PandoraHearts(パンドラハーツ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『PandoraHearts(パンドラハーツ)』は、『月刊Gファンタジー』にて連載された望月淳による漫画作品である。『不思議の国のアリス』などの童話をモチーフにしつつも、残酷な描写が随所にみられるダークファンタジーとなっている。成人の儀で闇の監獄へ落とされた後に10年後の世界に生還を果たした少年、オズ・ベザリウスを主人公に、自らの存在の意味を問う彼がその真実を見つけ、世界の危機を救うまでを描く。物語全体にわたる伏線が読む人を魅了し、単行本累計発行部数500万部を超えた人気作である。
ミランダがオズワルトの首を切り落とそうとした場面
強力なチェインを有するオズワルトの首を手に入れることが並大抵のことではないとジャックから聞いたミランダは、近日行われるグレンの継承の儀が目的を叶えるための唯一の手段だとジャックに教えた。それを聞いたジャックは、笑顔で「全てうまくいく」と告げる。しかし、これはあくまで、ひそかに世界をアヴィスに堕とそうとしていたジャックにとっての「うまくいく」でしかなかった。その後、彼の思い通りに事が運んで、ヴィンセントの手によってアヴィスの扉が開かれ、サブリエの悲劇が起こることとなる。だが、ジャックが打ち倒したオズワルトの首を喜び勇んでミランダが切り落とそうとした瞬間、かろうじて意識を保っていたオズワルトが剣を振るい、ミランダの身は切り裂かれた。ジャックと同様に自らの私欲のためだけに盲進した結果、彼女は望みを叶えることなく朽ち果てることとなったのであった。
なお、このときに命を落としたミランダの躰はそのままアヴィスに堕ち、チェインへと変貌する。そして生まれのが、後に「首狩り」となるチェイン・死刑執行人である。チェインは縁をもったものに惹かれやすいことから死刑執行人はヴィンセントに所有されることとなり、ヴィンセントは100年を経てもなお、ミランダの影に囚われることとなるのである。
レヴィの名言・名セリフ/名シーン・名場面
レヴィの概要
レヴィは100年前のバスカヴィル家の当主である。オズワルトの先代のグレンであり、二人のアリスの父親である。初登場時は次のグレンの器であるオズワルトを従者として従えていた。オズワルトにグレンを継承した後に人としての死を迎え、その躰をチェインへと変貌させた。常ににこやかで明るいが、軽薄な性格をしている。自分の楽しみのためなら世界の行く末がどうなってもかまわないと言ってのけるほどの勝手で残酷な一面を持つ。不変を嫌って変化を好み、不変の存在であるバスカヴィルの歴史に石を投じることを望んでいた。そのためにアヴィスの力を人の手で掌握できるのかという実験を行うことを考え、レイシーに協力を求めて、アヴィスに堕ちた彼女に自分との間の子供、アリスを産み落とさせた。
「どうせ死んでしまう躰なら、最期に俺の実験に付き合ってみる気はないか―――?」
死にゆくレイシーに実験を持ちかけたレヴィの言葉である。禍罪の瞳を持ち、グレンとなるオズワルトの妹として産まれたレイシーは、オズワルトがグレンとなる時に彼自身の手でアヴィスに堕とされて死ぬことが運命づけられていた。その日が間近に迫ったとき、当代グレンのレヴィが、「どうせ死んでしまう躰なら、最期に俺の実験に付き合ってみる気はないか―――?」とレイシーに持ちかける。その実験とは、レイシーに自分との間にできた子供をアヴィスの中で産ませ、その子供を介することで人がアヴィスの核の力を行使することができるようになるのかどうかを調べるというものだった。アヴィスの核が躰を手に入れて自由になることを望んだレイシーはこの提案を受け入れ、そして、レヴィの目論見が現実となって産まれたのが双子のアリスである。レヴィの実験はアリスという存在を生み出すと同時に、サブリエの悲劇へとつながる大本の原因の一つとなったのである。
「これが世界だというのなら、あまりに滑稽な物語だ!!」
潜む瞳が話した内容に対するレヴィの言葉である。過去に渡ろうとするオズワルトに呼び出された潜む瞳は、自分達の役目を、「核より生まれた『物語』の始まりから終わりまでを記録し、それを最果ての『書庫』へと持ち帰ること」だと言った。潜む瞳の言うところによれば、人間の認識の及ばないところに無限の「物語」が存在するのであり、そのひとつひとつに潜む瞳が存在して、全ての「物語」が違った結末にたどり着くように分岐点を与えながら見守っている。リーオと共にその躰の中から事態を傍観していたレヴィは「終わりなき物語に価値はない」という潜む瞳の言葉に思わず吹き出し、「傑作だ!」と言って大笑いする。レヴィの考えるところでは、潜む瞳は「『大事にするんだよ』とバスカヴィルにアヴィスという玩具を与えておきながら、それでいて俺達がどのようにそれを壊すのかを観察していた」のである。自分達、ひいてはこの世界が潜む瞳にとって「書庫に納めるための一つの本」にすぎないと知ってもなお、レヴィは楽しそうに「これが世界だというのなら、あまりに滑稽な物語だ!!」と言ったのだった。なお、世界を「滑稽だ」という描写はこのときのレヴィだけでなくジャックやアーサーなど他の複数人の言葉に現れており、本作全体に行きわたるある種の無常観を表現するものとなっている。
「なぜ笑っていられるのかって?決まっているだろう、楽しいからさ!俺はね。ただ自分が退屈さえしなけりゃそれでいいんだよ」
楽しそうに事態を傍観するレヴィを詰ったリーオに彼が発した言葉である。オズワルトに明け渡した躰の中からレヴィと共に現実世界を眺めていたリーオは、その根本の原因を作っておきながら人の命を左右する事態をも笑いながら見ているレヴィに、怒りを禁じ得なかった。「何がそんなに楽しいんだ」「どうしてそんな風に笑っていられんだ」と叫んだリーオの問いかけに対し、レヴィはまるで当然であるかのように、「なぜ笑っていられるのかって?決まっているだろう、楽しいからさ!俺はね。ただ自分が退屈さえしなけりゃそれでいいんだよ」と答える。自分が楽しければ世界などどうでもいいと言ってのけるレヴィは、本作の中で最も自分勝手な人間だと言える。
オズワルトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
オズワルトの概要
オズワルトは、100年前のバスカヴィル家の当主であり、先代のグレンである。グレンとなった者が代々受け継ぐ黒翼のチェイン・鷹獅子、鴉、梟、愚鳩、黒竜と契約していた。レイシーの実の兄であり、兄弟仲は良好である。幼いギルバートとヴィンセントを屋敷に迎え入れて次期グレンの器となるギルバートを従者にし、穏やかな関係を築いていた。生真面目でもの静かな性格であり、めったに感情を露わにすることがない。音楽の才があり、オズが拾う懐中時計の曲、「レイシー」の作曲者である。
グレンの役目を引き継いだ後に、自らの手でレイシーをアヴィスに堕とした。ジャックとは深い親交があり、お互いを友として認識していた。しかし、世界をアヴィスに堕としてレイシーに届けようとするジャックの計画をオズワルトが阻んだために彼と全面的に対立することになり、最終的にジャックに八つ裂きにされて命を落とした。ジャックが周囲に偽りの事実をふれ回ったことにより、当初はサブリエの悲劇の首謀者とされていた。
「…私は、ジャック=ベザリウスのことを『水』のように感じます」
ジャックに対する印象を表現したオズワルトの言葉である。レイシーとジャックが出会い、そして別れてからしばらく経った頃、すべてをかけてレイシーを探し求めていたジャックがようやく彼女が暮らすバスカヴィルの屋敷にたどり着いた。その当時のバスカヴィルの長・レヴィに侵入者として殺される可能性を示唆されてもジャックは恐れる様子を一切見せず、死ぬ前にただレイシーに会わせて欲しいと言う。そんなジャックの前に現れたのは、レヴィに従者として仕えていたオズワルトであった。オズワルトは以前から社交界に出入りしているジャックのことを見知っており、彼のことが気になっていたのだと言う。その感情のことをオズワルトが「どうしてこの男はこんなにも気色悪いのだろうか」と描写するのを聞いたレヴィは涙を流すほどに大笑いし、なぜそう感じるのかと理由を尋ねた。その問いに対し、オズワルトは「…私は、ジャック=ベザリウスのことを『水』のように感じます」と答える。覗き込んでも自分の姿しか見えず、ジャック本人の本質は何も分からず、目の前にいてもまるで誰もいないかのような居心地の悪さを感じる。そうオズワルトが話したとき、ジャックは不思議と慄くような表情を見せ、水を浴びせてオズワルトが言葉を続けるのを拒んだのである。ジャック本人にはっきりとした自覚はなかったものの、オズワルトの言葉は、自らの本当の姿が分からないことに恐怖を感じるジャックに深く突き刺さっていたのであった。
なお、ジャックのことを「水」に例えているのは、オズワルトだけに留まらない。本作序盤ではレイムが独白で「たとえるなら彼は静なる『水』」「すべてを見透かされているような気持ちになる」と述べ、終盤ではオスカーがやはり独白で、「こいつからは悪意も善意も感じられない。形を掴み取れない。まさに水の様に零れ落ちてしまう」と述べている。複数の人間が同じ描写をしていることからも、この描写がジャックの本質を表していることが見て取れる。
オズワルトがレイシーをアヴィスに堕とす場面
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目次 - Contents
- 『PandoraHearts(パンドラハーツ)』の概要
- オズ=ベザリウスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- オズ=ベザリウスの概要
- オズ=ベザリウスの初登場の場面
- オズが初めて謎の映像を目にした場面
- オズがアリスと契約を結んだ場面
- 「そこにオレが求める答えがあるのなら、オレは知りたい。バスカヴィルの言うオレの罪ってのがなんなのかを―――!」
- 「お前はオレの従者になったんだ。つまりこれからは何があってもオレがお前をまもるんだよ!それが『あるじたるもののつとめ』だからなっ」
- 「たかが貴族になったくらいで――オレが従者を手放すと思うなよ?」
- 「根拠なんてないよ?オレはただ自分の中の確信に従ってるだけだから―――!」 「あいにく今のオレは人形遊びよりも『宝探し』に夢中なんだ」
- 「無関心じゃなければ…それはもう無関係じゃないだろう!?」
- 「傍にいてくれれば―――ただ…っ、それだけでよかったんだッ!!!」
- 「…オレにはなんの力もない。だからきっとアリスの騎士にはなれない」 「でも、見届けたいから。その光が最後に何を照らし出すのかを。彼女の隣で!」
- 「そうか…なら壊してしまおう…アリスという存在を!」 「そうすればもう君が苦しむ必要はなくなる…オレが消してあげるよ…アリス!」
- 「人間だから『アリス』なんじゃない…。チェインだからアリスなんじゃない…。仕草とか考え方とか、表情とか、そういう一つ一つを、アリスが『アリス』だってことを伝えられるように―――オレ達がちゃんと見てるから…!だから―――アリスは、アリスのままでいいんだよ…!」
- 「自分のためだけに生きていける程人は強くないと、オレは思うよ」
- 「オレはおまえの主人だぞ?おまえが倒れたとしてもオレがその横でしっかりと支えてやる!だから安心して倒れてこいっ」
- 「ベザリウスとか、ナイトレイとか関係なくて。オレは!おまえと!!友達になりたいんだぁっ!!!」
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- 「アリス、泣かないで。…君を哀しませるもの、傷つけるもの、全部、ぜんぶぜんぶ、オレの手で壊してあげるから――――!」 「イスラ=ユラ…おまえの全てを否定してやる…!」
- 「『たまたま出会っただけ』の何が悪いんだよ!!」「オレは、会えてよかったから。…だからっ、悲しくて悲しくて辛いけど、『出会わなければ良かった』なんて、そんなのは嫌なんだ!!」
- オズの身体を乗っ取ったジャックがリーオを攻撃した場面
- オズが自らの存在に関わる真実を知る場面
- 黒うさぎのオズがレイシーの記憶をジャックに伝えた場面
- 「…アリス…君はもう、オレの側にいちゃいけないんだ…」
- 「そんな小さな光が繋がって、重なって、たしかな希望となって、今絶望を照らしている―――」「オレは…その光に手を伸ばし続けると決めたんだ!!!」
- 「みんなと出会えて、辛いことも悲しいことも一杯あったけど、一緒に過ごして、大切なものがどんどん増えて、今、こうして泣くことができる。それをね、”幸せ”だなって思うんだ」
- アリスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アリスの概要
- アリスが初めて現実世界でオズの前に現れた場面
- アリスが最初の記憶の欠片を手に入れた場面
- 「もういい、自分で奪ってくる」
- アリスの記憶の中でオズがアリスの死の瞬間を目にした場面
- 「おまえは私に言っただろう!私は私のままでいいのだと!」「なのにおまえはどうしてそれを自分に言ってやることができないんだ?」
- 「だが私は求めるぞ…私がここに在る理由を、私が私であり続けるために!そこに恐怖がついてまわるなら、そんなもの旅の道連れにしてくれるわ!」「欲しいものは奪いとる!邪魔する奴は薙ぎ倒す!!それが今の私―――黒うさぎのアリスだ!!!」
- 「『アリス』…それが私達に与えられた名だ」
- 「このアリス様が特別に教えてやろう!それはつまりだな――― ”なかまということだ”!」
- 「おまえがヘコんでいた時にはまた、私が頬を食いにきてやるぞ!」
- 我を失って周りを破壊するオズをアリスが止めた場面
- 「そうやってお前は、オズの魂を弄んだのか」
- 「私は私のものを奪わせない!この手で護り抜いてみせる!」
- アリスが記憶を取り戻した場面
- 黒うさぎのアリスが誕生した場面
- ギルバート=ナイトレイの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ギルバート=ナイトレイの概要
- 「――だから今、知ろうとしてるんじゃないのか?恐れたことを悔やんでいるんだろう?だからおまえは言ったんだ。『自分の罪がなんなのか知りたい』と。理由はどうあれ、お前は今知ろうとしている。あの時と同じじゃない」
- 鴉の正体がギルバートであることが明かされる場面
- 「これからどれだけの時が経ったとしても、たとえ二人の立場が変わったとしても――ボクは…ずっと貴方の従者でいたいです」 「オレは…今でも貴方の従者でありたい――…!」
- バスカヴィルとの戦闘で窮地に陥ったブレイクをギルバートが救った場面
- 「っふざけるな、この馬鹿があぁあ!!!」 「オレの幸せを!!おまえが!!勝手に決めるなよ!!!」
- 傷を負ったギルバートがバスカヴィルとしての自覚を取り戻した場面
- オズワルトの命によりギルバートがオズを撃った場面
- 「今思い出しても吐き気のするようなおぞましいことが、沢山…沢山あった。おまえの存在を疎ましく思ってしまったことも、そんな自分が許せなくて死んでしまいたくなったことも。だが、それがオレだ。オレの一部だ。すべて、失くしてはならないものなんだ!ヴィンス、オレはおまえがいてくれてよかった」
- 「お前を傷つけた腕だ、必要ない!!」
- 「じゃあ、『本物』ってなんだ、オズ。そもそも、どうして『本物』でなきゃいけない。『偽物』だっていい。そんなことどうでもいいんだ。オレは、オズであればそれでいい!オレがいいと言っているんだからそれでいいんだ!何か文句があるか、オズ!」
- ギルバートが思いをこめてオズの名を呼んだ場面
- 「たとえ本当におまえの存在が消えてなくなったとしても、それでオレが幸せになるなんて絶対にあり得ないぞ!!なぜなら過去を改竄した時点で、弟という存在が消えた時点で、それはもう『おまえが護ろうとしているギルバート』ではなくなるからだ!おまえが消えたらここではないどっかのギルバートは幸せに生きるのかもしれんが、それは『オレ』じゃない!同じ姿をした全くの別人だ!!」「おまえが馬鹿みたいに悩んで気を遣ってくれたのは、助けようとしてくれたのは、『オレ』なんだろう!?なら死ぬな!!消えるなヴィンス!!」
- 鴉(レイヴン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 鴉(レイヴン)の概要
- 「おまえは再び、その左手に縛られることとなる。『自覚』と『選択』、いずれおまえは迫られることになるだろう―――」
- ギルバートが腕と引き換えに鴉との契約を結び直した場面
- シャロン=レインズワースの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シャロン=レインズワースの概要
- 「あら…私に頼み事をしたければ、跪いて乞いなさい。このブタ共!」
- 「…本当に、どうしようもない兄さん――――…」
- ブレイクがシャロンに視力を失ったことを告げた場面
- 「私は、ここまで積み上げられた『今』も『世界』も、どちらも失いたくないんです!」
- ザークシーズ=ブレイクの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ザークシーズ=ブレイクの概要
- 「覚えておきたまえオズ君…最後に残されるものは決して希望とはかぎらない――!」
- 「ねぇオズ君…、君は一体どこにいるんだい?」
- 「ならばそんな感情は捨てて、利用出来るものの全てを利用してみせろ」
- 「どうか君が、私の眼の代わりとなってほしい…!」
- 「私はね、誰かのためなんていう無責任な言葉は――大嫌いなんですよ!」
- 「ナイトレイの溝ネズミめ…!」
- ケビン=レグナードが過去を変えて欲しいとアヴィスの意志に願う場面
- 「人は『誰かのために』と生きることで強さを得る。ならば何が正しいのか、何を心に留めるべきなのか…。それはきっと、『誰かのために』を『言い訳』にしないことだよ―――」
- 「君にとって必要なのは、本当にオズ=ベザリウスなのか?」
- 「私にとって、この罰は救いですから」
- リリィの手にかかったレイムの元にブレイクがたどり着いた場面
- 「…ねぇ、オズ君。以前と同じ質問を、もう一度君にしてもいいかな。『――君は』『一体どこにいるんだい?』」 オズ「…オレは」
- 「そうやって過去に救いを求めてばかりいるから、貴様は前に進めないいんだ!いい加減に気づけ。どれだけ過去に手を伸ばしても、そこに貴様の未来はない!!」
- ブレイクの最期の場面
- イカレ帽子屋(マッドハッター)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- イカレ帽子屋の概要
- チェシャ猫の前にイカレ帽子屋が姿を現した場面
- ユラの屋敷で決死のブレイクがイカレ帽子屋の力を使った場面
- 力を取り戻したイカレ帽子屋が周りのバスカヴィルを次々と消滅させる場面
- ジャック=ベザリウスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジャック=ベザリウスの概要
- 「――私の名前はジャック。バスカヴィルと剣を交え、サブリエの悲劇をこの目で見てきた証人―――…ジャック=ベザリウスだ!!」
- 「そして彼らは再び巻き起こす、サブリエの悲劇をこの大地に!…だが私の魂は常にこの少年と共にある。彼は君達を導き、やがてバスカヴィルを倒すための柱となるだろう。オズ=ベザリウスを護り抜け。それこそが四大公に仕えし気高き騎士達の…使命だ!!」
- 「ただ私にとってあいつは、お互いの価値観で刺激し合える尊き存在…。そう…つまりは――親友なんだよ」
- サブリエに残る記憶の中でギルバートがジャックの魂のカケラと出会った場面
- オズの躰を支配したジャックがユラの命を絶った場面
- 「グレンの力は強大で危険で、とても…とても、邪魔なんだよ」
- ジャックがレイシーを取り戻す希望を手にした場面
- 「この躯がオズ=ベザリウスのものなんて、そんなのは嘘だ。君という存在は決して何も得られない。為し得ない。君の望む何者にも成ることはできない。できない!できない!なぜなら君は虚無だからだ。君が全てを壊すからだ!」
- 「私はこの世界を…レイシーが愛した世界を、アヴィスに還す。アヴィスの一部となったレイシーが、もう寂しい思いをしなくて済むように」
- ジャックが世界をアヴィスに堕とすために鎖を断ち切った場面
- ジャックとオズに関わる真相が明かされた場面
- 「でもそれが本心なのか、無意識にそう演じているだけなのか、私にはわからないんだよ」 「そう!私は生きていたい!そのためにレイシーが必要なんだ!」
- 白いアリスの元にジャックが行き着いた場面
- エイダ=ベザリウスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エイダ=ベザリウスの概要
- 「会いたかった…会いたかったよ、お兄ちゃあん…っ」
- エイダがオカルト好きの本性をヴィンセントにさらけ出した場面
- 「私がずっと、お側にいますから…!」
- 「知らないことは罪ではないわ!罪深いのは、知ろうともせずに相手のことを決めつけてしまうことよ!!」
- 「今の私は、貴方に触ることもできない幽霊のようなものだけど。遠い未来の貴方に、沢山のものを…もらったのよ。」「―――だからきっと、また私と出会ってね」
- 「貴方が過去にどんな罪を犯し、世界の全てが貴方を憎んでいたとしても。私は…私だけは、貴方の全てを赦します」
- オスカー=ベザリウスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- オスカー=ベザリウスの概要
- 「おまえもギルも、オレにとって大切な息子なんだ!」「おまえらと今こうしていられることが、オレは何よりも尊いんだよ―――…」
- 「空は晴れ、風は澄み、花は美しく咲いているというのに!おまえ達は室内にこもってうじうじぐじぐじと…実にけしからん!!」「こんな時にすることといったらあれしかないだろう、諸君!?そう、お茶会だ!」
- 「みんながここにいて、今、時を共有できる奇跡!どうだ、素晴らしき”なんでもない日”だろう?」「ハッピー、アンバースデイ!」
- 「オズ、おまえは知らないだろうな。おまえのその小さな手に縋られることが、オレにとってどんなに…どんなに『拷問』であったかを」「軽いわけねーじゃんかなぁ…」
- 「”幸せ”になってくれ、オズ。それがオレの、心からの願いだ」「オズ、ギルバート、エイダ。おまえ達のことを心の底から愛している。愛しているよ」
- サラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- サラの概要
- 「ねぇオスカー、愛してるわ」
- ザイ=ベザリウスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ザイ=ベザリウスの概要
- 「おまえの罪、それは――おまえの存在そのものだ―――」
- 「あんな子供、生まれてこなければよかったのだ」
- 「この命が尽きるその瞬間まで貴様達のことを呪い続けてやる―――!」
- ヴィンセント=ナイトレイの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ヴィンセント=ナイトレイの概要
- ヴィンセントがオズの前に初めて現れた場面
- 「そうだよ…みんな壊れちゃえ…人が壊れて世界も壊れて、みんなみんなおかしくなれば、僕も普通になれるよね…?」
- 「もういいよ、君はいらない」
- 「大丈夫だよギル、安心して。今度は僕が、アヴィスの扉を開いて、ギルを護ってみせるから――――!」
- 「汚して、堕として、僕だけの玩具にしてやる」
- ヴィンセントがリーオの従者となった場面
- 「僕も異端で君も異端なら、それは僕らにとっては“ふつう”のことだよ」「おねえさんも変で僕も変なら、僕は『ふつう』でいられるんだ…」
- 「僕はもう…死ねなくなってしまった…!」「リーオ、僕のマスターは君だ。君を護ると誓ったんだ。だから、君の望みを僕に教えてくれ…!」
- 「…僕は、おまえのことなんか好きじゃない。…ずっと目障りだった。消えてほしいと思ってたんだ。だから…さよならです。エイダ様」
- 死刑執行人(ディミオス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 死刑執行人の概要
- リータスの屋敷の地下で死刑執行人が大笑いする場面
- 「首ヲヨコセ」「貴方ノソノ首オォヲォオ」
- エリオット=ナイトレイの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エリオット=ナイトレイの概要
- オズとエリオットが初めて遭遇したシーン
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- 梟(アウル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 梟(アウル)の概要
- 梟が作り出した闇にバスカヴィルが囚われた場面
- シェリー=レインズワースの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シェリー=レインズワースの概要
- 「なら、それに縋りついてでもいいから生きてみなさいよ。どれだけ苦しくても君は、生き続けなきゃいけないの」
- 「ねぇ、ザークシーズ、約束してね。君にしか知り得ない誰かの想いがあるなら、それを決して無駄にはしないで。あがいてあがいて、あがき続ければきっと、君の歩んだ道が誰かに繋がる。君だから気づける、誰かの想いがあるわ―――」
- ルーファス=バルマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ルーファス=バルマの概要
- 「知識とはすなわち力じゃ!!知ることは最大の悦びじゃあ!!!」
- 「我もジャック=ベザリウスも、所詮はただの『人』に過ぎぬ。そして『人』にとって、『世界』とは『自分』でしかない。」 「ああ、よい顔じゃ。実に欲に塗れていて『人』らしい」
- レイム=ルネットの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- レイム=ルネットの概要
- 「おまえの!!友として!!果たすべき責務だと言ってるんだ!この…っバカザクス!!」
- 重症を負ったレイムがブレイクの危機を救った場面
- 「私は君達と、もっと歩み寄りたいと願っているんだ」 リリィ「仲直りしたってことは…もうレイムとは敵じゃ…ない…?と、とも…だち…?」 レイム 「うん…私も、君とそうなれたら嬉しいよ」
- 「私達は、生きなければなりません!」
- アーサー=バルマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アーサー=バルマの概要
- 「あの男は生ける亡霊だ」「これらの全てが、滑稽な御伽噺であったならよかったのに―――」
- ミランダ=バルマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ミランダ=バルマの概要
- 「教えてあげようか?アヴィスの扉の開き方を」
- 「私は『彼』がほしい。なんとしてもそばに置きたい。彼の首を私のこの手に!!!」
- 「彼のあの美しい首をこの腕に抱いて口づけを交わしたい。やがてその躰が腐敗を始め、ゆっくりと死へと辿り着くその瞬間を、この目に焼きつけるんだ。そうして漸く、彼は…オズワルトは永遠に私だけのものになるんだ―――」
- ミランダがオズワルトの首を切り落とそうとした場面
- レヴィの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- レヴィの概要
- 「どうせ死んでしまう躰なら、最期に俺の実験に付き合ってみる気はないか―――?」
- 「これが世界だというのなら、あまりに滑稽な物語だ!!」
- 「なぜ笑っていられるのかって?決まっているだろう、楽しいからさ!俺はね。ただ自分が退屈さえしなけりゃそれでいいんだよ」
- オズワルトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- オズワルトの概要
- 「…私は、ジャック=ベザリウスのことを『水』のように感じます」
- オズワルトがレイシーをアヴィスに堕とす場面
- 「それ以上、私の前で奴の名を口にするな」
- 「…ここまでだ。私にレイシーは殺せない」
- レイシーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- レイシーの概要
- ジャックとレイシーが出会った場面
- 「ジャック、用意された答えをそのまま受け入れているだけじゃ、思考する力が弱ってしまうわよ?同じ答えにいき着くことがわかっていても、”なぜ?”というフィルターを通すことが大事だと私は思うわ」 「常識なんていう言葉は嫌いよ。あらゆる角度から世界を眺めてみて。残酷で滑稽で、美しいこの世界を―――」
- 血の雨の中でレイシーが踊る場面
- 「この眼のおかげで、私は人間の残酷さと醜さを知ることができたもの。それって、つまりは美しさを知ることと同じよ。ほんの少しだけ味方を工夫すればいいだけ。当たり前だと思っていたものが奇跡の産物だと知った時、あらゆる事象が美しく、儚く、尊いものだと感じられる。私は、この世界を愛しているわ」
- 「この世界から消えていくことが。貴方の側にいられなくなることが。『寂しい』ここまで気づけなかったことが。こんなにも、寂しいなんて…ね」
- 「兄様…。―――ごめん…ね…」
- リーオの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- リーオの概要
- エリオットとリーオが出会った場面
- リーオがエリオットの従者になった場面
- 「だからね、エリオットの敵ならば僕は誰でも殺せると思うんだ!」「もしも…僕が元凶だと言うのなら、許さないでエリオットを助けて。僕を…僕を、その手で殺して?」
- リーオの頭の中に響く声の正体が明らかになった場面
- グレンとして覚醒したリーオがオズの前に現れた場面
- 「オズ=ベザリウス。アヴィスの意志の不安定要素である君を、僕は、ジャバウォックの断罪の鎖を以ってして裁く!」
- 「ごめん…エリオット。君を救えるかもしれないのに、君がいてくれた物語を否定したくないんだ」「…どれだけ駄作だと罵られようと、この物語は僕にとって尊いものだ。…僕は、過去の改竄なんて認めない…!」
- 「高みの見物決め込んでる潜む瞳も!この世界を滑稽とほざきやがったあんたも!おまえらの腹の皮捩れるくらいの最高傑作提供してやるから覚悟しておけ!!」
- ロッティの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ロッティの概要
- 「坊やはれっきとした『加害者』だわ」
- 「裏切る…?違うわね!主人の行動を諫めるのも臣下の努めよ!それも私にとって、あのお方をお護りするってことだわ」
- ノイズ/エコーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ノイズ/エコーの概要
- 「エコーです」
- 「僕のものにならないなら…いっそ壊してやる…!!」
- 「エコーは…――、『私』は!自分の意志でこの子を護る!!貴方の言うことには従わない!!」「私はエコー。貴女の心を護るために生まれた、貴女を映す鏡。貴女の反響音!」
- 「私は、ヴィンセントの『おねえさん』なんだから」
- 「これは…これで…わるくないですねぇ…」
- ドルディー/ドルダムの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ドルディー/ドルダムの概要
- 「ハジメマシテ、ヴィンセント。僕の名前は『ドルダム』。契約者には”反響音”って呼ばれてるヨォ」
- 「コノ躰を僕達がもらっても問題ないんじゃないカナァア!?」
- リリィの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- リリィの概要
- レイムがリリィの凶刃にかかった場面
- ファングの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ファングの概要
- 「そうか…これで…終われるのか―――…」
- 白いアリス/アヴィスの意志の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 白いアリス/アヴィスの意志の概要
- 白いアリスが初めて姿を見せた場面
- 白いアリスの記憶が壊された場面
- 「アリスは…わたさない。ずっとずっと一緒にいる」
- 「まっしろで…まっくろで…どうしようもなく…寂しいひと。やっと、あなたをみつけた」
- 「―――”オズ”。私の、アリスの、愛しい黒うさぎ」
- チェシャ猫の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- チェシャ猫の概要
- 「あの子は、アリスは、全てを忘れてしまいたかったんだ!!だから…自分の意志で記憶を破り捨てたんだよ!!」
- 「おまえは変な人間だな」「…たしかにここにいるのに、どこにもいない」
- 「チェシャはあの子のためだけにここにいる。あの子のために、おまえらを殺すんだ!!」
- 「君をかなしませるもの…傷つけるもの…ぜんぶ…ぜんぶチェシャが…!」
- 過去に渡ったオズワルトの前にチェシャ猫が現れた場面
- 最期を迎えた白いアリスの元にチェシャ猫がたどり着いた場面
- 潜む瞳(ジーリィ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 潜む瞳の概要
- 「主を敬愛し、絶対服従しろ。それだけが望まれなかったおまえという人間に意味をあたえる存在に値する価値となる。決してそれを忘れるな。刻みつけろ。主を想い、主に尽くし、その敵となる者を殺せ。殺せ!必ず!」
- 「この物語は、このまま終わりへと向かうべきです。それがいい。その方が、ずっと面白そうですよ」
- フィリップ=ウエストの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- フィリップ=ウエストの概要
- 「前よりもお父さんが側にいてくれるんだよ!だから、ボクは寂しくないんだ!」
- 「ねぇ…お父さん、ちゃんと帰ってくるよね?ボク…一人になりたくないよ…っ」
- フィリップが一人受話器に向かって話す場面
- 「嘘だよ!!!嘘だ!!だってお父さんはいつも手紙をくれるんだ!!」
- イスラ=ユラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- イスラ=ユラの概要
- 「ゾクゾク致しますぅぅぅぅぅぅ!!!」
- 「サブリエの悲劇の再来どぅえ―――す!!!」
- 「そんなことはこれーぽっちも信じておりますぇん!!」
- マリーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マリーの概要
- 「狼は、どうやったらおいしく調理できるのかしら?」