007シリーズの歴代ボンドガールまとめ

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。本作には、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」が存在する。グラマラスで魅力的なボンドガールが登場することも、本シリーズも見所である。

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クローディーヌ・オージェは、フランスの女優。1941年4月26日生まれ。
『007 サンダーボール作戦』でNATO空軍少佐の妹ドミノを演じ、世界的に知られるようになる。

出典: www.starscolor.com

クローディーヌ・オージェ

フィオーナ・ヴォルペ(演:ルチアナ・パルッツィ)

出典: www.fanpix.net

ルチアナ・パルッツィ

ルチアナ・パルッツィは、イタリア出身の女優。1937年6月10日生まれ。
『007 サンダーボール作戦』では、当初はメインのボンドガールであるドミノ役が予定されていた。しかし同役がミス・フランス出身のクローディーヌ・オージェに変更されたため、女殺し屋フィオーナを演じることになった。

ルチアナ・パルッツィ

パトリシア・フィアリング(演:モリー・ピーターズ)

出典: gensun.org

モリー・ピーターズ

モリー・ピーターズは、イギリスの女優、モデル。1939年3月15日生まれ。
『007 サンダーボール作戦』では、休暇中のジェームズ・ボンドを診療所で世話する看護師パトリシア・フィアリング役で出演している。

『007は二度死ぬ』(1967)のボンドガール

アキ(演:若林映子)

出典: blogs.yahoo.co.jp

若林映子

若林映子(わかばやし あきこ)は、東宝映画を中心に活躍していた日本の女優である。1939年〈昭和14年〉12月13日生まれ。
『007は二度死ぬ』では浜美枝と共にボンドガールに抜擢された。当初の予定では、浜が公安エージェント役で若林が海女の「キッシー鈴木(Kissy Suzuki)」役だったが、英国滞在の3か月後に行われた脚本の読み合わせで、浜の英語力では公安エージェント役は無理だと判断され、役柄が交換となった。

出典: gensun.org

若林映子

キッシー鈴木(演:浜美枝)

出典: blogs.yahoo.co.jp

浜美枝

浜美枝(はま みえ)は東京都出身の女優。1943年〈昭和18年〉11月20日生まれ。
『007は二度死ぬ』でボンドガールのキッシー鈴木を演じ、国際的名声を得た。共演した若林映子とはプライベートでも仲が良い。

浜美枝

リン(演:ツァイ・チン)

出典: www.drillspin.com

ツァイ・チン

ツァイ・チンは旧中華民国出身の女優。イギリス国籍。
『007は二度死ぬ』にリン役で出演。40年後、2006年公開の同シリーズ『007 カジノ・ロワイヤル』にも異なる役で出演している。

ヘルガ・ブラント(演:カリン・ドール)

出典: www.moviepilot.de

カリン・ドール

カリン・ドールはドイツの女優。1938年2月22日生まれ。
『007は二度死ぬ』では、悪役ボンドガールのナンバー11(ヘルガ役)を演じ、肉感のある美女として知られるようになる。

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