レインマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レインマン』とは、1988年にアメリカで公開された、自由奔放な弟と自閉症の兄の心の繋がりを描いたロード・ムービーである。高級車のディーラーの仕事をしているチャーリーの元に疎遠だった父親の訃報が届き、そこで初めて自分に兄がいるという事実を知る。事業が上手くいかず四苦八苦していたチャーリーは遺産目当てに故郷に戻るが、遺産の300万ドルが兄のレイモンドに相続されることを知り、施設にいたレイモンドを半ば強引に連れ去るのだった。
チャーリーの会社で働いている女性。チャーリーの恋人でもある。チャーリーと一緒に旅行に行く途中、チャーリーの父親が亡くなったという連絡があり、一緒に故郷に向かう。レイモンドに対しとても親切に優しく接するが、チャーリーのレイモンドに他する態度に愛想を尽かし1度離れる。その後チャーリーから「別れたくない」という連絡を受け、ラスベガスで再びチャーリーとレイモンドと合流する。
ブルーナー(演:ジェリー・モーレン)
シンシナティのウォールブルックという病院の医師。レイモンドとチャーリーの父親の遺産を管理する管財人である。遺産の半分を要求しレイモンドを連れ出したチャーリーに、25万ドルの小切手を渡し、これで手を引いてほしいと話すがチャーリーに断られる。審問会の後、レイモンドと一緒に汽車でシンシナティに向かう。
ジョン・ムーニー(演:ジャック・マードック)
レイモンドとチャーリーの父親の弁護士。チャーリーに父親の遺書を読み上げ、遺産として与えられるのは車とバラの木のみで、財産の300万ドルはすべて別の人物に渡ることを告げる。
サリー・ディプス(演:ボニー・ハント)
レストランのウェイトレス。名札を見たレイモンドに、突然電話番号を言い当てられ驚く。その後楊枝をレイモンドに渡そうとした所床に落としてしまい、ばら撒かれた楊枝の数をレイモンドが当てるのを目の当たりにする。
マーストン(演:バリー・レヴィンソン)
第三者の医師として、チャーリー、レイモンド、ブルーナー医師の面談に立ち会う。それぞれの主張を聞き、レイモンドにとって最善の環境、レイモンドが望む事などを話し合う。
レニー(演:ラルフ・シーモア)
チャーリーの会社で働く従業員。チャーリーの不在中、会社を任される。
バーン(演:マイケル・D・ロバーツ)
レイモンドの世話をしている、ウォールブルックの職員。レイモンドから「親友」と言われている。
アイリス(演:ルシンダ・ジェニー)
ラスベガスのカジノのバーでレイモンドに声をかけた女性。身につけていたアクセサリーにレイモンドが興味を示していた。レイモンドが相手を気に入った時に聞く「何か処方薬飲んでる?」という言葉に気分を害し、デートの時間を尋ねるレイモンドに対し「10時に」と適当に答えた。
『レインマン』の用語
アボット・コステロ
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目次 - Contents
- 『レインマン』の概要
- 『レインマン』のあらすじ・ストーリー
- 父親の訃報
- 初めて知らされる兄の存在
- レイモンドを連れ出すチャーリー
- レイモンドの才能
- レインマンの正体
- 心が通じ合う2人
- 『レインマン』の登場人物・キャラクター
- レイモンド・バビット(演:ダスティン・ホフマン)
- チャーリー・バビット(演:トム・クルーズ)
- スザンナ(演:ヴァレリア・ゴリノ)
- ブルーナー(演:ジェリー・モーレン)
- ジョン・ムーニー(演:ジャック・マードック)
- サリー・ディプス(演:ボニー・ハント)
- マーストン(演:バリー・レヴィンソン)
- レニー(演:ラルフ・シーモア)
- バーン(演:マイケル・D・ロバーツ)
- アイリス(演:ルシンダ・ジェニー)
- 『レインマン』の用語
- アボット・コステロ
- サヴァン症候群
- 『レインマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 明かされるレインマンの正体
- レイモンド「チャーリーにケガさせるな」
- 心を通わせるレイモンドとチャーリー
- チャーリー「兄貴ができてうれしい」
- 『レインマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- レインマンにはモデルがいる
- バリー・レヴィンソン監督がカメオ出演している
- 『レインマン』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:The Belle Stars「Iko Iko」
- 挿入歌:LOU CHRISTIE「BEYOND THE BLUE HORIZON」
- ED(エンディング):Hans Zimmer 「Las Vegas」