League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)のネタバレ解説・考察まとめ
『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』とは、Riot Gamesが2009年より開発・運営しているオンライン対戦ゲームである。5対5のチーム戦であり、150体以上いるキャラクターの中から好きなキャラクターを選択し、相手の本拠地を破壊することが勝利条件となる。奥深い戦略性と高度な駆け引きが特徴。世界最大級のeスポーツタイトルとしても有名で、毎年行われる世界大会はいずれも高い熱気に包まれている。LJLという日本リーグが存在し、プロチームが世界大会出場をかけ戦っている。
「歴史に残るは勝者の名のみ。ノクサスと共に起て。己の名を永遠に刻むのだ」
ノクサス国内で最も恐れられる百戦錬磨の戦士、ダリウス。彼ほど、同国の強さを体現するリーダーはいないだろう。貧しい育ちでありながら「ノクサスの戦斧」と呼ばれるまでになった彼は、帝国の敵を薙ぎ払い続ける——その多くはノクサス人である。自身の行為の意義に決して疑いを持つことはなく、彼はひとたび斧を振りかざせば決してためらうことはない。彼はトリファリアン・レギオンの司令官に逆らう者には一切容赦しないのである。
CV:藤真秀
ダリウスはバジリックという港町で、弟ドレイブンとともに孤児として育った。日々を生きていくために幼いながらも闘技場で様々な相手と戦っていくうちに、その才能を磨き始める。バジリックがノクサスによって支配されたとき、ダリウスはドレイブンとともにノクサス兵になることを志願した。ダリウスがノクサスにもたらした貢献は凄まじく、当時の皇帝より「ノクサスの戦斧」の二つ名を送られる。のちにダリウスは、皇帝の命でフレイヨルドへと出陣したが、彼がノクサスに戻ってきたときにはすでに、スウェインによるクーデターが起こり、皇帝は死んでいた。スウェインの語る帝国の理想に共感したダリウスは、スウェインが打ち立てた新しい政治体制「トリファリックス」の「力」に選ばれるのだった。
スウェイン
「私は多くを学び、人間の卑しさを知った。崇めるべきは、国家のみだ」
ジェリコ・スウェインは、力のみを正義とする拡大主義国家ノクサスを率いる、先見の明を持つ指導者だ。アイオニアとの戦争で失権して重傷を負い、左腕を失った彼はしかし、非情なまでの決意によって帝国の支配権を握った…その新たな悪魔の腕で。スウェインは今、自ら前線に立って指揮を執り、自らにしか見えない闇――影のような鴉たちが周囲の死体から集めた、意識の片鱗に映った闇にに立ち向かうべく、進軍を続けている。多くの秘密と犠牲が彼を中心に渦巻くが、最大の秘密は、真の敵は内側にいる、ということだろう。
CV:金尾哲夫
ノクサスの名門貴族で生まれたスウェインは、その後に、ノクサスに仕える軍人となった。しかし軍人としての生活を続けていく中で、ノクサスの力の真髄について疑いを持つ。力ある者が、その生まれによって不当な扱いを受けていることに疑問を持ったのだ。戦いにおいて重要なのは、血筋ではなく力なのである。さらに当時の皇帝は、シュリーマに眠る永遠の命を授ける方法に固執し、無茶な侵略を続けていた。その過程でスウェインも左腕を失い、一時期は軍を追放されてしまう。しかし、その後単独でシュリーマに眠る遺跡へと侵入し、その奥に隠されていた「ラウム」と呼ばれる悪魔の力を手に入れる。悪魔の力はスウェインの新たな左腕となった。スウェインはこの悪魔の力を使い、ルブランとともに協力して皇帝を殺害、クーデターを起こしたのだった。新たな指導者となったスウェインは、自身とルブラン、そしてダリウスを加えた3人を「トリファリックス」とし、これを新たな政治体制とした。今もスウェインは「予見」の象徴として、鴉がもたらす闇に対抗するため、進軍を続ける。
ルブラン
「薔薇は闇の中では育たない。薔薇が枯れれば、闇が育つ…」
黒薔薇団の他のメンバーにとっても謎に包まれた存在であるルブランだが、その名前ですら、ノクサス建国初期からあらゆる人々や出来事を操ってきた色白な女が持つ複数の名前のひとつにすぎない。自らの分身を発生させる魔法を使い、この魔術師はいつでもどこにでも姿を現すことが可能で、複数の場所に同時に存在することもできる。その正体と同じく、常に裏で画策を続けるルブランの真の動機は誰にもわからない。
CV:園崎未恵
ノクサスにて結成されていた、魔法使いのための秘密結社「黒薔薇団」の首領をしていたルブランは、多くの謎に包まれている存在である。初めて歴史の表舞台に名前が登場したのは、ノクサスの建国以前。同一人物なのか、単に名前を騙っているだけなのか、誰にも分らなかった。自身の分身を生み出す幻惑の魔法を使い、一瞬でその場に現れたり、または消えたり、同時に別々の場所に登場したりと、誰も本物のルブランを見分けることはできなかった。スウェインの協力し、ノクサスの皇帝を殺した実行犯だが、その時の彼女が本物である確証はどこにもない。故にスウェインは、ルブランを「トリファリックス」の「狡猾」の象徴としながらも、常に疑念の目を向け続けるのだった。
カタリナ
「…私の忠誠心を疑うか。私がどれほどの物を背負っているか、お前には永久に分かるまい」
優れた判断力と必殺の格闘技術を持つカタリナはノクサスで最強の暗殺者だ。有名なデュ・クートウ将軍の長女である彼女は悟られずに素早く敵を倒す才能で知られている。野心に燃える彼女は、時に味方に犠牲を強いる危険を冒してでも厳重に守られた標的を求めようとするが、どんな任務であっても、カタリナは鋸歯状の刃を持つ無数の短剣を振りかざしてためらうことなく自らの使命を全うする。
CV:桑島法子
ノクサス屈指の名門、デュ・クートウ家の長女として生まれたカタリナは、幼いころから暗殺のための修行を積んできた。無数の短剣とともに、まるで旋風のように標的を切り裂く腕は、誰もが認める暗殺の名人だった。しかしある時、とある暗殺任務を自身の驕りから独断で遂行してしまったがために失敗してしまう。その結果、カタリナを殺すための暗殺者が仕向けられるが、カタリナはこれを返り討ちにする。その実績を認められたカタリナは、再び暗殺者としての道を歩み始める。
クレッド
「まともな人間なら逃げるだろう……だがワシはまともじゃないんでな!!」
恐れ知らずで粗暴な武人であるヨードルのクレッドは、ノクサスの持つ激情的な無鉄砲さを体現している。多くの兵士たちが、クレッドは帝国の軍団が戦ったあらゆる戦争に参加し、あらゆる階級称号を獲得し、そして、戦いにおいて一度たりとも退却したことがないと主張する。細かい部分の信憑性はかなり疑わしいが、クレッドの伝説全てに共通する部分が一つだけある。彼が信頼のおけない愛馬「スカール」に跨って戦場に向かう時、彼は自分のものは全力で守り…奪える物は全て奪うのだ。
CV:龍田直樹
ルーン戦争時代、戦いに魅せられたクレッドは、故郷のバンドルシティからノクサスへと移住した。バンドルシティから連れてきたトカゲのスカールとともにノクサス軍に参加すると、数々の戦場で伝説を残し続けてきた。もっとも代表的なのはデマーシアの国境付近に位置するドラニェでの戦いだろう。無能な指揮官の命令に振り回されていたその時のノクサス軍の兵士を鼓舞し、その士気を上げて見事勝利に導いたのだ。クレッドはノクサス軍に所属していながらもあちこちを旅しているが、ひとたびノクサス軍の戦いが起これば、相棒スカールとともに一目散に現れるだろう。
アイオニア
イレリア
「自分のためだけに舞った時もあった。だが今の私は、始まりの地のために舞う」
ノクサスによるアイオニア占領は多くの英雄を生み出したが、ナヴォリのイレリアほど若く、英雄らしからぬ英雄はいないだろう。故郷に伝わる古代の舞踊を学んだ彼女は、その芸を戦いに活かす術を身につけた。彼女は優雅で緻密な身のこなしで、多数の刃を空に舞わせる。戦士としての能力を認められた彼女は抵抗運動の象徴となり、指導者として祭り上げられた。今日に至るまで、イレリアは故郷を守るためにその身を捧げている。
CV:武田華
幼いころからアイオニアに伝わる伝統の舞いの稽古を続けていたイレリアは、より深く舞いについて学ぶためにアイオニアのナヴォリという地にて修行を積んでいた。そんなある日、故郷がノクサス軍による侵攻を受けているとの一報を受け、家族の元へと戻ったイレリアを待っていたのは、ノクサス軍により無残な姿に殺された家族の姿だった。イレリアのノクサスへの激しい怒りに、アイオニアの精霊たちは応え、イレリアに無数の刃を操る術を授けた。これまで学び続けていた伝統の舞いを、刃を使った戦いの術へと昇華させたイレリアは、対抗組織を率いてノクサス軍に立ち向かう。その過程でスウェインの腕を切り落とし、ノクサス軍の士気を下げたことが功を制し、見事イレリアは戦いに勝利するのだった。対抗組織の長として、また伝統主義を主張するものとして、イレリアはこれからも戦いに身を投じていく。
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目次 - Contents
- 『League of Legends』の概要
- 『League of Legends』のあらすじ・ストーリー
- ルーンテラ
- デマーシア
- ノクサス
- アイオニア
- フレヨルド
- シュリーマ
- 霊峰ターゴン
- ピルトーヴァー
- ゾウン
- ビルジウォーター
- シャドウアイル
- バンドルシティ
- ヴォイド
- 『League of Legends』のゲームシステム
- 概要
- トップ(Top)の役割
- ジャングル(JG)の役割
- ミッド(Mid)の役割
- ADCの役割
- サポート(Sup)の役割
- ポイント
- 経験値
- ゴールド
- マップ
- サモナーズリフト
- ツイステッドツリーライン
- ハウリングアビス
- ゲームモード
- チュートリアル
- ノーマル
- ランク
- ランダムミッド
- AI戦
- カスタム
- 『League of Legends』の登場人物・キャラクター
- デマーシア
- ガレン
- ラックス
- ガリオ
- ポッピー
- サイラス
- ノクサス
- ダリウス
- スウェイン
- ルブラン
- カタリナ
- クレッド
- アイオニア
- イレリア
- シェン
- ゼド
- アカリ
- ケネン
- リー・シン
- フレヨルド
- アッシュ
- リサンドラ
- ボリベア
- オーン
- アニビア
- シュリーマ
- アジール
- ゼラス
- レネクトン
- ナサス
- カシオペア
- 霊峰ターゴン
- パンテオン
- レオナ
- ダイアナ
- タリック
- ゾーイ
- ピルトーヴァー
- カミール
- ケイトリン
- ヴァイ
- ジェイス
- オリアナ
- ゾウン
- ジンクス
- ビクター
- エコー
- シンジド
- ワーウィック
- ビルジウォーター
- イラオイ
- ノーチラス
- パイク
- タム・ケンチ
- フィズ
- ツイステッド・フェイト
- シャドウアイル
- カリスタ
- へカリム
- カーサス
- ヨリック
- マオカイ
- バンドルシティ
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- ヴェル=コズ
- カ=ジックス
- マルザハール
- カサディン
- カイ=サ
- どの地域にも所属していないチャンピオン
- キンドレッド
- ジン
- バード
- レンガー
- ライズ
- 『League of Legends』のアイテム
- 防御アイテム
- サンファイア・イージス
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