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League of Legends（リーグ・オブ・レジェンド）のネタバレ解説・考察まとめ

『League of Legends（リーグ・オブ・レジェンド）』とは、Riot Gamesが2009年より開発・運営しているオンライン対戦ゲームである。5対5のチーム戦であり、150体以上いるキャラクターの中から好きなキャラクターを選択し、相手の本拠地を破壊することが勝利条件となる。奥深い戦略性と高度な駆け引きが特徴。世界最大級のeスポーツタイトルとしても有名で、毎年行われる世界大会はいずれも高い熱気に包まれている。LJLという日本リーグが存在し、プロチームが世界大会出場をかけ戦っている。

リサンドラ

リサンドラ：氷の魔女

「氷の下には、多くの秘密が埋められている…」

フロストガード（氷結の守護者）の指導者であるリサンドラは滅多にその姿を表に現さないが、多くの者は彼女を生ける聖人として捉えており、その信者たちと共にフレヨルドの部族に癒しと知恵をもたらしていると考えている。だが、真実はより悪辣だ。リサンドラはエレメント魔法を用いて「真なる氷」の力を歪め、恐るべき闇の力へと変える。そしてその力で、彼女の深くに宿る秘密を暴こうとする者の身動きを封じ、葬り去るのだ。リサンドラが過去に蒔いた種は、ルーンテラ終焉のきっかけとなるかもしれない。

出典： universe.leagueoflegends.com

CV：渋谷はるか
かつてフレヨルドを治めていた三姉妹の末子であるリサンドラは、「真なる氷」を操る力を持っていた。この力を使い、のちにアイスボーンたちが持つことにある武器を作ったのだった。しかし、「真なる氷」を操る力がフレヨルドを劇的に変えてしまうと考えた半神、ボリベアと戦い、両目の視力を失ってしまう。辛くもボリベアとの戦いに勝利したリサンドラは、フレヨルドを治め続けるために「観察者」の異名を持つ悪魔、ウォッチャーと契約し、永遠に近い命を得る。しかしその契約は、ルーンテラの世界に干渉してきたウォッチャーが、ヴォイドへの扉を呼び覚まし、ルーンテラをヴォイドに喰らわせようとする策略だった。それに気が付いたリサンドラは、現れたヴォイドへの扉を「真なる氷」で閉じ込めることにした。しかし、ヴォイドの扉を閉じ込めている絶対に解けないはずの「真なる氷」が、なぜか解け始めていた。リサンドラは、来るヴォイドからの侵攻に備えるために、フレヨルド各地に存在するアイスボーンたちにその事実を伝え、「真なる氷」の武器を授けたのだった。だがこれもただの時間稼ぎにしか過ぎない。リサンドラは、ヴォイドを完全に消滅させる方法を今も探している。

ボリベア

ボリベア：無慈悲の嵐

「奴らは、古の慣わしを忘れた。古の慣わしは奴らを忘れておらぬ」

今なお彼を崇拝する者にとって、ボリベアは嵐の権化である。破壊的で荒々しく、決して意志を曲げないボリベアは、定命の者がフレヨルドのツンドラ地帯に足を踏み入れる以前より存在した半神だ。そして自らの血族と共に創り上げたこの地を、彼は死力を尽くして守ろうとしている。文明への憎悪、そして文明のもたらした弱さに憎悪を募らせた彼はいま、あるがままの大地にあるがままの血が流されていた時代の、古の慣わしを取り戻すために戦っている。そんな自分に歯向かう者があれば、彼は爪と牙、稲妻をもって猛烈に挑みかかる。

出典： universe.leagueoflegends.com

CV：最上嗣生
ボリベアは、フレヨルドにはるか昔から存在する、現世に存在する神、半神である。同じく半神であり兄弟関係にあるオーン、アニビアとともに、ここフレヨルドを支配していた。原始的で強靭な力にあふれたフレヨルドを作り上げたのだった。しかし、フレヨルドに現れた三姉妹が、フレヨルドに文明をもたらした。特に三姉妹の末子にあたるリサンドラは、「真なる氷」を操り、武器を生み出したのだという。ボリベアがかつて愛したフレヨルドが壊されると考えたボリベアは、三姉妹と戦い、アヴァローサ、セリルダを殺し、リサンドラの視力を奪った。しかしリサンドラの「真なる氷」を操る力の前にボリベアも劣勢に立たされ、撤退を余儀なくされた。ボリベアは今でも、ここフレヨルドに原始的で強靭な力を取り戻そうと戦っている。

オーン

オーン：山の下の焔

「話はこれで終わりだ」

オーンは鍛冶と技巧を司る、フレヨルドの半神半人だ。彼は“炉床の家”と呼ばれる、火山の地下にある溶岩の洞窟をハンマーで叩き拡げた巨大な鍛冶場で独り仕事に打ち込んでいる。そこで大釜を火にかけ、鉱石を溶かして精製し、比類なき品質の武具を鍛えているのだ。他の半神半人たち──特にボリベア──が大地を歩き定命の者たちの営みに干渉を始める時、オーンは立ち上がる。彼の信頼するハンマーと山脈の炎の力を手に、そういった問題児どもを元いた場所に送り返すために。

出典： universe.leagueoflegends.com

CV：黒澤剛史
オーンは現世に存在する神である半神であり、鍛冶と技巧の名手である。ボリベアやアニビアとともにフレヨルドに降り立ったが、その後この地へやってきた人々に技術と知識を与え、文明を広げる手助けをしていた。しかしそのことがきっかけでボリベアと対立し、多くを巻き込んだ激しい戦いを繰り広げる。しかしその戦いの影響によって、オーンを慕い、信仰していた多くの人々が死んでしまった。罪悪感を覚えたオーンは一人、フレヨルドの山中にある火山の中で仕事に打ち込み続けていた。だが、ボリベアの行動や、フレヨルドや世界に迫る危機を感じ取ったオーンは、再び立ち上がることを決意する。オーンが作る武具が、いずれ必要になる時代が到来することを感じていた。

アニビア

アニビア：氷の不死鳥

「我は吹雪の怒り、寒風の牙、氷の冷気――我こそはフレヨルドなり」

アニビアは翼を持った慈悲の守護者であり、無限に繰り返される生と死、そして再誕の繰り返しに耐えてフレヨルドを守っている。凍てつくような氷と激しい風の中から生まれた半神は、その元素の力を操って侵略者から自分の故郷を守り、過酷な環境の北部に住む部族たちを守り導いている。彼らにとってアニビアは希望の象徴であり、大いなる変化の前触れとして崇拝されている。彼女は自らの命が尽きるまで戦う。自身を犠牲にすることで彼女の記憶は留まり、新たな明日に向かって生まれ変われることを知っているからだ。

出典： universe.leagueoflegends.com

CV：東條加那子
オーン、ボリベアとともにフレヨルドの地に存在する半神であるアニビアは、フレヨルドに生きるすべての人々を守るために戦っていた。何度その命が尽きようと、再び蘇ってくる不死鳥であるアニビアは、多くの人々から崇拝されていた。ヴォイドに立ち向かうためにすべての部族を統一しようとしているアッシュの味方となり、いずれは尽きる定命の人々の一瞬一瞬を温かく見守っている。アニビアやフレヨルドに牙をむける存在には、たとえ兄弟だろうと容赦はしない。彼女はいつも、命を懸けて戦っていた。また新たな可能性をもって、再びこの地に現れるために。

シュリーマ

アジール

アジール：砂塵の皇帝

「かつてルーンテラにその栄華を誇ったシュリーマ。余が必ずや取り戻す」

遥か昔、アジールは定命なるシュリーマの皇帝であり永遠の命を手にしかけた誇り高き男だったが、傲慢から生み出された裏切りによって、最大の偉業を成し遂げようとした瞬間に殺害されてしまった。しかし今、数千年の時を経て、彼は強大な力を持つ超越者として甦った。埋もれた都市が砂の中から姿を現した今、アジールはシュリーマを復興し、かつての栄光を取り戻そうとしている。

出典： universe.leagueoflegends.com

CV：広瀬彰勇
かつてのシュリーマの皇族であったアジールは、将来の皇帝となることを約束された存在だった。幼い頃から傲慢だが心優しく、多くの人々を引き付けるカリスマを持った存在だったが、皇族という身分ゆえに、近寄りがたい存在でもあった。しかしそんなある時、アジールはひょんなことから、奴隷であったゼラスと身分を超えた親友となった。周囲には友人関係であることを隠しながらも、多くの日々をゼラスとともに過ごしてきたアジールは、皇帝になった際に、奴隷解放宣言をすることを決める。しかしその事実を、ゼラスには言っていなかった。時は経ち、ついに皇帝となる即位の日に、アジールは「太陽の円盤」を用いた儀式により、「超越者」となることを決める。儀式の後、砂を操る力を持った「超越者」となったアジールは、奴隷を解放することを宣言する。しかし、その宣言はあまりに遅かった。闇の魔法に傾倒したゼラスの裏切りにより、太陽の円盤が崩壊、それによってあふれたエネルギーにより、シュリーマは滅亡してしまったのだった。しかし、アジールは不滅だった。数千年の長い眠りから目覚めた彼は、砂を操る力を使いシュリーマの都市を再び出現させる。もう一度シュリーマに栄華と繁栄をもたらすために、アジールは砂の兵士たちを引き連れて突き進むのだった。

ゼラス

ゼラス：超越魔神

「生涯奴隷として過ごした経験が、私をお前たちの永遠の支配者とした」

古代シュリーマの超越魔人ゼラスは、魔法の石棺の破片に封じられ、悶え苦しむ神秘のエネルギー体である。彼は数千年の間、砂漠の底に閉じ込められていたが、シュリーマが砂の中から現れたことで彼もまた古代の牢獄から解放された。力を手に入れたことで正気を失った彼は、自分のものであると信じてやまないものを自らの手で奪い取り、世界中の新しい文明を、自らが思い描いたそれで置き換えようと企んでいる。

出典： universe.leagueoflegends.com

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