テニスの王子様(テニプリ)のネタバレ解説・考察まとめ

許斐剛によって1999年から2008年まで週刊少年ジャンプにて連載された漫画及びアニメ、映画、ゲーム作品。ミュージカル化もされている。さらに2009年から第2シリーズとして『新テニスの王子様』としてジャンプスクエアにて連載再開された。中学校の部活動テニスを題材にした作品。テニスの名門校に入学した越前リョーマはテニス部に入部し様々なタイプの選手と対戦しながら団体戦での全国大会優勝を目指す。

全国大会2回戦で青春学園と対戦。

必殺技

テニスの王子様では様々な技が登場する。実際に使われるテクニックを多少デフォルメしたものから、人間離れしたものまである。
物語中盤からキーワードとなる技に『無我の境地』がある。

無我の境地

己の限界を超えた者のみが辿り着くことができる境地。頭で考えて動くのではなく、身体が実際に体験した記憶で無意識に反応する。今までに対戦してきた相手の技・プレイスタイルが繰り出せる。しかし、本来できないものを限界を超えたところで行うため、その反動として体力を激しく消耗し、一気に身体に襲い掛かる副作用がある。ちなみに、発動すると発生するオーラはイメージ的なものではなく、実際に目に見えるものとされている。無我の境地の奥には、後述の三つの扉が存在する。

出典: ja.wikipedia.org

百錬自得の極み

三つの扉のひとつ。無我の境地の爆発的力を片手に集めることで、技・回転・球種の威力を倍返しにできる上、副作用の疲労を最小限に抑えられるというメリットがあるが、パワーを集中させた部位以外がおろそかになるという欠点がある。

出典: ja.wikipedia.org

才気煥発の極み

三つの扉のひとつ。頭脳活性化型の無我の境地。一球ごとの戦略パターンを瞬時にシミュレートし、最短何球目でポイントが決まるかを見極めることができる。その正確性から「絶対予告」と呼ばれるが、実力が上位の者と対戦した場合は予告が外れることもある。

出典: ja.wikipedia.org

天衣無縫の極み

三つの扉のひとつ。無我の奥にある最後の開かずの扉。数十年前に伝説のプレーヤーでありリョーマの父・越前南次郎のみが開いた。乾の強引な解釈によると、無我の力を体内にためこみ、何らかの形で体の必要なところに放出して増幅させる技。百錬自得の極みを適材適所に移動させた進化版と推測した。その一方で越前南次郎は「天衣無縫の極みなんて最初からない。強いて言うならテニスを始めたばかりの『テニスが楽しくてしょうがない』時期は誰もが天衣無縫を持っていた」と言う。この言葉から類推するに、勝つため・ミスをしないためのプレーよりも、純粋にテニスを楽しむためのプレーこそが天衣無縫であるといえる。

出典: ja.wikipedia.org

越前リョーマは主人公ではなかった!

リョーマは元々は悪役としてデザインされていた。当初、四天宝寺中学校の遠山金太郎を主人公として、リョーマはライバルとして登場する予定であった。
悪人が悪人を倒す物語だと、作者の許斐剛は語っている。

四天宝寺中、遠山金太郎。

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