ハリー・ポッターシリーズでスネイプ先生の翻訳が酷すぎる?原書では紳士って本当?
『ハリー・ポッター』シリーズの中でも屈指の人気を誇るスネイプ先生。実は彼、日本語版における翻訳がかなり酷いとのウワサが立っていました。翻訳の善し悪しについては以前からいわれていることですが、スネイプ先生の場合は特に酷い被害を受けたようです。この記事で、その内容についてまとめました。原書ではもっと紳士に描かれてるみたい。ちゃんと正確に訳されたハリポタが読みたいなぁ…。
日本語訳で一番の被害者 スネイプ先生
出典: blog.livedoor.jp
スネイプの一人称と声
スネイプの一人称
原書の文章
英語は男であろうが女であろうが子供であろうが大人であろうが老人であろうが一人称はどれも"I"
本来はこう訳すべき
スネイプのイメージだったら「私」だろう
スネイプの声
1.(1巻8章 p.101)‘Ah, yes,’he said softly,
2.(2巻5章 p.62) ‘So,’ he said softly,
3.(4巻18章 p.263) ‘Let's see,’he said, in the silkiest
本来はこう訳すべき
1.「ああ、さよう」彼は柔らかに言った。
2. 「なるほど」スネイプは静かに言った。
3. 「そうだな…」彼はこの上もなくもの柔らかい声で言った。
日本語版の文章はこうなっている!
スネイプの一人称
我輩
スネイプの声
1.(8巻 p.202)「ああ、さよう」猫撫で声だ。
2.(2巻 p115) 「なるほど」スネイプは猫撫で声を出した。
3.(4巻18章上 p.464) 「さよう」スネイプが最高の猫撫で声で言った。
スネイプの歩き方
原書の文章(p.165)
He recognized the figure's prowling walk. Snape, (後略)
出典: himasoku.com
本来はこう訳すべき
あの足音を忍ばせた歩き方は間違いない。スネイプだ。
日本語版の文章はこうなっている!
出典: himasoku.com
あのヒョコヒョコ歩きが誰なのかハリーにはわかる。スネイプだ。
ゴキゲンなスネイプ
原書の文章(p.195)
‘Good afternoon,’ he said smoothly.
出典: blog.livedoor.jp
本来はこう訳すべき
「ごきげんよう、諸君」彼は抑揚なく言った。
日本語版の文章はこうなっている!
出典: blog.livedoor.jp
「やあ、こんにちは」スネイプがいやに愛想よく挨拶をした。
スネイプの唇
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