多すぎ！？歴代プリキュア55人まとめ

学級委員であり生徒会の副会長（第37話より会長）も務める才女。名前は漢字で「麗華」と書く。一人称は「わたし」もしくは「わたくし」で、誰にでも丁寧な口調で話す。みゆき、あかね、やよいのことは「さん」付けで、なおのことは呼び捨てで呼ぶ。
黒髪の姫カットで両サイドの髪を水色のヘアピンで留めている。部活は弓道部に所属している。学校では制服の上に水色のトップスを着用している。
容姿端麗・頭脳明晰・物腰も上品な上に頼りがいもあるとあって男子の憧れの的となっている。責任感が強く律儀で凛々しくも心優しい性格だが、怒らせると怖い面もあり、プリキュアになる前にも敵の非情な振る舞いに毅然と立ち向かうなど芯の強さを見せていた。
他の4人が見抜けなかったことや対応しきれないことを冷静に観察して見破ったりあっさり適応したりするなど、プリキュアの参謀役として適応力と洞察力にも長けている。一方、古風な家庭環境育ちから浮世離れした一面もあり、大真面目に他人のお笑いに付き合ったり、時折突拍子もない行動に出て周囲を驚かせる天然ボケな面もある。なおとは幼馴染の関係で、普段彼女が見せない部分などをよく知っている。
青木家の座右の銘である、「正しき道を行く」という言葉に大きなアイデンティティーを持っており、しばしば「道」という単語を文字や言葉に表している。

ドキドキ!プリキュア

本作品の主人公。名前は漢字で「愛」と書く。大貝第一中学校の2年生で、生徒会長を務めている。14歳。一人称は「あたし」。8月4日生まれのしし座。
親友の六花から「愛をふりまき過ぎ」、「幸せの王子」などと揶揄されるほどのお人好しで、困っている人を放っておけない。面倒見が良いことから生徒だけではなく、まわりの大人からも信頼されている。
考えるよりも前に体が動くタイプで、何事も体当たりで問題を解決していく。好奇心が強い上に肝が座っており、何事にもほとんど動じない。ジコチューを初めて見た時にも驚かずに平気で説得しようとしたり、プリキュアへの変身をすんなり受け入れたりしたため、妖精達からは逆に驚かれた。
成績は優秀で、運動神経も各運動部からスカウトされるほど抜群であり、一見すると非の打ちどころがない少女だが、自分の身を顧みずに次々と厄介事を背負い込んだり、相手の事情を考えずに軽率な行動を取ってしまったりすることがあり、その点をよく六花から注意されている。また、ひどい音痴で、彼女が歌うと赤ちゃんも泣き出すほどだが、本人にはその自覚がない。
近しい友達に隠し事をするのは苦手で、嘘をつくと髪をいじる癖がある。そのため、本来誰にも明かしてはならないプリキュアの秘密も、自ら進んで六花に打ち明けた上、六花もプリキュアになって共に戦ってくれるよう、根気強く彼女を説得もした。
家は洋食屋「ぶたのしっぽ亭」を経営しており、そのこともあって自身も料理は得意。父・健太郎、母・あゆみ、祖父・坂東宗吉との4人暮らしである。

マナの近所に住む少女で、十年来の幼馴染。同じ中学校の生徒会で書記を務めている。一人称は「私」もしくは「あたし」。マナとありすのことは呼び捨てにしているが、亜久里のことは「ちゃん」付けで呼ぶ。真琴のことは当初は「剣崎さん」付けで呼んでいたが、後に愛称の「まこぴー」で呼ぶようになる。普段は裸眼だが、遠くにある物や小さい物を見る時など、必要に応じて眼鏡をかけることがある。おとめ座。
マナと自分の関係を「幸せの王子とツバメ」に例える通り、自分から厄介事を背負い込んでしまうマナを放っておけず、いつもフォローしてまわっている。そのため、当のマナには心から感謝されているが、六花自身もマナに勇気付けられている。ラケルから「六花はマナのいい奥さん」と評されるほど、固い絆で結ばれており、真琴がマナの学校にやって来て仲良くしているのを目にした時には複雑な感情を抱いた。
基本的にどちらかと言えば清廉で真面目で優しい性格であり、将来の希望として医者を目指しているため勉強熱心で、全国模試でベスト10に入るほどの優等生である。一方、運動神経には自信がなく、人前に出るのも苦手だと語っているが、はっきりと物が言える芯の強さも持ち合わせている。
プリキュアの中では一番の常識人で、マナとありすと真琴の的外れな言動に突っ込みを入れることが多いが、時には「突っ込み所が多過ぎてどこから突っ込んでいいのか分からない」ほど他の3人に激しく悩まされている。
国語の勉強をしている最中に読んだのをきっかけに、百人一首に関心を抱くようになり、余りに夢中になりすぎて模試の成績やテストの点数が下がってしまったほどであった。その後のエピソードでも、時折、百人一首にある和歌を口ずさんだり、和歌の内容を踏まえた発言をしたりする。
当初は前述の劣等感からプリキュアになるつもりはなく、マナのバックアップのみに徹していたが、プリキュアとなってジコチューから必死に人々の幸福を守り抜こうと奮闘するマナの姿を見て、小さい頃からずっとマナに助けてもらっていたのを思い出して、自分も彼女の役に立ちたいという気持ちが芽生え、プリキュアに変身した。
写真家の父・悠蔵と小児科医の母・亮子を持つ。父親は世界各地を旅しており、母親も多忙であることから家には1人でいることが多く、相田家でよく食事をご馳走になっている。

四葉財閥のお嬢様で、「東京クローバータワー」のオーナーも務めている。一人称は「私」で、誰にでも常に礼儀正しい敬語で、時々「〜ですわ」などのお嬢様口調で話す。マナと六花と亜久里のことは「ちゃん」付けで呼ぶが、真琴には「さん」付けで呼ぶ。ふたご座。
現在は名門の私立・七ツ橋学園に通っているが、小学生の頃はマナ・六花と同じ小学校に通っていた。2人とは6歳の頃に知り合い、現在も仲がよい。
マナが初めてプリキュアに変身したところを、たまたまタワーの防犯カメラに収められた映像で目にしたのをきっかけに、プリキュアの存在に薄々と気づき始める。その後、ふとした偶然で迷子になったランスと出逢い、ランスから事情を聞き出したことで、独自にプリキュアの正体とジコチューの存在を知ることになった。
見た目はふんわりとおっとりとした雰囲気で、たまに庶民感覚とかけ離れた発言をして周囲を驚かせる。このため、第三者からは能天気に見られがちだが、実は非常に抜け目がなく計算高い性格の策士で、さらに武術の心得もある文武両道の万能少女。基本的には争い事を好まないが、友達を馬鹿にされると我を忘れて激昂する一面もあり、本人もそれを自覚している。
祖父・一郎の影響で、幼少時から様々な習い事をしているが、小学生時代にいじめっ子の兄弟（声 - 森谷里美、神田みか）から自分を庇ったマナが侮辱されるのを目の当たりにした怒りで、自らの意思に反してその兄弟のみならず彼らの兄の中学生（声 - 大林洋平）をも叩き伏せた経験がトラウマとなり、武術の稽古だけは全てやめてしまった。この経緯から、当初はプリキュアへの変身も断り、マナと六花をプロデュースし後方から支援するだけのつもりでいたが、ランスの説得とセバスチャンの助言によって、「力とは大切な者を守るためのもの」という一郎の教えを思い出したことで考えを改め、プリキュアに変身した。
四葉財閥の財力と情報網を駆使して、プリキュアとジコチューに関する情報を独自に集め、戦闘に役立てている。また、プリキュアの存在が世の中に周知されないよう、セバスチャンに命じてあらゆる根回しをしている。
中学生でありながら戦闘機の操縦のライセンスも持っており、実際に宇宙空間に飛び出してレジーナが創り上げた野望を打ち砕くのに貢献した。

トランプ王国からマリー・アンジュ王女と共に地球へと逃げてきたプリキュア。逃亡する途中でアンジュとはぐれてしまったため、地球では売り出し中の人気美少女アイドルとして活動しながらアンジュを捜し続けていた。マナも彼女の熱烈なファンであり、愛称は「まこぴー」。一人称は「あたし」もしくは「私」。11月4日生まれのさそり座。
クールかつ生真面目な性格で、自身の歌で人々を笑顔にすることに誇りを持っている。ハードなスケジュールでも文句ひとつ言わずこなしてしまうプロ意識の持ち主で、自分の歌を聞いてくれる人達のために頑張る努力家でもある。ちなみに、亜久里から自分の歌に一かけらの愛も感じないと言われて落ち込み、引退まで考えたこともあった。
見た目は強気で凛としているが、意地っ張りでなかなか自分の気持ちに素直になれない一面を持ち、相手にキツい態度を取ってしまうこともある（いわゆるツンデレ）。そのため、そのことをダビィから弄られることも少なくない。また、地球の勉強や料理に関する知識が全くなく、時おり突拍子もない行動をして周囲を仰天させるなど天然ボケな一面があるほか、可愛いものに目がない年相応の女の子らしい面もある。当初は前述の性格から強がってしまう傾向があったが、マナ達と接して行く内に自分の気持ちを素直に押し出せることが増えて行き、かつての自分と同じように親しい友人を作ろうとしなかった亜久里に友達の大切さを伝えてもいる。
トランプ王国ではアンジュに仕える歌姫であり、彼女の笑顔を見るために心をこめて歌うなど、アンジュを深く敬愛している。アンジュからは妹のように扱われ、アンジュと2人きりの時には「アン」と呼ぶように求められていたが、本人はアンジュを呼び捨てにすることを「馴れ馴れしい」と感じて遠慮している。また、真琴は事故で両親を亡くしているがアンジュのお陰で淋しくなかったと語っている。
ジコチューの侵略からトランプ王国を守れなかった自分の無力さを悔やみ、1日も早くアンジュを見付けてトランプ王国を救おうとする使命感を背負っている。ジコチューの侵略以来、長い間孤独な戦いを強いられてきた経緯から、当初はマナ達を信用しておらず、仲間になって共に戦おうというマナの申し出も拒絶していたが、一切の見返りを求めず何度も身を呈して自分を助けるマナの誠実な態度に少しずつ心を動かされ、正式にマナ達の仲間になった。その後、マナ・六花と同じ大貝第一中学校に転校し、彼女達と同じクラスになった。
ジョナサン・クロンダイクがアンジュの婚約者だと知らなかったこともあって、当初はジョナサンを信用しておらず、否定する態度をとり続けていたが、マナたちと向かったピクニックで彼の過去を陰で聞いて、彼が自分と同じように祖国を守れなかったことを悔やんでいることを知ってからは、ジョナサンのことを少しずつ理解するようになった。
レジーナに対しては、彼女が祖国の仇であるキングジコチューの娘であることや、その自分勝手な態度もあって強い憤りを感じており、当初は即座に変身して戦おうとするなど目の敵にしていたが、マナのレジーナへの気持ちは理解しており、彼女自身もレジーナの素顔を知るうちに態度を軟化させていった。