京楽春水(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

京楽春水(きょうらくしゅんすい)とは、久保帯人により連載されたバトルアクション漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。死後の魂が住む世界「尸魂界(ソウルソサエティ)」に拠点を構える死神の組織「護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)」の元・八番隊隊長。最終章「千年血戦篇」では総隊長に就任する。
貴族の出身ながら酒と女が好きで仕事を面倒臭がるという一見だらしない人物だが、その実誰よりも聡明で思慮深く、常に冷静な判断ができる。必要とあらば自他の犠牲も厭わない、シビアな現実主義者でもある。

死刑を言い渡された朽木ルキアを救出するため、主人公である黒崎一護(くろさきいちご)らと共に尸魂界に侵入した茶渡泰虎(さどやすとら)の前に立ち塞がった。
変容した右腕から霊力を放出する茶渡の攻撃の威力は凄まじいものであり、彼の覚悟を垣間見た京楽は「消耗限界を超えても命を削って出し続けられる技」だと語った。しかし、護廷の隊長たる京楽との力の差は歴然であり、始解すらしていない斬魄刀での一太刀で勝利した。
その後はルキアの処刑を疑問視する浮竹とともに処刑台「双極(そうきょく)」を破壊し、自身らを処断すべく現れた山本元柳斎と交戦。一連の騒動がすべて五番隊隊長・藍染惣右介(あいぜんそうすけ)の謀略であったと判明した後は和解し、一時的であれ護廷十三隊を裏切り双極を破壊したことについて咎められることは無かった。

破面篇

他の隊長格の面々とともに、空座町に現れた藍染らとの決戦に臨んだ。藍染が率いる、「虚(ホロウ)」の上位個体「破面(アランカル)」と各員戦闘に入るなか、京楽は序列付けられた破面たち「十刃(エスパーダ)」のNo.1であるコヨーテ・スタークと交戦する。
改造破面であるワンダーワイス・マルジェラの奇襲により負傷し一時戦闘不能に陥るが、虚の力を我が物とした死神の少数組織「仮面の軍勢(ヴァイザード)」の構成員・愛川羅武(あいかわらぶ)と鳳橋楼十郎(おおとりばしろうじゅうろう)の二名が戦闘を引き継いだ。

彼らとスタークの戦闘中に息を潜め体力を回復した後、隙を伺って乱入しスタークと再戦。この際、他人の戦いに横槍を入れる流儀の無さに苦言を呈する愛川に対し、「貸しがあろうが借りがあろうが、戦争なんて始めた瞬間からどっちも悪だよ」と語った。
スタークの実力に一時は卍解を検討したが、浮竹が加勢し、集団戦における自身の卍解の危険性を念押しされたことから始解のまま戦闘を継続する。スタークが放つ圧倒的な速度と密度の波状攻撃に苦戦するが、「子供の遊びを現実にする」能力を駆使し、飄々とした言動や立ちふるまいとは裏腹に冷静かつ強かに勝利を収めた。

その後は十刃たちを各個撃破した隊長らと共に藍染と対峙したが、藍染の斬魄刀「鏡花水月(きょうかすいげつ)」の「完全催眠により認識を思うがままに操る」能力の前に敗北。藍染は発動条件を満たしていないために催眠能力が唯一通用しない黒崎一護に倒された。

千年血戦篇

一度目の侵攻

滅却師のみで構成される敵対組織「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が、死神たちを滅ぼすべく突如として瀞霊廷を襲撃。
京楽は、同組織の皇帝・ユーハバッハにより選ばれた精鋭部隊「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の一員であるロバート・アキュトロンと交戦する。各地で滅却師と戦闘中の隊長たちのうち数名が卍解の能力を”奪われた”という情報に動揺し、ロバートの攻撃で右目を失ってしまう。
時を同じくして全力を出して戦闘態勢に入った山本元柳斎に鼓舞され反撃に転じるが、その後ユーハバッハとの決戦にて山本元柳斎が敗北、死亡したことを知る。古くからの恩師の死に再び激しく動揺し、その隙を突かれ敗北した。

二度目の侵攻

およそ千年にも渡り総隊長として死神たちを導いた山本元柳斎の死により重く苦しい空気が流れるなか、京楽は山本元柳斎の後任として一番隊隊長および護廷十三隊総隊長に就任する。「見えざる帝国」による一度目の侵攻で大敗を喫し士気が低下していたが、「前を向こうじゃないの 僕らは護廷十三隊だろう」と死神たちを鼓舞した。他にも、個人としての最高戦力とも言える十一番隊隊長・更木剣八(ざらきけんぱち)の剣術を完成させるよう四番隊隊長・卯ノ花烈(うのはなれつ)に依頼するなど、新総隊長として次なる襲撃への対策に尽力した。

やがて迎えた二度目の侵攻では、尸魂界の最高司法機関「中央四十六室(ちゅうおうよんじゅうろくしつ)」へと向かい、地下監獄最下層「無間(むけん)」から特例的に藍染惣右介を解放した。かつてない世界の危機に際し、敵対関係であった藍染すらも利用すべく四十六室と交渉したが、解放の条件として自らの心臓に無間の鍵を埋め込むことを要求された。
藍染にとって、自身が掌握したい世界のすべてを奪い尽くそうとしているユーハバッハは目的が一致しない単なる破壊者であり、隊員からの反感はあったものの一時的ながら護廷十三隊との協力関係が形成された。

霊王宮決戦

尸魂界の王「霊王(れいおう)」を安置する「霊王宮(れいおうきゅう)」へと向かったユーハバッハを追い、数名の隊長格を連れて突入。ユーハバッハが選出した親衛隊の一人であるリジェ・バロと交戦する。
始解し、能力を駆使したトリッキーな戦法でリジェを翻弄。霊圧を凝縮させその場に”置く”ことにより、漂う霊圧の残滓を京楽本人であると錯覚させた。自身の実力に絶対的な自信を持つリジェはそんな単純な技能を見誤ることなどあり得ないと否定するが、「ボクを誰だと思ってんの 護廷十三隊総隊長・京楽春水だよ」と語り、新総隊長としての実力の一端を披露した。

しかし、「見えざる帝国」が研鑽を重ね完成させた滅却師の戦闘形態「滅却師完聖体(クインシーフォルシュテンディッヒ)」を解放したリジェの攻撃を全身に食らってしまう。完聖体の解放によりあらゆる攻撃を無効化し、さらにすべてを貫通する攻撃能力「万物貫通(ジ・イクサクシス)」を持つという攻防ともに隙が無い強敵を前に、そう離れていない場所にいる伊勢七緒を巻き込む可能性があることを憂いながらも、京楽も卍解を解放。回避不能の一撃により撃破したかに見えたが致命傷には至らず、さらに異形の姿となって復活したリジェの攻撃により深手を負う。

万事休すと見た京楽は、花天狂骨の能力で七緒とともに影の中に逃れ、一時戦闘を離脱。そこで七緒に、「脇差である狂骨は、伊勢家に代々継承されている斬魄刀を隠すために後天的に作られた存在である」と語る。伊勢一族の斬魄刀「神剣・八鏡剣(しんけん・はっきょうけん)」が災いを呼び、伊勢家に入った男たちが早世してしまうという呪いを信じた七緒の母が京楽に八鏡剣を隠すよう依頼したのが発端であった。
リジェに追い込まれた窮地に、京楽のそばで戦う覚悟を見せた七緒の成長を喜び、京楽は八鏡剣を渡した。神性存在に対する特攻を持つ八鏡剣を携えた七緒とともにリジェとの再戦に臨む。
これまであらゆる攻撃を無効化してきたリジェは本人が豪語する通り”神”に近しい存在になっていたが、油断していたところに八鏡剣の攻撃をもろに受ける。冷静さを欠き二人まとめて始末しようとしたリジェは、広範囲を消し飛ばす大技「神の喇叭(トロンペーテ)」を放った。万事貫通の特性を持つ広範囲攻撃という凶悪な技であったものの、京楽と七緒が協力して構えた八鏡剣によって、文字通り鏡のように攻撃を跳ね返し勝利した。

京楽春水の関連人物・キャラクター

山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)

CV:塚田正昭/高岡瓶々(後任)

護廷十三隊の一番隊隊長および総隊長。
自分より強い死神が現れないために千年ものあいだ総隊長に君臨し続けたことから、肩書に違わない実力が伺える。
「真央霊術院」の創設者でもあり、院出身の者の中から初めて隊長に就任した京楽と浮竹を、心から誇らしく思っている。京楽にとっても尊敬する恩師であり、「山じい」と呼び現在も変わらず慕っている。

浮竹十四郎(うきたけじゅうしろう)

CV:石川英郎

護廷十三隊の十三番隊隊長。生まれつき病弱で寝込むことも多いが、膨大な霊圧と長年の経験を持つ聡明で心優しき実力者。部下とその大切な者たちを暖かく見守る温厚な人物で、直属の部下以外からも広く慕われている。
京楽とは古くからの親友であり、山本元柳斎が教鞭を執る「真央霊術院」でともに育った。京楽、卯ノ花と並んでおよそ100年間就任し続けている古参の隊長の一人。

伊勢七緒(いせななお)

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雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギンとは(いちまるぎん)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバトル漫画作品『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊三番隊元隊長。 その実力は護廷十三隊の中でも相当なもので、たったの一年で真央霊術院を卒業している不世出の天才。 市丸ギンは「尸魂界(ソウルソサエティ)篇」の終盤で護廷十三隊を裏切り、藍染惣右介と共に虚圏(ウェコムンド)に行く。だが市丸ギンの行動はすべて幼馴染である松本乱菊のためであった。最期は藍染惣右介との決闘に敗れ、黒崎一護に思いを託し死亡する。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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