市丸や東仙そして3番以上の十刃を引き連れ、空座町での決戦を開始。熾烈な戦いの末に迎え撃った隊長格、仮面の軍勢さらには浦原・夜一・一心を倒した後で本物の空座町に侵攻し、一護のさらなる強化のためにたつきら一護の級友達の命を狙うが、断界での修行を終えた一護の「最後の月牙天衝」が決め手で敗北。崩玉が藍染は一護に勝てないという心を取り込んだ為、斬魄刀や死神の力を奪われた(浦原は崩玉が藍染を主とは認めていないと解釈している)挙句、本物の空座町を襲撃する前に別の鬼道と一緒に打ち込まれていた、浦原の「九十六京火架封滅」によって封印された。

その後、新しくなった中央四十六室により、崩玉と融合しているため死刑に出来ず、真央地下大監獄最下層・第8監獄「無間」にて1万8800年の投獄刑に処される(判決時に彼らを挑発した為に目と口を塞がれ、刑期も2万年に引き上げられた)。なお、封印される直前の言葉から霊王がどのような存在か知っていたらしいが詳細は最後まで明かされなかった。

藍染が何故王鍵を作ろうと野心を持ち、霊王を殺害した後にどうしようと考えていたのかは明かされていない。また、貴族の出なのか平民の家の出なのかも明かされることがなく、市丸や東仙と違って死神になった理由も明かされなかった。一護は、最後の戦いの中で藍染と剣を交えた後に藍染は生まれた時からずば抜けた才能があったため孤独だったと感じ取っており、自分と同じ(強者の)視点の理解者を求め、それが得られなかったが故に心のどこかで力を失って只の死神に成りたいと望んでいたのではないかと推測している。

能力解放に伴う形状の変化はないが、解放の瞬間を一度でも見た相手の五感・霊感等を支配し、対象を誤認させることが出来る「完全催眠」という能力を持つ。【卍解】は劇中未使用のため不明。

この能力により、護廷十三隊の隊長格を含む膨大な人数の隊員を自らの催眠下におくことができ、暗躍に大いに貢献した。周囲には完全催眠により「流水系の斬魄刀で、霧と水流の乱反射により敵を撹乱させ同士討ちにさせる能力を持つ」と偽っていた。ドラマCD「騒乱前夜」では、この流水系の能力が味方までも巻き添えを喰らう危険性があるという理由で副隊長を集めて説明会と称して催眠をかけている。

この能力で自らの死を偽装し、特に雛森の精神を錯乱させた。偽装に関して卯ノ花は検査のため藍染の偽装遺体に最も長く触れていたこともあって違和感を覚えることが出来たが、催眠を解くまで誰にも完全に解明する事はできなかった(この時、鏡花水月で藍染の遺体に見えるように暗示が掛けられていた)。完全催眠から逃れる為には能力の発動前から刀に触れている必要があるが、この事実を知っているのは市丸だけである。また、視覚を通じて催眠状態に陥らせる能力であるため、盲目である東仙にだけは通用しない。さらに、8代目の剣八にも(具体性は不明だが)通用しないことが小説で判明している。格上の相手にも通用するらしく、自分より上と認めている元柳斎のような強者に対しても通用し、ユーハバッハが自分の方が上と思っていた全知全能の未来改変に対しても有効である。

一護にはこれまで解放の瞬間を一度も見せていなかったため、能力を発動しておらず、直接対決時にも使われることはなかった。一護の無月を喰らった後に消滅し始めており、藍染は、崩玉が自分にはもう斬魄刀は必要ないと判断したからと語っている(一護の考察を考慮すると崩玉が力をなくしたいという藍染の深層の望みを現実化したともとれる)。さらに、浦原の放った鬼道が発動した後に崩玉が暴走し、粉々に砕け散って完全に消滅した。

しかし、作中末期では復活した場面は描かれていないが藍染は再び所持しており、ユーハバッハに対しても使用し、一護に見せていなかったことが鍵となった。
斬魄刀は『鏡花水月』。
催眠の解号は「砕けろ『鏡花水月』(くだけろ『~』)」。

崩玉との融合
空座町での決戦時には崩玉を体内へと取り込んでおり、崩玉の防衛反応により自身が負った傷すらも超速再生のように回復する効果を見せ、また一心との戦闘中に崩玉自体と融合した事で、さらに戦闘力が増強した。その力は戦闘を見ていた一護も本能的に藍染には勝てないと悟ったほどだった。

戦いが進む中で着々と進化をし、その外観もそれに伴い変化した。浦原参戦時から、蛹のような仮面が全身を覆った異形の形態へと変化し、この形態から右手そのものが斬魄刀と融合した(この形態になって、夜一の攻撃を受けた直後に右手と斬魄刀が融合した)。一定時間が過ぎると仮面の頭部部分が剥がれ落ち、霊感がない人間が触れると存在を失わせるほどの能力を得た。その際の外見は髪が長髪になり、瞳の色が白黒反転している(この形態以降も同様)。その後、部下であった市丸の裏切りをきっかけに、背中に蝶の様な翼を生やした姿へと変貌する。さらに空間を瞬時に転移する能力を身に付け、その能力で市丸を瞬殺した。

そして一護に追い詰められて逆上した際に顔の皮が剥がれ、背中の羽が無数の首を持つ触手となった虚に近い姿へと変貌した。なお、崩玉を取り込んだことでほぼ不死に近い状態となっており、浦原も封印することでしか藍染を止められなかった。

技「ミジョン・エスクード」
背面に100万層からなる盾を作りだし、死角からの攻撃を防ぐ技。

技「エル・エスクード」
敵の攻撃を薄いガラス状の膜で防ぐ技。ただし、強い衝撃には耐えきれない。

技「フラゴール」
崩玉との最終融合時に使用。羽の先端についた口から霊圧の弾を発射する。威力は相当に高く、一撃で地形が変わるほどである。

技「ウルトラフラゴール」
フラゴールの強化版。すべての頭部から放出した霊圧の弾を繋げたリング状の攻撃を放つ。しかし、一護にはたやすく破られてしまった。

市丸 ギン(いちまる ギン)声 - 遊佐浩二
身長185cm 体重69kg 9月10日生まれ。前護廷十三隊三番隊隊長。

流魂街出身。一人称は「ボク」。常に薄ら笑いを浮かべたような顔をしており、京都弁で喋る。瞳は淡い水色。趣味は人間観察。特技は針の糸通し。好きな食べ物は干し柿で、子供の頃からの大好物である。嫌いな食べ物は干し芋。休日の過ごし方は散歩。三番隊隊長だった時の羽裏色は藍白、羽織は袖のないタイプ。極端に細めの目で描かれているため、一護からは「狐野郎」と言われたことがある。吉良もそう思っていたのか、「カラブリ+」ではギンを思い浮かべるものとしてキツネ型の饅頭を製作した。

松本乱菊とは同期であり、幼馴染。幼少時代に道端に倒れていた乱菊を助け、一時期は同居していた。乱菊曰く「行き先を告げずに消える悪い癖」があるらしい。
藍染ほどではないものの、基本的な戦闘能力は他の隊長と一線を画し、斬魄刀を解放せずとも平子や日番谷を相手に優位に戦っていた。

隊長には白哉と同時期になり、ルキアが入隊前になったらしい。過去篇での浮竹によれば、年齢は白哉とほぼ同じか少し下とのこと。
見た目・言動共にいかなる時も飄々としており、近しい人間であっても本心が読めないが、乱菊を大切に思っている。ルキアからは初対面から怖れられ、尸魂界篇では処刑寸前の彼女の心を弄び貶しつけた。

三番隊の隊長になる前は五番隊の副隊長を務め、藍染の信頼を受けた部下だった。藍染との関係も悪化していると思われていたが、裏で藍染の信頼を受け暗躍していた。
110年前は真央霊術院を1年で卒業、入隊後即席官の座を用意されるほどの逸材として五番隊に入隊。当時の三席を瞬殺し、副隊長だった藍染に見込まれ後々の仲間となる。しかし彼の真意は、幼少時に乱菊の魂魄の一部を盗んだ藍染への復讐であり、死神を志した理由も乱菊のために世界を変えようと決意したことにある。藍染と共に本当の空座町へと侵攻した際、一瞬の隙を狙い『神殺鎗』の能力を以って藍染殺害を実行に移すが、藍染のさらなる覚醒を促し、彼の凶刃に倒れた。藍染とは違う意味で一護の力に注目しており、一時は藍染に恐怖を抱く一護に失望し逃げるよう警告したが、「最後の月牙天衝」を修得した一護の成長を感じ取り、自身の今際の際は心中で一護に藍染を倒すことを託し息絶えた。

瀞霊廷通信に「んなアホな」という題名で連載を持っていた。現在は所在不明のため休載中。不気味に描いているつもりなのに何故か女性人気が高い(作者談)。

アニメのおまけ「アランカル大百科」の司会を務めている。東仙やドンドチャッカにコーナーを取られたり、バワバワに食べられかけたりしている。たまに破面とは何の関係のない解説をする事もある(斬魄刀異聞編の刀獣など)。藍染のことは謀反後も「藍染隊長」と呼んでいるが、アニメでは一時的に「藍染様」と呼ぶこともあった。

小説版では、市丸の取った行動は善であったが、その過程は紛れもない悪であったことから死後に瀞霊廷に墓を建設することが許されず、松本と出会った東流魂街62地区花枯(かがらし)に松本が私財を投じて建てたとのこと。

斬魄刀:『神鎗(しんそう)』
封印時は脇差の形状をしている。能力解放と共に刀身が伸縮自在となり、敵目掛けて刀身を伸ばすことによる強力な一撃で攻撃する。その長さは刀百本分とされる。羽織で隠して相手が油断しているところに攻撃したり、離れている相手を瞬時に仕留めるなど奇襲に向いている。
解号は「射殺せ『神鎗』(いころせ『〜』)」

【卍解】:『神殺鎗(かみしにのやり)』
能力解放に伴う形状変化はないが、始解時よりも刀身が伸びる速度と距離が大幅に上昇する。当初市丸は「手を叩く音の500倍で13kmにまで伸びる」と語っていたが、実際にはそれほど早くも長くもなく、刀身が一瞬だけ塵状に変化して瞬時に長さを変えている。これを利用して刀身の一部のみを刀に戻さず、貫いた相手の体内に残すことが可能。刀身の内部には魂魄の細胞を溶かし崩す猛毒があり、「死せ『神殺鎗』(ころせ『〜』)」の解号で毒を回らせることで内部から破壊する。

技「槍紗雨(やりさざめ)」
ゲームオリジナル技。天に向けて刀身を伸ばし、雨のように大量の槍を降らす。

技「神殺鎗“無踏”(かみしにのやり“ぶとう”)」
自らの胸の前に『神殺鎗』の切先を向けた構えから刀身を伸ばし攻撃を繰り出す。一撃目を回避されてもすぐに刀身を元の長さに戻し、再び刀身を伸ばすことによって強力な一撃による二撃目「神殺鎗“無踏連刃(ぶとうれんじん)”」を放つ。

技「千反白蛇(せんたんはくじゃ)」
白布を自分と対象の周りで旋回させ、瞬時に遠くへ移動する技。市丸だけではなく、東仙も使用している。

東仙 要(とうせん かなめ)声 - 森川智之
身長176cm 体重61kg 11月13日生まれ。前護廷十三隊九番隊隊長・瀞霊廷通信編集長。

羽織は袖のあるタイプ。羽裏色は薄い茶色。謀反後、虚圏統括官となる。
流魂街出身。生来からの盲目であり、コーンロウと褐色の肌、ドレッドヘアが特徴の平和主義者。正義の根底には、慕っていた女性(声 - 早水リサ)が死神を志しながらも死神同士のトラブルで彼女の夫(死刑にはならなかった)に殺害された過去から、亡き彼女の正義を貫こうとする想いが自身にとって大きな行動原理になり、「絶対の正義」であることにこだわっている。組織の秩序に最も重きを置いているため、それを乱す剣八やグリムジョーのような好戦的なタイプを忌み嫌う。敵対する者に対しては挑発的な言動を取ることもある。

狛村とは真央霊術院時代に流魂街で剣の修行をしている時に出会い、共に正義を誓い合った親友。隊長時代は優れた人物であったようで、檜佐木に戦士としてのあり方と戦い方を指導し、師匠として敬愛されていた。東仙が隊長兼編集長を務めていたころは、平和と正義を重んじる東仙の思想が反映し、無意味な戦いで血を流すのは御法度となっていた。編集長の特権により、彼の連載は人気の有無にかかわらず打ち切られることはなかった。部下に物を頼まない性格で、隊長だった時は仕事は面倒なことは一人でしていたようであり、後に業務を兼任することになった檜佐木はその仕事量の多さに驚いた。

謀反発覚後、狛村の言葉をも無視し虚側に渡り袂を分かつ。自らが掲げる正義の根底には、慕っていた女性を殺害した死神への復讐心があり、その復讐のために十三隊に入隊した。謀反以前には狛村に「世界を憎んでいる」と推察されていた。
101年前当時は隊の五席として拳西の部下だったが、事実上藍染の五番隊副隊長時代からの部下であり、正義の裏には彼に対する忠誠心がある。魂魄消失案件を調査していた拳西を裏切り、始末特務部隊として駆けつけたローズ達を襲撃していた。なお、アニメではこの時に平子と交戦し劣勢に立たされている。狛村と出会った時、藍染の部下になった時、拳西の部下の時、隊長時、虚圏編でそれぞれ違う髪形をしている(また、五席時代はガスマスクのような物も装着している)。

盲目ながらも相手の体格や表情を認識することが出来る模様。盲目のため藍染の鏡花水月による完全催眠も効かないため、それを利用して周囲を欺き暗躍していた。虚圏ではワンダーワイスに懐かれている。

時期は定かではないが、藍染の下に就いた時より虚化を習得し、刀剣解放(レスレクシオン)も可能としている。虚化時には顔の中心に縦線が入った真っ白な仮面が頭全体に装着され、上半身に鎧のような物が出現、更には虚の超速再生能力を有する。仮面を装着したままでも喋れるが、感情が昂ると口元が開く。

藍染の空座町侵攻に同行し、藍染を攻撃した平子に斬りかかったのを狛村に妨害され、その後狛村・檜佐木と交戦。虚化の力で2人を追い詰めるも、刀剣解放により狛村に止めを刺そうとした時に皮肉にも視覚を得たが故の隙を檜佐木に突かれ、喉を貫かれて敗北した。即死は免れその後は狛村・檜佐木と和解するも、藍染の手により処刑されて死亡した。

九番隊隊長だった頃には「瀞霊廷通信」の編集長を担当。自らも「正義の道」という題名で連載を持っていた。編集長特権によって人気如何に関わらずこのコーナーが打ち切られることはなかった。初版は「正義とは何か」について持論を書き続ける内容だったが、後に趣向を凝らし「正義のレシピ」なる料理レシピも掲載。これが当たり、女性死神読者からの支持を受け人気は上昇傾向にあった。現在は所在不明のため休載中。

藍染の側に付いた理由は、最後まで明かされなかった。また、慕っていた女性やその夫が誰だったのかも最後まで明かされず、復讐を成し遂げたのか否かも明かされていない。
アニメでは、最終回のエンドロールで狛村・檜佐木・拳西が墓参りに来る場面が描かれ、墓場には清虫が置かれており、再度慕われる人物であったことが描かれた。

斬魄刀:『清虫(すずむし)』
鍔に小さな輪がついている。能力解放に伴う形状変化はないが、超音波のようなものを発して相手を傷つけることなく気絶させたり、刀自体を震動させて拘束をとくことができる。「死神図鑑ゴールデン」で、この音波で本物の鈴虫が大量に寄って来ることが判明。
他の死神のように支給された浅打から創り上げたのではなく、東仙が慕っていた女性が所持していた斬魄刀を受け継ぎ、修練を重ねて自分の物としている。
解号は「鳴け『清虫』(なけ『〜』)」

技「清虫二式・紅飛蝗(すずむしにしき・べにひこう)」
刀身が無数の針状の刃に増え、それを相手に向けて発射する。

【卍解】:『清虫終式・閻魔蟋蟀(すずむしついしき・えんまこおろぎ)』
能力解放と同時に触覚以外の感覚を封じる楕円形のドーム状の空間を形作る。空間の中では清虫に触れなければ感覚が元に戻る事はなく、東仙が一定のダメージを受けると卍解は強制解除される。101年前の時点で既に(現在とは若干異なるが)会得済みだった。ニセ空座町での狛村や檜佐木との対決では、虚化や下記の帰刃の方が優れていると判断したため、再度使用することはなかった。

帰刃:『狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)』
虚化した状態での刀剣解放。全身が黒い体毛で覆われ、四本の腕を持ち、背中には鎖が巻かれた二本の角と昆虫のような四枚の翅が生えた、虫のような姿に変わる。顔も口元を除き、土偶のような仮面で覆われる。この状態になった時は視力を得て狂喜していた。超速再生能力も強化されており、大抵の損傷はすぐに修復する強靭さを持つ。
解号は「清虫百式『狂枷蟋蟀』(すずむしひゃくしき『〜』)」

技「九相輪殺(ロス・ヌウェベ・アスペクトス)」
「狂枷蟋蟀」の状態で鈴の音色のような破壊音波を発生させ敵を攻撃する。狛村の【卍解】「黒縄天譴明王」を一撃で倒すほどの威力を誇る。

技「ラ・ミラーダ」
「狂枷蟋蟀」の状態で使用。緑色の虚閃を顔の前に二つ作り、一つにまとめて放つ。

見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)

ユーハバッハ
「千年血戦篇」から登場した、配下からは"陛下"と呼ばれる滅却師の始祖。呼称の由来は旧約聖書における唯一神にして世界の創造主とされる「YHVH(ヤハウェ)」[8]。自分の不興を買う者は、部下であろうと容赦無く殺害する冷酷な男。武器は胸の滅却十字に収納した、鍔の部分が鷹の意匠となっている大剣。死神の力を一度失い、完現術の力と合わせて復活した頃の一護の始解『斬月』と酷似している。

一護の『斬月(死神ではなく滅却師の力の側面)』の具象化した姿は、千年前の彼の姿である。そのため、少年期の頃の姿は天鎖斬月と瓜二つだった。千年前、若き日の山本元柳斎および結成当初の護廷十三隊と交戦している。その際に敗れはしたが、何らかの理由があって止めは刺されないで逃げることに成功したらしいが、詳しいことは最後まで明かさなかった。マユリはこの事を知っているらしく、この度の滅却師たちの侵攻は、千年前にユーハバッハにとどめを刺しきれなかったことや、石田が初めて尸魂界に旅禍として乗り込んできた時に危険分子として忠告していたのに聞く耳を持たなかった元柳斎に非があるのではと苦言を呈している。

滅却師が周囲の霊子を集めて力とするのに対し、彼のみは、血液を飲ませるなどして自身の身体の一部を他者に取り込ませることで霊子を分け与え強化する能力と、能力を与えた者が死ぬとその者の魂と能力を吸収してパワーアップする能力を持つ。「戦いを好まない」と嘯きながらも上記のように部下をも処刑し続けるのは、このようにして力の分与と吸収を続けていないと、いずれは力を完全に失ってしまうためである。「3重苦」を持って生まれたが、この2種の能力により障害を克服し、千年以上も強くなりながら生きながらえており、9年前の「聖別」によって純血統以外の滅却師の力を全て奪って力を取り戻し、配下の軍勢を率いて尸魂界への侵攻を実行する。元柳斎と対峙し、彼が千年前と比べ平和に甘んじて弱体化したことを嘆きながら、卍解を奪った(しかし、最後まで使用することはなかった)上で殺害した。尸魂界に駆け付けた一護と交戦、圧倒するも「影の領域」外での活動限界が訪れて撤退。去り際に、一護に意味深な言葉を残して去る。

その後、旗下に加わった石田雨竜を自らの後継者に指名することを、他の部下たちの前で宣言する。一連の侵略は死神の根絶と、最終的には霊王の殺害が目的であるようで、瀞霊廷を蹂躙することで零番隊を出動させ、一護が霊王宮から瀞霊廷に帰還した際に開けられた霊王宮への障壁の穴を通って、石田雨竜やハッシュヴァルトを伴い霊王宮へ侵攻、零番隊に対して自らの親衛隊を呼び出して戦わせる。倒された親衛隊を聖別で蘇らせた後、自ら兵主部一兵衛と対峙する。兵主部に能力で追い詰められるも真の能力を解放し、兵主部を粉々に粉砕した後に霊王を殺害した[10]。当初は霊王亡き後の世界崩壊を見届けるつもりだったが、霊王の右腕『ミミハギ様』を取り込んだ後は霊王の全てを奪い尽くす事を宣言。霊王の亡骸を全て取り込んだ事で顔の上半分が黒く染まり、無数の眼を持った奇怪な姿に変貌。瀞霊廷を覆っていた見えざる帝国を霊王宮へと移し、真世界城を創り上げた。

護廷十三隊が真世界城に侵攻した際は、襲撃してきたリルトットやジゼルを返り討ちにした後に眠りにつく。その後、一護に斬り捨てられる悪夢を見た直後に現れた一護と交戦。あらゆる力を統合して戦う一護に対し自身も「全知全能」の真髄を発動させ、一護が修得した真の卍解すら破壊して完勝した後、彼の力を奪う。そして巨大な黒い天蓋を出現させ、まだ交戦していたハッシュヴァルトとジェラルドに聖別を仕掛けて彼らを抹殺。門を作り出して瀞霊廷に向かい、その場に拘束されていた藍染と後を追いかけてきた一護、恋次と交戦する。終始彼らを圧倒していたかのように見えたが藍染の鏡花水月に幻惑されて予知を読み違い、一護の背後からの一撃で一度は致命傷を負うも、尚も復活し尸魂界を滅ぼそうとする。しかし雨竜の撃った「静止の銀」の作用により一瞬だけ全ての力を失い、一護の破壊された卍解から現れた『斬月』に斬られ遂に倒された。

消滅する間際、その目的は現世・尸魂界・虚圏の境界を破壊して生死の境を消し、人々を死の恐怖から解放する事にあったと、無念の涙を流しながら語った。
ユーハバッハの死後もその力の残滓は尸魂界に残り、十年の時を経て姿を現すも、一勇の介入により呆気なく消滅してしまった。

小説版では、霊王が死んだ後に零番隊がユーハバッハの亡骸に結界を張って霊王の代わりにし、世界の崩壊を防いだことが判明した。

能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」
聖文字“A”の能力。眼球に瞳が2つ、3つと出現し、未来の全てを見通し知ることができる。この能力で知った力は全て無効化でき、兵主部の能力を打ち破った。「力を取り戻す9年」を終える前での使用は制御不可能に陥る危険があった。見通す未来は枝分かれした無数の未来にも及び、さらに選択した未来の事柄を自在に改変する事が出来る。霊王を吸収した後は、能力発動時に体に纏った黒い影に幾つもの眼が見開かれるようになった。

技「聖別(アウスヴェーレン)」
不要な滅却師の命と力を徴収し、必要な者に分け与える『力の再分配』を行う。千年血戦篇の9年前、ユーハバッハが自身の復活のために使用した際は一護や石田の母の死の遠因にもなった。 霊子の干渉ではないため曳舟の「命の樹」も素通りした。

技「大聖弓(ザンクト・ボーゲン)」
巨大な霊弓を出現させ、大型の矢を放つ。自分に向かって撃ち、千里通天掌の反動から帰還した。同様の方法で作り出した光の剣で元柳斎を斬っている。

技「外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)」
通常の滅却師では体表にしか発動させられない「静血装」を体外に発動させるユーハバッハのみの技。また体に触れた全てを侵食し、敵が触れればその体内から攻撃することも可能。

技「簒奪聖壇(ザンクト・アルタール)」
頭上にメダリオンを思わせる紋章を出現させ、対象の力を奪う。

星十字騎士団(シュテルンリッター)
帝国兵士は皆ユーハバッハから力を分け与えられているが、その中でも、各個がアルファベットから連想される特殊な能力を与えられる「聖文字」を受けている特殊部隊で、護廷十三隊と同様に騎士団の中でも差異はあるが、ほぼ全員が隊長格と同等以上の戦闘力を有する。
この内、ジェラルド・ヴァルキリー、リジェ・バロ、ペルニダ・パルンカジャス、アスキン・ナックルヴァールの4名はユーハバッハの親衛隊(シュッツシュタッフェル)となっており、彼らのみ通常の完聖体とは異なる円盤と翼の生えた姿に変化する。

卍解奪取用アイテム「メダリオン」を持つ。敗北者は処刑され、ユーハバッハに能力を吸収され彼を生かす糧となる。頭の光輪が霊子の吸収基点となる強化形態「滅却師完聖体」(名称は「神の〰」で統一されている)を持つ者もいる。これまでに登場した滅却師たちとは異なり、霊子兵装は弓矢に限定されておらず、それぞれが異なる能力を持つ。

ユーグラム・ハッシュヴァルト
見えざる帝国皇帝補佐・星十字騎士団最高位(シュテルンリッター・グランドマスター)、星十字騎士団団長を務める金髪色白の男。常にユーハバッハの傍におり、後継者候補と目されていた。ユーハバッハから「支配者の仮面」を与えられており、ユーハバッハが眠りにつく夜には態度が一変して感情的になる(バズビー曰く、その間は眠りについたユーハバッハの力を代行できるとのこと)。

およそ1000年前には少年の姿をしており、叔父から虐待を受けていた形跡があった。ユーハバッハの侵攻で叔父を失い、バズビーの誘いでユーハバッハを倒すべく騎士団入りを志す。しかしバズビー以上の鍛錬を続けていたにも関わらず、弓矢ひとつ作り出す事のできない不全の滅却師とされていた。実はユーハバッハと同じく「他者に力を分け与える」能力を持つが、滅却師の基本能力である「霊子の集束」が不可能な体質でもあり、その特異性を指してユーハバッハの半身、側近として選ばれた。前述の通り霊子兵装を作り出すことは出来ず、帯刀している両刃の大剣を使用する。剣の柄には幼い頃バズビーに貰ったボタンが付けられている。

一度目の侵攻時では退却時に一護の天鎖斬月を両断し、二回目の侵攻では京楽と七緒の前に現れ対峙するが、七緒の鬼道により手が出せないまま帰投命令を受け城に帰還、蒼都とBG9を処刑した。その後はユーハバッハや石田雨竜と共に霊王宮へ侵入する。真世界城ではバズビーと交戦し、Bの能力を使うまでもなく剣だけで勝利した。ユーハバッハが眠りにつくと、彼に全知全能の能力が与えられ、雨竜の策を崩し交戦する。

雨竜を終始圧倒するもユーハバッハの聖別により瀕死の状態となるが、一切の悔恨は見せず、寧ろ石田は選ばれず自身の力が取り込まれた事を光栄とすら思っていた。ユーハバッハへの忠誠心は本物であったが、その胸中ではかつてバズビーを見捨てた事に負い目を感じており、自分と異なり友達と共に在る事を選んだ雨竜を後押しするかのようにダメージを全て引き受け、独白の後に力尽きた。

能力「世界調和(ザ・バランス)」
聖文字“B”の能力。範囲世界に起こる不運を幸運な者に分け与える。例えばハッシュヴァルトの攻撃を防げばそれを幸運とし、次の攻撃は不運に見舞われ対処不可能になる等、事象の反転とも言える現象が発生する。また、逆五芒星の意匠がある盾「身代わりの盾(フロイントシルト)」により、ハッシュヴァルト自身に降りかかった不運は強制的に他人に擦り付ける事が出来る。この場合は先の能力と合わせて二乗の不運が相手に襲い掛かる事となる。ハッシュヴァルト本人は「全知全能」よりも戦闘向きと評している。

能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」
聖文字“A”の能力。眼球に瞳が3つ現れ、ユーハバッハが眠る夜の間だけ代行する。未来を見通す事ができるが分岐した未来までは読めず、本来の持ち主であるユーハバッハに比べると十全に使いこなせているとは言えず、敵対した石田は「全知全能からは程遠い」と評した。

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仮面の軍勢/ヴァイザード(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

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人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する「仮面の軍勢」(ヴァイザード)は、その発祥からして“物語中盤の大敵である藍染の実験で、本来のものとは相反する悪霊としての力をむりやり流し込まれた死神”という壮絶なものとなっている。 策謀により居場所を失い、仲間であったはずの死神たちに殺されかけて現世へと逃亡し、100年以上の時をかけて藍染の野望を止めるために力を蓄え続ける。ここでは、そんな壮絶極まる過去を持つ仮面の軍勢のキャラクターを、長く行動を共にした浦原喜助や四楓院夜一も交えて紹介する。

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十刃/エスパーダ(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

十刃/エスパーダ(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する「十刃」(エスパーダ)は、主人公たちと敵対する組織でありながら、そこに所属する個々のキャラクターが鮮烈な個性と壮絶な過去を持っていることで知られている。 力への絶望から運命を狂わせたノイトラ・ギルガ、虎視眈々と下克上を狙うバラガン・ルイゼンバーン、孤独の中で心を凍てつかせていったコヨーテ・スターク。敵ながら魅力溢れる造形はファンから絶大な人気を得るに至り、物語を大いに盛り上げた。ここでは、十刃の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。

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XCUTION/エクスキューション(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

XCUTION/エクスキューション(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する「XCUTION」(エクスキューション)は、人間でありながら特殊な術を持ち、その力がために不遇な人生を歩んできた者たちの組織。物語中盤の敵として主人公黒崎一護の前に現れ、“過去改変による仲間との分断”という作戦で彼を苦しめた。 XCUTIONとの戦いはところどころ省略された形で描かれ、「何が真実なのかよく分からない」という事態を招く。しかし彼らが個々に背負った苦悩は本物であり、ここでは特に壮絶な過去を持つXCUTIONのキャラクターを紹介する。

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BLEACH(ブリーチ)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

BLEACH(ブリーチ)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

悪霊を狩る死神たちと、世界を意のままにせんとする者たちが繰り広げる熾烈極まる戦いに巻き込まれた高校生の少年と仲間たちの活躍を描いた人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)には、壮絶な過去を持つキャラクターが何人も登場する。 愛する者との離別あり、強過ぎることが理由の孤独あり、世界の根幹にかかわる出自ありと様々で、その過去が現在の彼らを作るに十分納得できる土台となり、物語の説得力を劇的に増す要素となっている。ここでは、特に壮絶な過去を持つ『BLEACH』のキャラクターたちを紹介する。

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見えざる帝国/ヴァンデンライヒ(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

見えざる帝国/ヴァンデンライヒ(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ

人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する「見えざる帝国」(ヴァンデンライヒ)は、壮大なスケールの組織であり、そのメンバーは複雑にして壮絶な過去と因縁によって世界を生まれ変わらせることを目的に、主人公やその仲間たちとすさまじい戦いを繰り広げた。 今の世界の在り方に根本的な疑問を抱くユーハバッハ。情と栄光の狭間で悩み足掻くユーグラム・ハッシュヴァルト。作品の根幹にかかわる大きな謎を秘めたペルニダ・パルンカジャス。ここでは、「見えざる帝国」の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。

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BLEACH名勝負「京楽春水・伊勢七緒・吉良イヅル vs. リジェ・バロ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

BLEACH名勝負「京楽春水・伊勢七緒・吉良イヅル vs. リジェ・バロ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「京楽春水・伊勢七緒・吉良イヅル vs. リジェ・バロ」とは、世の安寧がために戦う死神たちの活躍を描いた『BLEACH』(ブリーチ)で繰り広げられた戦いの1つ。物語終盤の「千年血戦編」を舞台に、双方が次々と奥の手を繰り出しては戦況が一変する外連味に溢れた内容で好評を博した。 世界法則を作り替える新たな神の出現を阻むため、真世界城に乗り込む護廷十三隊の死神たち。リジェ・バロはこれを迎撃し、1人また1人と敵を倒していく。これ難敵と見た総隊長の京楽は、仲間たちを先に進めて自身が彼を相手取る。

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BLEACH名勝負「バズビー vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」戦のネタバレ解説・考察まとめ

BLEACH名勝負「バズビー vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「バズビー(バザード・ブラック) vs. ユーグラム・ハッシュヴァルト」とは、世の安寧がために戦う死神たちの活躍を描いた『BLEACH』(ブリーチ)で繰り広げられた戦いの1つ。物語終盤の「千年血戦編」を舞台に、幼馴染同士が回想を織り交ぜつつ激突する、短くも濃厚な対決となった。 「見えざる帝国」の先兵として死神たちを襲撃したバズビーだが、皇帝に切り捨てられて孤立し、反転攻勢の準備を進める死神たちに協力してかつての仲間の下に殴り込む。その真の目的は、 因縁深いユーグラムとの決着にあった。

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BLEACH名勝負「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

BLEACH名勝負「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「黒崎一護・井上織姫・石田雨竜・阿散井恋次・藍染惣右介 vs. ユーハバッハ」とは、世の安寧がために戦う死神たちの活躍を描いた『BLEACH』(ブリーチ)で繰り広げられた戦いの1つ。本作最後の戦いであり、世界の命運を賭けた空前の激闘となった。 新たな神となり、世界の改変を目論むユーハバッハ。それを阻止せんとする一護は、ついにユーハバッハとの最後の決戦の時を迎える。今までに培った全ての力で立ち向かう一護を、ユーハバッハは恐るべき能力で翻弄。絶望する一護の下に、次々と仲間たちが駆け付ける。

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BLEACH(ブリーチ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

BLEACH(ブリーチ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『BLEACH』とは、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で久保帯人によって2001年から2016年まで連載されていたバトルアクション漫画。愛称は『鰤』。 死神をテーマにした作品は現代において珍しく、また既存の死神のイメージを打破するようなキャラクター設定や世界観が多くの読者を魅了した。 多種多様な能力や奥深い設定、独特なセリフなどが本作の魅力となっており、連載が終了した今でもなお、根強い人気を誇っている。

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卯ノ花烈/卯ノ花八千流(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

卯ノ花烈/卯ノ花八千流(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

卯ノ花烈(うのはなれつ)/卯ノ花八千流(うのはなやちる)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の四番隊隊長で、当初は卯ノ花烈として登場した。四番隊は救護や補給を主な任務とする部隊で、卯ノ花の斬魄刀「肉雫唼(みなづき)」には治癒能力がある。卯ノ花の正体は初代「剣八」にして初代十一番隊隊長、当時の名は卯ノ花八千流という。少年の頃の更木剣八が唯一「こうなりたい」と憧れた人だ。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との決戦のため、剣八との一騎打ちでその真の強さを引き出し、死亡する。

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山本元柳斎重國(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

山本元柳斎重國(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊総隊長にして一番隊隊長。死神の中でもかなりの高齢だが、護廷十三隊の中でトップクラスの実力者が集まる一番隊の隊長を1000年以上も務めてきた。尸魂界(ソウルソサエティ)を守るために非情な決断をすることもあるが、付き合いの長い隊士たちを我が子のように思う面もある。滅却師(クインシー)の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との戦いの中でユーハバッハにより殺害される。

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黒崎一心(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎一心(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎一心(くろさきいっしん)とは、『BLEACH』の主人公・黒崎一護の父親で、元死神。死神の名門、志波家の分家に生まれ、護廷十三隊十番隊の隊長を務めていた。現世で滅却師(クインシー)の女子高生、黒崎真咲に命を救われ、魂に虚が混ざって死にそうになった真咲を助けるために死神の地位を捨てて現世で人間として生活することになる。その後、真咲と結婚し、一護、夏梨、遊子が生まれた。子煩悩の愛妻家で、子どもたちにはウザがられがち。死神代行として敵に立ち向かう一護を見守り、時に導く。

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黒崎一護(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎一護(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎一護(くろさきいちご)とは『週刊少年ジャンプ』で連載していた『BLEACH』の主人公で、死神代行。ある時、家族を虚(ホロウ)から守るため、死神の朽木ルキア(くちきるきあ)から死神の力を譲り受け危機を打破。それ以降は死神代行として活動する。「尸魂界篇」「破面篇」では自らに虚の力が宿っていることを知り、破面篇での戦いで死神の力を失うことになるが「死神代行消失篇」で完現術(フルブリング)を会得し、戦う力を得る。「千年血戦篇」では虚の力だけではなく滅却師であった母の力も受け継いでいたことが判明した。

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ユーハバッハ(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーハバッハ(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーハバッハとは、『BLEACH』に登場する滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」を率いる人物で、すべての滅却師の始祖。自身のために部下を殺すことを躊躇わない冷酷な男だ。この世とあの世のバランスを破壊し、生と死の区別のない世界を作るべく、尸魂界に侵攻し、全面戦争を起こす。あらゆる未来を見通し、干渉、改変する「全知全能(ジ・オールマイティ)」という力を持つ、『BLEACH』最強の敵。

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銀城空吾(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

銀城空吾(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

銀城空吾とは、『BLEACH』に登場する完現術者(フルブリンガー)の集まりである「XCUTION」のリーダーで、死神の力を失った一護の前に現れて完現術(フルブリング)を身に着けさせる。一護の前に代行証を得ていた初代・死神代行で、一度は死神と協力関係を結んだが代行証を捨てて姿をくらまし、仲間を集めて復讐の機会をうかがっていた。一護が身に着けた完現術を奪い、護廷十三隊に挑もうとするが、死神の力を取り戻した一護に敗れて死亡し、魂は尸魂界へ送られた。千年血戦篇では月島と共に一護に手を貸している。

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雀部長次郎忠息(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

雀部長次郎忠息(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギンとは(いちまるぎん)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバトル漫画作品『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊三番隊元隊長。 その実力は護廷十三隊の中でも相当なもので、たったの一年で真央霊術院を卒業している不世出の天才。 市丸ギンは「尸魂界(ソウルソサエティ)篇」の終盤で護廷十三隊を裏切り、藍染惣右介と共に虚圏(ウェコムンド)に行く。だが市丸ギンの行動はすべて幼馴染である松本乱菊のためであった。最期は藍染惣右介との決闘に敗れ、黒崎一護に思いを託し死亡する。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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