League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)のネタバレ解説・考察まとめ

『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』とは、Riot Gamesが2009年より開発・運営しているオンライン対戦ゲームである。5対5のチーム戦であり、150体以上いるキャラクターの中から好きなキャラクターを選択し、相手の本拠地を破壊することが勝利条件となる。奥深い戦略性と高度な駆け引きが特徴。世界最大級のeスポーツタイトルとしても有名で、毎年行われる世界大会はいずれも高い熱気に包まれている。LJLという日本リーグが存在し、プロチームが世界大会出場をかけ戦っている。

ジェイス:未来への希望

「お前が今日しでかした中で一番愚かなことは、俺と戦おうと決めたことだ――降参するなら今だぞ」

ジェイスはピルトーヴァーを――そしてそのたゆまぬ進歩への追求を守り抜くことに人生を捧げると誓った天才発明家である。変形可能なヘクステックハンマーを手に、その腕力と勇気、そして類まれなる知性によって愛する故郷を守るのだ。ヒーローとして街中の尊敬を集めるが、実は注目されることに困っている。とはいえジェイスは真っ当な心の持ち主であり、彼の天性の才能を妬む者たちですら「進歩の都市」を守る彼の存在には感謝している。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:青山穣
ジェイスは類まれなる頭脳と知識力を持ち、天才と持て囃されていた。しかしそれ故に凡人を理解できず、傲慢な性格だった。そんなジェイスの唯一の友人は、ジェイスと同じく天才と呼ばれる科学者のビクターだけだった。ある時、ジェイスは多くの科学者が匙を投げたヘクステックの力の源に関する研究に携わることになる。そしてそこで、生まれて初めての壁にぶち当たり、自分が見下していた凡人の気持ちを理解するきっかけを得る。根気よく研究を続け、ようやく成果が出始めたと思ったその時、研究の成果を、ビクターに奪われてしまう。ビクターを追い、ビクターの研究室へとやってきたジェイスが見たものは、非人道的な実験を今まさに行おうとしているビクターの姿だった。ビクターを止め、研究の成果を取り戻すために、ジェイスはビクターと戦い、見事勝利した。命からがら逃げだしたビクターはゾウンへと向かっていった。ジェイスはビクターを追うことはせず、代わりに、このピルトーヴァーに巣食うビクターのようなマッドサイエンティストから人々を守ることを決意する。ヘクステックの変形式ハンマーを武器に、やがてジェイスは多くの人々からヒーローと呼ばれる存在へとなっていく。

オリアナ

オリアナ:時計仕掛けの舞姫

「繭から羽化した蛾は、芋虫として生きていた時のことを思い出すのでしょうか?」

オリアナはかつては好奇心旺盛な普通の少女だったが、今では技術の粋を駆使した機械仕掛けの体になってしまった。彼女はゾウンの下層地域で起こった事故で重傷を負い、体の部位を一つずつ精巧に作られた人工のパーツに置き換えなければならなかった。自由の身になったオリアナは、ヘクステックの武器が組み込まれた真鍮の球体を携え、ピルトーヴァーやその向こうにある世界の探索を続けている。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:安井絵里
ピルトーヴァーに住む、演劇や踊りが好きな普通の少女だったオリアナは、ある時ゾウンにて起こった毒ガス災害の際、ゾウンの人々を救うために尽力し、毒ガスを全身に浴びた結果瀕死の重傷を負ってしまう。ヘクステック技師であった父によって、心臓を除くすべての臓器を機械へと変えたオリアナは、一命をとりとめるものの、機械化の影響により、暴力性が高まるなど、人格に変化が表れていた。そんなある日、オリアナの父が心臓病を患い、余命わずかとなってしまう。愛する父を救うため、オリアナは残された生身である自分の心臓を父に移植した。完全に機械となってしまったオリアナは、これ以上父の近くにいれば自身の暴力性で父を傷つけかねないと感じ、ピルトーヴァーの外へと旅立っていった。見慣れぬ土地を旅しながら、オリアナは好きだった踊りを踊りながら、人々と接していき、人の心を取り戻そうとしている。

ゾウン

ジンクス

ジンクス:暴走パンクガール

「アブない爆薬って、女の子の一番の親友よね!」

ゾウン出身の、情緒不安定で衝動的な犯罪者ジンクスは、後先のことなど考えず、破壊と混乱を撒き散らすために生きている。大量の危険な武器で武装した彼女は、目を眩ませ耳をつんざくド派手な爆発を起こし続け、その足跡は大災害と大混乱で彩られる。ジンクスは退屈を嫌い、行く先々で彼女の十八番の狂乱を嬉々として巻き起こすのだ。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:上坂すみれ
ゾウンのトラブルメーカーとして広く知られていたジンクスは、しかしその出自に関する話の多くは謎に包まれていた。分かっていることは、どうやら彼女には生き別れの姉がいるらしい、ということのみ。ジンクスは長い間ゾウンを拠点に多くの問題を起こしていたが、ある日を境にジンクスはピルトーヴァーを標的に暴れ始める。大量の実験動物を脱走させたり、街を爆破させたり、歴史的な建造物を破壊するなどして、ピルトーヴァーの人々を恐怖と混乱に陥れている。なぜ急にピルトーヴァーを標的にしだしたのかはわかっていないが、最近ピルトーヴァーの保安官として就任したヴァイと何らかの関係があるとまことしやかに噂されている。というのも、ジンクスが暴れまわった場所には必ずと言っていいほど、ヴァイを挑発するような落書きがどこかに施されているからだ。

ビクター

ビクター:機械文明の前触れ

「機械化された心臓は決して鼓動を乱さず、感情に惑わされることもない。肉と血でできた脆弱な筋肉の塊などに、なぜ命を預けられる?」

テクノロジーの新時代の先触れたるビクターは、その人生を人類の発展のために捧げている。ゾウンの人々を啓蒙し、新たな地平へ引き上げようとする理想主義者であり、人類の可能性を最大限に発揮できる唯一の方法は、テクノロジーによる輝かしい進化を受け入れることであると信じている。鋼鉄と科学によって自らの身体を拡張したビクターは、人類の栄光に満ちた未来の実現に向けて熱心に活動を続けているのだ。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:白熊寛嗣
ゾウンで生まれ育ったビクターは、その天才的な頭脳を認められ、ピルトーヴァーの一流大学に進学する。その大学でジェイスという唯一無二の友人を手に入れるビクターだったが、彼にはジェイスさえも知らない本性が隠されていた。ビクターは、人類の発展のためには、予測不可能なエラーを起こしうる「感情」というものが妨げになっていると考え、自身が喜怒哀楽といった感情に支配されないように全身を機械化し、さらに他の人々の感情さえも消し去ろうとしている。ジェイスが研究していたヘクステックに関する技術を奪い、利用し、その計画を成し遂げようとしていた。すべては、人類のさらなる発展のために。

エコー

エコー:砕けた時を渡る少年

「オレの装置は、思った通りに動かなかった時が一番スゴイんだ…つまり、ほとんどの時だけどな」

ゾウンの荒っぽい裏街で生まれた天才少年エコーは、どんな逆境も自分の有利になるよう時を捻じ曲げる。自ら発明した「ゼロ・ドライブ」を使い、あり得る未来の分岐先を見比べて最適な瞬間を作り出す。彼はこの自由を謳歌しているが、ひとたび仲間に危機が迫れば、彼らを守るためにどんなことでもする。真相を知らない者の目には、エコーはおよそ不可能な離れ業をぶっつけ本番で毎回成功させているように見えるだろう。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:畠中祐
エコーは、優れた頭脳を持つゾウンのストリートチルドレンだ。貧しいながらも優秀な機械技師であるエコーの両親の影響で、エコーは捨てられたガラクタから様々な発明をする。ある時、エコーはビクターとジェイスが争った研究所の廃墟から、ヘクステックのエネルギーを秘めたクリスタルのかけらを拾う。このかけらにはほんのちょっとだけ時間を戻せる力が秘められていることに気が付いたエコーは、クリスタルを使って「ゼロ・ドライブ」と名付けた携帯型時間遡行装置を作り出す。装置を起動すると、その地点での時間を固定し、再度装置を起動することで固定した時間まで時を遡ることができるのだ。エコーはゼロ・ドライブを駆使し、ある時は暴漢に立ち向かうために何十回と時を戻し、ある時は友人を救うために何百回と時を戻した。しかし傍から見れば、エコーはとんでもない離れ業を一発で成し遂げているように見えるだろう。エコーとゼロ・ドライブの存在はたちまちゾウンどころかピルトーヴァーにまで広まり、ジェイスやビクターにまで目を付けられるが、エコーは迫りくる逆境を難なく、しかし他人には絶対に理解できないほどの努力をもって、突破している。

シンジド

シンジド:マッドケミスト

「まだ死んではならん。君の貧弱な解剖学的構造から学べることが、山ほど残っているのだから」

シンジドは比類なき知性を持つゾウンの錬金術師であるが、知識の限界を超えるために人生のすべてを捧げ、自身の理性すら代償としてしまった。彼の狂気の裏にはまだ理性が残っているのだろうか。彼の調合する薬品は常に優れた効果を発揮しているが、恐ろしい毒をまき散らしながら歩くシンジドに、もはや人間としての理性を見ることはできない。

出典: universe.leagueoflegends.com

CV:青山穣
元々はピルトーヴァーの優秀な科学者だったシンジドだったが、のちに出会った錬金術に傾倒し、ヘクステックに魅入られたピルトーヴァーの人々には理解されずにゾウンへと追い出されてしまう。しかし自由に研究できる環境が手に入ったことで、シンジドの研究は徐々に常軌を逸していく。ゾウンに住まう人々を誘拐し、人体実験を行っていたのだ。ついにはシンジド自身の肉体をも実験のための素材とし、彼の理性は完全に消え失せてしまった。もはや何のために実験を行っていたのかさえ思い出すことのできないシンジドは、今もゾウンを駆けまわり、被験体となりうる人間を探し回っている。

shlove21675
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@shlove21675

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