弱虫ペダル(弱ペダ)のネタバレ解説・考察まとめ

『弱虫ペダル』とは、2008年より渡辺航が『週刊少年チャンピオン』で連載している、自転車競技を題材にした本格的なスポーツマンガ。主人公の小野坂坂道は憧れの高校生活でアニメ研究部への入部を決意するが、今泉俊介と鳴子章吉との出会いにより自転車競技部に入部することになる。オタク活動のため自転車で長距離、激しい坂道を通い続けた小野坂坂道は自転車競技部の面々を驚かせるほど、坂道を上る”クライマー”のセンスを身に着けていた。全く未知の世界で個性の強い部員達と切磋琢磨しながら成長していく姿が魅力。

新開 隼人(しんかい はやと)

箱根学園3年生。赤茶色髪の好青年でレース中は補給食であるパワーバーをよく食べている。
本気でスプリントをする時は舌を出し鬼の様に走る。鬼気迫るその様子から「箱根の直線鬼」と呼ばれている。
福富と同じく2年生でレギュラーに選ばれていたが、直前のレースでウサギを轢き殺してしまったことが原因で本気でペダルを踏めなくなり辞退している。
後に仲間の助けでそれを克服した。
箱学のエーススプリンター。

泉田 塔一郎(いずみだ とういちろう)

箱根学園2年生→3年生(主将)「神奈川の最速屋」と呼ばれている。
1年生の時に福富に「もう自転車に乗らなくていい」と言われ自分なりの速くなる方法を考え、筋力トレーニングをして速くなった。口癖は「アブ」。自分の大胸筋にアンディ(右)、フランク(左)、後背筋にファビアンという名前をつけている。
スプリンター。

葦木場 拓斗(あしきば たくと)

箱根学園2年生→3年生。泉田と同世代。
2メートル2センチの長身。高すぎる身長のためマネージャーに転向しようとしていたが、福富と新開の助言により才能を開花させた。
リズムに合わせ長身を左右に揺らす「メトロノームダンシング」を繰り出す。
オールラウンダーで、箱学新チームのエースとしてインターハイに臨む。

京都伏見高校

御堂筋 翔(みどうすじ あきら)

京都伏見高校1年生。1年生ながら総北、箱学の両エースと互角のバトルをするなど、非常に高い能力を持っている。また相手チームのことをよくリサーチし、弱点を突く頭脳的な戦略を得意とする。勝利という結果だけにこだわりそのために不要なものは全てをそぎ落とすなど異常な執着心を見せる。
「キモ」「キモイ」が口癖。
京都伏見のエースでオールラウンダー。

『弱虫ペダル』の自転車・愛車

『弱虫ペダル』に登場するキャラクター達は、それぞれ個性豊かな自転車を使用している。彼らの愛車であるロードバイクは実際に存在する自転車メーカーのものばかりであり、デザインなどからモデルが存在すると思われるものも多い。

renote.net

『弱虫ペダル』の用語

アタック

レース中の集団で走っているときに、そこから飛び出すこと。
また飛び出した数人のなかから、さらにスピードをあげて周囲の選手を振り切り、独走に持ち込もうとするダッシュのこと。
レース中は常に誰かがアタックをかけ、それをつぶしにいこうと選手が動いていることが多い。

ケイデンス

「一分間のクランク(ペダル)の回転数」のこと。
例)ケイデンス90=クランクを一分間に90回転させること。

ママチャリの多くは40回転/分 以下、ロードレーサーは90回転/分 以上と言われている。
小野田坂道がはじめに乗っていたママチャリはギアが一つしかなかったため、スピードが出なかった。
地形や天気、個人の能力に合わせてより早く、より快適に走るためにギアがある。
軽いギアはスピードは遅いが、軽い力で自転車を進めることができる。
重いギアはスピードは出るが、力が必要になる。
条件に合ったギアに変更することで効率的に走ることができるのだ。

サイクルコンピュータ

自転車用のスピードメーター。前輪または後輪のスポークに取り付けた小型の磁石と、フレーム側に取り付けたセンサーでホイールの回転数を感知し、速度を計算して表示する。
そのほか走行距離、スタートしてからのタイム、瞬間最大速度や平均速度なども表示できる。ケイデンスや心拍数を表示できるモデルもある。

ダンシング

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