暗殺教室(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『暗殺教室』とは、漫画家松井優征による漫画作品。「週刊少年ジャンプ」にて2012年から2016年まで連載され、2015年にはTVアニメも放映されている。「来年3月までに私を暗殺できなければ地球を破壊する」と宣言する超生物「殺せんせー」と、おちこぼれの中学生クラス「3年E組」が繰り広げるギャグテイスト学園漫画である。

男の子にも女の子にも見える容姿をしており、作中の語り役、主人公でもある。背が低いのが悩み。

おとなしめの性格で、E組内では殺せんせーの弱点をメモしていたりと、「暗殺」に役立つ場面も多い。

運動能力はけして高くは無いが、こと「暗殺」に関しては類稀な才能を秘めており、戦いを通して暗殺者としての能力が徐々に開花していく。

赤羽 業(あかばね カルマ)

ケンカっぱやい赤髪の鋭い目つきの少年。いたずらが大好き。

作中序盤では暴力事件を起こし停学になっていた生徒。最初は「教師」に対して不信感を抱いており、殺せんせーに対しても「教師として殺す」と食って掛かったが、自身が見てきた教師とは違うことを感じ、徐々に打ち解けていった。

頭脳明晰で高い運動能力を持っており、E組内でも非常に高い戦闘センスを有している。

堀部 糸成(ほりべ イトナ)

白髪で淡々とした口調が特徴。後にバンダナ?を頭に巻くようになる。意外にエロく手先が器用。

暗殺目的でE組に送り込まれた、後天的に触手を植え付けられた「触手生物」であったが、潮田 渚らの奮闘で触手の摘出に成功。E組の「寺坂グループ」を中心に徐々に心を通わせ、自我を取り戻していきE組の一員となる。

主要登場人物・キャラクター(3年E組・女子)

茅野 カエデ(かやの かえで)

明るい性格の少女で、こうと決めたら一直線な性格の持ち主。巨乳を敵視している。

殺せんせーの名付け親であり、E組内ではその愛らしさからいじられ役となることも多いが、実は「雪村 あぐり」の実の妹で、本名は「雪村 あかり」。
作中序盤で正体を隠していたのは、殺せんせーが姉を殺したと思い込み、復讐のためにE組に入り待ち受けていたからである。

姉の仇が殺せんせーでは無かったという事実を知った後は、誤解と思い込みに囚われていた自身の過去を反省し、本当の意味でE組の一員として成長していく。

律(りつ)/自律思考固定砲台(じりつしこうこていほうだい)

モニター付きの四角い箱。画面に映し出されるかわいい少女を擬似人格として対話する。重火器内蔵。

殺せんせー暗殺のためにE組に送り込まれた、人工知能を搭載した最新兵器だったが、「暗殺を成功させるには他の生徒との協調が重要」と、殺せんせーに諭されクラスの一員となる。
E組のクラスメイトの携帯に「モバイル律」としてダウンロードされ、E組による戦闘時や学校行事では重要なサポート役を担う。

なお、全校集会などの公の場には、「にせ律」こと「尾長 仁瀬」が身代わりとして出席している。

その他の生徒(男子・女子)

(男子)
・磯貝 悠馬(いそがい ゆうま):学級委員。ナイフ術に長ける。
・岡島 大河(おかじま たいが):クラスのエロ担当。
・木村 正義(きむら ジャスティス):俊足のキラキラネーム。
・菅谷 創介(すがや そうすけ):美術系が得意。
・杉野 友人(すぎの ともひと):元野球部ピッチャー。
・竹林 孝太郎(たけばやし こうたろう):メガネの頭脳派オタク。
・千葉 龍之介(ちば りゅうのすけ):目が髪に隠れている射撃の名手。
・寺坂 竜馬(てらさか りょうま):わりとジャイアンポジション。
・前原 陽斗(まえはら ひろと):行動派プレイボーイ。
・三村 航輝(みむら こうき):視野の広さに定評がある。
・村松 拓哉(むらまつ たくや):寺坂グループ。料理が得意。
・吉田 大成(よしだ たいせい):寺坂グループ。バイク好き。

(女子)
・岡野 ひなた(おかの ひなた):黒髪ショートヘア。体操が得意。
・奥田 愛美(おくだ まなみ):ちょっとマッド。理科が得意。
・片岡 メグ(かたおか めぐ):学級委員。責任感が強い。
・神崎 有希子(かんざき ゆきこ):おしとやかな美女。実はゲーマー。
・倉橋 陽菜乃(くらはし ひなの):天真爛漫。生き物が大好き。
・中村 莉桜(なかむら りお):おっさんぽいギャル。
・狭間 綺羅々(はざま きらら):ちょっと陰気。活字好き。
・速水 凜香(はやみ りんか):クール女子。射撃の名手。
・原 寿美鈴(はら すみれ):自称動けるデブ。
・不破 優月(ふわ ゆづき):少年誌が大好き。
・矢田 桃花(やだ とうか):巨乳。ビッチ先生の弟子。

主要登場人物・キャラクター(その他)

浅野 学秀(あさの がくしゅう)

浅野理事長の一人息子で、生徒会長。だが親子関係はよろしくない。

全てにおいて万能だが、3年E組を敵視しており、学校行事においてはことあるごとにE組の前に立ちふさがる。

様々な学校行事でE組と対するうちに、理事長である浅野 學峯の考えに疑問を抱くようになり、「父の教育方針を壊してほしい」と頭をさげるまでに至った。

シロ/柳沢 誇太郎(やなぎさわ こたろう)

白装束に身を包む謎の男。白装束は、対先生繊維で作られている。

作中序盤では堀部イトナの保護者を名乗っていたが、その正体は人間だった頃の殺せんせーを「触手生物」と変えた張本人。

自らが行っていた「反物質細胞」の研究中に「死神」と呼ばれていた頃の殺せんせーをモルモットとして扱っており、「雪村 あぐり」にも非道な振る舞いを行っていた。

月で行っていた実験が失敗し月の7割が消滅。同じ実験のモルモットであった殺せんせーも同様の現象を引き起こす可能性があると考え処分しようとするが、反撃にあい左目を負傷。その後、逆恨みから殺せんせーへ激しい憎悪を抱くこととなる。

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