ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』とは2004年に公開されたロマンティック・コメディ映画。前作『ブリジットジョーンズの日記』(2001)の続編としてイギリスとアメリカに共同制作され、またもや大ヒット映画となる。相変わらずドジでぽっちゃり女子のブリジットと、堅物だけど真面目で温かいマークは、恋人として蜜月の日々を送っていた。しかしお互いの育ちや環境の違いで衝突したり、美人な同僚に嫉妬したり、と波乱万丈なブリジットの恋模様がキュートなコメディタッチで描かれている。
前作ではブリジットを巡って、マークとダニエルが大乱闘を繰り広げるシーンがとても印象的だった。制作陣は続編である今作にも、2人には必ずケンカをさせようと当初から目論んでいた。といっても都会っ子の彼らのケンカは非常にヤワで情けなく、それがまた一層笑いを誘う。ケンカの振り付けはあえてつけず、髪を引っ張ったり引っかいたりと、その場の即興で作り上げたシーンは、とても生々しい面白さが感じられる。
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の主題歌・挿入歌
主題歌:ジェイミー・カラム「エヴァーラスティング・ラヴ」
自分をタイの刑務所から釈放するために、マークが世界中を駆け回ってくれたことを聞いて、ブリジットは彼の大きな愛を感じた。
この曲はその後マークに会うために家をとびだして行くシーンで流れる。
1967年に発表されたロバート・ナイトのシングルをジェイミー・カラムがカバーした名曲だ。
挿入歌:ジュリー・アンドリュース「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」
ブリジットが妄想の中で、名作『サウンド・オブ・ミュージック』のシーンを再現する。
広い野原を走ってきた2人は抱きしめ合い、いちゃいちゃする場面で流れている曲。
いわずとしれたジュリー・アンドリュースの名曲「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」をバックに、往年の名作をパクる様が大きな笑いを誘う。
挿入歌:ブリジット・ジョーンズ「ライク・ア・バージン」
タイの刑務所でブリジットは女子受刑者たちとすっかり打ち解ける。
そして英語が上手く喋れないタイ女子に、ブリジットは振り付け付きで「ライク・ア・バージン」を教えてあげる。
「ライク・ア・バージン」はマドンナが1984年に発売したシングル曲。
世界中で大ヒットし、多くのシンガーがカバー曲を発表している。
挿入歌:ビヨンセ「クレイジー・イン・ラブ」
ブリジットがマークを探して法曹学院の中を走り回るシーンで流れる曲。
ビヨンセとヒップホップ・ラッパー、ジェイ・Zがコラボしたシングル。
アメリカとイギリスのナショナルチャートで首位を獲得するという大ヒットとなった。
CM曲や映画の挿入歌としても使われている。
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目次 - Contents
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の概要
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』のあらすじ・ストーリー
- 毎年恒例新年のパーティー
- マークの浮気疑惑
- 宿敵ダニエルとの再会
- 晩餐会で大失態
- マークとスキー旅行
- ブリジット妊娠疑惑
- マークとの別れ
- ダニエルとタイ旅行
- ブリジット逮捕される
- マークとブリジットの恋の行方
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ブリジット・ジョーンズ(演:レネー・ゼルウィガー)
- マーク・ダーシー(演:コリン・ファース)
- ダニエル・クリーヴァー(演:ヒュー・グラント)
- ブリジットの親類縁者
- パメラ・ジョーンズ(演:ジェマ・ジョーンズ)
- コリン・ジョーンズ(演:ジム・ブロードベント)
- ウナおばさん(演:セリア・イムリー)
- ジェフリーおじさん(演:ジェームズ・フォークナー)
- ブリジットの友達
- シャザー(演:サリー・フィリップス)
- ジュード(演:シャーリー・ヘンダーソン)
- トム(演:ジェームズ・キャリス)
- マグダ(演:ジェシカ・スティーヴンソン)
- その他の人々
- レベッカ・ギリース (演:ジャシンダ・バレット)
- リチャード・フィンチ(演:ニール・ピアソン)
- ジェド(演:ポール・ニコルズ)
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の用語
- アグリー・クリスマス・セーター
- 上流中産階級のつるピカおやじ
- イートン校
- マジックマッシュルーム
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マーク「なんともやっかいなことだけど、君を愛している」
- ブリジット「目下2人の男と同時進行で関係中。ベンとジェリーだ」
- ブリジットの大失態
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スタントなしのスキー撮影
- 原作では登場しないダニエル
- マークとダニエルまたもや大乱闘
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ジェイミー・カラム「エヴァーラスティング・ラヴ」
- 挿入歌:ジュリー・アンドリュース「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」
- 挿入歌:ブリジット・ジョーンズ「ライク・ア・バージン」
- 挿入歌:ビヨンセ「クレイジー・イン・ラブ」