オガミ婆(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
オガミ婆(おがみばば)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。呪術を悪用し、世の理を乱す呪詛師という人間の一人である。
偽夏油/加茂憲倫/羂索に与する呪詛師であり、自身や他者を霊媒に死者を現世に降ろす「降霊術」の使い手。ひさし髪に着物、足元は足袋と少しだけ底の厚い草履を履いている。明治や大正を思わせる和装に身を包んでいるが、男性アイドルヲタクという意外な一面もある。渋谷事変で降霊させた伏黒甚爾/禪院甚爾が暴走し、殺された。
87歳という老齢でありながら現役アイドルヲタク
オガミ婆は87歳。けっこうな年のようであるが、「若い男が好き」だという。男性アイドル事務所のJr.ファンクラブにも入会しており、推しは城山智一という人物のようである。オガミ婆はその人物のグッズを身に着け渋谷事変に臨んでおり、かなりその人物に入れ込んでいることがうかがえる。
死者をこの世に降霊させる術式「降霊術」の使い手であるオガミ婆の姿は、日本の古き良き時代を彷彿させる和装である。ひさし髪に着物、足元は足袋と少しだけ底の厚い草履と明治や大正時代を思わせる昔懐かしい様相だ。そして着物の上には羽織を着ている。完璧な和装であるが、この羽織、実は城山智一というアイドルのグッズなのである。襟の部分をよく見ると「ジョニーズ」や「城山智一」と書かれているのだ。また背中には「JJ」のロゴがある。
自分の人生の自由を奪った仇である五条悟を封印するための大一番・渋谷事変。呪詛師という職業である以上、また非術師を人質に取った呪術テロである以上呪術師との戦闘は避けられない。オガミ婆自身そのことはわかっていたはずだ。しかし命をかけた危険な場に、推しアイドルのグッズを着込んで登場するとは相当な熱意である。オガミ婆のアイドルにかける熱意は相当であると言わざるを得ない。
ちなみにこの「城山智一」という人物の名前は、日本の男性アイドルグループ「TOKIO(トキオ)」のメンバーや元メンバーの名前が由来になっていると推測される。「城」はリーダーの城島茂(じょうしま しげる)、「山」は元メンバーの山口達也(やまぐち たつや)、「智」は同じく元メンバーの長瀬智也(ながせ ともや)、「一」はキーボード担当の国分太一(こくぶん たいち)である。一部の読者からは何故ドラムスの松岡昌宏(まつおか まさひろ)が入っていないのかというややお怒りの声もあった。
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目次 - Contents
- オガミ婆のプロフィール・人物像
- オガミ婆の呪術・能力
- 術式:降霊術(こうれいじゅつ)
- オガミ婆の来歴・活躍
- 渋谷事変
- 初登場・第93話「渋谷事変11」
- 「嘱託式」の " 帳 " をめぐって
- 伏黒甚爾/禪院甚爾を降霊
- 晩年にして奪われた自由
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の暴走
- オガミ婆の関連人物・キャラクター
- オガミ婆の孫(おがみばばのまご)
- 粟坂二良(あわさか じろう)
- 五条悟(ごじょう さとる)
- 伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)
- オガミ婆の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「殺した。降ろして化けるのに死体がいるから」
- オガミ婆の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 87歳という老齢でありながら現役アイドルヲタク