【サッカー日本代表】川島永嗣、長谷部誠、内田篤人の「大好きな曲」まとめ
NHKの番組『ミュージック・ポートレイト』は、毎回異なる出演者が「人生の大切な曲」を持ち寄り、語り合うという番組だ。ここでは男子サッカー日本代表として活躍する川島永嗣、長谷部誠、内田篤人が出演した回から、3人が発表した「大好きな曲」をまとめた。
川島永嗣 「WAVIN’ FLAG」ケイナーン
K'NAAN - Wavin' Flag (Coca-Cola Celebration Mix)
「WAVIN’ FLAG」
北米を中心に活動するソマリア出身の歌手ケイナーンが、2010W杯南アフリカに向けて
セルフリメイクした応援ソング
川島 「2010年のワールドカップって、自分にとってもすごい特別だった。
だから、あの時の自分はこうだったけど、今の自分をまたこう新しく思い描く、
みたいな。
改めて、4年前の曲を聴くことで、日本代表の一員としてピッチに立っているとか、
もちろんもし出れなかったら悔しいけど、その一員でいる誇りみたいのは、
より大きく感じられる」
内田篤人 「一番綺麗な私を」中島美嘉
長谷部「試合前にこれ聴くの？（笑）」
内田「しょうがないじゃん、聞くんだもん、だって。
これをずっと聞いてたときに、チャンピオンズリーグでどんどん、上に行ってたワケ。
ベスト4くらいまで。でそのイメージが強いんだよね」
長谷部「あそういう事ね」
内田 「曲もいいし、好きで聞き始めたんだけど、その時の、試合の勝ち進み具合がすごいよくて。
だからゲン担ぎみたいな感じかな」
川島 「よくない時のやつはだんだん排除に…」
内田 「それで気分が楽になるならすごい大事って思うけどね」
長谷部誠 「終わりなき旅」Mr.Children
長谷部 「『終わりなき旅』で、気持ち上げて。そのスタジアムに着く、その7分15秒前に、
終わりなき旅が7分15秒前なんだけど、それに合わせて聞き出すの」
川島 「計ってるからねバスで！いつも！（笑）」
長谷部「試合の前日行く時にだいたいこれぐらいで着くんだな、っていう感じを覚えとく。
でも誤差はあるじゃん？
だから早く着いたら、終わるまでずっと座ってて、まだ着きそうもない、
ちょっと時間かかりそうだったら、ちょっとだけ巻き戻すの」
川島 「変えようと思ったことないの？」
長谷部「ないね。そこはね、崩さない」
内田 「そう…聞いてみようかな、今度。『終わりなき旅』」
長谷部「すんげえいいプレーするかもしんないよ(^^)」
7曲目 ～ 日本人の魂を感じる歌 ～
内田篤人 「外は白い雪の夜」吉田拓郎
外は白い雪の夜/吉田拓郎
内田 「プロポーズするかと思いきや別れるっていう。それがすごいいい。
男の人の気持ち、女の人の気持ち、男の人の気持ち、女の人の気持ち…で交互に曲が続いていく。
『涙で汚れて、化粧とかも全部崩れちゃってヒドイ顔でしょ？』とか、
『最後化粧とか直すから、綺麗な思い出で終わって』っていうの。すごいいい。
イメージ出来るんですよね、歌詞で。ストーリーになってる。
そういう日本人の侘び寂びじゃないですけど、そういう、相手を想う気持ちっていうのは
あまり海外の人には思わないんで、それは思います。
日本人っぽい気持ちが表れてるというか」
長谷部「ストーリーになってる？」
内田 「話になってるの。
日本人の、相手を想う気持ちっていうのは、あんまり海外の人は思わないので、
この歌に日本人らしい気持ちがあらわれているというか」
長谷部誠 「青春の影」チューリップ
長谷部「サビのフレーズが大好きなの。自分に、こう思える日が来ればいいなって。
今までさ、みんな独身だから、自分の夢を追い続けることが仕事だったでしょ。
でもそれをも超える存在っていうのがやっぱり現れるっていうのは
ひとつの夢ではあるよね」
内田 「ああ～いい、これ結婚式で流したい！いいですね！」
長谷部「こういう歌って、やっぱり自分たちより上の年代の人たちの歌で、こういうのは
本当に時代を越えて大切にされている曲なんだな、って。
それは日本人の魂でもあると思う。受け継がれていく、っていう意味でね」
川島永嗣 「川の流れのように」美空ひばり
川の流れのように 美空ひばり
川島「歌詞っていうよりは、心に響く。歌の力とか、もうホント日本人の代表じゃないけど…」
内田「別に俺が生きてる時代の曲じゃないけど、すごく感じるものはあるというか…」
川島「響くじゃん、結局心の中に。
自分たちは自分たちで、それぐらいやっぱ深いところに残るような、
印象に残るようなプレーヤーでいたい、って思うし。
それぐらい響くような選手になりたいなと思う」
長谷部「よく言うのは『記録じゃなくて記憶に残る選手になる』っていう。
だから本当に良い選手とか、本当に良い曲っていうのは…
もちろん、カセットテープとかビデオテープには残るけど、それ以上に
『人の心の中に残る』っていう意味では、共通してる部分があるのかもしれない。
『スポーツ』と『音楽』って。
だからスポーツ選手は音楽と寄り添うことが多いのかも知れないね」
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