歴代アトリエシリーズまとめ

ガスト(現在はコーエーテクモ)より発売されているやりこみ系調合RPGのアトリエシリーズ。
アトリエシリーズは2、3作品ごとに世界観などが違い、それぞれ特徴も違います。
その違いをそれぞれまとめてみました。
今やシリーズ全体では20を超え、どれから始めたらいいのかわからないという人も。
そういう人の参考にもどうぞ。

携帯機シリーズ

キャラクターデザイン:和狸ナオ

外注作品であるためか、アトリエシリーズの通常のナンバリングされていないシリーズ。
初期のアトリエを思わせる雰囲気のあるシリーズでもある。

「リーズのアトリエ」
~ストーリー~
ランデル王国という小さな国の国王は金遣いが荒く、巨大な借金を背負い経済破綻してしまう。
金策の主な相手の銀行に王国ごと差し押さえされてしまう。
王様すら肉体労働するなか、ランデル王国の姫リゼットは城を脱出し、隣の国までやってくる。
そうして、リゼットが隣国おルドール王国にたどり着き、錬金術を習い、それを使ってお金を儲けて借金を返済しようと考え、物語ははじまる。

調合システムはいつも通り参考書を買いレシピを覚える。
そして材料を集め調合。
機材を選ぶ必要があり、機材によって材料の特徴の引き継ぎへの影響が変わってきます。
思い通りの特徴を必ず作りたい場合は中和剤に予めその特徴を引き継いでおくと、そのアイテムに強制的に引き継ぐことが出来るシステムがあります。
採取ではミニゲームがあることもあります。
今作では無人販売所と呼ばれる、自分で好きな値段を設定しアイテムを売ることが出来ます。
価格設定によっては全く売れないこともあったりします。
買ったお客の声が聞けるのも特徴の一つです。
また、通信機能を使い、調合で作ったアイテムなど交換することが出来ます。
パッケージが赤いものと白いものがあるのですが、赤いものは初期ロットでバグも多いものになっています。
白いパッケージは修正版として出回っているものです。
新規でやる場合はなるべく白いほうを買いましょう。

「アニーのアトリエ」
~ストーリー~
錬金術の名家に生まれながらも怠惰に過ごすアニー。
そんなアニーに困った両親は、祖父に相談し、アニーをリゾート開発地に寝ている間に送り込んだ。
最初は不満を持ったアニーだが、リゾート開発に最も貢献したものは莫大な賞金と一緒に王子の許嫁候補として王宮に入れるという情報を聞き、玉の輿を目指し奮闘することに。

基本的な調合システムはリーズと同じです。
機材とアイテムに相性があり、相性がいいものだと成功率があがります。
特徴から調合することも出来るようになりました。
戦闘はコマンド式のターン制バトルです。
前衛、後衛の概念はなく、前列後列の初期のアトリエの戦闘のような感じです。
DSらしいミニゲームもあり、カジュアルな感じになっています。
ミニゲームでは素材が手に入ったり、施設の人気が上がったりします。
どんな施設を経営するかは自分次第です。

「リーナのアトリエ」
~ストーリー~
国家錬金術士の試験に合格したリーナ。
幼馴染のリュオンの家に行くと、リュオンは父親と喧嘩をし、家出していた。
そんなリュオンを追いかけると、焼けたリュッケンの森へたどり着く。
森の妖精に放火犯と間違われ、3年間森の復興に従事することとなり、物語は始まる。

今作は行商がメインになります。
街から街を行き、街の噂で値上がりしているものを売ると普段よりもいい値段で売ることが出来たりします。
調合はアニーとほぼ一緒です。
戦闘は全てのモンスターを気絶もしくは戦場から押し出すことで勝利となります。

コラボ系

「エルクローネのアトリエ」
~ストーリー~
メリエーラ(メリー)は祖母の工房を引き継いでアトリエを開くことになりました。
そんなメリーの元に訪れたのは妖精でした。
「あおいわっか」という謎のアイテムの調合を依頼すると、その報酬にアトリエの手伝いをすると言います。
こうして始まった二人の生活。
メリーはあおいわっかを作ることが出来るのか。

乙女ゲーブランドオトメイトとのコラボレーション作品。
乙女ゲーが主になっているため、調合などはかなりあっさりしています。
朝、妖精さんが出来そうな仕事をまとめておいてくれて、それを選んで達成していくことで日は進んでいきます。
あおいわっかを作るためには依頼をこなすことが必要なのでしっかりとこなしましょう。
採取などはイベントの流れに入っており、従来のアトリエとは違います。
アトリエの雰囲気などを汲んだ乙女ゲーと言った感じです。

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