東堂尽八(弱虫ペダル)の徹底解説・考察まとめ
東堂尽八(とうどうじんぱち)とは、『弱虫ペダル』に登場するキャラクターであり、箱根学園自転車競技部のエースクライマー。副主将を務めている。ロスのない動きにより音もなく加速する「スリーピングクライム」を得意とし、「山神」の異名を持つ。容姿は艶やかな黒髪で肩につく程度のセミロングであり、長い前髪をカチューシャで留めている。見定めた相手を見下ろすように指をさすポーズが定番であり、ファンサービスとしてよく使っている。千葉総北高校の同級生クライマー、巻島裕介とはライバル関係。
東堂尽八の概要
東堂尽八(とうどうじんぱち)とは、『弱虫ペダル』に登場するキャラクターであり箱根学園自転車競技部の3年生。自転車競技部のエースクライマーにして、副主将を務めている。ロスのない動きにより音もなく加速する「スリーピングクライム」を得意とし、「山神」の異名を持つ。幼少時から乗っているママチャリが凄まじい騒音を鳴らす年代物であり、無駄な動きを減らし静かに走ることにカッコよさを見出し乗りこなしていた。この経験から生み出された、音もなく加速する森さえ眠る「スリーピングクライム」を得意とし圧倒的な登板力を持つ。千葉総北高校の同級生、巻島裕介とはライバルであり公式戦14戦中7勝7敗と結果が五分である。巻島のことを「巻ちゃん」と呼んでおり、作中でも度々連絡をとっているところが描かれている。
容姿は艶やかな黒髪で肩につく程度のセミロングであり長い前髪をカチューシャで留めている。カチューシャは中学生の頃地元のレースに出た際、箱根学園自転車競技部のマネージャーをしていた女子高生から貰ったものをつけている。自らを美形と称しかなりのナルシスト。普段は軽そうな言動・性格だが自転車のことになると非常に理知的で戦略的。ファンサービスも怠らず、相手を見定めて見下ろすように指をさすポーズが定番だ。女性人気が高く、レースに出走した際は女性から黄色い声援が飛び交っており、ファンクラブも存在する。
東堂尽八のプロフィール・人物像
生年月日:1990年8月8日
年齢:18歳(3年生時)
血液型:A型
身長:174cm
体重:61kg
ゼッケン番号:3
星座:獅子座
担当声優:柿原徹也
舞台:玉城裕規 / 北村諒 / 佐藤祐吾 / 遼太郎
箱根学園自転車競技部のエースクライマーにして副主将。登りを得意とするクライマータイプ。ロスのない動きにより音もなく加速する「スリーピングクライム」を得意とし、その圧倒的な登板力から「山神」の異名を持つ。
幼少の頃に乗っていたママチャリは凄まじい音が出る年代物であり、無駄な動きを削り静かに走ることにカッコよさを見出すようになっていった。この経験から生み出されたのが「スリーピングクライム」である。中学2年生の時、同級生である糸川修作の誘いで地元のヒルクライムレースにママチャリとカジュアルな服装で出場する。重量のあるママチャリで登る姿に修作と周りの観客は驚くが、優勝を狙う修作が途中で足を痛めてしまう。東堂もそこでリタイアをしようとした時、修作が乗っていたロードバイクに乗れと委ねられ東堂は先頭を追う。最終的に先頭を走っていた中学3年生の選手を抜き、初出場ながらヒルクライムレースで優勝する。それがきっかけとなりロードバイクに乗り始めた。
千葉総北高校の同級生クライマー・巻島裕介とはライバル関係にある。初対面は高校2年生の春のヒルクライムレース。初対面の時はお互い対抗心を抱いていたが、実力を認め合ってからは親しくなっていった。公式戦14戦7勝7敗と五分五分の成績。
性格面では自身を「美形」と名乗るほどのナルシスト。軽々しい言動や行動をするが自転車のことになると理知的で戦略的。女子のファンが多く大会などに出走すると黄色い声援が送られる。相手を見定めて見下ろすように指をさす決めポーズがある。
実家は箱根の老舗旅館「東堂庵」。特技は書道で好物は鯛茶漬け。好きなお菓子は豆大福。
東堂尽八の能力:スリーピングクライム
東堂尽八はヒルクライムで圧倒的な登板力を誇るクライマーだ。幼少から乗っているママチャリが凄まじい騒音を鳴らす年代物であり、無駄な動きを減らし静かに走ることにカッコよさを見出し、乗りこなすようになる。その経験から音もなく加速し森さえ眠る「スリーピングクライム」を得意とする。その圧倒的な登板力とプレッシャーから「山神」の異名を持つ。
東堂尽八の自転車・愛車:RIDLEY DAMOCLES ISP
東堂尽八が乗っている自転車はRIDLEY(リドレー) DAMOCLES ISPのロードバイクだ。色は白色。踏み込む力は即座に推進力へと変わり、グイグイと引っ張って行ってくれるのが特徴。ダンシングの際もまるで足元にバネがあるのではないのかと錯覚するくらいしなやかに返してくれるので、クライマータイプには打ってつけの自転車である。
東堂尽八の来歴・活躍
中学時代
中学2年生の時、同級生である糸川修作の誘いで地元のヒルクライムレースに年代物のママチャリとレースで着用しなさそうなカジュアルな服装で出場する。年代物の重量が重いママチャリに乗ってダンシングで登る姿に、修作や周りの観客が驚きを見せる。
箱根学園の自転車競技部である女子マネージャー・皆水のキスを目的に優勝を狙う修作が、序盤でペダルを回しすぎたことから足を痛めてしまう。東堂も足を痛めた修作を気遣ってリタイアしようとするが、修作から自分の乗っているロードバイクに乗り換え先に行くように委ねられ、東堂は先頭を追う。最終的には先頭を走る他校の上級生を抜き、初出場ながらヒルクライムのレースで優勝した。その後自身のロードバイクを手に入れ、レースに参加しては次々とレースレコードを塗り替える。その後修作は埼玉の高校に、尽八は箱根学園に入学する。
神奈川県インターハイ(高校3年生時)
箱根学園の地元で開催され、期待が高まるインターハイ神奈川大会では、1日目スプリントリザルトを千葉総北の田所が取る。東堂は巻島へ第2ステージである山岳賞をかけて宣戦布告するが、たまたまその場にいた『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道を見て「ビジュアルが低い」「三下」などと発言する。得意分野があるかと聞き「そいつで頑張るしかねーな!」と励ます。山岳ステージで巻島と勝負の約束をしていたが、坂道が集団落車に巻き込まれチームを引かなくてはいけなくなった巻島に痺れを切らして東堂は山岳賞に向けて飛び出す。その約束のステージで巻島と戦えないことに項垂れるが、その後坂道が100人抜きという驚異的な走りを見せチームに合流する。坂道が合流したことで巻島は先行する東堂を追いかる。東堂は巻島ともう戦えないと思い込んでいたが驚異的な追い上げで巻島が東堂に追いつく。追いつく姿を見て「俺はたった今絶好調になった!」とモチベーションを取り戻し、2人のラストクライムの勝負が始まった。巻島との激しい接戦の末、東堂は山岳賞を手に入れた。2人は山岳ライン通過後、タッチを交わそうとするがスカるほどの疲労状態であった。1日目のレースは京都伏見・千葉総北・箱根学園3校の同着ゴールで終えた。レース後、東堂は総北高校のテントに現れ、坂道にレース中の三下発言を謝罪して巻島と戦う機会を作ってくれたことに対して感謝の気持ちを伝えた。それと同時に「明日のレースはもっと過酷になる」とアドバイスもする。
2日目はスプリントステージでスプリンターの新開隼人が京都伏見の1年生御堂筋に敗れたことで、山岳ステージでは一度メンバーがばらけてしまう。再度合流するまでは東堂がエース福富を引くことになった。最終的にはチーム全員が戻りエース福富が1番でゴールラインを破り、2日目は箱根学園が優勝した。
3日目最終日は巻島を疲れさせ金城を落としてゴールを取る作戦を練っていた。しかし、その金城が足の怪我で途中リタイアしてしまう。金城に変わりエース宣言していた総北1年今泉が残り15kmのところで独走しようとしたところ東堂がチェックに入ろうとするが、巻島に抑えられる。巻島とのバトル中で東堂は体力を消耗してしまい、後続から京都伏見1年御堂筋が追い上げてくるが抑えることができず、箱根学園の1年真波に全てを託すことになる。そして巻島と東堂は福富と今泉、御堂筋(途中でリタイア)を抜き、3位争いを東堂は制したが、真波が小野田に敗れたことでチームは総合2位となる。東堂は優勝できずに最後の夏を終えたのだった。
インターハイ終了後
インターハイ終了後、東堂は巻島とインターハイで決着をつける約束を果たし、大学では巻島と同じチームで走りたいと考えていた。そのためインターハイで巻島のチームメイトの田所に聞いた情報をもとに、明早大への進学を考えていた。しかし、直接巻島から「イギリスへ留学する」という話を聞き、ショックを受けるが「行ってこい」とその背中を押した。そして巻島の出発直前にも電話をかけ、友の門出を祝った。
その一方で、真波は「箱根学園の伝統に泥を塗った」と自らを責め続けていた。福富や新開などが励ますが効果はなく、それを見た幼馴染の宮原すずこから東堂が相談を受けた際に「話をきいてやれ」とアドバイスする。その後に行われた3年生追い出しレースでも復調した姿はみられない真波に対して「自由に走れ」とアドバイスし、ライバル関係である小野田との関係を大切にしろと伝える。それから真波は徐々に復調していった。
東堂尽八の関連人物・キャラクター
福富寿一(ふくとみじゅいち)
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目次 - Contents
- 東堂尽八の概要
- 東堂尽八のプロフィール・人物像
- 東堂尽八の能力:スリーピングクライム
- 東堂尽八の自転車・愛車:RIDLEY DAMOCLES ISP
- 東堂尽八の来歴・活躍
- 中学時代
- 神奈川県インターハイ(高校3年生時)
- インターハイ終了後
- 東堂尽八の関連人物・キャラクター
- 福富寿一(ふくとみじゅいち)
- 荒北靖友(あらきたやすとも)
- 新開隼人(しんかいはやと)
- 泉田塔一郎(いずみだとういちろう)
- 真波山岳(まなみさんがく)
- 巻島裕介(まきしまゆうすけ)
- 東堂尽八の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「巻… ちゃん…オレは… たった今絶好調になった!!」
- 「ありがとう 楽しかったよ3年間」
- 東堂尽八の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 巻島と縁のある大学に入学