歴代アトリエシリーズまとめ

ガスト(現在はコーエーテクモ)より発売されているやりこみ系調合RPGのアトリエシリーズ。
アトリエシリーズは2、3作品ごとに世界観などが違い、それぞれ特徴も違います。
その違いをそれぞれまとめてみました。
今やシリーズ全体では20を超え、どれから始めたらいいのかわからないという人も。
そういう人の参考にもどうぞ。

キャラクターデザイン:芳住和之

イリスシリーズよりもRPG色の強くなったシリーズ。
タイトルにアトリエと付かないのが特徴でもあります。
戦闘システムは前シリーズよりアクティブタイムコストカード制で、ブレイクやバーストモードは引き継がれており、そこに更にサポートスキルやフィニッシュバーストなどが加わっている。
フィールドはクォータービューを取り入れ奥行きが出るようになりました。
次のイベントのポイントや条件などはメニューなどで呼び出せる生徒手帳、フィールドの全体マップに表示されており、進行に迷うことはないシステムになっています。
PSPに移植されていますが、現在PSストアでは扱っておりません。

「マナケミア~学園の錬金術士たち~」
~ストーリー~
森の奥の山小屋でひっそりと暮らしていたヴェインと猫の姿をしたマナのサルファ。
ある時、二人の前に錬金術士の養成機関であるアルレビス学園の教師ゼップルが現れ、ヴェインをスカウトする。
マナとの契約を済ませているヴェインは錬金術士として高い素養があると、周囲から受け入れられた。
学園に入学後、部活動的な校内の団体「グンナルのアトリエ」に強引に勧誘され、入部することに。
そのアトリエを通じて、出会った友人たちと共に錬金術士となるために日々を過ごしていく。
そして、かつて偉大な錬金術士であった今は亡き父親テオフラトゥスと自らの出生の秘密を少しずつ知ることになっていく。

ゲームの流れとしては、入学から卒業の3年間、学期ごとに1章、2章と分かれています。
学期の最初には必修課題があり、内容は敵を倒したりアイテムの採取、調合など多岐にわたります。
ゲームのチュートリアルも兼ねています。
そして、その結果により優、良、可、不可に別れ判定に応じたスタンプの数が得られます。
一定以上集めると単位が取得でき、自由時間になります。
ただし、成績が悪くスタンプの数が一定以上にならなかった場合、自由時間ではなく補習になり通常よりも厳しい内容の課題が課せられます。
学期の後半になってくるとアルバイトなどが出来たり、キャラたちのサイドストーリーが楽しめるようになり、そのサイドストーリーの進め方によってEDにも影響してきます。
調合では仲間1人と協力することが出来、仲間に酔ってそれぞれ違った効果を得られます。
戦闘はシンボルエンカウントになり、シンボルを攻撃すると先制を取ることが出来たり、弱ければ倒すことが出来るようになりました。
探索エリアは時間の経過があり、夜間になるとモンスターが強くなったりシンボルの動きが早くなったりするので注意です。
夜になった場合にどうにか時間を潰すなどするか夜間でも勝てるように強化するという対応が求められます。
キャラクターの成長にグロウブックと呼ばれるツリー形式の表を埋めていきます。
新しいアイテムの調合に成功することにより、空欄が埋まり、そこにアビリティポイントを使い割り振って、新たなスキルを習得したり能力値を成長させることの出来るというシステムです。

「マナケミア2~おちた学園と錬金術士たち~」
~ストーリー~
原因不明のマナの個体数の減少により、マナを使役してする錬金術は大きな影響を受けていた。
この件もあり、アルレビス学園は経営改革をすることを余儀なくされ、校長となっていたゼップルは錬金術学科がなくなることを阻止するため、卒業生のグンナルを教頭とする。
そして、丁度その年2人の男女が学園に入学した。
マナの存在に暗い感情を抱くロゼ、マナに強い憧れを抱くウルリカ。
その入学式にウルリカが大事にしていたマナの卵を落とし、転がってきたその玉子を踏みつけて転倒してしまったロゼ。
それから2人は口論になり、異なるアトリエに所属し、ライバル同士として対立したり協力をしたりしていく。
やがて、マナが減少していくといいう減少の発端の出来事に関わっていくことに。

主人公をロゼにするかウルリカにするかでアトリエが変わります。
基本的なシステムはマナケミアと変わりませんが、期間が1年間と短くなっています。
自由時間ではアイテムを売ることの出来るバザーなどが追加されています。
調合はマナケミアとほぼ一緒で、仲間から1人協力者を選びその仲間によってボーナスなどが変化します。
また親愛度によって更にボーナスなどの変化があったりします。
PSPの追加要素として戦闘員養成所があり、戦闘を目的としたダンジョンであり、入るたびにマップが違うランダムマップダンジョンです。

移植作
マナケミア~学園の錬金術士たち~Portable(PSP)
マナケミア2~おちた学園の錬金術士たち~Portable(PSP)

アーランドシリーズ

キャラクターデザイン:岸田メル

岸田メル先生がイラストを担当し、様々な話題を呼んだシリーズです。
原点に戻る意味も込めて再び女の子たちが主役となっており、調合・経営がメインになっています。
マップや背景、キャラクターもドット絵から3Dキャラに変更され、今までとは違ったフィールドなどの操作感のアトリエとなっています。
調合システムはそれぞれ違いがありますが、基本はグラムナートシリーズの調合システムです。
品質劣化の要素は簡易化されていて、初心者向けになっています。
戦闘システムはマナケミアからアシストシステムが受け継がれており、ロロナではHPしかなかったものが、トトリではMP、LPの要素が復活し、メルルではタイムーカード制のバトルが復活しました。

「ロロナのアトリエ」
~ストーリー~
小さな王国アーランド。
昔は貧しい国だったアーランドはある時遺跡から「機械」と呼ばれる文明を発見し、裕福な国となった。
そんな街の中にある錬金術のアトリエ。
店主がぐうたらのため、全然仕事をせず、お客は1人もやってこない。
そんなアトリエにある日、国の使いに言い渡されます。
3年以内に仕事が出来る証明が出来なければ、アトリエの営業許可を取り上げる。
それを聴いた店主は何処かへ行ってしまう。
そうして、アトリエを任されたのは弟子のロロライナ(ロロナ)でした。

期限は3年ありますが、定期的に王国の依頼を達成しないとその時点でゲームオーバーになるのが特徴です。
調合は、同じ材料でも違う特性を持っており、その特性を活かす調合をすることでより良いアイテムを作り出すことが出来ます。
クエストにも種類があり、王国依頼、フロントクエスト、フレンドクエストがあります。
王国依頼はストーリーを進める上で必ずクリアしなければならないクエストです。
フロントクエストは、アトリエの評判や資金を稼ぐためにやるクエストです。
フレンドクエストは、友人から直接依頼を受ける事ができ、交友度も上がり、EDにも影響が出てきます。
PS3、VITAでのリメイク作では調合や戦闘などのシステムが一新されており、メルルのシステムが元になっています。
3Dモデルなども一新されており、PS3の無印であった困ったバグも解消されています。
3DS版ではマス目を基準とした戦闘システムへと変化しています。
また、アストリッドのアトリエが入っています。
こちらもまたVITAなどとは違う3Dモデルになっています。

「トトリのアトリエ」
~ストーリー~
漁村に住んでいるトトゥーリア(トトリ)は冒険中に行方不明になった母親がいる。
とあるきっかけがあり、錬金術士として、冒険者となり母親を探す旅に出る。

最長5年の時間制限があります。
その間の行動は自由ですが、母親を探すという目的を果たせないといいEDが見れません。
調合では、今まで特性は自動で引き継がれていたのですが、今作からは自分で選ぶことが出来るようになりました。
作成時に選んだ材料によっては、アイテムの効果が全く異なるものになったりもします。
今まではカゴにあるアイテムしか売却できなかったのが、今作からはコンテナに入っているものも売却できるようになりました。
また、新しい場所や討伐依頼の達成により冒険者ポイントを獲得します。
その冒険者ポイントによって冒険者ランクが上がり、新しいマップの出現や、新しいアイテムが出現したりするようになります。
冒険者ポイントを稼いで行くこともトトリでは大きな指標となっています。
リメイクのPlus版ではコスチュームを調合することが出来、そのコスチュームを3Dモデルに反映することが出来ます。

「メルルのアトリエ」
~ストーリー~
アーランドよりはるか北西にあるアールズ王国。
アールズ王国は小さな辺境国。
この王国は5年後にアーランドとの併合が予定されていた。
その準備として開拓事業に取り組まれていた。
そして、アーランドから人材派遣として錬金術士のトトリの姿が。
アールズ国王の娘、メルルリンス(メルル)はトトリの使う錬金術に感動し、押しかけ気味にトトリに弟子入りし、そこから物語は始まる。

期間は5年間。
3年後に一定の条件が満たせていない場合はそこでゲーム終了となります。
調合では、特性をそのままもしくは強化して引き継ぐことが出来るようになりました。
今作では、王国を発展させ人口を増加させることが大きな目的です。
開拓ポイントと王国ランクと呼ばれるものが発展の状態を示します。
開拓民の悩みなどが手紙として届き、その課題を達成することで開拓ポイントを獲得することが出来ます。
課題にはいくつか種類があり、基本的には錬金術で指定されたアイテムを作成することで達成できます。
課題をこなしていく内に、開拓地が発展して、その場所で手に入るアイテムがより良いものになります。
新しい土地に進んでモンスターを倒すことで新たな開拓地候補が発見できるようになります。
今作では戦闘システムがマナケミアと同じタイムカード制になり、行動によってその後の行動までの時間が変動します。
また、戦闘中のアイテム使用の新たな要素として、メルルだけですが「パワーアイテム」「ポテンシャライズ」が追加されました。
パワーアイテムは、メルルが攻撃アイテムを使用後、2人アシスト攻撃を行うとメルルが使用したアイテムの性能を強化して使用し、攻撃する事のできるシステムです。
ポテンシャライズはパワーアイテムのその後にアシストゲージがある場合に各キャラの連携技を使用することが出来ます。
依頼のシステムは若干変わり、トトリでは品質の悪いものを持って行くと報酬が減りましたが、今作からは低くても問題なく、品質のいいものになると上乗せされるというシステムになり、期限も無期限になり細かいスケジュールを気にしなくて良くなりました。

今や有名になった岸田メル先生のこの画像の大元はこのメルルの発売がきっかけです。

移植・リメイク作
新・ロロナのアトリエ はじまりの物語~アーランドの錬金術士~(PS3・VITA・3DS)※リメイク 3DSはPS3、VITAとシステムなどが違う点に注意。
トトリのアトリエPlus~アーランドの錬金術士2~(VITA)※移植
メルルのアトリエPlus~アーランドの錬金術士3~(VITA)※移植

黄昏シリーズ

キャラクターデザイン:左

かつて錬金術で栄華をきわめていた文明は衰退。
「黄昏」といいう滅びの現象が起こっている黄昏の大地を舞台にしています。
このシリーズからストーリー上での会話のシーンに立ち絵が表示されなくなり、全て3Dモデルで行われています。
ただし、要所要所にスチルは存在するのでご心配なく。
また劣化の概念はなくなり、調合中にスキルを使用することにより更によいものを作り出すことが可能となりました。
詳しくはそれぞれの項目で。
戦闘はアーシャ、エスカとロジーは、メルルと同じくタイムカード制+アシストゲージによるアシストシステムの戦闘です。
シャリーではマナケミアと同じような戦闘になっています。
アーシャ、エスカとロジーでは位置関係も大事で、敵の背後から攻撃すると必ずクリティカルになるなどのシステムが追加されています。
このシリーズからサントラとボーカルアルバムが分けられるようになり、その分ボーカル曲(挿入歌)が増えています。

「アーシャのアトリエ」
~ストーリー~
天涯孤独の身の薬師の少女アーシャ。
最後の家族だった妹のニオも3年前に近所の遺跡へと薬草採取へ出かけたまま失踪してしまう。
死んだとは思いきれず、1人で薬草採集へ行かせてしまっていたことを後悔していた。
ニオが疾走してから丁度3年目、墓参りへ行くと突然光る花畑とニオの幻影が現れる。
その場に居合わせた錬金術士のキースグリフは、それが錬金術によるものであるといい、ニオはまだ生きていると告げる。
ニオを助けたくば錬金術を極め、光る花について学べと言い残し何処かへ行ってしまう。
ニオが助かる期間は残り3年。
その間に、ニオを助けるべくアーシャは旅に出る。

期限は3年ですが、途中途中に課題などがあるわけではなく、最終的にニオを救うことが目的です。
依頼の締め切りはあるものの、基本的にムリのない期限で過ぎても問題はないです。
調合は今作より新しいシステムが多数追加されました。
CPと呼ばれるものがあり、材料を入れる際だけでなく、調合スキルを使用する際にも使用します。
調合レベルの上昇、冒険中のボーナスにより最大値が増えます。
調合失敗の概念も廃止され、確実に作れるようになりました。
釜に入れる順番等によっても出来が変わるようになり、やりこみ度が増しました。
潜在能力や四大元素などのボーナス値も登場しました。
ED分岐も条件を満たしたものであれば自分で選択することが出来るようになり、複雑なフラグ管理の必要がなくなりました。
例えば、全てのEDの条件を満たしていればED前にセーブしておくだけで、順番に見て回る事ができるのです。
今作では日記システムがあり、思い出ポイントを貯め、日記を書くことにより、レシピを入手したり、様々な特典を得ることが出来ます。
日記を書く順番は固定ではなく、自分のほしい特典から書いていく事ができます。

「エスカとロジーのアトリエ」
~ストーリー~
コルセイトのりんご園に住む少女、エスカは亡き母に習った古式錬金術の技術を活かし、支部の手伝いをしていた。
ある時、正式に役人として採用される。
時期を同じくしてとある事情を背負った中央で錬金術を勉強していたロジーが同じ支部の開発班に配属される。
そうして、二人の支部での役人としての仕事の日々が始まる。
いつか、空にある未踏遺跡に行くことを夢見て。

今作は2人の主人公から選び、シナリオを進めていきます。
エスカ(女主人公)は本来のアトリエの雰囲気を、ロジー(男主人公)は黄昏の世界のシリアスさを楽しめるものとなっています。
どちらかでなければ見られないエンディングやスチルなどが存在します。
エスカとロジーの二人の恋愛要素はありそうでないです。
それっぽさはありますが、ないです。
今作では、4ヶ月に1度大課題が提示され、それをこなさなければ即バッドエンドになります。
ストーリーを最後まで進めるためには大課題をこなしましょう。
また、大課題だけではなく、中課題、小課題もあります。
調合システムはアーシャを元に変更され、改良されました。
品質は効力に、潜在能力は潜力という名前に変更されました。
潜力はアーランドシリーズのように、ポイントを消費して自分で選ぶようになりました。
潜力の付与の上限は3になりました。
調合スキルの使用条件が変わり、属性ボーナスを消費して使うようになりました。
様々な調合スキルがあり、中には効力などの上げるだけではなく、調合にかかる日数を減らすことが出来るものがあります。
今まで最大レベルは50が基本でしたが、今作より最大99までレベルを上げることが出来るようになりました。
採取では探索調査のゲージがあり、素材の採取や敵を倒すことによって上昇していきます。(MAX200%)
100%分を消費して、遺物回収、強敵出現、分担採取、○○変異、資料回収のどれかをすることが出来ます。
遺物回収は前時代の錬金術のアイテムを回収することが出来、シルエットが表示されそれを選びます。
場所によって、回収できるものが変わります。
強敵出現はその場所の適正レベルよりも高いレベルの敵との戦闘になります。
手強い、危険、無謀の3つのランクから選べ、その場所や主人公の装備品のレベルなどで変わります。
分担採取は、そのエリアに残っている素材アイテムの全て回収することが出来、レア重視もしくは個数重視かお任せから選ぶことが出来普通に採取するよりも多く入手することが出来たりします。
○○変異は土地、戦闘、採取数、希少材料、遺物の5つかなっており、土地やエリアによって実行できるものが違うのでよく注意してください。
土地では強敵出現でのモンスターのランク、戦闘では経験値、採取数は入手できる個数、希少材料はレアな素材の出現率、遺物は遺物回収で手に入る遺物の潜力ランクがそれぞれ上昇します。
資料回収は特定の場所のみ行なえ、前時代の資料を回収します。重複することもなく、課題に回収が含まれている場合があるので積極的に行っていいものだといえます。
また今作はアニメ化しており、ゲームとはラストまでのストーリーが若干違います。

「シャリーのアトリエ」
~ストーリー~
黄昏によって深刻な水涸れに悩まされるルギオン村。
その村の族長の娘シャリステラ(シャリー)は豊かな水源を持つステラードに助けを求めるべく旅だった。
そして、ステラードに着くという頃、砂海に住むドラゴンに襲われ、ステラードに船ごと突っ込んでしまい、水涸れをどうにかしてほしいと掛けあうも、相手にされず悩むシャリステラ。
一方、ステラードに住む小さなアトリエを持つシャルロッテ(シャリー)はいつかビッグになるという具体性のない目標を持っていることに悩みながらも今日も組合からゴミ拾いの仕事を任され、こなすだけだった。
そんな二人のシャリーが出会い、水涸れに挑み、黄昏の答えを探すことに。

主人公は2人の中からプロローグ後にどちらかを選び、進めることになります。
どちらかを選んだかによって序盤のストーリーと、一部作成可能アイテム、一部の調合スキルに違いがありますが、どちらを選んでも問題ありません。
調合をやり込むのならシャリステラのほうがスキルが便利です。
本作は、期限がなくなっており、期限がないから劣化システムが復活したというわけでもないのです。
ライフタスクと呼ばれるものをこなし、ストーリーを進めていきます。
基本的にゲームオーバーの概念はありません。
調合はエスカとロジーを元に、Chainシステムを導入し、同じ属性のスキルを連続して使うことによってChainが上昇し、Chainは効力や属性値などに変換することが出来ます。
戦闘システムはマナケミアとだいたい一緒のシステムです。
ただ、特定条件で出来るフィールドバーストなど、マナケミアとは違う部分もあります。
移植作であるPlusでは無印には登場しなかったキャラクターのアーシャ、エスカ、ロジーが登場し、まさに黄昏シリーズの集大成とも言えるものになっています。
歴代主人公+1人でパーティーを組むことも可能です。

移植作
アーシャのアトリエPlus~黄昏の大地の錬金術士~(VITA)
エスカとロジーのアトリエPlus~黄昏の空の錬金術士~(VITA)
シャリーのアトリエPlus~黄昏の海の錬金術士~(VITA)

不思議シリーズ

キャラクターデザイン:NOCO、ゆーげん

調合システムが一新されたシリーズ。
今までと違いレシピは戦闘やイベントから発想するものになり、参考書を買う必要がなくなりました。
調合自体も今までと違い、効果の違う錬金釜をそれぞれ使い分けながら、錬金釜に材料を入れるような形になりました。
材料にも形がありその形に合った入れ方をしないといけないなどあります。
入れること自体は何度でもやり直せるので何度もやり直しながらいいものを作り込めます。
2016年6月現在発売されているのはソフィーのみですが、このシリーズの新作としてフィリスのアトリエが発売予定です。
このシリーズの世界は、錬金術は失われた技術で、それを再生させていくというのが目的のため、ジャンルが「錬金術再生RPG」となっています。

「ソフィーのアトリエ」
~ストーリー~
亡き祖母から教わった技術、錬金術。
それを使うソフィーという少女がいました。
けれど、ソフィーの錬金術は失敗続き。
ある時、ソフィーは不思議な本を見つけます。
その本はなんと、喋り、失われた錬金術の書いてある本であるといいます。
その本の名前はプラフタ。
記憶を失っているプラフタの記憶を取り戻すため、錬金術のレシピを書き込んでいくことに。

アトリエ初の試みとして、キャラクターデザインに2人起用しています。
期限はありませんが、今作には、朝昼晩などの時間の概念や天候の概念が存在します。
天気などによって取れるアイテムが違ったり、特定の時間でしか起きないイベントも存在します。
夜や雨には魔物が活発になり強くなるので注意です。
調合システムは以前と変わり、パズルのようなものになりました。
錬金釜もそれぞれ材料のスロットであるパネルの大きさ、ボーナスが違うので、同じアイテムを同じ材料で作るにしても釜が違うだけで仕上がりが変わるのです。
最初は1つだけですが、拾ったり釜自体を調合で調節することができるのです。
材料の投入も、材料の形を考え、配置するのが重要になります。
戦闘は1キャラごとターンがまわり、行動を選んでいたものが、最初に全員分の行動を選択してターンが開始する、ロジカルターン制になっています。
今まで前衛3人後衛3人でしたが、今作では前衛4人のみになっています。
それと、アシスト行動は自動に変更され、戦闘中にサポートスタンスを切り替えることによって、サポート行動を選ぶことが出来ます。
また、ストーリーを進めていくとプラフタは人形の身体をもつようになり、プラフタの身体に錬金術の材料を組み込むことによってプラフタの能力値や見た目をカスタマイズ出来るようになります。

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②「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ

②「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ

「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)①の続きです。記事や4コマ、下のコラムに至るまで、いろいろ気になるところがありますね。今回もめちゃくちゃ面白い内容が盛りだくさんです(笑)。どんな風にかわら版が作成されるか気になった方は、ぜひ本編をプレイしてみてくださいね(PS3、PSVITA)。(画像はうp主の自撮りです)

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