NCT(エヌシーティー)の徹底解説まとめ
「NCT」(エヌシーティー)とは、2016年に結成された韓国の男性アイドルグループで、世界各地を拠点に活動している。韓国・日本・中国・アメリカ・カナダ・タイと多様な国籍の23人のメンバーが所属。グループ形態や、メンバー数の制限を設けないという新たな概念を掲げている。NCTメンバーから構成する派生ユニット、NCT U(2016年4月)、NCT 127(2016年7月)、NCT DREAM(2016年8月)、WayV(威神V)(2019年1月)がデビューした。SMエンターテイメント所属。
NCT(エヌシーティー)の概要
「NCT」(エヌシーティー)とは、2016年に韓国の芸能事務所「SMエンターテインメント」で結成された。グループには、韓国・日本・中国・アメリカ・カナダ・タイ・マカオ・台湾と多様な国籍をもつ23人が所属。群を抜くパフォーマンス力と表現力、楽曲センスが評価され世界各国から注目を集め続けている。グループ名には、「Neo Culture Technology(ネオ・カルチャー・テクノロジー)」の意味があり、「開放」と「拡張」をグループテーマとして”グループ形態、メンバー数の制限がない”という新たな概念をもった次世代グローバルグループ。NCTには様々な派生グループが存在し、楽曲や活動コンセプトによってメンバー構成が異なる。公式ファンクラブ名は「NCTzen」(エヌシーティズン)。ファンたちの愛称(NCTグループファンの総称)は「シズニー」、「シズニ」と呼ばれる。
ソロデビューしたメンバー、新たなグループでデビュー準備のために脱退したメンバー、NCT新チームの構成員となるメンバーなど常に変化し続けるエンターテイメント性の高いグループだ。
「NCT U」(エヌシーティーユー)は、2016年4月9日、デジタルシングル『The 7th Sense』で韓国デビューした。楽曲によってメンバー構成が異なる。グループ名「NCT U」のUは、連合や団結を意味する英単語、United(ユナイテッド)の頭文字である。
「NCT 127」(エヌシーティーイリチル)は、2016年7月7日、ミニアルバム『NCT #127』で韓国デビューした。グループ名「NCT 127」の127は、ソウルの経度である東経127度線に由来している。韓国語読みの「イリチル」と発音される。ファン愛称は「チルプ」。
「NCT DREAM」(エヌシーティードリーム)は、2016年8月27日、デジタルシングル『Chewing Gum』で韓国デビューした。グループ名「NCT DREAM」のDREAMには、結成時メンバーが全員10代だったことから「10代に夢を」という意味が込められている。ファン愛称は「ドゥプ」。
中華圏を中心に音楽活動するグループ「WayV」(ウェイブイ)は、2019年1月17日、デジタルミニアルバム『The Vision』で中国デビューした。グループ名は「We Are Your Vision(ウィー・アー・ユア・ビジョン)」の頭文字からつけられた。中国活動名「威神V」(ウェイシェンブイ)の「威神」は中国語で「神のごときの威力」という意味がある。ファン愛称は「WayZenNi」(ウェイズニ)。
NCTグループ公式カラーはネオンイエロー、ネオングリーン。派生グループごとにカラーは決められていない。公式ペンライトは、四角い形状と特徴的なみどり色から、韓国では「믐뭔봄」(ムンウォンボム)、日本では「草鈍器」、他の地域では「Neo Bong」と呼ばれている。
NCT(エヌシーティー)の活動経歴
NCTの結成
NCTは、2016年1月27日に行われた、SMエンターテイメントの新しい文化技術(Culture Technology) を発表するプレゼンテーションショー「SMTOWN: New Culture Technology, 2016」にて、イ・スマンプロデューサーからグループの結成が発表された。主要メンバーはSMルーキーズから選出されている。SMルーキーズとは、SMエンターテイメント所属の公開練習生で構成された、プレデビューチームである。
NCTの結成後、派生ユニット、2016年4月9日にNCT Uがデビュー。続いて2016年7月7日にはNCT 127、2016年8月27日にNCT DREAM、2019年1月17日にWayV(威神V)がデビューした。
NCT U、NCT 127、NCT DREAMは韓国を拠点に活動し、ソウル歌謡大賞、大韓民国芸能芸術賞、ゴールデンディスク賞など多くの音楽賞を受賞した。活動拠点は広がり、2018年、中国圏を拠点に活動する威神V (WayV)が中国デビュー。2018年にNCT 127、2023年にNCT DREAMが日本デビューし、活動範囲を広げる。
音楽シーンだけでなく、俳優、アンバサダーなど個人活動においても世界各国から評価され、注目を集めている。2018年1月、クン、ジョンウ、ルーカスがNCTに加入することが発表される。2019年1月、ヘンドリー、シャオジュン、ヤンヤンがSMルーキーズを卒業後、NCT派生ユニットWayVのメンバーとしてデビュー。2020年9月21日、ショウタロウとソンチャンがNCT新メンバーとして活動することが発表される。計23人体勢になり、2020年10月12日2ndフルアルバム『NCT 2020 RESONANCE Pt. 1』がリリースされた。
NCT 127、NCT DREAMは日本国内の音楽シーンでも人気を博し、NCT 127は2022年には単独東名阪ドームツアーを開催。NCT DREAMは2022年11月にアリーナツアー、2023年に京セラドームにて自身初単独ドーム公演を開催した。
2020年、新メンバーのソンチャンとショウタロウがNCTのグループ活動に参加すると発表される。2023年、NCTグループ内のユニットNCT DOJAEJUNGがデビュー。テヨンが2023年6月10日、ミニアルバム『SHALALA』をリリース。ソロデビューを果たした。
2022年、世界各地で活動するNCTメンバーの候補生を発掘するための大規模なグローバルオーディション「2022 Welcome to the Neo CiTy」が行われた。開催都市はカナダ・アメリカ・韓国・ベトナム・タイ・インドネシア・中国・日本。同年「Welcome to the Neo CiTy」第2弾のオフラインオーディションが日本の8都市で開催。2023年、東京でオフラインオーディション「WELCOME TO THE NEOCITY POP-UP AUDITION」が開催された。
NCT U(エヌシーティー ユー)のデビューと飛躍
NCT最初の派生ユニット、NCT Uが2016年4月9日、デジタルシングル『第七感(The 7th Sense)』で韓国デビューした。NCT UのUは、団結を意味する英単語”United”の頭文字である。楽曲のコンセプトによってNCT(23人)の中から参加メンバーが選抜される。NCT Uが発表したデジタルシングルやフィーチャリング曲がNCTとして発表するアルバムの中心曲になっている。
NCT 127(エヌシーティー イリチル)のデビューと飛躍
「NCT 127」(エヌシーティーイチニナナ、エヌシーティーイリチル)は9人組派生ユニット。メンバーはテイル、ジャニー、テヨン、ユウタ、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウ、マーク、ヘチャン。2018年までウィンウィンも活動に参加していた。ウィンウィンは2019年から中国ユニットWayVのメンバーとしてデビューする。
ユニット名の数字、”127”は韓国ソウルの経度(東経127度線)を表している。127は、韓国語で「イリチル」と発音される。
2016年7月7日、ミニアルバム『NCT #127』で韓国デビューした。2018年5月23日『Chain』で日本デビュー。2019年4月17日、日本で初のフルアルバム『Awaken』をリリースした。
2017年1月9日、新メンバーにドヨンとジャニーを迎え、2ndミニアルバム『Limitless』をリリースした。2018年9月17日、SMルーキーズを卒業したジョンウがNCT 127に加入。NCT127、1stフルアルバム『Regular-Irregular』から活動に参加している。
NCT127の世界各国から人気を集め、世界11カ国17都市を巡るワールドツアー「NCT 127 2nd TOUR NEO CITY:THE LINK」が2021年12月17日からスタートした。
NCT DREAM(エヌシーティー ドリーム)のデビューと日本での活動
「NCT DREAM」(エヌシーティードリーム)は、2016年に平均年齢15歳のメンバー構成でデビューしたユース世代の7人組ユニット。メンバーはマーク、ロンジュン、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チョンロ、チソン。
2016年8月27日、デジタルシングル『Chewing Gum』で韓国デビュー。2023年2月8日シングル『Best Friend Ever』で日本デビュー。
ユニット名「NCT DREAM」のDREAMには、結成時メンバーが全員10代だったことから「10代に夢を」という意味が込められている。
日本でも人気を集め、日本デビュー前の2020年1月、初の日本単独ツアー「NCT DREAM TOUR “THE DREAM SHOW” - in JAPAN」を開催した。2022年11月、日本ツアー「THE DREAM SHOW2 : In A DREAM - in JAPAN」を開催。2023年2月、日本ツアーを記念に発表した『Best Friend Ever』で正式に日本デビューした。
威神V(WayV)(イシンブイ、ウェイブイ)のデビューとルーカスの脱退
中国を拠点に活動するNCTの6人組派生ユニット。韓国での活動名は「WayV」(ウェイブイ)。中国活動名は「威神V」(イシンブイ)。現メンバーは、クン、テン、ウィンウィン、シャオジュン、ヘンドリー、ヤンヤン。デビュー時から活動に参加していたルーカスが2021年に活動休止を発表。2023年にNCTおよびWayVから脱退した。
2019年1月17日、デジタルミニアルバム『The Vision』で中国デビュー。2020年6月18日、韓国語版シングル『Turn Back Time (Korean Ver.)』を発表。2023年5月6日、日本でデジタルシングル『Welcome To My Paradise』をリリースした。2019年5月9日、ミニアルバム『Take Off』がリリースされると、iTunesで中国の男性アイドルグループとして最多の世界30の国と地域で1位を獲得した。
2023年5月、日本で初単独イベント「WayV JAPAN EVENT 2023 ‘The First Vision’」を開催する。
ユニット名「威神V」の威神は中国語で「神のごときの威力」を意味する。「WayV」は「We Are Your Vision」を意味している。
NCT DOJAEJUNG(エヌシーティードジェジョン)の結成と活動
「NCT DOJAEJUNG」(エヌシーティードジェジョン)は、NCTのメンバー、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウの3人組ユニット。韓国を中心に活動している。2023年4月17日、ミニアルバム『Perfume』をリリースした。2022年ソウル蚕室総合運動場オリンピックメインスタジアムで開催されたソウルスペシャル公演に出演しステージを披露。2023年には、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」に出演。フィリピン・マニラでファンコンサート「Scented Symphony: PERFUME FANCON IN MANILA」を開催した。
テヨン (NCT)のソロデビュー
テヨンは、2023年6月10日、ソロデビュー・ミニアルバム『SHALALA』を発表する。収録されている7曲は、テヨンがすべて作詞作曲を手掛けている。全世界30の国と地域で、iTunesトップアルバムチャートで1位を獲得した。
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目次 - Contents
- NCT(エヌシーティー)の概要
- NCT(エヌシーティー)の活動経歴
- NCTの結成
- NCT U(エヌシーティー ユー)のデビューと飛躍
- NCT 127(エヌシーティー イリチル)のデビューと飛躍
- NCT DREAM(エヌシーティー ドリーム)のデビューと日本での活動
- 威神V(WayV)(イシンブイ、ウェイブイ)のデビューとルーカスの脱退
- NCT DOJAEJUNG(エヌシーティードジェジョン)の結成と活動
- テヨン (NCT)のソロデビュー
- NCT(エヌシーティー)のメンバー
- 現メンバー
- テイル
- ジャニー
- テヨン
- ユウタ
- クン
- ドヨン
- テン
- ジェヒョン
- ウィンウィン
- ジョンウ
- マーク
- シャオジュン
- ヘンドリー
- ジェノ
- ロンジュン
- ヘチャン
- ジェミン
- ヤンヤン
- チョンロ
- チソン
- 旧メンバー
- ルーカス
- ショウタロウ
- ソンチャン
- NCT(エヌシーティー)のディスコグラフィー
- NCT
- NCT 2018 Empathy
- NCT 2020 RESONANCE Pt. 1
- NCT 2020 RESONANCE Pt. 2
- Universe
- Golden Age
- NCT U
- The 7th Sense
- WITHOUT YOU
- Baby Don't Stop (Special Thai Ver.)
- Radio Romance
- New Dream
- New Love
- Baby Only U
- Coming Home
- Maniac
- coNEXTion
- Rain Day
- N.Y.C.T
- NCT 127
- NCT #127
- Limitless
- Cherry Bomb
- We Are Superhuman
- Regular-Irregular/Regulate
- Neo Zone/Neo Zone: The Final Round
- Sticker/Favorite
- 疾走(2 Baddies) /Ay-Yo
- Taste the Feeling
- Let's Shut Up & Dance
- Highway to Heaven(English Version)
- Save
- Freeze
- Amino Acid
- Sunny Road
- Up Next Session: NCT 127
- Chain
- LOVEHOLIC
- Awaken
- NEO CITY : SEOUL– The Origin – The 1st Live Album
- NCT 127 2ND TOUR 'NEO CITY : JAPAN - THE LINK'
- Fact Check
- NCT DREAM
- We Young
- We Go Up
- We Boom
- Reload
- Candy
- Hot Sauce/Hello Future
- Glitch Mode/Beatbox
- ISTJ
- The First
- Chewing Gum
- Trigger the Fever
- JOY
- Candle Light
- Don't Need Your Love
- Fireflies
- Up to You
- Beatbox (English Ver.)
- Broken Melodie
- THE DREAM
- Best Friend Ever
- NCT DREAM TOUR "THE DREAM SHOW" CONCERT PHOTOBOOK + LIVE ALBUM
- WayV(威神V)
- Take Off
- Take Over the Moon/Take Over The Moon – Sequel
- Kick Back
- Phantom
- Awaken The World
- Love Talk (English Ver.)
- Turn Back Time (Korean Ver.)
- Bad Alive (English Ver.)
- Welcome To My Paradise
- The Vision
- Back To You
- Low Low
- NCT DOJAEJUNG
- Perfume
- テヨン
- SHALALA
- NCT(エヌシーティー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- NCT U「Make A Wish (Birthday Song)」
- NCT 127 「영웅 (英雄; Kick It)」
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- ユウタ「言葉ってすごい力がありますし、だからこそ気をつけなくちゃいけない」
- テヨン「出来なくてもいいです。 ダメでもいいです。変でもいいんです。それが自分だから」
- マーク「自分の心に従って進めば、いつか君が必要とする場所へ連れて行ってくれるはず」
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