ハチミツとクローバー(ハチクロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハチミツとクローバー』は羽海野チカにより宝島社、集英社に2000年から2006年にかけて連載された漫画作品。及びそこから派生するテレビアニメ、実写映画、テレビドラマである。「ハチクロ」という略称で親しまれる。
テレビアニメ第一期が2005年、第二期が2006年に放送された。
美術大学を舞台に、大学生達の報われない片思いや芸術への想いが描かれている。

『ハチミツとクローバー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった」

第1巻にて。竹本がはぐみに恋をした瞬間をみた真山のセリフ。
物語通してのテーマの一つでもある、竹本の恋が始まったシーンで、作品きっての名言。

「帰ってきて欲しくない。やりたい事全部やってみれるまでがんばるのがいいと思う」

第4巻のはぐみの名言。
急にいなくなった森田のことを、「帰ってきてほしい?ほしくない?」と竹本が聞いた時の返答。
同じ芸術家として認めているはぐみだからこそのこの言葉。そのある種絆のような物を感じ、竹本は少し落ち込んでしまうのもまた青春。

「たくさんのコトバがおしよせたけど どれもあまりにわざとらしすぎて」

第5巻。あゆみのモノローグ内のセリフ。
真山と出かけるための理由を考えても、うまい理由が思いつかない。
なぜなら用事があるわけではなく、ただ真山に会いたいだけだから…というあゆみの苦悩を表した名言。

「子供が子供なのは 大人が何でもわかってるって思ってるところだ」

第7巻。
あゆみが「一生このままひとりぼっちだったらどうしよう」と聞いた後の、花本のセリフ。
花本自身の経験からも、大人になったからと言ってすべてが分かるわけじゃない、まだ分からない事だらけなんだ…という
ずっしり響く一言。

「はぐちゃん、オレは君を好きになって良かった」

第10巻。竹本のセリフ。
竹本の旅立ちの日。はぐみは「四葉のクローバー」入りのジャムサンドを餞別として竹本に渡す。
電車の中で竹本は、見つけるのが難しい四葉のクローバーが大量に入ったそのサンドをみて、はぐみがどれだけ頑張ってくれたかを知る。
そして自問自答していた、「うまく行かなかった恋に意味はあるのだろうか」という問いに自ら答えを出した。
「意味はある。あったんだよここに!」はぐみの思いの詰まった四葉のクローバーを握りしめ、彼女を好きになって良かったと涙するのだった。

『ハチミツとクローバー』の実写映画

2006年7月22日に公開。
キャッチコピーは「恋をした。それだけのことなのに、世界はまぶしい」。

キャスト

・竹本祐太:櫻井翔(嵐)
・花本はぐみ:蒼井優
・森田忍:伊勢谷友介
・真山巧:加瀬亮
・山田あゆみ:関めぐみ

『ハチミツとクローバー』のテレビドラマ

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